資料 1-1 栃木市地域子ども・子育て支援事業計画の見直しについて 1.背景 ・子ども・子育て支援事業計画は、子ども・子育て支援法第61条の規定に基づき、教育・保育及 び地域子ども・子育て支援事業の提供体制を整備し、子ども・子育て支援給付及び地域子ども・ 子育て支援事業の円滑な実施の確保、その他子ども・子育て支援のための施策を総合的に推進す るため、平成27年3月に策定したもの。 ・計画策定にあたっては、計画に位置づけられる各種事業において、需要予測に基づいた事業の量 の見込み及びそれに対する確保の方策を設定しているが、計画策定時においては、子ども・子育 て支援新制度の内容及びそれに対する対応状況等が流動的な状態で計画を策定せざるを得なかっ たため、特に保育の実施に係る量の見込み及び確保の方策について、計画策定後、新制度が開始 され、新制度への対応も明確になる中で、計画と実際の状況との間に乖離が生じた。 ・一方、計画に位置づけられた認定こども園の認可・認定や事業の実施に係る国・県の交付金の交 付等については、その内容について計画に適切に反映されている必要があり、計画と実際の状況 との間の乖離についても是正する必要がある。 ・なお、本計画については、県の「とちぎ子ども・子育て支援プラン」と連動している(県内各市 町の子ども・子育て支援事業計画の量の見込み及び確保の方策の積み上げが県の「とちぎ子ども・ 子育て支援プラン」になっている)ため、見直しにあっては県との協議を要するが、県としても、 本市で挙げている見直し理由は他の市町にも該当し得るため、各市町とも見直しを行う場合は今 回のタイミングで行うことと指導している。 (次年度以降は、今回のような理由による計画の見直 しは許容されない) 2.見直しの内容 (1)保育における量の見込みの数値の見直し(⇒4,5ページ) ・P30「基本施策1 幼児期における学校教育・保育の充実」の保育における量の見込みにつ いては、保育の必要性に関する基準の緩和による影響が予想を上回ったことから、計画上の数 値と保育の申込状況との間に乖離が見られるため、今年度の申込状況を踏まえた数値に変更す る。 (2)保育における確保の方策の数値の見直し(⇒4,5ページ) ・P30「基本施策1 幼児期における学校教育・保育の充実」の保育における確保の方策につ いては、幼稚園等から認定こども園への移行が進む中で、計画上の数値と各園の実際の定員設 定との間に乖離が見られることから、各園の定員設定を踏まえて変更する。 ※特に、認定こども園において2号認定児童(3~5歳の保育を必要とする児童)の定員を設定 していない園については、子ども・子育て支援新制度において、定員設定が必須とされたこ とから、当該認定児童の定員を設定することとする。 (3)利用者支援事業における確保の方策の数値の見直し(⇒6,7ページ) ・P41「基本施策2 地域における子育て・子育ちの支援」の(9)利用者支援事業について、 計画では平成30年度から実施としていたが、本年度から実施している保育支援員設置が利用 者支援事業とみなすことが可能であることから、 計画における実施時期を本年度に前倒しする。 3.今後のスケジュール 時 期 内 容 1月20日(水) ・栃木市子ども・子育て会議にて意見聴取 2月 8日(月) ・庁議へ付議 3月 ・市ホームページ掲載により周知
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