公募要領(PDF形式:295KB) - 資源エネルギー庁

平成28年度「石油精製高付加価値化等技術開発補助金」に係る公募要領
平成28年1月27日
経済産業省資源エネルギー庁
資源・燃料部石油精製備蓄課
経済産業省では、平成28年度「石油精製高付加価値化等技術開発補助金」を実施す
る補助事業者を、以下の要領で募集します。
なお、この公募は、平成28年度予算の成立等を前提に募集の手続を行うものです。
1.事業の目的
我が国の現在の原油調達の約8割は中東諸国に依存しており、そのほとんどがホ
ルムズ海峡を経由して日本に輸入されている。我が国の石油製品の安定供給確保に
は、地政学的リスクや原油の生産地域の多様化もふまえた非在来型原油などの供給
源の多角化が必要であり、国内に安定的かつ効率的に石油製品を供給し得る石油精
製能力・設備を維持していくことが不可欠である。
アジア新興国等において最新設備を有する大規模な製油所が次々と建設されてい
る中、今後も中長期にわたり、比較的小規模な国内石油精製設備を維持していくた
めには、我が国の製油所を最先端の製油所にモデルチェンジしなければならない。
しかし、国内の石油製品需要が縮小していく中、民間企業は、リスクの高い技術
開発に対して、積極的な投資に踏み切れない状況にある。
このため、本事業は、石油精製に関する技術開発(実用化・実証)を推進するこ
とにより、我が国のエネルギー安定供給に貢献すること、我が国の製油所の国際競
争力を強化し、海外に展開可能な強い国際競争力をもつ産業への転換することを目
的としています。
2.事業スキーム
経
済
(申請)↑
民
間
団
(申請)↑
産
業
省
↓(補助)補助率:定額(2/3、1/2相当)
、定額
体
等(補助事業者)
※今回の公募対象
↓(補助)補助率:2/3(実用化)
、1/2(実証)
民 間 事 業 者(間接補助事業者)
1
※採択された補助事業者が公募を実施
3.事業内容
上記目的の達成を図るため、コストの安い原油等から高付加価値の製品を生産する
「石油のノーブル・ユース」や、精製設備の稼働を長期間安定させる「稼働信頼性の
向上」に資する技術の実用化段階、実証段階の技術開発に要する経費に対して、当該
経費を助成する事業に要する経費およびその助成事業全体の業務管理に要する経費
を補助します。
なお、「新たな精製プロセスを生み出す技術開発」のみを実用化事業と位置づけ
2/3相当の補助率とし、「既存の精製プロセスに関する技術開発」を実証事業とし
て1/2相当の補助率とする。
※ 本 事 業 の 実 施 に あ た り 、研 究 活 動 の 内 容 や 成 果 を 社 会・国 民 に 対 し て
分 か り や す く 説 明 す る 、未 来 へ の 希 望 を 抱 か せ る 心 の 通 っ た 双 方 向 コ
ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 活 動( 以 下 、「 国 民 と の 科 学・技 術 対 話 」と い う 。)
に 積 極 的 に 取 り 組 ん で く だ さ い 。( 詳 細 は 、「 国 民 と の 科 学・技 術 対
話 」の 推 進 に つ い て( 基 本 的 取 組 方 針( 平 成 2 2 年 6 月 1 9 日
科学
技術政策担当大臣、総合科学技術会議有識者議員)を参照のこと。)
4.事業実施期間
交付決定日~平成29年3月31日
※事業全体計画は、最大5年間です。
5.応募資格
応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。
①日本に拠点を有していること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について
十分な管理能力を有していること。
④予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないものであること。
⑤経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成
15・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要
2
件のいずれにも該当しないこと。
【応募に当たっての留意事項】
Ⅰ.e-Radへの登録
採択された場合、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)(※)へ登録する
とともに、民間事業者(間接補助事業者)の公募を行う際には、e-Radで応募を
できるようにしていただきます。詳細は、採択後にご連絡します。
(※)府省共通研究開発管理システム(e-Rad)
e-Rad(Electric -Research and Development)とは、政府全体の研究資
金について、研究開発管理に係る一連のプロセス(公募→受付→審査→採択→採
択課題管理→成果報告等)をオンライン化する府省横断的なシステム。
○ e-Radポータルサイト
http://www.e-Rad.go.jp/
○ e-Rad利用可能時間帯
平日、休日
0:00~24:00(緊急メンテナンスの時間帯を除く)
○ e-Radヘルプデスク
電話番号:0120-066-877 (フリーダイヤル)
受付時間:9:00~18:00(平日) ※土曜日、日曜日、国民の祝日
及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く
Ⅱ.不合理な重複及び過度の集中の排除
「競争的資金の適正な執行に関する指針」(平成17年9月9日競争的研究資金に
関する関係府省連絡会申し合わせ 平成24年10月17日改正)を踏まえ、経済産
業省所管のすべての研究資金について、不合理な重複注 1 及び過度の集中注 2 が認めら
れた場合は、不採択になることがあります。また、応募書類に事実と異なる記載をし
た場合は、不採択、採択取消し又は減額配分になることがあります。
注1
「不合理な重複」とは、同一の研究者による同一の研究課題に対して、複数
の研究資金が不必要に重ねて配分される状態であって、次のいずれかに該当す
る場合をいう。
・実質的に同一(相当程度重なる場合を含む。以下同じ。)の研究課題につい
て、複数の研究資金に対して同時に応募があり、重複して採択された場合
・既に採択され、配分済の研究資金と実質的に同一の研究課題について、重ね
て応募があった場合
・複数の研究課題の間で、研究費の用途について重複がある場合
・その他これらに準ずる場合
注2
「過度の集中」とは、同一の研究者又は研究グループ(以下「研究者等」と
3
いう。)に当該年度に配分される研究費全体が、効果的、効率的に使用できる
限度を超え、その研究期間内で使い切れないほどの状態であって、次のいずれ
かに該当する場合をいう。
・研究者等の能力や研究方法等に照らして、過大な研究費が配分されている場
合
・当該研究課題に配分されるエフォート(研究者の全仕事時間に対する当該研
究の実施に必要とする時間の配分割合(%))に比べ、過大な研究費が配分
されている場合
・不必要に高額な研究設備の購入等を行う場合
・その他これらに準ずる場合
Ⅲ.研究活動の不正行為への対応
(1)研究機関の研究体制の整備と実施状況の確認
研究活動の不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)については、「研究活動の不正行
為への対応に関する指針」
(平成19年12月26日経済産業省策定)
(以下「不正
行為指針」という。
)に基づき、経済産業省は資金配分機関として、本事業の補助
事業者は研究機関として必要な措置を講じることとします。
研究機関における研究体制の整備については、不正行為指針に基づき、必要な規
定の整備を含む実効的な取組を行ってください。なお、同指針に基づき、本事業に
関する研究費の交付決定にあたって、研究機関における行動規範の策定や機関に所
属する研究者に対する研究倫理教育の実施状況について確認をさせていただくと
ともに、必要に応じ、こうした指針への対応状況等について中間検査等の際に確認
を行います。
(2)不正行為があると認められた場合の措置
1)本事業において不正行為があると認められた場合の措置
本事業において、不正行為があると認められた場合、以下の措置を講じます。
① 当該研究不正行為の重大性などを考慮しつつ、当該研究資金の全部又は一部を
返還していただくことがあります。
② 不正行為があったと認定された研究の不正行為に関与したと認定された者(論
文等の著者、論文等の著者ではないが当該不正行為に関与したと認定された者)
に対し、本事業への翌年度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:不正行為
の程度などにより、原則、不正行為があったと認定された年度の翌年度以降2
~10年間)
③ 不正行為に関与しないものの、不正行為のあった研究に係る論文等の責任を負
う著者(監修責任者、代表執行者又はこれらの者と同等の責任を負うと認定さ
4
れた者)に対し、本事業への翌年度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:
責任の程度等により、原則、不正行為があったと認定された年度の翌年度以降
1~3年間)
④ 他府省等(※)を含む他の資金配分機関に対し、当該研究不正行為に関する措
置及び措置の対象者等について情報提供します。このことにより、研究不正行
為があったと認定された研究において、研究不正行為に関与したと認定された
者又は研究不正行為に関与しないものの論文等に責任を負う著者は、他府省等
を含む他の資金配分機関の研究資金への応募が制限される場合があります。
(※)「他府省等」は、経済産業省以外の府省及び独立行政法人を指します。
⑤ 経済産業省は、不正行為に対する措置を決定したときは、原則として、措置の
対象となった者の氏名・所属、措置の内容、不正行為が行われた研究資金の名
称及び当該研究資金の金額、研究内容と不正行為の内容、調査機関が行った調
査結果報告書などについて公表します。
2)他の資金配分機関の事業において不正行為が認められた場合の措置
他府省等を含む他の資金配分機関の事業において不正行為があると認められ、措
置を行うとの通知を受けた場合、当省の事業においても、資金配分の停止、申請の
不採択及び応募申請制限について、同様に取り扱います。
(3)過去の研究資金において不正行為があったと認められた場合の措置
過去の研究資金において、不正行為があったと認定された者(当該不正行為があ
ったと認定された研究に係る論文等の責任を負う者として認定された場合を含
む。)は、不正行為指針に基づき、本事業への参加が制限されることがあります。
Ⅳ.公的研究費の不正な使用及び不正な受給への対応
(1)研究費の管理体制の整備と実施状況の確認
研究費の不正な使用及び不正な受給(以下「不正使用等」という。)については、
「公的研究費の不正な使用等への対応に関する指針」(平成20年12月3日経済
産業省策定)
(以下「不正使用指針」という。)に基づき、経済産業省は資金配分機
関として、本事業の補助事業者は研究機関として研究費の管理体制の整備等の必要
な措置を講じることとしています。
研究機関における研究費の管理体制の整備等については、不正使用指針に基づき、
研究費の申請の際に、書面による報告を求めることがありますので、求められた場
合には直ちに提出してください。なお、当該年度において、既に他府省等を含む他
の資金配分機関に同旨の報告書を提出している場合は、その写しの提出をもって代
えることができます。この他に、研究機関における研究費の管理体制の整備等の実
施状況を把握するため、必要に応じて、現地調査を行うことがあります。
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また、研究機関において、同指針に基づき、当該研究費の運営・管理に関わる全
ての研究者及び事務職員に対し、不正使用等にあたる行為や研究機関の不正対策に
関する方針等の教育(コンプライアンス教育)を実施することが必要です。
(2)研究費の不正使用等があると認められた場合の措置
1)本事業において不正使用等があると認められた場合の措置
本事業において、研究費の不正使用等があると認められた場合、以下の措置を講
じます。
① 不正使用等の重大性などを考慮しつつ、当該研究費の全部又は一部を返還して
いただくことがあります。
② 不正な使用を行った研究者及びそれに共謀した研究者に対し、本事業への翌年
度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:不正の程度などにより、原則、当
該研究費を返還した年度の翌年度以降1~10年間)
③ 偽りその他不正な手段により研究費を受給した研究者及びそれに共謀した研究
者に対し、本事業への翌年度以降の応募を制限します。(応募制限期間:原則、
当該研究費を返還した年度の翌年度以降5年間)
④ 不正な使用を行った研究に直接関与していないが善管注意義務注に違反した研
究者に対し、本事業への翌年度以降の応募を制限します。
(応募制限期間:原則、
当該研究費を返還した年度の翌年度以降1~2年)
(注)善良な管理者の注意をもって事業を行うべき義務
⑤ 他府省等を含む他の資金配分機関に対し、当該不正使用等に関する措置及び措
置の対象者等について情報提供します。このことにより、不正な使用を行った
研究者及びそれに共謀した研究者、不正な受給を行った研究者及びそれに共謀
した研究者、及び不正な使用を行った研究に直接関与していないが善管注意義
務に違反した研究者は、他府省等を含む他の資金配分機関の研究資金への応募
が制限される場合があります。
⑥ 経済産業省は、不正使用等に対する措置を決定したときは、原則として、措置
の対象となった者の氏名・所属、措置の内容、不正が行われた研究資金の名称
及び当該研究費の金額、研究内容と不正の内容、研究機関が行った調査結果報
告書などについて公表します。
2)他の資金配分機関の事業において不正使用等が認められた場合の措置
他府省等を含む他の資金配分機関の事業において不正使用等を行ったと認めら
れ、措置を行うとの通知を受けた場合、当省の事業においても同様に、本事業を含
む経済産業省所管のすべての研究資金への応募申請を制限します。
(3)過去の研究費において不正使用等があったと認められた場合の措置
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過去に配分を受けた研究費において、不正使用等を行った者(当該不正使用等を
共謀した研究者及び善管注意義務に違反した違反した研究者を含む。)は、不正使
用指針に基づき、本事業への参加が制限されることがあります。
(参考)
経済産業省所管の研究資金に係る研究活動の不正行為及び研究費の不正使用等
に関する告発・相談受付窓口
経済産業省 産業技術環境局産業技術政策課 研究開発事業適正化推進係
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
TEL 03-3501-1773/FAX 03-3501-7908
E-mail [email protected]
Ⅴ.暴力団排除に関する対応
補助事業者は、以下の暴力団排除に関する誓約事項について、補助金の交付申請前
に確認しなければならず、補助金の交付の申請をするに当たって、また、補助事業の
実施期間内及び完了後においては、以下のいずれにも該当しないことを誓約する必要
があります。
① 法人等(個人、法人又は団体をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の
防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団を
いう。以下同じ。
)であること、法人等の役員等(個人である場合はその者、法人
である場合は役員、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関
与している者をいう。以下同じ。)が、暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴
力団員をいう。以下同じ。
)であること。
②役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を
加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしていること。
③役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するな
ど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているこ
と。
④役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれと社会的に非難される
べき関係を有していること。
6.補助金交付の要件
(1)採択予定件数:1件(※間接補助事業者の採択は8件程度を想定)
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(2)補助率・補助額
補助対象経費のうち、事業費(石油精製実用化技術開発事業に要する経費を助
成する事業に要する経費の定額(2/3相当)
、石油精製実証技術開発事業に要す
る経費を助成する事業に要する経費の定額(1/2相当))
、業務管理費(定額)
を補助します。
補助額は総額で、700,000千円を上限とし、そのうち業務管理費につい
ては、50,000千円を上限とします。
なお、最終的な実施内容、交付決定額は、経済産業省と調整した上で決定する
こととします。
(3)支払時期
補助金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されていますのでご注
意ください。
(4)支払額の確定方法
事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査を
行い、支払額を確定します。
支払額は、補助対象経費のうち交付決定額の範囲内であって実際に支出を要した
と認められる費用の合計となります。このため、全ての支出には、その収支を明ら
かにした帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容
についても厳格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外とな
る可能性もあります。
7.応募手続き
(1)募集期間
開始日:平成28年1月27日(水)
締切日:平成28年2月25日(木)17:00必着
(2)説明会の開催
開催日時:平成28年2月5日(金)10:00~10:30
場所:経済産業省別館4階415会議室
東京都千代田区霞が関1-3-1
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(3)応募書類
① 以下の書類を一つの封筒に入れてください。封筒の宛名面には、
「石油精製高付
加価値化等技術開発補助金申請書」と記載してください。
・申請書(様式1)<1部>
・提案書(様式2)<6部>
・申請者(会社又は団体)の概要(例:パンフレット)及び直近の過去3年分
の財務諸表
<1部>
② 提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しません。
なお、応募書類は返却しません。機密保持には十分配慮いたしますが、採択さ
れた場合には、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5
月14日法律第42号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益
を害する情報等)を除いて、情報公開の対象となりますのでご了承ください。
③ 応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、提案
書の作成費用は支給されません。
④ 提案書に記載する内容については、今後の事業実施の基本方針となりますので、
予算額内で実現が確約されることのみ表明してください。なお、採択後であって
も、申請者の都合により記載された内容に大幅な変更があった場合には、不採択
となることがあります。
⑤今回の公募では、応募受付期間内に、
「(3)応募書類の提出先」への応募書類の
提出に加え、以下の「
(4)府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によ
る応募」手続きが必要です。
(4)応募書類の提出先
応募書類は持参又は郵送・宅配便等により以下に提出してください。
〒100-8931 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油精製備蓄課
「平成28年度石油精製高付加価値化等技術開発補助金」担当宛て
※FAX及び電子メールによる提出は受け付ません。資料に不備がある場合は、
審査対象となりませんので、記入要領等を熟読の上、注意して記入してくださ
い。
※ 締切を過ぎての提出は受け付けられません。郵送等の場合、配達の都合で締
切時刻までに届かない場合もありますので、期限に余裕をもって送付ください。
9
8.審査・採択について
(1)審査方法
審査は、第三者の有識者で構成される委員会で原則として応募書類に基づいて行
いますが、必要に応じてヒアリング及び現地調査を実施するほか、追加資料の提
出を求めることがあります。
(2)審査の観点
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行います。
① 「5.
」の応募資格を満たしているか。
② 研究内容は、提示した事業内容に合致しているか。実施方法は効率的であり、
成果を高める創意工夫があるか。
③ 実施計画は、現実的かつ効率的であり、妥当なものか。
④ 実施体制は、人員配置や役割分担は適切か。
⑤ 類似の事業実績があり、能力や知見は十分にあるか。
⑥ 事業に必要な経費のみを計上しているか。経理等の事務は的確な管理体制およ
び処理能力を有しているか。
(3)採択結果の決定及び通知
採択された申請者については、資源エネルギー庁のホームページで公表すると
ともに、当該申請者に対しその旨を通知する。
9.交付決定について
採択された申請者が、経済産業省に補助金交付申請書を提出し、それに対して経
済産業省が交付決定通知書を申請者に送付し、その後、事業開始となります。なお、
採択決定後から交付決定までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・構成、
事業規模、金額などに変更が生じる可能性があります。また、交付条件が合致しな
い場合には、交付決定ができない場合もありますのでご了承ください。
なお、交付決定後、補助事業者に対し、事業実施に必要な情報等を提供すること
がありますが、情報の内容によっては、守秘義務の遵守をお願いすることがありま
す。
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10.補助対象経費
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取り
まとめに必要な経費であり、具体的には以下のとおりです。
事業名
補助対象経費
補助対象経費の内容
の区分
石油精製実用化技術開発事業に要する
経費を助成する事業に要する経費
事業費
石油精製実証技術開発事業に要する経
費を助成する事業に要する経費
石油精製
高付加価
値化等技
術開発補
助金
業務管理費
人件費、旅費、諸経費(委員謝金、会
議費、資料作成費、通信費、情報機器
借料、臨時傭役費、備品・消耗品費)、
その他補助事業を行うために特に必要
と認められる経費
(取得価格又は効用の増加価格が単価
補助率
定額
(2/3相当)
定額
(1/2相当)
定額
50万円以上の機械、器具、備品及び
そ の他の財 産の取 得に係 る経費を 除
く)
※なお、上記の事業費の各項目に「国民との科学・技術対話」の遂行に直接必要な
経費を含めることができる。
11.その他
①交付決定日以前に発生した経費(発注含む。)は補助対象にはなりません。
②物品の入手、費用の発生に係る売買、請負その他の契約をする場合は、経済性の
観点から、原則、一般の競争等に付してください。また、補助事業の一部を第三者
に委託し、又は第三者と共同して実施しようとする場合は、実施に関する契約を締
結し、経済産業大臣に届け出なければなりません。
③補助事業者は、交付決定を受けた後、補助事業の経費の配分若しくは内容を変更
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しようとする場合又は補助事業を中止若しくは廃止しようとする場合は、事前に承
認を得なければなりません。
④補助事業者は、経済産業大臣が補助事業の進ちょく状況の報告を求めた場合、速
やかに報告しなければなりません。
⑤補助事業者は、補助事業が完了(廃止の承認を受けた場合を含む。)したときは、
その日から起算して30日を経過した日又は翌年度の4月10日のいずれか早い
日までに実績報告書を経済産業大臣に提出しなければなりません。
⑥補助事業者は、補助事業の経費については、帳簿及び全ての証拠書類を備え、他
の経理と明確に区分して経理し、常にその収支の状況を明らかにし、補助事業の完
了(廃止の承認を受けた場合を含む。)した日の属する会計年度の終了後5年間、
経済産業大臣の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなけ
ればなりません。
⑦補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した財産(以下「取得財
産等」という。
)については、補助事業の終了後も善良なる管理者の注意をもって
管理し、補助金交付の目的に従って効果的運用を図らなければなりません。
なお、当該取得財産等については、取得財産管理台帳を備えて、別に定める財産
処分制限期間中、適切に管理しなければなりません。
⑧補助事業者は、取得財産等のうち単価50万円以上(税抜き)のものについては、
別に定める期間においては、処分(補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、
貸付け又は担保に供すること)はできません。
ただし、当該取得財産等を処分する必要があるときは、事前に承認を受けるこ
とにより、当該取得財産等の処分も可能ですが、その場合には、原則として、補
助金の一部又は全額を納付(納付額は当該処分財産に係る補助金額が限度です。)
しなければなりません。
⑨補助事業終了後に会計検査院が実地検査に入ることがあります。
12.問い合わせ先
〒100-8931 東京都千代田区霞が関 1-3-1
経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部石油精製備蓄課
担当:赤松、堀江
TEL:03-3501-1993、FAX:03-3580-8467
以上
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