2015年度 最終 1月 難関大本番レベル模試 国語採点基準 結にこだわらなくともよい場合はその都度明記されています。 4 古文あるいは漢文の訳を記述する設問の場合も以上に準じますが、文末の句点や文末の処理あるいは答案の完 d 答案の文章が最後まで完結していないもの。 c 字数指定のある設問で、字数をオーバーしたもの。 b 一行の解答欄に二行以上書いた場合もその設問の得点を0点とします。 a 答案が解答欄の欄外にはみ出しているもの。 3 次の各項に該当するものは、部分点の要素があっても、その設問の得点を0点とします。 2 日本語の表現として不適切なものは程度に応じて減点します。 また文末の表現を問わない場合もありますが、その場合はその都度明記されています。 ます。 す。また、 「からである。 」などの表現も「から」などで結んでいるものと同様適切な文末処理が行われていると見 ※ただし、 「ことである」などの表現も「こと」などで結んでいるものと同様適切な文末処理が行われていると見ま ないと見て形式上の不備と見ます。 また、理由が問われているのに、 「から」 「ので」などで結んでいないものなども適切な文末処理が行われてい いないと見て形式上の不備とします。 たとえば「…とはどういうことか?」という問いに体言で結んでいないものなどは適切な文末処理が行われて 行われていないと見て形式上の不備による減点要素とします。 e 不適切な文末処理。設問の問い方に対応していない形で答案の文末を結んでいない場合は、適切な文末処理が d その他不適切と判断せざるをえない箇所。 ※字数指定のない場合、句点の脱落は誤字とし1点の減点とします。 c 文末の句点の脱落。 b 脱字。 a 誤字。漢字などの文字の明らかな誤りは誤字とします。 次に該当するものは、答案の形式上の不備として、一箇所につき1点の減点要素とします。 C b 加点要素でも減点要素でもない部分もありえます。その部分は加点も減点もしません。 ている場合もあります。 a 答案中に大きな誤読と判定される内容(語句)などがある場合は、その内容(語句)を減点要素として示され B d 解答通りという条件がある場合はいかなる部分点も認めません。 要素との関係について以下の採点基準で具体的に指示されています。 前者の場合は、その要素を単独採点(独立採点)すると言いその旨必ず明記されています。後者の場合は、他の c ある要素に加点するか否かが、 他の要素と無関係に決まる場合と、 他の要素との関係で決まる場合があります。 ます。 ただし、その加点要素中の部分点を認める場合もあります。その場合それぞれの採点基準の中に明記されてい れた加点要素であれば5点か0点で採点することを原則とします。 b ある加点要素は、その加点要素に配点された得点か0点で採点することを原則とします。たとえば5点配点さ る部分があれば、その加点要素に配点された得点を与えます。 a 以下の採点基準では、模範解答をいくつかの要素に分割し加点要素とします。答案中にその加点要素に相当す A 計を引いた得点をその設問の得点とします。ただし最低点は0点としマイナスの得点はつけません。 1 文(文章)で解答する設問の答案については、次のA項の加点要素の合計から次のB項・C項の減点要素の合 1 一 現代文( 問一 4点 ハ 点) 2 B 国を補強し変貌させる必要があった時期であり、 (2点) ※「国」は 自国・我が国・日本・自ら 等でも可。 「自分」は×。これに相当する表現がない場合は、△1点。 ※「国を補強し変貌させるために、先進国の文明を移植して」のようにBとAの順が逆になっていても可。 ※「国を補強し変貌させる」の意がなく、「先進国を相手にするために・先進国に負けないように」等があ る場合は、△1点。 ※「移植し」は「輸入し・取り入れ」等でも可。 ※「文明」は「文化」でもよしとする。 ※「先進国の」がない場合は×。 ※Bが0点の場合は得点できない。 各加点要素の加点の条件 A 先進国の文明を移植して、 (2点) D ○2点 生活の成熟が日本にあった点。 C ○2点 移植する文明を矛盾なしに同化しうるほどの B ○2点 国を補強し変貌させる必要があった時期であり、 共通する点 A ○2点 (模範解答例)先進国の文明を移植して、 問二 8点×2=16点 50 「 」 C 移植する文明を矛盾なしに同化しうるほどの (になっていた) (2点) ※「移植する文明」は「輸入した文明・取り入れた文明」等でも可。 ※「同化する」という表現も「矛盾なしに」に相当する表現もなく、 「取り入れる」となっている場合は×。 ※AやBに「同化する」という表現も「矛盾なしに」に相当する表現もない場合は×。 D 生活の成熟が日本にあった点。 (2点) ※「生活の」は「文明の・文化の」でも可。「日本の・自国の」では×。これに相当する表現がない「成熟 していた」は、△1点。 ※「成熟」に相当する表現がない「生活(文明・文化)になっていた」は、△1点。 ※「生活(文明・文化)の成熟が×必要とされた(×求められた・×要請された) 」は△1点。 ※「生活の(文明の・文化の) 」に相当する表現がない「成熟が必要とされた(求められた・要請さ れた) 」は×。 ※「成熟」に相当する表現がない「生活(文明・文化)が必要とされた(求められた・要請された) 」は×。 異なる点 A ○3点 (模範解答例)明治維新には、言葉は翻訳すれば済んだが、 D ○1点 文明移植に際して B ○2点 大化の改新の時には、 C ○1点 国字がなく、 (B) E ○1点 漢字漢文を移植する必要があり、 結果それが定着した点。 B 大化の改新の時には、 〜 漢字漢文を移植する必要があり、 (2点) ※「大化の改新の時には」は、 「大化には・大化の人々は」等でも可。 ※「移植」は 輸入 等でもよい。 ※「漢字漢文」は 漢字・文字・漢文 でもよい。 ※「漢字・文字」があれば「文章・文・言葉・言語」もあってよいが、「漢字・文字」がなく「文章・文・ 言語・言葉」だけの場合は△1点。 各加点要素の加点の条件 A 明治維新には、言葉は翻訳すれば済んだが、 (3点) ※「明治維新には」は、「明治には・明治維新の人々は・明治の人々は」等でも可。 ※B〜Dが先に書かれていて、「明治維新には文字を輸入する必要がなかった・明治維新にはその必要がな かった」としている場合は△1点。 ※「欧州の文字は日本に馴染まなかった」は×。 3 「 」 「 」 C 国字がなく、 (1点) ※Bが0点の場合は得点できない。 ※Bの「漢字漢文を移植する必要」の理由として「字がなかった」ことが説明されていること。 D 文明移植に際して(1点) ※Bが0点の場合は得点できない。 ※「文明」は 文化 、また、 「先進文化・中国の文明・支那文化・海外の文明」等でも可。 ※「移植」は 輸入 等でもよい。 「 「 」 」 E 結果それが定着した点。 (1点) ※「漢字(漢語・漢詩)が国内に入ってきた・異国の言葉がそのまま入って来た」等でも可。 実 問三 2点×3=6点 ア 問四 8点 A ○3点 (模範解答例)歌は イ B ○1点 楽器演奏に合わせて 根 (A) 歌われるものであり、 C ○2点 詩は個人的な志想を D ○1点 文字に (C) あらわした E ○1点 創作的文学作品である。 各加点要素の加点の条件 A 歌は 〜 歌われるものであり、 (3点) ウ 袖(袂) ※「歌われる」は、「歌う・詠ずる・詠ぜられる」でも可。 ※「歌われる」という説明がないが、「音楽に関わる」の意がある場合は△1点。 B 楽器演奏に合わせて(1点) ※Aが0点の場合は得点できない。 詩は 〜 個人的な志想を 〜 あらわした (ものである) (2点) ※Aの「歌われる」に「楽器演奏」が伴うことが説明されていること。 C これに相当する表現がない「個人の表現である」等は△1点。 ※「志想」は「感懐・思い・心の中にあること・胸の裡にあること」等でも可。 ※「個人的な」は「個人の」等でも可。これに相当する表現がない「詩は志想をあらわした」は△1点。 4 D(詩は) 文字に (あらわしたものである) (1点) ※「文字」が「言葉・言語」となっている場合は×。 E(詩は) 創作的文学作品である。 (1点) ※「創作である」という説明があること。 問五 4点 ロ 問六 7点 A ○1点 (模範解答例) 『古今集』に載っている歌は、 B ○1点 民族の声を伝える C ○1点 歌謡ではなくなり、 D ○2点 ほぼ全てが個人の心を伝える E ○2点 創作詩になっているということ。 各加点要素の加点の条件 A 『古今集』に載っている歌は、 (1点) ※B〜Eのいずれもが0点の場合は得点できない。 ※「古今集の歌は・古今集では」のあること。 B 民族の声を伝える 〜 (もの)ではなくなり、 (1点) ※「民族」は「国民・人々・大勢の人々」等でも可。 C 歌謡 (ではなくなり、 ) (1点) 「 」 ※ 歌謡 は、「歌うもの・聴覚に訴えるもの」でも可。単なる「歌」は×。 D ほぼ全てが個人の心を伝える (ものになっている) (2点) ※「個人の」に相当する表現がない「心を伝える」等は△1点。 5 ※「心」は「志想・感懐・思い・心の中にあること・胸の裡にあること」等でもよい。 これに相当する表現がない「個人を表す」等は△1点。 ※「伝える」は「表す」等でも可。 E 創作詩になっているということ。 (2点) 「 」 ※ 創作である の意があること。 問七 5点 ホ 6 二 現代文( 点) 2 うよ 3 しれつ 4 閉塞感 7 点 10 Ⅱ=ト 問三 各2点×5=計 Ⅰ=ホ Ⅲ=ハ Ⅳ=ロ Ⅴ=チ C 有権者の意思が反映されやすい点。(4点) ※「多数決と比較したダウダールルールの利点」に関する説明3 ※本文の「(多数決は)人々の意見が適切に集約できない」や「(多数決という)自分たちの意思を細かく表 明できない・適切に反映してくれない」を踏まえ、それを裏返した形で、「有権者の意見が適切に集約され る、適切に反映される」ことが説明できていること。 B 上位の点差は大きくなる一方で、下位の点差は小さくなり(2点) ※「多数決と比較したダウダールルールの利点」に関する説明2 ※本文の「(有権者が順位を決めやすいであろう)上位では点差が大きくつく一方で、(五十歩百歩で決めに くい)下位では点差が小さくなる」を踏まえて、「上位の点差が大きくなる一方で、下位の点差は小さくな る」ことが説明できていること。 A 二位以下の候補者にも加点できることによって(2点) ※「多数決と比較したダウダールルールの利点」に関する説明1 ※本文の「多数決だと2位以下へ一切の加点ができないが、ダウダールルールだとそれができる」を踏まえて、 「二位以下の候補者にも加点できる」ことが説明できていること。 各加点要素の加点の条件 C ○4点 有権者の意思が反映されやすい点。 (六五字) B ○2点 上位の点差は大きくなる一方で、下位の点差は小さくなり、 問二 8点 A ○2点 (模範解答例)二位以下の候補者にも加点できることによって、 1 枯渇 問一 各2点×4=計8点 50 点 問四 A ○3点 (模範解答例)ネーダーの政策はブッシュよりゴアに近かったため、 B ○3点 Aの続き 事前の世論調査で有利だったゴア の支持層を一部奪うことで、 C ○4点 票が割れてブッシュが漁夫の利を得て大統領選挙に当選した。(八〇字) 8 B できるだけ細かく適切に反映させて(3点) ※「性能のよい集約ルール」の説明2 A 多数の人々の意思を~一つにまとめる仕組み(3点) ※「性能のよい集約ルール」の説明1 ※ 本文の「多数の人々の意思をひとつに集約する仕組み」を踏まえた内容が説明できていること。 ※本文全体を通して、「多数の人々」という表現がなく、「有権者」という表現だけになっているものは、A に関する加点を行わない。 各加点要素の加点の条件 Aの続き 一つにまとめる仕組み。(三七字) B ○3点 できるだけ細かく適切に反映させて、 問五 6点 A ○3点 (模範解答例)多数の人々の意思を、 C 票が割れてブッシュが漁夫の利を得て大統領選挙に当選した(4点) ※本文の「票が割れてブッシュが漁夫の利を得た」や「ゴアは負け、ブッシュが勝つことになった」を踏まえ て、「票が割れてブッシュが漁夫の利を得て大統領選挙に当選した」ことが説明できていること。 B 事前の世論調査で有利だったゴア(3点) ※本文の「事前の世論調査ではゴアが有利、そのまま行けばおそらくゴアが勝ったはずだ」を踏まえて、「事 前の世論調査でゴアが有利だった」ことが説明できていること。 A ネーダーの政策はブッシュよりゴアに近かったため、~の支持層を一部奪うことで(3点) ※本文の「ネーダーの政策はブッシュよりゴアに近く、選挙でネーダーはゴアの支持層を一部奪うことになる」 を踏まえた内容が説明できていること。 各加点要素の加点の条件 10 ※ 本文の「(多数決という)自分たちの意思を細かく表明できない・適切に反映してくれない」を 踏まえ、それを裏返した形で、「多数の人々の意思を細かく表明できる・適切に反映させる」ことが説明で きていること。 ※文末は「仕組み」が最もよいが、「もの」でも構わない。ただし、「ルール」をそのまま用いているものは、 A・Bの合計点から1点減点する。 問六 各4点×2=計8点 ロ・ニ(順不同) 9 三 古文( 点) 10 C「かわいいと思い申し上げなさる」 (2点) ※「かわいい」の解釈は1点。 「 ※「思い申し上げなさる」という謙譲+尊敬の意味。1点。 B「子供っぽい様子もなくお答え申し上げなさるのを」 (2点) ※「幼くもなく・子供っぽくもない」の解釈。1点。 ※「お答え申し上げなさるのを」の解釈。 「 (お答え)申し上げる」という謙譲表現+「~なさる」という尊 敬表現。 「~のを」という単純接続。合わせて1点。 各加点要素の加点の条件 A「女二宮…帝」 (1点) ※「女三宮」および「帝」という主語の補足。二箇所補足して1点。 C ○2点 帝はかわいいと思い申し上げなさる。 B ○2点 子供っぽい様子もなくお答え申し上げなさるのを、 【A】5点 A ○1点 (模範解答例) 女二宮が 問二 各5点×3=15点 ⓐ ロ ⓑ ニ ⓒ ハ 問一 各2点×3=計6点 50 【B】5点 A ○2点 (模範解答例) 何をすることがなく時を過ごす B 〇1点 退屈しのぎには、 C 〇2点 碁を打つのかよかろう。 各加点要素の加点の条件 A「何をすることがなく時を過ごす」 (2点) ※「手持ち無沙汰に時を過ごす」もしくは「無駄に日を送る」のような解釈。2点完答。 B「退屈しのぎには」 (1点) ※「退屈しのぎ・時間つぶし・遊び」のような解釈。 C「碁を打つのかよかろう。 」 (2点) ※指示語「これ」が「碁を打つ」のように具体的に解釈されていることに1点 ※「べし」の適当の意味。1点。 【E】5点 A ○1点 (模範解答例) 「縁談の相手が B 〇2点 女一宮でいらっしゃったらよかったのに」 C 〇1点 と思ってしまう薫の心中は、 D ○1点 あまりに恐れ多いものであった。 各加点要素の加点の条件 A「縁談の相手が」 (1点) ※「結婚の相手が」 、 「縁談の相手が」 「相手が」のような言葉の補足。 C「と思ってしまう薫の心中は、 」 (1点) B「女一宮でいらっしゃったらよかったのに」 (2点) ※「女一宮」という具体的な人物の補足と「いらっしゃったらよかったのに」の「よかったのに」のよう な表現を補足して訳す反実仮想の解釈。 11 ※「薫」という具体的な人物の補足。 2=たまへ 3=のたまはすれ D「あまりに恐れ多いものであった」 (1点) ※「恐れ多い」という解釈。 問三 2点×3=6点 1=奏す 問四 3点 女二宮 問五 6点 A ○1点 (模範解答例) 帝の、 B 〇3点 碁で薫に一勝二敗で負けてしまって C 〇1点 悔しく思う D ○1点 気持ち。 各加点要素の加点の条件 A「帝の」 (1点) ※「帝」という具体的人物の明示と「~気持ち」という文末処理。完答。 B「碁で薫に一勝二敗で負けてしまって」 (3点) ※「薫に(中納言に) 」 「一勝二敗で」 「碁に負けた」という三つの条件すべて正解で3点。 完答。 C「悔しく思う」 (1点) ※「残念な」も可。 D「~気持ち」 (1点) ※文末処理。この箇所だけでは〇点。 12 問六 6点×2=12点 【Ⅰ】6点 A ○1点 (模範解答例) 薫の B ○1点 女二宮との縁談を C ○1点 高貴な人だからと D ○2点 辞退しようとする E ○1点 意図。 各加点要素の加点の条件 A「薫の…」 (1点) ※「薫」という具体的な人物の明示。 B「女二宮との縁談を」 (1点) ※「女二宮」という具体的な人物の明示。 「縁談・結婚」の意味の補足。完答。 C「高貴な人だからと」 (1点) ※「恐れ多い帝の娘なので」も可。 D「辞退しようとする」 (2点) ※「 (縁談を)断ろう」 「遠慮させてもらおう」 「避けよう」のような解釈。 E「~意図」 (1点) ※「~意図」という文末処理。 「…気持ち」 「…心情」でも可。ここだけ正解では×、0点。 13 【Ⅱ】6点 A ○1点 (模範解答例) 帝の、 E ○1点 意図。 B 〇2点 C ○1点 藤壺の女御が遺した 美しい D 〇1点 縁談を薫に勧める 各加点要素の加点の条件 A「帝の~」 (1点) ※「帝」という具体的な人物の明示。 ホ→ニ→イ→ロ→ハ 問七 2点 (B) 女二宮との E「~意図」 (1点) ※文末処理。「~の気持ち」でも可。これだけでは×。0点。 D「縁談を薫に勧める」 (1点) ※「結婚を薫に勧める」も可。単に「許す」 「勧める」だけでも可。 C「美しい」 (1点) ※「あせず」は「美しくなった」の意。 「美しい」 「美しくなった」 「美しく成長した」などは可。 B「藤壺の女御が遺した女二宮」 (2点) ※「霜にあへず枯れにし園の菊」が「亡くなった母の后」であることが明示されていること。 「残りの色」 が「女二宮」であることが明示されていること。この箇所は完答。 14 四 漢文( 点) a=かつて d=ほとんど b=もし 5点 ぜんじんのいまだいは(わ)ざるところのものをうれば(えば) 。 問五 ※字数が十字以上足りないもの…0点 ※「長安に望郷の念をいだく」などまとめているもの…2点 ※「悲しむ」…2点 ( 「嘆く」 「辛く思う」など可) ※「旅立ちを」 (2点) B旅立ちを悲しむ心情(4点) ※「楽しかった情景」…2点 ※「故郷長安での」…1点 A「夢に~見て」 (4点) 各加点要素の加点の条件 B 〇4点 旅立ちを悲しむ心情。 問四 8点 A ○4点 (模範解答例) 夢に故郷長安での楽しかった情景を見て ハ 問三 3点 五言律詩 問二 3点 c=もとより 問一 各2点×4=計8点 50 15 問六 11点 A ○3点 B ○3点 (A) (模範解答例) 【C】 なんと 目の前にある物を見事に表現したもの ではないか。 A ○3点 B ○2点 (A) 【D】 沈みゆく日は 旅人を 不安にさせる。 各加点要素の加点の条件 【C】 A「なんと~ではないか」の詠嘆形 *詠嘆形に訳していないものはBの加点もしない…0点。 B 「あたかも(まるで)目の前にあるもののよう」なども可。 「表現」「言いあらわしてい」はなくとも可。 「ごとし」の訳が不十分の場合は…1点減点 【D】 A「沈みゆく日は~不安にさせる」の使役形で3点。 ※「沈む日」「夕日」 「夕陽」も可。 ※「落ちる日」は不可。→減点1点。 B「道行く人」 「行き交う人」は不可。 「不安にさせる」は、 「沈みゆく日」が主語となっている場合にのみ加点する。 つまり、使役の句形を明確に訳していなものは、AもBも0点。 問七 12点 A ○4点 (模範解答例) 新たな趣向と巧みな語を用い、前人がまだ言っていないことを表現し、 B 〇4点 描写しにくい情景をあたかも目前にあるかのように言い表し、 C 〇4点 そこに言い尽くし得ない心をも含めて言外に表現すること 各加点要素の加点の条件 ☆3行半(七〇字)に到達していないものは「字数不足」0点。 A新たな趣向と巧みな語を用い、前人がまだ言っていないことを表現し、 ※「新たな趣向」 「巧みな語」の各要素に1点ずつ ※「前人がまだ言っていないこと」に2点 B描写しにくい情景をあたかも目前にあるかのように言い表し ※「描写しにくい情景を~言いあらわし」に2点 ※「あたかも目前にあるかのように」に2点 ※「そこに言い尽くし得ない心を含めて」に2点 ※「言外に表現する」に2点 16
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