2015 年 4 月 1 日 日本銀行松江支店 山 陰 の 金 融 経 済 動 向 (概況) 山陰の景気は、緩やかな回復基調を続けている。 最終需要についてみると、個人消費は、一部で改善の動きに鈍さがみられる が、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、全体としては底堅く推移している。 住宅投資は、緩和的な金融環境にも支えられ、持ち直している。設備投資は、 企業収益が改善するもとで緩やかに増加している。一方、公共投資はこれまで 増加傾向にあったが、足もと減少している。こうした需要動向のもと、生産は 持ち直している。 1.最終需要の動向 (1)個人消費 個人消費は、一部で改善の動きに鈍さがみられるが、全体としては底堅く推移 している。 ○ 百貨店売上高については、春物衣料品の出足は鈍いが、高額品などの雑貨 が堅調に推移しているほか、一部店舗での食料品売り場の改装オープン効果 もみられる。量販店売上高については、競合店への顧客シフトから前年割れ となる先がみられる一方、顧客の低価格志向やプチ贅沢志向に対応した先で 好調となるなど、全体でも前年を上回った(2 月:前年比+0.8%)。 ○ ホームセンター販売額については、気温が高めに推移したことから、冬物 商材が低調に推移したほか、エクステリアなど大物商材も弱めの動きとなっ ている。 1 ○ 家電販売額については、Windows XP のサポート期限切れに伴うパソコンの 更新需要の反動が続いているが、テレビ(ケーブル TV のデジアナ変換終了に 伴う買換え)や掃除機、調理家電などは堅調に推移しており、全体として、 緩やかな持ち直し傾向にある。 ○ 新車登録台数をみると、軽自動車の販促の積極化から振れが大きくなって いるが、均してみれば、持ち直してきている。新車投入効果に加え、ボーナス の増加が販売を下支えしているとみられる。 ○ サービス消費について、旅行取扱額の動きをうかがうと、海外旅行は円安 の影響から弱めながら、国内旅行は関西方面(USJ など)を中心に堅調に推移 している。ワンランク上のホテルに宿泊する動きが引き続きみられるなど、全 体として底堅い地合いが続いている。主要温泉地の旅館・ホテルの宿泊客数に ついては、出雲大社の遷宮効果の一巡後も、底堅い動きを続けている 。空港 利用者数は、一部路線の見直しの影響もみられるが、旅行需要・ビジネス需要 ともに堅調に推移する中、高水準が続いている(2 月:前年比+9.1%)。 (2)住宅投資 住宅投資は、雇用・所得環境の改善や緩和的な金融環境に支えられ、持ち直 している。 ○ 新設住宅着工戸数をみると、持家は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需 要の反動が続いてきたが、足もと持ち直している。また、貸家も緩やかな増 加を続けている。 (3)設備投資 設備投資は、企業収益が改善するもとで、緩やかに増加している。 ○ 建設投資の先行指標である建築着工床面積(非居住用)は、振れを伴いつ つも、緩やかな増加傾向を続けている(2 月:前年比+61.7%)。用途別にみ 2 ると、医療・福祉施設や卸小売の新規出店のほか、製造業の工場新増設の動 きなどがみられる。 ○ 設備投資実施企業割合をみると、小企業(従業者 20 人未満)は依然低水準 だが、中小企業(従業員 20 人以上)では足もと 50%を超え、過去最高の水準 に達している。 ○ 2014 年度の設備投資について、短観をみると、工事進捗の遅れなどから下方 修正されたが、全産業ベースで前年度比約1%増加した。業種別にみると、製 造業では、海外経済の回復や国内需要の増加に対応するための能増投資に加え、 新規事業立ち上げのための多角化投資や更新投資が実施された。非製造業では、 新規出店や改装投資のほか、省エネ投資、更新投資がみられた。2015 年度につ いても、設備投資の増加は続き、全産業ベースで前年度比約 6%増の計画とな っている。製造業では能力増強や生産性向上のための投資が、非製造業では新 規出店や改装投資などが引き続き計画されている。 (4)公共投資 公共投資は減少している。 ○ 公共工事請負金額は、道路工事や耐震工事、島根県内の災害復旧工事など を受けてこれまで増加傾向にあったが、足もとは減少に転じている。 2.生産の動向 生産は持ち直している。 ○ 製造業の業況を短観でみると、2 四半期連続の改善となった。円安による収 益改善、国内外の設備投資関連財や自動車関連財の需要増加が背景にある。 足もとの鉱工業生産は増加しており(季調済前月比:12 月▲3.8%→1 月+ 10.3%<速報>)、先行きも、内外需要を反映して、緩やかな増加基調をたど ると考えられる。 3 ○ 業種別にみると、情報通信機械は生産水準を引き下げているが、電子部品・ デバイスがスマートフォン・タブレット端末向けや車載向けを中心にフル生 産を続けており、電気機械全体では堅調に推移している。鉄鋼や一般機械に ついては、自動車関連、設備投資関連とも堅調に推移している。食料品は、 全国的に好調な観光需要などを背景に、総じて底堅く推移している。紙・パ ルプや繊維では、円安による輸入競合品に対する競争力の改善からフル生産 となっている。この間、木材・木製品は、駆け込み需要の反動により減産を 続けてきたが、足もと下げ止まっている。 3.雇用・所得の動向 雇用・所得環境は着実に改善している。 ○ 雇用面をみると、有効求人倍率は高水準で推移している(2 月:1.09 倍)。 また、生産活動と連動する所定外労働時間は、製造業、非製造業ともに増加 傾向にある(12 月:前年比+1.0%)。この間、常用労働者数は、労働力人口 の減少が続く中、減少基調をたどっている(12 月:同▲0.7%)。 ○ 一人当たりの現金給与総額は増加している(12 月:前年比+7.2%)。内訳 をみると、所定内給与が、賃金の低いパート労働者比率の低下(賃金の高い 一般労働者比率の上昇)やベアの実施を受け増加しているほか、冬季賞与も 前年を上回っている。この結果、常用労働者数と一人当たり現金給与総額の 積として表わされる雇用者所得は、増加している(12 月:同+6.4%)。 4.物価の動向 ○ 消費者物価(生鮮食品を除く総合)の前年比は、鳥取市、松江市ともに、1% 台の伸びとなった(2 月前年比:鳥取市+1.9%、松江市+1.1%)。昨年夏場 以降、プラス幅が縮小傾向にあり、これには、主にガソリン価格の下落が影 響している。 4 5.金融面の動向 ○ 金融機関(銀行・信用金庫計)の総預金残高(末残)をみると、個人預金 が年金資金の流入から増加を続けているほか、法人預金もキャッシュフロー の改善を受けた企業の手元資金の積み上がりから増加が続いている。預金全 体では、前年比 2%台の伸びとなっている(2 月:前年比+2.2%)。 ○ 貸出金残高(末残)をみると、個人向けが住宅ローンを中心に増加を続けて いる。法人向けも再生可能エネルギーや医療福祉関連の設備資金のほか、運転 資金もこのところ幅広い業種で増加している。また、地方公共団体向け貸出も 増加が続いている。貸出全体では、前年比 4%台の伸びとなっている(2 月: 前年比+4.5%) 。 ○ 貸出約定平均金利(総合・ストックベース)は、金融機関の積極的な貸出ス タンスを受けて、低い水準で推移している(2 月末水準:1.762%)。 6.企業倒産の動向 ○ 企業倒産は、件数、金額ともに、低い状態が続いている(2 月:件数 7 件、 負債総額 563 百万円)。 以 5 上 (図表1)百貨店売上高 (1)全体 27 (2)衣料品 (季調済、億円) 10 (季調済、億円) 26 25 9 24 23 22 8 21 20 7 19 12 年 13 14 (3)食料品 8 12 年 15 14 15 13 14 15 (4)雑貨 (季調済、億円) 5 7 4 6 3 5 2 12 年 13 13 14 15 (季調済、億円) 12 年 (注)百貨店売上高は既存店ベース。山陰は、鳥取県、島根県に所在する百貨店の売上高を日本銀行 松江支店が集計し、算出したもの。季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)日本銀行松江支店 (図表2)耐久消費財 (1)家電 6,000 (季調済、百万円) 5,500 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 08年 09 10 11 12 13 14 15 13 14 15 (2)自動車 5,000 (季調済、台) 乗用車(除く軽) 4,500 軽自動車 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 08年 09 10 11 12 (注)新車登録台数(山陰)は、島根・鳥取両県の新車登録台数を合計したもの。家電については、 14/1月分から定義変更となるため、計数に連続性がない。季節調整値は、X-12-ARIMAにより 日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)中国経産局、中国運輸局 (図表3)旅館・ホテルの宿泊客数と空港利用者数 (1)温泉地宿泊客数 160 (季調済、千人) 150 140 130 120 110 100 07年 08 09 10 11 12 13 14 15 (2)旅館・ホテル宿泊客数 350 (季調済、千人) 鳥取 島根 300 250 200 150 100 07年 08 09 10 11 12 13 14 15 09 10 11 12 13 14 15 (3)空港利用者数 190 (季調済、千人) 170 150 130 110 90 07年 08 (注)(1)の主要温泉地の旅館・ホテルの宿泊客数(山陰)は、玉造、松江しんじ湖、皆生、三朝の4温泉 地分を日本銀行松江支店が集計し、算出したもの。(3)の空港利用者数(山陰)は、島根・鳥取両県 の空港の利用者数の合計。季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)日本銀行松江支店、観光庁、国土交通省 (図表4)新設住宅着工戸数 (1)総戸数 800 (季調済、戸) ※ 太線は後方6か月移動平均 700 600 500 400 300 200 08年 09 10 11 12 13 14 15 13 14 15 (2)内訳 350 (季調済、後方6か月移動平均、戸) 持家 300 貸家 250 200 150 100 08年 09 10 11 (注)季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)国土交通省 12 (図表5)設備投資 (1)建築着工床面積 90 (季調済、千㎡) 80 ※ 太線は後方6か月移動平均 70 60 50 40 30 20 10 08年 09 10 11 12 13 14 15 (2)設備投資実施企業割合 60 (%) 50 中小企業(従業員数20人以上) 小企業(従業員数20人未満) 40 30 20 10 0 0 4年 05 06 07 08 09 10 11 (注)(1)の季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)国土交通省、日本政策金融公庫松江支店 12 13 14 (図表6)公共工事請負金額 (1)山陰計 (季調済、億円) 310 290 ※太線は後方12か月移動平均 270 250 230 210 190 170 150 130 08年 09 10 11 12 13 14 15 (2)県別 180 (季調済、後方12か月移動平均、億円) (季調済、後方12か月移動平均、億円) 170 100 鳥取(右軸) 島根(左軸) 160 110 90 150 80 140 70 130 60 120 50 110 40 08年 09 10 11 (注)季節調整値は、X-12-ARIMAにより日本銀行松江支店が算出。 (資料出所)西日本建設業保証 12 13 14 15 (図表7)生産動向 (1)鉱工業生産指数・大口電力需要・製造業業況判断DI 120 (季調済、2010年=100) (「良い」-「悪い」、%ポイント) 110 20 0 100 ▲ 20 90 ▲ 40 鉱工業生産指数(左軸) 80 大口電力需要(左軸) ▲ 60 製造業業況判断DI(右軸) 70 60 ▲ 80 07年 08 09 10 11 12 13 14 15 (2)所定外労働時間 22 (時間) (時間) 36 産業計(左軸) 21 製造業(右軸) 32 非製造業(左軸) 20 28 19 18 24 17 20 16 16 15 12 14 13 8 07年 08 09 10 11 12 13 14 15 (注)(1)の製造業業況判断DIは、3月調査を2月に、6月調査を5月に、9月調査を8月に、12月調査を11月に それぞれプロットしている。 (2)は、鳥取県と島根県の合算値。非製造業は、日本銀行松江支店の推計。 (資料出所)島根県、鳥取県、中国電力、日本銀行松江支店 (図表8)雇用環境 (1)有効求人倍率 (季調済、倍) 1.3 1.2 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 05年 06 07 08 09 山陰 鳥取 島根 全国 10 11 12 13 14 15 (2)山陰の雇用判断DI 60 (「過剰」-「不足」、%ポイント) 40 点線は予測 20 0 ▲ 20 ▲ 40 全産業 製造業 非製造業 ▲ 60 0 5年 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 (3)新規求人数の内訳 65 (12か月移動平均、%) (12か月移動平均、%) 一般労働者の割合(左目盛) パート労働者の割合(右目盛) 63 45 43 61 41 59 39 57 37 55 35 05年 06 07 08 09 10 (資料出所)島根・鳥取労働局、厚生労働省、日本銀行松江支店 11 12 13 14 15 (図表9)雇用・所得環境 (1)常用労働者数 3 (前年比、%) 2 1 0 ▲1 └ 10 年 ┘ └ 11 ┘ └ 12 ┘ └ 13 ┘ └ 14 ┘ (2)一人当たり現金給与総額 8 (前年比、%) 特別に支払われる給与 所定外給与 所定内給与 一人当たり現金給与総額 6 4 2 0 ▲2 ▲4 ▲6 └ 10 年 ┘ └ 11 ┘ └ 12 ┘ └ 13 ┘ └ 14 ┘ 11 ┘ └ 12 ┘ └ 13 ┘ └ 14 ┘ (3)労働者比率 4 (前年差、%) 3 パートタイム 2 一般労働者 1 0 ▲1 ▲2 ▲3 ▲4 └ 10 年 ┘ └ (注)四半期は、第1四半期:3~5月、第2:6~8月、第3:9~11月、第4:12~2月。 直近の計数は、14/12月。 (資料出所)鳥取県、島根県 (図表10)消費者物価指数 (1)松江市 4.0 (%) 生鮮食品を除く食料 光熱・水道 被服及び履物 交通・通信 教養娯楽 生鮮食品を除く総合 3.0 2.0 住居 家具・家事用品 保健医療 教育 諸雑費 1.0 0.0 ▲ 1.0 ▲ 2.0 ▲ 3.0 10年 11 12 13 14 15 13 14 15 (2)鳥取市 4.0 (%) 生鮮食品を除く食料 光熱・水道 被服及び履物 交通・通信 教養娯楽 生鮮食品を除く総合 3.0 2.0 住居 家具・家事用品 保健医療 教育 諸雑費 1.0 0.0 ▲ 1.0 ▲ 2.0 ▲ 3.0 10年 11 (資料出所)鳥取県、島根県、総務省統計局 12 (図表11)貸出金・貸出金利水準 (1)貸出金 6 (前年比、%) 4 2 0 ▲2 山陰 ▲4 全国 ▲6 03年 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 10 11 12 13 14 15 (2)貸出金利水準(ストックべ―ス) 3.0 (%) 2.8 2.6 2.4 2.2 2.0 1.8 1.6 山陰 全国(国内銀行) 全国(信金) 1.4 1.2 1.0 03年 04 05 06 07 08 09 (注)山陰は、鳥取県、島根県に店舗を有する国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)および信用金庫の合計 (末残ベース)。全国の貸出金は、国内銀行(同)および信用金庫の合計(同)。 (資料出所)日本銀行、日本銀行松江支店、信金中央金庫、全国信用金庫協会 管内金融経済指標(1/3) ―― 本表中の計数は、<>内に記載しているもの以外は前年同月(期)比% ―― 山陰は、鳥取県、島根県の計数を日本銀行松江支店で集計し、算出したもの ―― ▲:マイナス、p:速報値、r:訂正値 1.最終需要の動向 (1)個人消費 百貨店売上高(注1) 山陰 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 衣料品 4.7 9.9 5.3 3.8 2.8 3.6 4.7 0.3 ホームセンター 販売額(注4) 資料出所 1.3 7.5 6.7 3.7 4.1 7.1 9.0 1.0 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 0.1 8.6 5.7 3.6 4.0 1.0 2.9 2.4 全国 11.1 ▲ 4.7 1.0 0.8 1.5 0.6 ▲ 0.4 p 3.5 山陰 r 経済 産業省 日本銀行松江支店 資料出所 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 食料品 量販店売上高(注2) 乗用車(除く軽) 新車登録台数 5.2 1.6 1.5 1.0 0.1 0.6 2.7 0.8 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 日本銀行 松江支店 軽自動車 新車登録台数 山陰 全国 3.3 ▲ 2.4 r 0.3 0.2 0.9 ▲ 0.2 r 0.2 p 0.2 32.0 ▲16.6 ▲16.7 ▲15.4 ▲11.0 ▲18.9 p▲13.4 ─ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ r▲ p▲ 経済 産業省 中国経済 産業局 主要温泉地 宿泊客数(注5) 空港 利用者数 山陰 山陰 山陰 全国 山陰 全国 4.3 ▲ 8.0 ▲ 5.8 ▲ 8.1 ▲11.3 ▲ 6.6 p▲ 7.4 ─ 23.1 ▲ 11.8 ▲ 3.3 ▲ 17.1 ▲ 24.6 ▲ 11.6 ▲ 24.0 ▲ 21.0 17.1 ▲ 6.5 ▲ 3.6 ▲ 12.8 ▲ 15.9 ▲ 11.1 ▲ 21.4 ▲ 16.8 26.6 1.3 ▲ 4.8 6.7 ▲ 1.8 23.6 ▲ 21.8 ▲ 17.9 25.4 3.3 ▲ ▲ 5.8 ▲ 5.2 ▲ ▲ 2.2 ▲ 18.5 ▲ ▲ 19.4 p▲ ▲ 15.4 中国運輸局 日本自動車販売 協会連合会 中国運輸局 全国軽自動車協 会連合会 (注3) 全国 山陰 中国経済 産業局 家電大型専門店販売額 11.4 6.0 16.4 13.7 10.5 12.5 8.0 ─ 日本銀行 松江支店 19.5 8.7 3.8 4.4 1.0 6.4 8.3 9.9 経済 産業省 24.4 20.7 17.5 3.4 1.2 0.7 3.5 9.1 鳥取県、 島根県 (2)住宅投資 新設住宅着工戸数 山陰 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 4.5 ▲ 2.7 ▲ 4.4 ▲ 16.8 ▲ 10.1 ▲ 3.7 0.7 41.0 持家 貸家 分譲 11.8 ▲ 24.7 ▲ 13.9 ▲ 36.3 ▲ 42.7 ▲ 26.4 ▲ 4.6 ▲ 24.8 1.7 23.0 48.6 16.0 34.5 71.4 ▲ 17.6 2.7倍 ▲ 21.7 2.1倍 ▲ 54.7 ▲ 3.7 6.3倍 ▲ 68.9 5.2倍 4.3倍 全国 3.4 ▲ 9.3 ▲ 13.6 ▲ 13.8 ▲ 14.3 ▲ 14.7 ▲ 13.0 ▲ 3.1 国土交通省 資料出所 (3)設備投資 <企業短期経済観測調査> 建築着工床面積 設備投資額 非居住用 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 資料出所 山陰 全国 71.0 ▲ 7.0 15.3 ▲ 14.0 ▲ 32.0 4.3 ▲ 3.8 61.7 2.4 ▲ 3.7 ▲ 8.6 ▲ 4.6 ▲ 10.9 ▲ 17.3 ▲ 16.4 9.4 国土交通省 山陰 13年度実績 14年度計画 15年度計画 資料出所 52.8 1.1 5.8 * 製造業 非製造業 49.0 57.7 52.4 ▲ 62.8 0.9 30.8 日本銀行松江支店 * 土地投資を含む(リース会計対応ベース)。 14、15年度計画は15/3月短観結果。 生産設備判断D.I.** 製造業 全国 <%ポイント> 山陰 5.6 14/ 3 4.4 6 ▲ 5.0 9 日本銀行 12<旧> 12<新> 15/ 3 資料出所 全国 10 5 9 7 7 3 日本銀行 松江支店 5 5 4 3 3 2 日本銀行 ** 「過剰」-「不足」。 管内金融経済指標(2/3) (4)公共投資 公共工事請負金額 山陰 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 国 24.6 13.9 ▲ 0.7 ▲ 5.5 ▲ 13.1 ▲ 19.5 ▲ 23.2 ▲ 32.7 県 18.8 20.4 ▲ 17.5 33.1 34.2 ▲ 24.2 77.8 ▲ 50.8 全国 市町村 3.4 9.7 4.0 ▲ 17.3 ▲ 33.7 ▲ 27.5 ▲ 51.0 ▲ 5.5 59.3 23.6 9.4 ▲ 2.3 ▲ 9.6 ▲ 6.3 52.1 ▲ 53.1 16.8 14.4 ▲ 3.9 ▲ 6.0 ▲ 10.4 1.0 ▲ 13.7 2.3 西日本建設業保証ほか 資料出所 2.生産の動向 鉱工業生産指数(注6) 山陰 全国 鉄鋼 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 13.1 11.9 4.5 ▲ 0.9 ▲ 2.6 ▲ 2.0 p 3.0 ─ 一般機械 18.7 16.5 3.8 ▲ 0.1 ▲ 1.9 ▲ 1.5 p▲ 3.7 ─ 9.6 18.4 0.4 ▲17.6 ▲21.4 ▲22.7 p 11.2 ─ 電気機械 15.6 23.5 11.9 12.3 9.8 8.7 p 15.8 ─ 17.2 ▲ 5.9 ▲ 6.3 ▲13.6 ▲12.1 ▲23.4 p▲23.4 ─ 繊維 紙・パルプ ▲ 5.6 ▲ 3.4 ▲ 8.3 ▲ 3.9 ▲11.2 7.8 p▲ 1.9 ─ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ p 4.1 6.1 4.3 1.9 2.5 0.4 3.8 ─ 食料品・たばこ 木材・木製品 0.8 0.3 ▲ 0.1 0.1 ▲ 3.8 4.3 p 6.6 ─ 鳥取県、島根県、経済産業省 資料出所 大口電力需要量 全国 山陰 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 窯業・土石 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 5.4 1.2 3.5 0.7 2.0 0.0 1.8 3.8 鉱工業 (9電力) 5.9 2.9 1.4 0.2 ▲ 3.4 ▲ 1.6 ▲ 0.4 ▲ 1.4 ▲ 1.7 ▲ 1.2 0.1 ▲ 0.6 ▲ 1.9 ▲ 1.8 ▲ 3.9 ▲ 2.6 鉱工業 3.7 0.6 ▲ 1.2 ▲ 1.4 ▲ 1.1 ▲ 0.7 ▲ 2.0 ▲ 2.7 中国電力、電気事業連合会 資料出所 3.雇用・所得の動向 有効求人倍率(注7) <季調済・倍> 山陰 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 常用労働者数(注8) 全国 1.07 1.09 1.08 1.10 1.10 1.12 1.10 1.09 山陰 1.05 1.09 1.10 1.12 1.12 1.14 1.14 1.15 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 0.4 0.7 0.5 0.7 1.0 0.7 ─ ─ 4.物価の動向 消費者物価指数(注10) 生鮮食品を除く総合 鳥取市 資料出所 p 1.2 1.4 1.7 1.6 1.6 1.7 1.8 ─ 山陰 14.4 5.4 ▲ 6.5 ▲ 5.2 ▲ 8.5 1.0 ─ ─ 全国 p 7.1 5.1 2.2 0.5 0.0 0.0 1.0 ─ 鳥取・島根労働局、鳥取県、島根県、厚生労働省 資料出所 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 全国 調査産業計(注8) 所定外労働時間 0.9 3.0 2.8 2.6 2.4 2.6 2.2 1.9 松江市 1.0 2.9 2.7 2.3 2.4 2.0 1.7 1.1 総 務 省 全国 1.3 3.3 3.2 2.7 2.7 2.5 2.2 2.0 現金給与総額(注9) (1人当たり) 山陰 3.5 4.6 3.3 4.9 3.0 7.2 ─ ─ 全国 p 0.1 0.8 1.5 0.7 0.1 1.3 1.3 ─ 16.4 6.5 ▲ 2.8 ▲ 9.7 ▲ 6.8 ▲13.4 p▲ 6.3 ─ ▲ ▲ ▲ r▲ p▲ 8.2 2.7 1.0 1.5 3.7 0.1 2.8 2.6 管内金融経済指標(3/3) 5.金融面の動向 総預金残高(末残)(注11) 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 資料出所 貸出金残高(末残)(注11) 全 国 全 国 <億円> 前年比(%) 前年比(%) <億円> 前年比(%) 前年比(%) 52,375 2.1 3.2 27,259 1.7 2.5 53,540 2.1 2.7 26,947 2.9 2.3 52,860 2.5 2.6 27,556 3.4 2.2 53,045 0.9 3.1 27,730 4.0 2.6 52,829 1.5 3.3 27,408 3.5 2.6 53,045 0.9 3.1 27,730 4.0 2.6 52,879 2.3 3.2 27,732 4.6 2.6 52,910 2.2 3.6 27,832 4.5 2.8 日本銀行、 日本銀行松江支店 信金中央金庫 <%、%ポイント> 国内銀行 山陰地区(総合) 全 国(総合) 国内銀行+信用金庫(山陰地区) 総 合 長 期 短 期 前月(期)比 前月(期)比 前月(期)比 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 0.026 0.035 0.025 0.019 0.005 0.009 0.003 0.011 資料出所 ▲ 0.240 0.260 ▲ 0.107 ▲ 0.117 ▲ 0.015 ▲ 0.090 0.016 ▲ 0.083 日 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 本 前月(期)比 0.030 1.860 ▲ 0.028 1.832 ▲ 0.028 1.804 ▲ 0.026 1.778 ▲ 0.004 1.799 0.021 1.778 ▲ 0.008 1.770 ▲ 0.008 1.762 ▲ 銀 行 松 江 支 店 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 663 880 746 1,209 236 635 105 236 6.企業倒産 0.024 1.234 0.012 1.222 0.020 1.202 0.022 1.180 0.003 1.195 0.015 1.180 0.001 1.179 0.006 1.173 日 本 銀 行 前 年 22 ▲ 372 ▲ 241 ▲ 869 ▲ 116 ▲ 547 177 ▲ 88 全 国 前 年 ▲ 32 35,123 32,751 ▲ 353 1,072 ▲ 5,024 ▲ 250 617 3,045 ▲ 788 ▲ 66,199 ▲ 65,669 ▲ 60 ▲ 5,466 ▲ 4,757 ▲ 574 ▲ 52,996 ▲ 54,966 255 40,513 43,618 ▲ 72 ▲ 3,454 ▲ 3,523 日 本 銀 行 * 倒産件数 山陰 負債総額 全国 <件> 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ (注13) 前年比(%) ▲ 7.7 685 ▲ 0.1 ▲ 6.4 508 ▲ 13.5 ▲ 12.1 505 ▲ 15.7 ▲ 1.5 340 ▲ 22.6 2.6 120 ▲ 29.4 ▲ 5.4 88 ▲ 9.3 ▲ 27.1 282 ▲ 29.3 7.8 148 0.7 日 本 銀 行 松 江 支 店 資料出所 1.749 1.716 1.689 1.666 1.685 1.666 1.657 1.651 <億円> 差引(▲発行超) 山 陰 還 収 前年比(%) 前月(期)比 0.026 0.033 0.027 0.023 0.006 0.019 0.009 0.006 銀 行 券 受 払 実 績 発 行 信金中央金庫 (注12) 貸出約定平均金利(ストックベース) 14/ 1~ 3 4~ 6 7~ 9 10~12 14/ 11 12 15/ 1 2 日本銀行、 日本銀行松江支店 前年比(%) 26 17 20 7 3 3 5 7 資料出所 * 負債総額10百万円以上。 30.0 13.3 33.3 ▲ 53.3 0.0 50.0 ▲ 28.6 0.0 前年比(%) ▲ 11.4 ▲ 8.0 ▲ 8.5 ▲ 13.5 ▲ 14.6 ▲ 8.5 ▲ 16.5 ▲ 11.5 山陰 全国 <百万円> 前年比(%) 6,003 4,972 5,432 422 169 181 783 563 東京商工リサーチ 2.8倍 31.0 36.2 ▲ 88.7 ▲ 86.9 ▲ 82.7 ▲ 75.5 ▲ 60.4 前年比(%) ▲ 1.3 ▲ 59.3 ▲ 27.6 ▲ 2.2 ▲ 16.2 32.6 ▲ 46.6 30.1 <参考>短観業況判断D.I.* 山陰<%ポイント> 全国 製造業 非製造業 <%ポイント> 14/ 3 6 9 12<旧> 12<新> 15/ 3 20 16 4 2 3 ▲ 6 3 ▲ 1 2 ▲ 3 5 5 日本銀行松江支店 資料出所 * 「良い」-「悪い」。 21 5 7 4 5 4 12 7 4 5 6 7 日本銀行 (注) 1. 百貨店売上高は既存店ベース。山陰は、鳥取県、島根県に所在する百貨店の売上高を 日本銀行松江支店が集計し、算出したもの。 2. 量販店売上高(山陰)は、主要量販店の鳥取県、島根県での全店売上高を日本銀行松 江支店が集計し、算出したもの。全国は既存店ベース。 3. 家電大型専門店販売額は全店ベース。2014年からは中国経済産業局の統計定義が変更 されたため、2013年までの計数とは連続しない。 4. ホームセンター販売額は全店ベース。2014年からは中国経済産業局の統計定義が変更 されたため、2013年までの計数とは連続しない。 5. 主要温泉地宿泊客数(山陰)は、玉造、松江しんじ湖、皆生、三朝の4温泉地分を日本 銀行松江支店が集計し、算出したもの。 6. 鉱工業生産指数(山陰)は、鳥取県、島根県が公表した鉱工業生産指数および工業統 計調査の付加価値額を基に日本銀行松江支店が算出(2010年基準)。なお、電気機械 は旧分類。 7. 有効求人倍率(山陰)は、鳥取労働局、島根労働局が公表した有効求人数、有効求職 者数を基に日本銀行松江支店が算出。 8. 常用労働者数、調査産業計所定外労働時間は、事業所規模5人以上。 9. 現金給与総額(1人当たり)は、鳥取県、島根県の毎月勤労統計の現金給与総額、常用 労働者数を基に日本銀行松江支店が算出。事業所規模5人以上。 10. 消費者物価指数の四半期の前年比(鳥取市、松江市、全国)は、総務省が公表した消 費者物価指数を基に日本銀行松江支店が算出(2010年基準)。 11. 総預金残高(末残)、貸出金残高(末残) (1) 総預金、貸出金のベースは、鳥取県、島根県に店舗を有する国内銀行(ゆうちょ銀 行を除く)および信用金庫の合計(末残ベース)。 (2) 銀行勘定を集計。ただし、国内銀行についてはオフショア勘定を除く。 (3) 総預金については、譲渡性預金を除く。 (4) 貸出金については、中央政府向け貸出を除く。 12. 貸出約定平均金利(ストックベース) (1) 貸出金利を貸出金残高で加重平均したもの。なお、貸出の対象は、銀行勘定の円貸 出のうち、金融機関向け貸出、銀行裏書手形、手形市場関係分を除いたもの。 (2) 山陰地区は鳥取県、島根県に店舗を有する国内銀行(ゆうちょ銀行は除く)、信用 金庫。 (3) 「長期」は証書貸付の金利。「短期」は手形貸付と割引手形の金利の加重平均。 「総合」には当座貸越が含まれる。 13. 銀行券受払実績 (1) 銀行券受払高は、鳥取県、島根県において日本銀行が取引先金融機関や官庁、個人 等に対し銀行券を受払した額。 (2) 銀行券差引(▲発行超)は、銀行券発行(払)から銀行還収(受)を引いたもの。 マイナス(▲)表示は発行超(払超)を、無表示は還収超(受超)を表す。
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