年 番号 1 正の実数 pi ; qi (i = 1; 2; Ý; n) が n P i=1 pi = n P i=1 qi = 1 を満たすとき, (1) 不等式 log x 5 x ¡ 1 が成り立つことを証明しなさい. n n P P (2) 不等式 pi log pi = pi log qi が成り立つことを証明しなさい. (3) F = i=1 i=1 pi log pi の最小値を求めなさい. (4) 正の実数 ai (i = 1; 2; Ý; n) に対して,G = n P i=1 ai log ai の最小値を求 めなさい. ( 大分大学 2015 ) 2 実数の定数(パラメータ)k に対して,放物線 y = x2 と直線 y = x + k, x = ¡1,x = 2 で囲まれた図形の面積の最小値と,そのときの定数 k を求 次の問いに答えなさい. i=1 n P 3 氏名 曲線 y = x2 の上を動く点 P(x; y) がある.この動点の速度ベクトルの大 きさが一定 C のとき,次の問いに答えよ.ただし ,動点 P(x; y) は時刻 t に対して x が増加するように動くとする. ¡ ! dy dx < を x で表せ. (1) P(x; y) の速度ベクトル v = $ ; dt dt ¡ ! d2 y d2 x < を x で表せ. ; (2) P(x; y) の加速度ベクトル ® = $ dt2 dt2 (3) 半径 r の円 x2 + (y ¡ r)2 = r2 上を速度ベクトルの大きさが一定 C で動く 点 Q があるとき,この加速度ベクトルの大きさを求めよ. (4) 動点 P と Q の原点 (0; 0) での加速度ベクトルの大きさが等しくなるとき の半径 r を求めよ. ( 大分大学 2013 ) めよ. ( 大分大学 2011 ) 4 5 微分可能な関数 y = f(x) が次の方程式を満たすとする. an f (n) (x) + an¡1 f (n¡1) (x) + Ý + a1 f (1) a; b は b = a > 0 をみたす定数とする.x; y が x = 0; y = 0; x3 +y3 = 1 をみたしながら変化するとき,a2 x + b2 y のとり得る値の範囲を求めよ. (x) + a0 f(x) = 0 (A) ( 大分大学 2008 ) ここに n は自然数,ai (i = 0; 1; 2; Ý; n) は実数の定数で,an Ë 0 であ る.また,y(k) = f(k) (x) は f(x) の k 次導関数で y(0) = f(0) (x) = f(x) とする.(A) のような方程式を第 n 階微分方程式といい,(A) に対して t の n 次方程式 an tn + an¡1 tn¡1 + Ý + a1 t + a0 = 0 (B) を (A) の特性方程式という.このとき次の問いに答えよ. (1) 特性方程式 (B) の解が実数 r であるとき,関数 y = erx が方程式 (A) を満 6 n = 2 を自然数とする. (1) 関数 f(x) = nx ¡ 1 + (1 ¡ x)n の極値を求めよ. たすことを証明せよ. (2) n 次方程式 (B) が実数 r を k 重解 (注) にもつとき,次の t に関する方程式は r を k ¡ 1 重解にもつことを証明せよ.ただし,k = 2; 3; Ý とする. nan tn¡1 + (n ¡ 1)an¡1 tn¡2 + Ý + 2a2 t + a1 = 0 (2) 次の各不等式を示せ. (a) (1 ¡ x2 )ex 5 1 + x 5 ex x2 x x n ; 5 e (b) 0 5 ex ¡ #1 + n n (x = ¡1) (x = ¡n) ( 大分大学 2007 ) (注) t の m 次方程式が適当な多項式 Q(t) を用いて (t ¡ r)k Q(t) = 0と なるとき,t = r をこの方程式の k 重解と定義する.ただし,k = 1; 2; Ý とする. (3) 実数の定数 r に対して x の関数を yi = xi erx (i = 0; 1; 2; Ý) と (n) する.このとき,yj (n¡1) を x; yj¡1 (n) および yj¡1 を用いて表せ.ただし , j = 1; 2; 3; Ý とする. (4) 実数 r が n 次方程式 (B) の k 重解で あ ると き yi = xi erx (i = 0; 1; 2; Ý; k ¡ 1) が微分方程式 (A) を満たすことを証明せよ.ただし,k は自然数とする.
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