仕様書(pdf) - 放射線医学総合研究所

仕
1. 件
様
書
名
構内環境整備業務委託
2. 業務場所
千葉市稲毛区穴川四丁目九番1号
放射線医学総合研究所
3. 目
的
当所建物周辺等外構の土地及び樹木、構内道路等を整備し、構内環境を良好に維
持するため実施する。
4. 人員数、業務期間及び業務時間
(1) 人 員 数
5.業務概要に記載されている業務を十分に遂行できる人数を確保すること。
(2) 業務期間
平成 28 年 4 月 1 日~平成 29 年 3 月 31 日
業務実施日は(3)①、③については平日(月曜日から金曜日)のうち週4日と
し、②については週5日とする。土曜日、日曜日、祝祭日及び年末年始の期
間(12 月 29 日~1 月 3 日)は業務を要しない。
(3) 業務時間
①4 月~6 月
8:30~17:00(休憩時間 12:00~13:00)
②7 月~10 月
8:30~17:00(休憩時間 12:00~13:00)
③11 月~3 月
8:30~15:30(休憩時間 12:00~13:00)
(4) 総括責任者及び代理者
請 負 者 は 、当 該 業 務 に 従 事 す る 者( 以 下 、「 作 業 者 」と い う 。) の
中 か ら 総 括 責 任 者 ( 1名 ) を 選 任 す る 。 総 括 責 任 者 は 研 究 所 担 当 職 員
( 以 下 、「 担 当 職 員 」と い う 。)と の 連 絡 調 整 及 び 現 場 管 理 を 主 に 現
場 の 総 括 的 業 務 を 行 う こ と 。ま た 、総 括 責 任 者 に 事 故 が あ る と き の 代
理 者 ( 1名 ) を 選 任 す る こ と 。
5. 業務概要
次に示す方法により、構内全般の環境整備及び清掃を行う。別紙1及び別紙2を参
考とすること。ただし、作業に関して、詳細は担当職員と協議すること。
(1) 除草及び運搬作業
・小型動力刈払機により雑草を刈り取り、所内の指定場所へ運搬する。
・機械作業の困難な場所では、鎌等による手作業により除草する。
・空調機室外機等に草木がからんでいる場合は除去する。
(2) 樹木剪定及び樹木保護
樹木の剪定及び冬期間における樹木の保護を行う。ただし、高所作業車で
の作業が必要な高木剪定は除く。
(3) 落葉処理
構内道路等の落葉を収集し、所内の指定場所へ運搬する。
(4) 薬剤散布
害虫発生に対し、樹木等へ薬剤を散布する。ただし、噴霧器の使用可能範
囲とする。
(5) 構内道路側溝清掃
毎月1回以上、側溝、枡の堆積物を除去する。(別紙1参照)
(6) 敷地境界排水路清掃
年2回その他、担当職員が必要と認める時、民地との境界付近の排水路を
清掃する。
(7) 建物屋上のルーフドレイン清掃
毎月1回以上、建物屋上のルーフドレインの堆積物を除去する。(別紙2
参照)
(8) 構内緑化活動補助
当所の行う緑化活動の補助として、構内の植栽、花壇等緑地への散水、施
肥等を、天候及び草木の生育状況に応じて行う。
(9) 業務に伴う自動車運転業務
器具類や刈草運搬等環境整備業務上必要な場合、自動車の運転を行う。
(10)器具整備
刈払機等の器具の点検整備を行い、清掃する。
(11)その他
所内一般公開や防災訓練の準備等放医研の業務の手伝いや行事等に協力す
ること。詳細は担当職員と協議すること。
6. 業務実施上の注意事項
(1) 構内、事業所境界であって、土埃、飛び石、草の落下、消毒薬液の飛散等、
除草等作業の影響が私有地、市道、歩行者、車両等に及ぶおそれがある場合
は、監視役を配置し、また、当所の貸与するネット、ベニヤ板を使用するこ
となどにより、作業場所周辺への影響を防ぐこと。
(2) 万一、作業中に事故や(1)に示した影響等の事態が発生した場合は、直ちに担
当職員に連絡し、指示を受けること。火災、負傷者発生等の緊急事態にあっ
ては、所内規定に従い、消防署に通報の上で、担当職員に連絡すること。
(3) 作業に当たっては必要な作業服、軍手、マスク、防塵めがね等を装備し、作
業員の事故、負傷等を未然に防止すること。高所作業では安全帯を着用する
こと。また構内にあっては、当所の支給する構内カードを着用すること。
(4) 本業務において発生した廃棄物は、研究所指定の廃棄物置き場に廃棄するな
ど担当職員と協議すること。
(5) 自動車の運転にあたっては、構内制限速度 20km/h 以下を遵守の上、安全運
転を徹底すること。また、必要のない場所へは立ち入らないこと。
(6) 放医研構内で環境整備業務に係る安全上の問題等気がついたことは担当職員
に積極的に報告すること。
(7) 事故・怪我がないようにくれぐれも注意し、必要な措置をとること。
(8) 放医研構内と外部との境界部分に近い部分の構内環境整備については、周辺
住民とのトラブル防止のため、担当職員と協議すること。
放医研の周辺住民とのトラブルが起きた場合は、直ちに担当職員へ報告する
こと。
(9) なお、本注意事項は前 5.に示した全ての業務に適用する。
7. 事故防止対策について
以下に示す作業基準を満たす作業計画書を作成し担当職員に提出し承認を受けること。
(作業基準)
(1)刈払機の使用について
①車両等までの距離が 1.5 メートル~2.0 メートル以内の刈払機の使用を禁止し、後日
に車両等がない状況で作業を行う。
②車両等までの距離が 1.5 メートル~2.0 メートルよりも距離が離れていたとしても、
安全上必要に応じて手刈りで行うこと。
③飛び石ネット担当者の立ち位置について、45度以内禁止とする。
④刈払機の金属回転刃とプラスチックワイヤーの作業基準の設定をすること。
⑤刈払機使用者の近くには決して近寄らないこと。
⑥刈払機使用者の近くは決して通行しないこと。
⑦刈払機及び鎌等の刃物類の扱いには、安全に注意して刈払機及び鎌等の刃物類を使用
していない時にも扱いに注意すること。
⑧すべての道具類、機械類、自動車及び器具類等の取扱は、慎重に取扱い事故のないよ
うにすること。
(2)ハチ等の対策について
①ハチ刺され事故を回避するために、作業前に目視にてハチの巣やハチの飛散状況を常
に確認しながら作業を行うこと。
②必要に応じて殺虫剤の散布を行うこと。
③作業中は長そで、長ズボン、手袋を着用し、肌の露出を避ける。
④香水の使用や黒い色の衣服の使用を避ける。
⑤作業中は帽子を着用する。
⑥ハチが襲ってきた場合及びハチが人間を襲う可能性がある場合及びハチが放医研の
内部と外部のすべてを含む周辺に被害を及ぼす可能性がある場合は、すぐに担当職
員に報告すること。
⑦ハチの巣を発見した場合は、すぐに担当職員に報告すること。勝手にハチの巣の撤去
及び駆除は行わないこと。
⑧ハチの巣発見時には安全を確保できる距離まで退避し、また、近寄らないこと。
⑨林や草むらや花の咲いた場所等、ハチの被害が出やすいと判断される場所は総括責任
者が常時監督しながら作業を行うこと。
(3)その他
①自動車及び部屋の鍵等の扱いにはくれぐれも注意すること。
②車両等の超至近距離の草等、安全に作業を行うのが困難な場合には、後日に車両等が
ない状況で作業を行う。どうしても作業が必要、あるいは急ぎで作業が必要な場合
等、詳細は担当職員と協議し、指示に従うこと。
③自動車や器具や機械や道具等の不具合等が生じた場合は、すぐに使用を中止してすぐ
に安全を確保すると同時にすぐに担当職員に報告し、指示に従うこと。
④その他、安全上及び事故防止上必要なことを行うこと。
⑤事故等が起こった場合は、担当職員に報告書(事故の内容及び今後の事故防止対策等
を含む)を提出すること。詳細は担当職員と協議し、担当職員に従うこと。
⑥作業者の体調の良くない場合や疲れのたまっている場合等、作業者が作業を行う上で
の状況が良くない場合には、刈払機や自動車等の機械類や道具類は使用するのを禁
止とし、ルーフドレイン清掃も行うのを禁止とする。その他、作業者の状況及びそ
の他の環境等の状況が、行う作業に対して良いとは言えない場合には、無理に作業
はせずにすぐに担当職員に報告し、指示に従うこと。
⑦請負者はすべての作業者に対して就業前に、機械操作の安全教育及び機械操作指導
(雑草の特質をあらゆる点から考察した機械操作等)を実施し、実施した内容の書
類を就業前の2週間前までに担当職員に提出すること。また、機械操作の安全教育
及び機械操作指導(雑草の特質をあらゆる点から考察した機械操作等)はすべての
作業者に対して定期的(1 回/年程度)に実施し、実施した内容の書類を速やかに担
当職員に提出すること。
⑧事故等をたびたび起こす原因を作るあるいはたびたび事故等を起こす作業員に対し
ては、担当職員と請負者が協議の上、以後就業出来なくすることができるものとす
る。
8. 業務に伴う自動車運転業務について
業務に伴う自動車運転業務に従事する作業者の就業に必要な自動車運転免許について、
停止または取り消しを受けた場合または失効した場合は業務に伴う自動車運転業務に以後
就業出来ない。
最低でも1人は業務に伴う自動車運転業務が行える作業員が常に作業を行うように、作
業者の勤務状況を調整すること。
詳細は担当職員と協議し、指示に従うこと。
9. 作 業 者 に 必 要 な 能 力 ・ 条 件 等
(1) 本業務への従事にあたり、健康上問題のないこと。
(2) 誠実に業務に取り組み、粗暴な言動をとらないこと。
(3) 作業者は刈払機を使用するような職業経験を有し、刈払機の使用方法を熟知し
ていることが望ましい。
(4) 高所で作業を行う放医研構内のルーフドレイン清掃を行えること。ただし、作
業に危険が大きい場合は、担当職員と協議すること。
(5) 業務に伴う自動車運転業務に従事する者は、第一種普通自動車運転免許あるい
は第一種普通自動車運転免許の上位免許を持ち、取得から3年以上経過し、業
務を安全に行うために必要な運転技術を持つこと。
(6) ハチまたはアリ関連のアレルギーを持たない者が望ましい。就業後にアレルギ
ーを発症した場合も同様とする。
(7) 総括責任者は上記の他、造園・園芸関係の職業従事経験が平成 18 年度以降に
通算で3年以上あり、木や草に関しての剪定等の知識を有すること。
10. 請負者の義務等
(1) 法令及び当所の所内規定を遵守し、作業者にも周知すること。
(2) 年度当初に、担当職員の行う当所業務に関する説明を作業者に受けさせるこ
と。作業者を変更する場合も同様とする。
(3) 構内カードは身分証明及び入構時の認証用IDカードとして使用するため、
丁寧に取扱い、紛失・破損等のないよう、厳重に管理すること。また、構内
カードを本人以外の者に使用させてはならない。
(4) 当所に関する秘密又は内部情報を第3者に漏らしてはならない。また、これ
を利用してはならない。
(5) 当所への通勤には、原則公共交通機関を採用すること。車通勤は認めない。
(6) 請負者は、契約上の業務開始日より支障なく業務を遂行するため、前年度契
約者より業務の引継ぎを受けること。翌年度の請負者に引継ぎを行うこと。
引継ぎに関しては、文書により報告するものとする。
11. 提出書類
以下の資料を業務開始前までに担当職員に提出すること(※年度の途中で作業員を変更
する場合も変更のあったものを提出のこと)。
(1) 作業員名簿(総括責任者、資格等を明記したもの)並びに1年以内に受診し
た、作業者の健康診断書の写し及び自動車免許証の写し・運転経歴書(業務
に伴う自動車運転業務に従事する作業者のみ)及び職務経歴書(履歴書)等
前「9.作 業 者 に 必 要 な 能 力・条 件 等 」満たしていることを示す書類。(年
度の途中で作業者を変更する場合も同様とする。)
(2) 作業者に対して行った、環境整備業務上の作業安全に関する教育の記録(写
し)。
(3) 請負者はすべての作業者に対して就業前に、内容について担当職員の承認を
受けた機械操作の安全教育及び機械操作指導(以下「安全教育等」という。)
を実施した書類を就業前の2週間前までに担当職員に提出すること。
(4) 業務開始後、以下の資料を請負者が作成し指定期日までに提出のこと。
イ) 月間作業予定表(毎月、前月末日までに提出、4月分については業務開始前)
及び週間作業予定表(月曜午前までに提出のこと(月曜が業務日でない場
合はその後の直近の業務日午前までに提出))
ロ) 作業日報(作業実施日毎に提出、作業面積を記載し、必要に応じて写真を
添付のこと)
ハ) 業務完了報告書(毎月、翌月初めに提出)
ニ) 業務報告書(毎月、翌月初めに提出)
ホ) 出勤状況報告書(毎月、翌月初めに提出)
ヘ) 安全教育等はすべての作業員に対して実施し,その内容の書類。
12. その他
(1) 業務に必要な器具、道具、機械は放医研から有償貸与することとする。
(2) 業務に必要な消耗品については、請負者の負担により準備すること。但し、
当所から貸与された器具、道具、機械の燃料・付属品等(刈払機カッター等)
については当所負担とする。
(3) 作業者の休憩・控えのために必要な場所は担当職員の指示をした場所を無償
貸与する。
(4) 業務に必要な光熱水料は無償とする。
(5) 作業者が業務上被った労働災害に対しては、当所に責ある場合を除き、当所
は補償しない。
(6) 検査の結果、仕様書の内容を満たさない状態であると判断した場合には、請
負者に対し口頭又は書面により改善命令を行い、それでもなお改善命令に従
わない場合には、契約を解除できるものとする。
(7) 仕様書の内容に変更が生じた場合は、担当職員と協議を行い、契約内容の改
訂を行うものとする。
(8) その他、本書に定めなき事項については、担当職員と協議し、処理するもの
とする。
部課(室)名
安全・施設部
請求者氏名
菅野
孝行
施設課