を設立、灰溶融による再資源化事業の拡大

2016 年 2 月 8 日
DOWA ホールディングス株式会社
(コード番号:5714 東証 1 部)
メルテックいわき(株)を設立、灰溶融による再資源化事業の拡大
当社(東京都千代田区外神田 4 丁目 14 番 1 号 資本金:364 億円 社長:山田 政雄)子会社の DOWA エ
コシステム(株) (同所 資本金:10 億円 社長:佐々木 憲一)は、「メルテックいわき(株)」(同所 資本金:10
百万円 代表取締役:飛田 実 以下、新会社)を設立し、当社グループにおいて国内 2 拠点目となる焼却灰溶融処
理・人工骨材製造施設を福島県いわき市に新設することとし、今後、施設建設に向け関係法令等の手続きを進めます。
自治体のごみ処理施設等から発生する焼却灰は、その多くが最終処分場で埋め立て処理されますが、処分場容量の
確保と再資源化ニーズの高まりにより、最終処分でなく溶融処理等の再資源化を行う自治体が増加しています。現在
DOWA エコシステム(株)は、栃木県小山市にある 100%子会社のメルテック(株)で、焼却灰を溶融して人工骨材
を製造するとともに、金などの有価金属を分離回収しています。製造する人工骨材「メルエース®」は全量が栃木県内の
公共工事等で資材として利用されており、その品質は高い評価を頂いています。
DOWA エコシステム(株)はこうした実績をもとにメルテック(株)と同じ処理プロセスの新会社を設立し、いわき市を
はじめとする福島県等の自治体から焼却灰受入れを行う予定です。周辺地域では、道路路盤材等の建設資材として人
工骨材への需要が見込まれます。また、回収される有価金属はメルテック(株)と同様、グループ会社の小坂製錬(株)
などでリサイクルされます。新会社とメルテック(株)の 2 施設体制を築くことで、受注拡大と処理安定化を進め、焼却灰の
再資源化推進に貢献していきます。
DOWA エコシステム(株)は、焼却灰溶融処理・人工骨材製造事業を拡大することで社会ニーズである焼却灰の再資
源化推進にも貢献し、引き続き環境・リサイクル事業の拡大を進めていきます。
【新会社の施設概要(予定)】
1. 所在地
: 福島県いわき市四倉町字芳ノ沢 1-75 (いわき四倉中核工業団地) ※
※なお、建設予定地は県有地であり、県議会の議決を得た後に正式な土地譲渡契約を締結する予定です。
2. 建設着工
: 2016 年 7 月
3. 竣工
: 2017 年 12 月
4. 操業開始
: 2018 年 3 月
5. 処理対象物
: 焼却灰等
6. 許可数量
: 158.5 t/日
この件に関するお問い合わせ先
DOWA ホールディングス株式会社 企画・広報部門
西村、鎌倉
TEL:03-6847-1106 FAX:03-6847-1272
ホームページアドレス :
http://www.dowa.co.jp/