山 陰 の 金 融 経 済 動 向

2016 年 2 月 1 日
日本銀行松江支店
山 陰 の 金 融 経 済 動 向
(概況)
山陰の景気は、緩やかな回復を続けている。
最終需要をみると、個人消費は、勢いを欠く面もみられるが、雇用・所得環
境の着実な改善を背景に、全体としては底堅く推移している。住宅投資は、持
ち直しの動きが続いている。設備投資は、企業収益が改善するもとで増加して
いる。一方、公共投資は減少している。こうした需要動向のもとで、生産は、
振れを伴いつつも持ち直している。
1.最終需要の動向
(1)個人消費
個人消費は、勢いを欠く面もみられるが、全体としては底堅く推移している。
○
百貨店売上高は、衣料品が引き続き低調であるが、高額品などの雑貨は堅
調であるほか、食料品も一部店舗での改装効果もあり底堅く推移している。
量販店売上高やホームセンター販売額については、競合店への顧客シフトの
影響を受ける先がみられる。一方、顧客の低価格志向やプチ贅沢志向に対応
した先は好調に推移している。なお、季節商材は、年明けまでは天候要因で
動きが鈍かったが、1 月中旬以降、持ち直している。
○
家電販売額については、パソコンの販売が低調に推移しているものの、白
物家電、調理家電などが堅調に推移しており、全体として緩やかに持ち直し
ている。
○
新車登録台数は、一部ディーラーの販促活動の積極化や軽自動車税引き上
げの影響等から振れが大きくなっているが、新車投入効果や雇用・所得環境
1
の改善が販売を下支えしている。
○
サービス消費について、旅行取扱額の動きをうかがうと、海外旅行は円安
の影響から弱めながら、国内旅行は関西方面、瀬戸内方面を中心に堅調に推
移しており、全体として底堅い地合いが続いている。主要温泉地の旅館・ホ
テルの宿泊客数については、出雲大社の遷宮効果の一巡後も、底堅い動きを
続けている 。空港利用者数は、一部路線の見直しの影響もみられるが、ビジ
ネス需要が堅調に推移する中で、高水準が続いている。
(2)住宅投資
住宅投資は、持ち直しの動きが続いている。
○
新設住宅着工戸数の内訳をみると、貸家を中心に持ち直しの動きが続いて
いる。
(3)設備投資
設備投資は、企業収益が改善するもとで、増加している。
○
建設投資の先行指標である建築着工床面積(非居住用)を用途別にみると、
医療・福祉施設の新設や卸・小売の新規出店のほか、製造業の工場新増設の
動きなどがみられる。
○
2015 年度の設備投資について、短観をみると、全産業ベースで前年度比
+26%増の計画となっている。製造業では国内外の需要増加に対応するための
能力増強や生産性向上を目的とした投資が、非製造業では新規出店や改装投資
などが計画されている。
(4)公共投資
公共投資は減少している。
○
公共工事請負金額は、災害復旧工事の減少や大型工事の発注の遅れから、
減少している。
2
2.生産の動向
生産は、振れを伴いつつも持ち直している。
○
鉱工業生産を業種別にみると、情報通信機械の生産水準が下げ止まってい
るほか、電子部品・デバイスはスマートフォン・タブレット端末向けや車載
向けを中心に高めの生産を続けている。鉄鋼全体や一般機械全体では、堅調
に推移しているが、一部では、自動車部品向け等で生産水準を引き下げる先
がみられている。食料品は、全国的に好調な観光需要などを背景に、堅調に
推移している。紙・パルプや繊維では、円安による輸入競合品に対する競争
力の改善から増加傾向にある。木材・木製品は、全国的な住宅着工の持ち直
しもあって、需給バランスが改善しており、増加に転じつつある。
なお、中国・新興国経済の減速の影響については、電子部品・デバイス、
鉄鋼、一般機械の一部先で生産水準引き下げ等の動きがみられている。
3.雇用・所得の動向
雇用・所得環境は着実に改善している。
○
雇用面をみると、有効求人倍率は1倍超えの高水準で推移している。人手
不足感が引き続き強い中で、雇用の正規化等により人材を確保する先がみら
れるほか、パート労働者への求人も増えている。常用労働者数は、前年を上
回っている。所定外労働時間は、振れを伴いつつも持ち直している。
○
一人当たりの現金給与総額は、増加傾向にある。
○
この結果、常用労働者数と一人当たり現金給与総額の積として表わされる
雇用者所得も増加している。
4.物価の動向
○
消費者物価(生鮮食品を除く総合)の前年比は、0%前後で推移している(12
月
鳥取市:+0.0%、松江市:▲0.1%)。
3
5.金融面の動向
○
金融機関(銀行・信用金庫計)の総預金残高(末残)をみると、個人預金
が年金資金の流入から増加を続けているほか、法人預金もキャッシュフロー
の改善を受けた企業の手元資金の積み上がりから増加が続いている。この結
果、預金全体では、前年比+1~2%程度の伸びとなっている。
○
貸出金残高(末残)をみると、個人向けが住宅ローンを中心に増加を続けて
いるほか、法人向けも再生可能エネルギーや医療福祉関連の設備資金を中心に
増加している。この結果、貸出全体では、前年比+2%台の伸びとなっている。
○
貸出約定平均金利(総合・ストックベース)は、金融機関の積極的な貸出
スタンスを受けて、低い水準で推移している。
6.企業倒産の動向
○
企業倒産は、件数、金額ともに、低い状態が続いている。
以
4
上
管内金融経済指標(1/3)
―― 本表中の計数は、<>内に記載しているもの以外は前年同月(期)比%
―― 山陰は、鳥取県、島根県の計数を日本銀行松江支店で集計し、算出したもの
―― ▲:マイナス、p:速報値、r:訂正値
1.最終需要の動向
(1)個人消費
百貨店売上高(注1)
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
衣料品
▲ 8.4
9.5
6.1
5.0
9.9
13.2
2.5
1.4
ホームセンター
販売額(注4)
資料出所
▲ 9.5
▲ 1.1
0.1
▲ 4.5
4.2
▲ 0.2
▲ 9.9
▲ 3.4
1.6
27.0
23.1
18.4
43.3
49.0
18.2
5.8
全国
山陰
全国
▲ 6.4
6.5
2.8
p 0.5
1.9
4.2
▲ 2.6
p 0.3
▲ 4.3
2.9
1.6
▲ 1.1
2.8
1.2
▲ 3.0
▲ 1.4
▲ 3.6
3.4
1.4
p 0.3
1.6
2.3
r▲ 1.0
p▲ 0.2
▲28.8
2.6
4.3
─
▲ 3.8
▲ 2.0
p▲ 2.3
─
▲16.8
4.9
2.3
p 0.0
▲ 1.8
0.5
▲ 0.2
p▲ 0.3
乗用車(除く軽)
新車登録台数
日本銀行
松江支店
軽自動車
新車登録台数
山陰
全国
山陰
全国
▲13.8
3.6
1.6
─
0.2
r
2.9
p▲ 1.3
─
▲ 19.9
8.3
▲ 4.2
▲ 5.1
▲ 4.4
▲ 3.8
▲ 4.3
▲ 7.4
▲ 17.1
3.0
▲ 1.5
0.8
▲ 3.2
▲ 0.0
▲ 0.4
3.0
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
中国運輸局
ほか
日本自動車販売
協会連合会
(注3)
山陰
山陰
中国経済
産業局
家電大型専門店販売額
全国
経済
産業省
日本銀行松江支店
資料出所
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
食料品
量販店売上高(注2)
11.7
15.9
11.1
22.6
14.3
13.4
18.1
33.5
中国運輸局
ほか
13.6
18.0
14.4
21.5
14.7
10.8
15.8
34.8
全国軽自動車
協会連合会
経済
産業省
中国経済
産業局
主要温泉地
宿泊客数(注5)
空港
利用者数
山陰
山陰
▲
p▲
p▲
7.2
9.0
1.1
─
p▲ 2.6
p
1.9
p▲ 7.0
─
日本銀行
松江支店
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
経済
産業省
3.9
4.9
9.0
6.9
8.9
6.3
6.4
8.5
鳥取県、
島根県
(2)住宅投資
新設住宅着工戸数
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
25.0
▲ 12.9
4.3
2.7
15.4
11.5
▲ 4.5
1.8
持家
貸家
分譲
▲ 12.8
5.4
▲ 2.3
▲ 0.9
▲ 0.4
▲ 2.1
6.4
▲ 6.3
64.6
▲ 22.2
▲ 9.7
▲ 9.1
7.6
▲ 4.3
▲ 15.9
▲ 8.0
3.6倍
▲ 62.2
2.8倍
2.2倍
3.2倍
7.1倍
▲ 4.3
3.3倍
全国
▲ 5.4
7.6
6.2
▲ 0.7
2.6
▲ 2.5
1.7
▲ 1.3
国土交通省
資料出所
(3)設備投資
<企業短期経済観測調査>
建築着工床面積
設備投資額
非居住用
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
資料出所
山陰
全国
20.9
5.3
▲ 23.3
64.7
▲ 19.8
▲ 19.2
2.4倍
2.7倍
▲ 9.1
▲ 2.2
▲ 2.9
▲ 9.3
▲ 2.0
▲ 22.1
▲ 6.8
6.7
国土交通省
山陰
13年度実績
14年度実績
15年度計画
資料出所
52.8
7.4
25.6
*
製造業 非製造業
49.0
57.7
60.3 ▲ 58.4
18.7
59.3
日本銀行松江支店
* 土地投資を含む(リース会計対応ベース)。
15年度計画は15/12月短観結果。
生産設備判断D.I.**
製造業
全国
5.6 14/
4.3
7.8 15/
日本銀行
<%ポイント>
山陰
9
12
3
6
9
12
資料出所
全国
9
7
3
7
5
12
日本銀行
松江支店
4
3
2
3
3
3
日本銀行
** 「過剰」-「不足」。
管内金融経済指標(2/3)
(4)公共投資
公共工事請負金額
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
国
▲ 27.5
▲ 24.2
▲ 11.3
2.5
▲ 7.6
▲ 16.6
57.8
▲ 12.7
県
▲ 28.2
▲ 35.3
▲ 18.4
24.3
▲ 19.6
▲ 21.5
2.4倍
3.7倍
全国
市町村
▲ 25.8
▲ 19.4
▲ 5.1
5.5
▲ 11.3
7.2
22.0
▲ 18.6
▲ 16.6
▲ 31.9
▲ 21.0
▲ 2.4
▲ 1.0
▲ 29.0
93.2
▲ 28.2
▲ 9.3
▲ 2.9
▲ 8.0
▲ 4.0
▲ 10.9
▲ 4.8
3.3
▲ 9.6
西日本建設業保証ほか
資料出所
2.生産の動向
鉱工業生産指数(注6)
山陰
全国
鉄鋼
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
1.2
▲ 1.5
2.7
─
3.2
0.4
p
2.5
─
一般機械
▲ 2.4
▲ 6.2
▲ 5.1
─
▲ 8.5
▲ 8.2
p
0.6
─
▲ 1.2
▲ 2.4
9.8
─
10.0
6.1
p 11.5
─
電気機械
9.3
▲ 3.4
0.9
─
2.1
0.0
p
7.4
─
▲16.4
▲ 6.1
▲ 9.0
─
▲ 3.8
▲ 9.6
p▲11.4
─
繊維
紙・パルプ
▲ 2.0
4.4
▲ 3.9
─
▲10.3
▲ 4.4
p▲ 3.9
─
3.4
4.5
3.3
─
▲ 0.4
0.3
p
0.2
─
食料品・たばこ 木材・木製品
▲ 1.5
1.8
4.7
─
3.0
r
4.0
p
1.9
─
鳥取県、島根県、経済産業省
資料出所
大口電力需要量
全国
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
窯業・土石
▲
▲
▲
▲
▲
▲
2.5
2.1
0.4
1.0
2.1
2.2
0.3
▲ 1.1
鉱工業 (9電力)
▲ 2.7
▲ 2.2
▲ 2.6
▲ 2.7
▲ 0.6
▲ 2.4
▲ 1.2
▲ 3.6
▲ 2.3
▲ 3.4
▲ 2.4
▲ 3.6
▲ 0.0
▲ 2.5
▲ 1.0
▲ 4.5
鉱工業
▲ 2.4
▲ 3.1
▲ 2.7
▲ 3.9
▲ 3.9
▲ 4.1
▲ 2.9
▲ 4.8
中国電力、電気事業連合会
資料出所
3.雇用・所得の動向
有効求人倍率(注7)
<季調済・倍>
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
常用労働者数(注8)
全国
1.09
1.17
1.24
1.28
1.28
1.27
1.27
1.30
山陰
1.15
1.18
1.22
1.26
1.24
1.24
1.25
1.27
1.3
1.5
1.9
─
2.1
1.6
1.6
─
4.物価の動向
消費者物価指数(注10)
生鮮食品を除く総合
鳥取市
資料出所
2.0
2.0
2.0
─
2.0
2.2
2.1
─
山陰
▲ 2.6
1.7
6.4
─
8.4
15.8
8.2
─
全国
▲ 0.6
▲ 1.6
▲ 0.9
─
▲ 0.8
▲ 0.8
▲ 0.9
─
鳥取・島根労働局、鳥取県、島根県、厚生労働省
資料出所
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
全国
調査産業計(注8)
所定外労働時間
2.0
0.2
0.0
0.2
0.0
0.1
0.4
0.0
松江市
▲
▲
▲
▲
▲
1.3
0.2
0.2
0.1
0.0
0.1
0.0
0.1
総 務 省
全国
2.1
0.1
▲ 0.1
0.0
▲ 0.1
▲ 0.1
0.1
0.1
現金給与総額(注9)
(1人当たり)
山陰
1.1
1.1
0.4
─
1.5
1.7
1.8
─
全国
0.2
▲ 0.7
0.5
─
0.4
0.7
0.0
─
▲ 8.2
▲ 4.2
▲ 0.2
─
▲ 1.3
▲ 5.2
p▲ 7.7
─
▲
▲
▲
p▲
▲
▲
r
p▲
2.1
0.5
0.4
0.4
0.8
1.4
1.7
1.6
管内金融経済指標(3/3)
5.金融面の動向
総預金残高(末残)(注11)
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
資料出所
貸出金残高(末残)(注11)
全 国
全 国
<億円> 前年比(%) 前年比(%) <億円> 前年比(%) 前年比(%)
52,885
1.0
3.6
28,295
3.8
2.6
54,577
1.9
3.8
27,755
3.0
3.0
53,393
1.0
3.5
28,243
2.5
3.3
53,998
1.8
─
28,539
2.9
─
53,393
1.0
3.5
28,243
2.5
3.3
53,346
2.0
3.9
28,091
2.2
3.3
53,613
1.5
3.3
28,111
2.6
3.1
53,998
1.8
─
28,539
2.9
─
日本銀行、
日本銀行松江支店
信金中央金庫
日本銀行、
日本銀行松江支店
信金中央金庫
(注12)
貸出約定平均金利(ストックベース)
<%、%ポイント>
国内銀行
山陰地区(総合)
全 国(総合)
国内銀行+信用金庫(山陰地区)
総 合
長 期
短 期
前月(期)比 前月(期)比 前月(期)比
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
1.749
1.720
1.702
1.669
1.702
1.699
1.694
1.669
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
資料出所
0.032
0.029
0.018
0.033
0.005
0.003
0.005
0.025
日
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
本
前月(期)比
0.030 ▲ 0.226
0.040
0.306
0.021 ▲ 0.027
0.025 ▲ 0.116
0.004 ▲ 0.028
0.005 ▲ 0.022
0.005 ▲ 0.037
0.015 ▲ 0.057
銀 行 松 江 支 店
1.639
1.608
1.590
1.559
1.590
1.588
1.583
1.559
銀 行 券 受 払 実 績
発 行
還 収
前年比(%)
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
662
840
827
1,278
237
292
305
681
6.企業倒産の動向
山陰
15/ 1~ 3
4~ 6
7~ 9
10~12
15/
9
10
11
12
資料出所
* 負債総額10百万円以上。
115
401
516
966
144
177
204
585
全 国
前 年
22
34,085
35,123
▲ 372 ▲ 9,099
1,072
▲ 241 ▲ 9,786
617
▲ 869 ▲ 68,682 ▲ 66,199
▲ 36 ▲ 1,745
3,721
▲ 206 ▲ 10,383 ▲ 7,737
▲ 116 ▲ 5,590 ▲ 5,466
▲ 547 ▲ 52,709 ▲ 52,996
日 本 銀 行
負債総額
全国
前年比(%)
27
20
18
12
8
7
1
4
<億円>
差引(▲発行超)
山 陰
前 年
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
前月(期)比
1.158 ▲ 0.022
1.141 ▲ 0.017
1.125 ▲ 0.016
─
─
1.125 ▲ 0.010
1.125
0.000
1.121 ▲ 0.004
─
─
日 本 銀 行
*
倒産件数
<件>
0.027
0.031
0.018
0.031
0.005
0.002
0.005
0.024
(注13)
前年比(%)
▲ 0.2
547
▲ 20.1
▲ 4.5
439
▲ 13.6
10.9
311
▲ 38.4
5.7
312
▲ 8.2
15.6
93
▲ 45.0
▲ 13.6
115
▲ 12.9
29.2
101
▲ 15.8
7.2
96
9.1
日 本 銀 行 松 江 支 店
資料出所
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
3.8
17.6
▲ 10.0
71.4
2.7倍
7.0倍
▲ 66.7
33.3
前年比(%)
▲ 7.6
▲ 12.1
▲ 14.1
▲ 3.1
▲ 18.6
▲ 7.2
▲ 3.3
1.8
山陰
全国
<百万円> 前年比(%)
4,369
6,095
821
2,831
315
1,338
30
1,463
東京商工リサーチ
▲ 27.2
22.6
▲ 84.9
6.7倍
▲ 52.2
18.6倍
▲ 82.2
8.1倍
前年比(%)
▲ 0.9
▲ 11.5
21.5
51.5
98.0
▲ 14.3
22.6
2.2倍
<参考>短観業況判断D.I.*
山陰<%ポイント>
製造業 非製造業
14/
15/
9
12
3
6
9
12
3
▲ 6
3
▲ 1
5
5
8
8
4
6
6
3
日本銀行松江支店
資料出所
* 「良い」-「悪い」。
7
4
4
8
4
7
全国
<%ポイント>
4
5
7
7
8
9
日本銀行
(注)
1. 百貨店売上高は既存店ベース。山陰は、鳥取県、島根県に所在する百貨店の売上高を
日本銀行松江支店が集計し、算出したもの。
2. 量販店売上高(山陰)は、主要量販店の鳥取県、島根県での全店売上高を日本銀行松
江支店が集計し、算出したもの。全国は既存店ベース。
山陰は、2015年10月の調査先の一部変更に伴い、2015年9月までの計数とは連続しな
い。
3. 家電大型専門店販売額は全店ベース。
4. ホームセンター販売額は全店ベース。
5. 主要温泉地宿泊客数(山陰)は、玉造、松江しんじ湖、皆生、三朝の4温泉地分を日本
銀行松江支店が集計し、算出したもの。
6. 鉱工業生産指数(山陰)は、鳥取県、島根県が公表した鉱工業生産指数および工業統
計調査の付加価値額を基に日本銀行松江支店が算出(2010年基準)。なお、電気機械
は旧分類。
7. 有効求人倍率(山陰)は、鳥取労働局、島根労働局が公表した有効求人数、有効求職
者数を基に日本銀行松江支店が算出。
8. 常用労働者数、調査産業計所定外労働時間は、事業所規模5人以上。
山陰は2015年1月の事業所の抽出替えに伴い、2014年までの計数とは連続しない。
9. 現金給与総額(1人当たり)は、鳥取県、島根県の毎月勤労統計の現金給与総額、常用
労働者数を基に日本銀行松江支店が算出。事業所規模5人以上。
山陰は2015年1月の事業所の抽出替えに伴い、2014年までの計数とは連続しない。
10. 消費者物価指数の四半期の前年比(鳥取市、松江市、全国)は、総務省が公表した消
費者物価指数を基に日本銀行松江支店が算出(2010年基準)。
11. 総預金残高(末残)、貸出金残高(末残)
(1) 総預金、貸出金は、鳥取県、島根県に店舗を有する国内銀行(ゆうちょ銀行を除
く)および信用金庫の合計(末残、国内銀行・信用金庫とも両県内店舗ベース)。
(2) 銀行勘定を集計。ただし、国内銀行についてはオフショア勘定を除く。
(3) 総預金については、譲渡性預金を除く。
(4) 貸出金については、中央政府向け貸出を除く。
12. 貸出約定平均金利(ストックベース)
(1) 貸出金利を貸出金残高で加重平均したもの。なお、貸出の対象は、銀行勘定の円貸
出のうち、金融機関向け貸出、銀行裏書手形、手形市場関係分を除いたもの。
(2) 山陰地区は鳥取県、島根県に店舗を有する国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)および
本店を置く信用金庫の合計(国内銀行は両県内店舗ベース、信用金庫は全店ベー
ス)。
(3) 「総合」には当座貸越が含まれる。
13. 銀行券受払実績
(1) 銀行券受払高は、鳥取県、島根県において日本銀行が取引先金融機関や官庁、個人
等に対し銀行券を受払した額。
(2) 銀行券差引(▲発行超)は、銀行券発行(払)から銀行還収(受)を引いたもの。
マイナス(▲)表示は発行超(払超)を、無表示は還収超(受超)を表す。
(参考図表1)個人消費(財)
(1)百貨店
○全体
27
○衣料品
(季調済、億円)
10
25
(季調済、億円)
9
23
8
21
7
19
○食料品
10
12 年
13
14
12 年
15
13
14
15
13
14
15
○雑貨
(季調済、億円)
5
(季調済、億円)
9
4
8
7
3
6
2
5
12 年
13
14
12 年
15
(2)家電
6,000
(季調済、百万円)
5,000
4,000
3,000
2,000
08 年
09
10
11
12
13
14
15
14
15
(3)自動車
5,000
(季調済、台)
乗用車(除く軽)
軽自動車
4,000
3,000
2,000
1,000
08年
09
10
11
12
13
(注)百貨店売上高は既存店ベース。山陰は、鳥取県、島根県に所在する百貨店の売上高を日本銀行
松江支店が集計し、算出したもの。家電については、14/1月分から定義変更となるため、計数
に連続性がない。家電、新車登録台数は、島根・鳥取両県の計数を合計したもの。
季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。
(資料出所)日本銀行松江支店、中国経産局、中国運輸局ほか
(参考図表2)個人消費(サービス)
(1)旅館・ホテル宿泊客数
350
(季調済、千人)
鳥取
300
島根
250
200
150
100
07 年
08
09
10
11
12
13
14
15
09
10
11
12
13
14
15
09
10
11
12
13
14
15
(2)温泉地宿泊客数
160
(季調済、千人)
150
140
130
120
110
100
07 年
08
(3)空港利用者数
190
(季調済、千人)
170
150
130
110
90
07 年
08
(注)(2)の主要温泉地の旅館・ホテルの宿泊客数(山陰)は、玉造、松江しんじ湖、皆生、三朝の
4温泉地分を日本銀行松江支店が集計し、算出したもの。(3)の空港利用者数(山陰)は、島根
・鳥取両県の空港の利用者数の合計。季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。
(資料出所)観光庁、日本銀行松江支店、国土交通省
(参考図表3)生産・雇用
(1)鉱工業生産指数
(季調済、2010年=100)
120
110
100
90
山陰
80
全国
70
60
08 年
09
10
11
12
13
14
15
(2)有効求人倍率
(季調済、倍)
1.6
山陰
島根
1.4
鳥取
全国
1.2
1.0
0.8
0.6
0.4
05 年
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
┘ └
14
┘ └ 15
(3)一人当たり現金給与総額
8
(前年比、%)
特別に支払われる給与
所定外給与
所定内給与
山陰
全国
6
4
2
0
▲2
▲4
▲6
└
10 年 ┘ └
11
┘ └
12
┘ └
13
(注)山陰の季節調整値は、日本銀行松江支店が算出。(3)の四半期は、第1四半期:3~5月、第2:
6~8月、第3:9~11月、第4:12~2月。直近は15/9~11月。
(資料出所)日本銀行松江支店、経済産業省、島根県、鳥取県、島根・鳥取労働局、厚生労働省
(参考図表4)物価
(1)松江市
4 (前年比、%)
生鮮食品を除く総合
3
食料(酒類除く)、エネルギーを除く総合
2
1
0
▲1
▲2
▲3
06 年
07
08
09
10
11
12
13
14
15
(2)鳥取市
4
(前年比、%)
生鮮食品を除く総合
食料(酒類除く)、エネルギーを除く総合
3
2
1
0
▲1
▲2
▲3
06 年
07
08
09
10
11
12
13
14
15
(3)全国
4
(前年比、%)
生鮮食品を除く総合
食料(酒類除く)、エネルギーを除く総合
3
2
1
0
▲1
▲2
▲3
06 年
07
(資料出所)総務省
08
09
10
11
12
13
14
15
(参考図表5)住宅投資
(1)総戸数
800
700
(季調済、戸)
※ 太線は後方6か月移動平均
600
500
400
300
200
08 年
09
10
11
12
13
14
15
13
14
15
(2)内訳
350
(季調済、後方6か月移動平均、戸)
持家
貸家
300
250
200
150
100
08 年
09
10
11
12
(注)季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。
(資料出所)国土交通省