日弁連 ライブ実務研修のご案内【2016年3月開催】

他会・他団体
日弁連
ライブ実務研修のご案内
【2016年
3月開催】
◆ 受講料 : 下記のとおり ※研修パスポートをご利用いただけます。
※ 資料のみの販売は行いませんので,研修に参加される方のみお申し込みください。
◆ 会 場 : 東京(弁護士会館2階 講堂「クレオ」)及び 全国の弁護士会
※ 全国各地の弁護士会にライブ中継いたします。他会場での参加については,各弁護士会にお問い合せください。
分野・日時・受講料
タイトル
【刑事】
3月15日
(火)
責任能力が問題となる事件の弁護活動
内容
13:00-16:00
無料
近年,責任能力が問題となる事件において,捜査段階における弁護活動の重要性が高まっています。ま
た,公判段階でも,責任能力が争われる事件が相当数ありますが,裁判員裁判において心神喪失が認められ
た判決は7件にとどまっています。
本研修では,日弁連刑事弁護センター責任能力小委員会及び日本司法精神医学会との協議会における検
討結果を踏まえ,責任能力が問題となる事件及び量刑が問題となる事件における弁護活動の在り方につき,
解説を行います。また,精神科医及び裁判官を招聘して,弁護活動の在り方を議論します。
岡田 幸之(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野教授)
稗田 雅洋(東京地裁部総括判事・東京簡裁判事)
講師 田岡 直博(香川県/日弁連刑事弁護センター責任能力小委員会小委員長)
坂根 真也(東京/同委員会委員)
【刑事】
3月15日
(火)
刑の一部執行猶予制度と情状弁護
内容
前半では,全国の事例を基にした情状弁護についての講義を行い,より有効な弁護実践について解説を行
います。また,近時の刑事弁護を取り巻くトピックとして,裁判員裁判非対象事件における被告人質問先行型
の情状立証の在り方や面会室への電子機器の持ち込みについても解説を行います。後半では,2016年6月
までに新たにスタートする「刑の一部執行猶予制度」を取り上げます。この制度は,施設内処遇と社会内処遇
を有機的に連携させることにより,改善更生の一層の充実を図るもので,今後の弁護活動に大きな影響を与え
ることは必至です。制度や保護観察における処遇プログラムの概説とともに,裁判所や検察庁との意見交換を
踏まえ,弁護活動の実践について提案します。
講師
水野
島田
髙山
岡根
赤松
波床
17:00-20:00
無料
民事訴訟における争点整理の現状と今後
【民事一般】
3月16日
(水)
~迅速かつ適切な紛争解決のために~
第1部では,裁判所からみた争点整理の現状及び今後のあるべき姿について,裁判官が講演を行います。
第2部では,パネルディスカッションの形式で,充実した争点整理をおこなうためにはどのような訴訟活動をす
内容 るべきか,争点整理の意義や効能を踏まえ,また,訴訟の段階的局面にも配慮しつつ,裁判官及び弁護士が
討論します。
13:00-17:00
2,000円
佐久間 健吉(東京地裁判事),日下部 真治(第二東京),相羽 洋一(愛知県)
講師 小野 純一郎(仙台),渡辺 徹(大阪),関戸 麦(第二東京)
紛争解決手段としてのADR
【民事一般】
3月16日
(水)
18:00-20:00
無料
英樹(第二東京/日弁連刑事弁護センター副委員長)
亮(千葉県/接見交通権確立実行委員会事務局委員)
巌(大阪/日弁連刑事弁護センター事務局次長)
竜介(京都/接見交通権確立実行委員会事務局委員)
範夫(兵庫県/同委員会副委員長 )
昌則(和歌山),小倉 悠治(金沢/日弁連刑事弁護センター委員)
~原発ADRによる解決の実情・解決基準と利用のメリット
内容
原子力損害賠償紛争解決センターによる和解の仲介(原発ADR)が開始し4年が経過しました。2015年12月
18日現在,申立件数は18,500件,既済件数は15,781件に上り,現在も月300件前後の申立がなされ,ADR制
度として顕著な実績を上げており,引き続きその活用が見込まれます。本研修では,原子力損害賠償紛争解
決センターの和解仲介室長,室長補佐,調査官及び仲介委員が,原発ADRの現状,標準的な手続の流れ,
仲介委員から見た手続のポイント等について,解決事例も交えて解説します。
團藤 丈士(原子力損害賠償紛争解決センター室長),同室長補佐及び調査官(予定)
講師 鈴木 雅芳(第二東京/仲介委員),河井 聡(第一東京/同),九石 拓也(第二東京/同)
東京会場(クレオ)の申込締切・・・FAX申込:2016年2月8日(月)17時/WEB申込:2016年3月7日(月)
※日弁連ライブ実務研修は,約3週間後に「日弁連総合研修サイト」でeラーニング配信します。購入された講
座は(出席・欠席問わず)追加の支払いなく同講座のeラーニングをご視聴いただけます。
問い合わせ先 日本弁護士連合会 業務第三課 研修担当 TEL:03-3580-9826
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