中小機構四国本部 さんぽう通信 第79号 平成28年1月15日発行 バックナンバーはこちら(中小機構四国WEBサイト内) →http://www.smrj.go.jp/shikoku/area/089673.html 【今月号の目次】 (1) 【認定事業者紹介】 ・・・・・P.1 ◆株式会社熊谷ファームが日本政策金融公庫の創業企業事例集に掲載! (2)【施策情報】・・・・・P.2~3 ◆経営後継者向けの長期研修など経営の承継についての施策をご案内します ◆四国中央市で商品のブランディング及びPR戦略をテーマとしたセミナーを開催 ◆岡山駅周辺で海外展開支援企業・団体とのマッチングイベントを開催 ◆ものづくり補助金の公募要件の事前予告中(2月初旬公募開始予定) 【認定事業者紹介:株式会社熊谷ファーム(高知県)】 日本政策金融公庫の創業企業事例集に掲載! 平成27月7月6日 地域資源活用事業計画認定 高知県東洋町 大手食品宅配事業者向けにナスの生産を手がけると同時に自ら狩猟したイノシシを中心とするジビエ(野生鳥獣)を 高級レストラン向けに供給する株式会社熊谷ファームは、昨年7月に「猪肉を活用したペット用加工食品の開発・製造・ 販売」で地域資源活用事業計画の認定を受け事業を進めています。 このたび日本政策金融公庫(以下、「公庫」)の創業融資制度の活用企業を紹介する事例集「起こす!50“地域を起 こす創業企業“」に同社が掲載されました。この事例集は創業を考えている方向けに公庫の創業融資制度を活用した 事業者の創業の経緯や内容、今後の事業展開について紹介するもので、各都道府県から原則1社がセレクトされてい ます。株式会社熊谷ファームは食肉や認定事業であるペット用加工食品の製造設備について公庫の融資を受けており、 事例集では、鳥獣保護法の改正をきっかけに同社の熊谷猛男社長が趣味として行っていた狩猟を事業へと発展させ ていったことや、将来的には狩猟者の育成・啓発にもつなげていきたいという熊谷社長の思いが語られています。 熊谷社長はグルメ雑誌の「料理王国」平成28年2月号で神戸の高級フレンチのシェフが信頼するジビエの仕入先とし て、また狩猟専門誌「けもの道」の平成28年2月号でも犬を複数使った忍び猟により最小限のダメージでジビエを捕える ハンターとして紹介されており、自ら捕獲し、処理した肉の質は高く評価されています。今後認定事業でも熊谷社長が 腕を振るって開発するペットフードの発売が待ち遠しい限りです。 【 「起こす!50“地域を起こす創業企業“」の紹介ページ】 https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/jireisyuu/ 【株式会社熊谷ファームの紹介PDF】 https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/jireisyuu/pdf/p 88.pdf 日本政策金融公庫「起こす!50“地域を起こす創業企業“」の表紙・掲載ページ さんぽう通信28年1月15日号 1 中小機構四国本部 さんぽう通信 認定事業者紹介 中小企業施策 経営後継者向けの長期研修など経営の承継についての施策をご案内します 中小機構では、中小企業の皆様がいつか迎える経営の承継について、少しでも皆様の将来の不安を和らげるため、 各種支援メニューをご用意しています。その中から現在募集中のセミナーや長期研修の情報についてご案内します。 (1)これから経営の承継について考えてみたいという場合はこちら 阿南市などとの共催によるセミナーや高松商工会議所への講師の派遣によるセミナーが2件、現在参加者募集中 ですので、各県内にお住まいでご興味を持たれた方はぜひお申込み下さい。 ※先月号でご紹介済みの四国4県で開催される中小機構主催の事業承継セミナーへの申込みについてはこちらから 日時 講座名 場所 講師 平成28年2月4日(木) 経営者・後継者のための 13時半~15時半 セミナー&個別商談会 (個別相談15時45分~) 阿南商工会議所3階研修室 (徳島県阿南市 富岡町今福寺34-4) 実例に学ぶ失敗しない事 平成28年2月15日(月) 業承継のすすめ方 13時半~16時 ~事業承継で直面する問 題点とは~ 高松商工会議所会館 4階 401会議室 定員 対象 申込書 掲載ページ 徳島県内の 20 中小企業経営 阿南市のページ 者・後継者 中小機構 事業承継 コーディネー 香川県内の 高松商工会議所 ター 40 中小企業経営 のページ 者・後継者 (2)すでに後継者がお決まりの場合はこちら 中小機構が運営する中小企業大学校東京校(東京都東大和市)では、毎年10月から10か月間、中小企業の経営 後継者候補または経営幹部候補の皆様を対象として、必要な基本的能力や知識を実践的に習得いただくための全日 制の研修を実施しており、現在平成28年度の受講生を募集中です。本研修制度は今年で36年目を迎え、これまで 700名を超える卒業生が各方面で経営者・経営幹部として活躍しています。カリキュラムによって身に着く力だけでなく、 長期間ともに学びあうことで業種・業界を超えたネットワークを築いていただけます。見学も可能です。ぜひ一度中小企 業大学校 東京校企業研修課(TEL042-565-1207)までお問い合わせください。 研修期間 研修実施機関 定員 平成28年10月3日(月) ~平成29年7月21日(金) 中小企業大学校東京校 (東京都東大和市 桜が丘2丁目137−5) 50 対象 受講料 中小企業の経営後継者候補ま 126万円 たは経営幹部候補の方で心身 (教材費・ ともに健康な方 税込) 紹介ページ 中小企業大学校 東京校のページ ※受講料は変更する場合がございますので、ご了承ください。 ※現地講義や実習に係る交通費及び宿泊費等を別途ご負担していただきます。 (3)その他、事業承継や経営に関するご相談はこちら 高松・松山の中小機構事務所では、以下の日程で事業承継に関する専門家が窓口相談に応じます。電話でご予約 の上お越し下さい。なお、高松は高松シンボルタワー・タワー棟7階、松山は松山商工会議所内5階にございます。 高松(TEL087-811-1752) 2/5(金)、2/8(月)、2/25(木) 松山(TEL089-998-6531) 3/4(金)、3/25(金)、3/28(月) 2/3(水) 3/16(水) 窓口相談の全体の日程表等は以下のリンク先からご確認ください。 http://www.smrj.go.jp/shikoku/manage/consult/index.html 四国中央市で商品のブランディング及びPR戦略をテーマとしたセミナーを開催 四国中央市では、中小機構との共催により平成27年度四国中央市ビジネスセミナーとして売れる商品を開発する際 の根幹となるブランディング並びにそれを発信するパブリシティ戦略をテーマとしたセミナーを開催します。講師は中小 機構で企業のマーケティング・PRに長けた経営支援アドバイザーとして活躍する妹尾浩二氏です。興味を持たれた方 はぜひお申し込み下さい。 日時 平成28年2月20日(土) 13時半~16時 場所 講師 中小機構 川之江文化センター3階会議室 経営支援アドバイ (愛媛県四国中央市金生町下分791-2) ザー さんぽう通信28年1月15日号 定員 対象 申込書 掲載ページ 50 企業に所属する方ま たは個人事業者 四国中央市の ページ 2 中小機構四国本部 さんぽう通信 認定事業者紹介 中小企業施策 岡山駅周辺で海外展開支援企業・団体とのマッチングイベントを開催 中小機構では海外展開を志す中小・ベンチャー企業を対象とするマッチングイベントを岡山で開催します。公的機 関を含め、27の海外展開支援を行う企業・団体が出展し、参加企業にプレゼンテーションを行ったうえで、個別相談 に応じます。2月11日までに事前にマッチングにお申込みいただいた場合には、当日優先的に個別相談を受けていた だけます。海外展開に関心をお持ちの方はぜひお申し込みください! 【日時】平成28年2月24日(水)14時~19時15分(交流会18時~) 【場所】TKP岡山会議室 (岡山県岡山市北区磨屋町1-6・JR岡山駅東口から徒歩7分 ) 【対象】対象:海外展開を志す中小・ベンチャー企業等 【定員】100名 【参加費】無料(交流会参加の場合は1人1,000円) 【内容】 ①14時~15時 基調講演 (株式会社小学館 和樂編集部編集長 高木 史郎氏) ②15時~18時 :2部屋に分かれてプレゼンターによるピッチ大会 :個別相談ホールでプレゼンターとの個別相談 (事前予約いただいている方が優先) ③18時~ :交流会 過去の開催風景 (東京都台東区で開催したもの) 【申込み方法】以下の募集ページからお申込み https://swbs.smrj.go.jp/event-information/ 【問合せ先】中小機構SWBS運営事務局(TEL03-5470-1522、メールアドレス [email protected]) ものづくり補助金の公募要件の事前予告中(2月初旬公募開始予定) 中小企業庁では、平成27年度補正予算事業「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の事前予告を行ってい ます。中小企業・小規模事業者の皆様が本補助金について速やかに準備できるようにすることを意図して予告を行うも のです。予算の執行は、平成27年度補正予算の成立が前提であり、今後、内容等が変更になることもありますので、実 際に応募される際には、補助金事業の公募開始時(補正予算国会決議後、2月初旬予定)に示される補助金公募要 領を必ずご確認いただき、これに準拠して申請していただけますようお願いします。 種別 革新的 サービス 対象要件 上限額 補助率 「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」「中小サービス事業者の 一般型 生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出・ 1,000万円 サービス提供プロセスの改善であり、3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常 利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。または「中小ものづくり高度化 2/3 小規模型 法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセス 500万円 以内 の改善を行い、生産性を向上させる計画であること。 サービス・ものづくり 上記の革新的なサービス開発・試作品開発・プロセス改善であって、IoT等を用いた 【問合せ先】 3,000万円 高度生産性向上支援 設備投資を行い生産性を向上させ、「投資利益率」5%を達成する計画であること。 中小企業庁経営支援部技術・経営革新課 【問合せ先】中小企業庁経営支援部技術・経営革新課(TEL:03-3501-1816(直通)) http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160108mono.htm 編集後記 今回取り上げていますとおり、ものづくり補助金の事前予告も始まっており、今後認定事業者の皆様に関わる 新たな公募情報が入りましたらどんどん配信して参りますのでお見逃しなく!最近本誌の配信が 遅れ気味で、新年のご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。 (井下 純) ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 本誌に関連してご意見・お問い合わせ等ございましたら、以下の発行元へお願いいたします。 独立行政法人中小企業基盤整備機構 四国本部 経営支援部 連携推進課 TEL:087-823-3220 、メールアドレス:[email protected] 住所:〒760-0019 香川県高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟7階 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ さんぽう通信28年1月15日号 3
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