第 6 回 P A R C サ ウ ン ド 鑑 賞 会

第 6 回 P A R C サ ウ ン ド 鑑 賞 会
◎スピーカー構造紹介②
作品説明資料
<サブウーファー>
8
2.3L
:ベースSP
:サブウーファ
:合成イメージ
:補正あり
4.7L
2) エンクロージャー形式
0
<ベーススピーカー>
10
100
1000
10000
100000
・背面スリット型(1mmスリット)
箱容積約 8L
特性イメージ
ツイーターは別置きとする。
<サブウーファー>
※計測機材はありますが、リスニング位置による結果及び構造上まともに計測出来ない為
・ケルトン型
スポット信号テスト時の聴覚でのイメージとなります。
箱容積約 2.3L 、 4.7L
fb:70~100Hzあたりでダクト長さ変更により可変可能(サブというよりは低域の量感UPに使用)
<吸音材>
吸音材①:エプトシーラー 5t
吸音材②:建築用断熱保温材 50t x 2
TV
AMP 【Pioneer A-30】 DSP 【BEHRINGER DEQ2496】
SW
SW
ALPINE 【DLX-F177】
PARC Audio 【DCU-F131W】
:RCAケーブル
:スピーカーケーブル
<サブウーファー>
特に珍しいものでもありませんのでコメントはありません通常のサブウーファーです。 但し使用方法はつなげるのではなく重ね合わせで使用となります。
低域の不足を感じたときのみ使用する様に製作しました。
<ベーススピーカー>
エプトシーラー5t
ポイント制振材
・下図の家構造にて部屋①から②へ移動する際に、全ドアが閉まっている場合部屋①のドアを
あける時にドアに負荷(廊下内の圧力上昇による)がありますが行き先のドア②を全開としていた場合は
負荷があまりありません。 ここは背面開放型スピーカーと同じですね。
行き先のドア部屋②を微開としていた場合はどうか?
部屋①のドアを早く押し開けた場合は負荷がかかっています。 さらにドア②が圧力により動きます。
しかしながらゆっくりあけた場合は部屋②へ微開している箇所から背圧が逃げるためほとんど
負荷は無くドア②が動くこともありません。
言い換えれば早い動き(中・高域)には負荷・反発力がかかっており、遅い動き(低域)にはほぼ
背圧がかかっていない物と思われます。
このことからスピーカーに反映できるのでは?密閉+背面開放型ができるかも? となりとりあえず
製作しました。
手持ちのユニットにて初号機を製作し試聴してみるとほぼ予想通り。 スリット幅等の変更でも
背圧のかかり具合を調整出来なかなか面白いものとなる。
PC本体
MIDI音源全般
クラシック
ジャズ
バラード
ポップス
ロック
トランス
ユーロビート
テレビ
ゲーム
<スピーカーの原理?発想>
吸音材
PC机
YSC Audio 【YS89P-PSC】
DAC 【S.M.S.L Sanskrit 6th】
AMP 【ELEKIT TU-H82】
裁縫作業机
◎スピーカー構造紹介①
・SWなし
MIDI音源全般
クラシック
ジャズ
バラード
ポップス
ロック
トランス
ユーロビート
テレビ
ゲーム
・SWあり
MIDI音源全般
クラシック
ジャズ
バラード
ポップス
ロック
トランス
ユーロビート
テレビ
ゲーム
△
○
◎
◎
△
×
×
×
×
×
○
×
○
◎
◎
○
○
○
○
○
×
○
◎
◎
△
△
△
△
△
△
補正なし
◎リスニング環境の紹介
4) スピーカーの特徴
<ベーススピーカー>
臨場感や雰囲気を目的として製作していない為、各音は自己主張せず聴き疲れがありません。 最大の特徴として音が主張したりすることが無く
映像との組み合わせではいつの間にか再生されている映像の世界へのめり込む感じがあります。 BGM目的としても最適。
ツイーターに関しては【DCU-F131W】の特徴? 横への音の広がりを中央に引っ張り込む為のアドオンとなります。
低域に関してはエンクロージャーの影響もあり200Hz以下は下がった状態で40Hz付近まで引っ張られています。 中域の基音としては必要十分となっております。
但し、部屋が広い場合やリスニング距離距離が遠い場合は音の減衰が大きい為、全体のバランスがかなり崩れてしまいます。
5) その他
・カーオーディオもすべて自作にて行っております。
本日視聴いただいているスピーカーにはカーオーディオの技術を多く取り入れております。
箱内の処理やバッフルの取り付け方法等、ユニット背面の音を活用するのではなく
適切に処理(吸音・反射・逃がし・板圧が薄くても箱鳴りの低減等)を基本としています。
低域に関しても1つのユニットで無理に出すのではなく分割するなりあきらめる事も必要だと個人的には思っております。
・エンクロージャーの構造についてはたぶん? 他には無い物と思います。
日常生活の中にこの構造のヒントがありスピーカーへ応用しました。
中・高域に関しては密閉型に近く低域はスリットから背圧が抜ける為ユニットの負荷低減となり結果的に比較的小型に製作してもユニットはよく動き
低域もそれなりに出る構造となりました。
音量の大小にかかわらずバランスもよく取れている構造となっております。
ダクト(φ35mm x ダクト長は可変可能)
<その他>
内面ほぼ全面に制振・遮音の為
バイブレーションコントローラーライト
を貼り付け
補正なし
3) 各ユニット再生帯域及びネットワーク等
<ベーススピーカー>
・【DCU-F131W】はネットワークレス又は別置き補正回路ありの選択とし、【DDL-R251T】にアッテネータ及びフィルムコンデンサ2.2μF
のみのツイーターアドオン
低域に関してはエンクロージャーの影響もあり200Hz以下は下がった状態で40Hz付近まで引っ張られています。
<サブウーファー>
・5.0mHの空芯コイル及び68μF電解コンデンサにて中域以降をカット
吸音材① 吸音材②
<使用材>
箱:MDF 12t
補正あり
4
補正あり
◎システム概要
1) 使用ユニット
<ベーススピーカー>
・PARC Audio ウッドコーンフルレンジ【DCU-F131W】
・ALPINE ツィーターユニット【DDL-R251T】
<サブウーファー>
・PARC Audio ウッドコーンフルレンジ【DCU-F121W 】
MIDI音源全般
クラシック
ジャズ
バラード
ポップス
ロック
トランス
ユーロビート
テレビ
ゲーム
◎
×
△
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
MIDI音源全般
クラシック
ジャズ
バラード
ポップス
ロック
トランス
ユーロビート
テレビ
ゲーム
○
△
○
○
○
○
○
○
△
△
◎:非常に適している
○:適している
△:いまいち
×:音楽として成り立たず
◎:非常に適している
○:適している
△:いまいち
×:音楽として成り立たず
PC再生環境
・CPU:AMD FX-8350 水冷
・メモリ:8GB
・グラフィックス:GeForce GTX-970
・サウンド:Sound Blaster X-Fi Titanium HD
※オペアンプは交換
LME49710NA → LT1028
JRCD009B → MUSES01
・OS:windows7 Ultimate
・再生ソフト:色々
◎ネットワーク&補正回路
別置きネットワークBOX
0.6mH
TW
10Ω x 2
1mm
5.0mH
部屋②
ネットワーク部品
1mmスリット
(ツイター用)
鉛(800g) <使用材>
重心調整用
箱:MDF 12t
バッフル:MDF 12tを2枚張り合わせ(24t)
玄関
68μF
アッテネータ
1mm
2.2μF
FL
廊下
部屋①
<吸音材>
背面:オーディオテクニカ アブソーブウェーブ
側面:シンサレート
天面:シンサレート
底面:無し
<その他>
側面両側にポイント制振材として
オーディオテクニカ バイブレーションコントローラーライト
バッフル-箱の間にエプトシーラー
側面内側に補強の為穴空きベニヤ5.5t貼り付け
箱及びバッフル表面は油性ニスにて硬質化処理
SW
図