平成27年度「重質油等高度対応処理技術開発事業」 に係る補助事業者の公募について ※本事業は、平成27年度予算に係る事業であることから、予算の 成立以前においては、採択予定者の決定となり、予算の成立等を もって採択者とすることといたします。 【ご注意】 本事業への申請は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による申請が必要 です。当該システムの使用にあたっては、事前に研究機関及び研究者の登録が必 要です。 ※e-Radによる申請手続きを行わないと本事業への申請ができませんので、十分留 意ください。 平成27年2月 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油精製備蓄課 1 平成27年度「重質油等高度対応処理技術開発事業」に係る補助事業者募集要領 平成27年2月20日 経済産業省資源エネルギー庁 資源・燃料部石油精製備蓄課 経済産業省では、平成27年度「重質油等高度対応処理技術開発事業」を実施する補 助事業者を、以下の要領で募集します。 なお、この公募は、平成27年度予算の成立等を前提に募集の手続を行うものです。 1.事業の目的 原油の重質化、需要の白油化、国内需要の減少など、今後の石油を巡る厳しい内 外環境の中で、我が国が中長期的にも持続的に石油の安定供給を維持するためには、 残渣油やより重質な原油を効率的に精製できる体制を早急に整え、石油の有効利用 を最大限進める取り組みが求められている。 このような課題に対応するための技術開発を推進し、当該技術の製油所への実装 を図ることを通じて、我が国の石油の安定供給を確保する。 2.事業スキーム 経 済 (申請)↑ 民 間 団 産 業 省 ↓(補助) 補助率:1/2 体 等(補助事業者) 3.事業内容 上記目的の達成を図るため、以下の事業を実施する。 ○重質油等高度対応処理技術開発事業 A. 重質油脱硫・分解プロセス技術 詳細組成構造解析技術、分子反応モデリング技術、ペトロインフォマティクス 技術等を複合的に組み合わせ、分子レベルで反応制御するペトロリオミクス技術 の要素技術を用いることにより、重質油高度分解プロセス及び分解軽油の高付加 価値化プロセスの開発を実施する。開発にあたっては、国の委託事業「重質油等 高度対応処理技術開発委託事業」との連携を図ることとする。 B. 重質油脱硫・分解ユーティリティ技術 2 重質油の脱硫・分解プロセスの強化に伴い、ユーティリティとしての水素につ いて、製油所内での最適化を行うため、水素製造・精製の高度化・効率化及び水 素需要量の変化に対応する技術の開発を実施する。 ※ 本 事 業 の 実 施 に あ た り 、研 究 活 動 の 内 容 や 成 果 を 社 会・国 民 に 対 し て 分 か り やすく説明する、未来への希望を抱かせる心の通った双方向コミュニケー ション活動(以下、「国民との科学・技術対話」という。)に積極的に取 り組んでください。(詳細は、「国民との科学・技術対話」の推進につい て(基本的取組方針(平成22年6月19日 科学技術政策担当大臣、総 合科学技術会議有識者議員)を参照のこと。) 4.事業実施期間 交付決定日~平成28年3月31日 5.応募資格 応募資格:次の要件を満たす企業・団体等とします。 ①日本に拠点を有していること。 ②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。 ③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について 十分な管理能力を有していること。 ④経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成 15・01・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要 件のいずれにも該当しないこと。 ⑤府省共通研究開発管理システム(e-Rad)への登録を行っていること(※) (※)府省共通研究開発管理システム(e-Rad) e-Rad(Electric -Research and Development)とは、政府全体の研究資 金について、研究開発管理に係る一連のプロセス(公募→受付→審査→採択→採 択課題管理→成果報告等)をオンライン化する府省横断的なシステムです。 ○ e-Radポータルサイト http://www.e-Rad.go.jp/ ○ e-Rad利用可能時間帯 6:00~26:00(月~金) 、12:00~26:00(土) 、12:0 0~26:00(日) (祝祭日も上記のとおり利用可能) ○ e-Radヘルプデスク 電話番号:0120-066-877 (フリーダイヤル) 受付時間:9:30~17:30 ※土曜日、日曜日、祝祭日を除く 3 【応募に当たっての留意事項】 ○不合理な重複及び過度の集中の排除 競争的資金の適正な執行に関する指針(平成17年9月9日競争的研究資金に関す る関係府省連絡会申し合わせ、平成21年3月27日最終改正)を踏まえ、経済産 業省所管のすべての研究資金について、不合理な重複注 1 及び過度の集中注 2 が認めら れた場合には、不採択とする場合があります。また、応募書類に事実と異なる記載 をした場合は、不採択、採択取消し又は減額配分とする場合があります。 注 1 「不合理な重複」とは、同一の研究者による同一の研究課題に対して、複数 の研究資金が不必要に重ねて配分される状態であって、次のいずれかに該当 する場合をいう。 ・実質的に同一(相当程度重なる場合を含む。以下同じ。)の研究課題につ いて、複数の研究資金に対して同時に応募があり、重複して採択された 場合 ・既に採択され、配分済の研究資金と実質的に同一の研究課題について、重 ねて応募があった場合 ・複数の研究課題の間で、研究費の用途について重複がある場合 ・その他これらに準ずる場合 注 2 「過度の集中」とは、同一の研究者又は研究グループ(以下「研究者等」と いう。 )に当該年度に配分される研究費全体が、効果的、効率的に使用でき る限度を超え、その研究期間内で使い切れないほどの状態であって、次のい ずれかに該当する場合をいう。 ・研究者等の能力や研究方法等に照らして、過大な研究費が配分されている 場合 ・当該研究課題に配分されるエフォート(研究者の年間の全仕事時間に対す る当該研究の実施に必要となる時間の配分率)に比べ、過大な研究費が 配分されている場合 ・不必要に高額な研究設備の購入等を行う場合 ・その他これらに準ずる場合 ○公的研究費の不正な使用及び不正な受給への対応 (1)研究費の管理・監査体制の整備と実施状況の確認 公的研究費の不正な使用及び不正な受給(以下「不正使用等」という。)につい ては、 「公的研究費の不正な使用等への対応に関する指針」 (平成20年12月3日 経済産業省) (以下、 「公的研究費に関する指針」という。)に基づき、経済産業省 は資金配分機関として、本事業の補助対象者は研究機関として研究費の管理・監査 体制の整備等の必要な措置を講じることとしています。 4 各研究機関における研究費の管理・監査体制の整備等については、公的研究費 に関する指針に基づき、実施状況の報告を求める場合がありますので、求められた 場合には直ちに報告するようにしてください。なお、当該年度において、同旨の報 告書を、他府省等を含め既に提出している場合は、この報告書の写しの提出をもっ て代えることができます。 また、上述の報告の他、各研究機関における研究費の管理・監査体制の整備等 の実施状況を把握するため、現地調査を行う場合があります。 (2)公的研究費の不正使用等があると認められた場合の措置 本事業及び他府省の事業を含む他の研究資金において、公的研究費の不正使用 等があると認められた場合、以下の措置を講じます。 ①当該研究費について、不正の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還して いただくことがあります。 ②不正な使用を行った研究者及びそれに共謀した研究者に対し、本事業への翌年度 以降の応募を制限します。 (応募制限期間:不正の程度などにより、原則、当該 研究費を返還した年度の翌年度以降2~5年間) ③不正な受給を行った研究者及びそれに共謀した研究者に対し、本事業への翌年度 以降の応募を制限します。 (応募制限期間:原則、当該研究費を返還した年度の 翌年度以降5年間) ④他府省を含む他の資金配分機関に対し、当該不正使用等に関する措置及び措置の 対象者等について情報提供します。このことにより、不正使用等を行った者及 びそれに共謀した研究者に対し、他府省を含む他の資金配分機関の研究資金へ の応募が制限される場合があります。 ○研究活動の不正行為への対応 研究活動の不正行為(ねつ造、改ざん、盗用)については「研究活動の不正行為へ の対応に関する指針」(平成19年12月26日経済産業省)(以下「研究活動に関 する指針」という。 )に基づき、経済産業省は資金配分機関として、本事業の補助対 象者は研究機関として必要な措置を講じることとします。そのため、告発窓口の設 置や本事業についての告発があった場合の調査をお願いすることがあります。また、 本事業及び他府省の事業を含む他の研究事業による研究活動に係る研究論文等にお いて、研究活動の不正行為があると認められた場合、以下の措置を講じます。 (1)本事業において不正行為があると認められた場合 ①当該研究費について、不正行為の重大性などを考慮しつつ、全部又は一部を返還 していただくことがあります。 ②不正行為に関与した者に対し、本事業への翌年度以降の応募を制限します。(応 5 募制限期間:不正行為の程度などにより、原則、不正があったと認定された年 度の翌年度以降2~10年間) ③不正行為に関与したとまでは認定されなかったものの、当該論文等の責任者とし ての注意義務を怠ったことなどにより、一定の責任があるとされた者に対し、 本事業への翌年度以降の応募を制限します。 (応募制限期間:責任の程度等によ り、原則、不正行為があったと認定された年度の翌年度以降1~3年間) ④他府省を含む他の資金配分機関に対し、当該不正行為に関する措置及び措置の対 象者等について情報提供します。このことにより、不正行為に関与した者及び 上記③により一定の責任があるとされた者に対し、他府省を含む他の国の研究 資金における事業への応募が制限される場合があります。 ⑤経済産業省は不正行為に対する措置を決定したときは、原則として、措置の対象 となった者の氏名・所属、措置の内容、不正行為が行われた研究資金の名称、 当該研究費の金額、研究内容、不正行為の内容及び不正の認定に係る調査結果 報告書などについて公表します。 (2)過去に国の研究資金において不正行為があったと認められた場合 国の研究資金において、研究活動における不正行為があったと認定された者(当 該不正行為があったと認定された研究の論文等の内容について責任を負う者とし て認定された場合を含む。)については、研究活動に関する指針に基づき、本事業 への参加が制限されることがあります。 経済産業省における研究上の不正行為、研究費の不正使用等に関する告発・相談窓口 経済産業省 産業技術環境局産業技術政策課 研究開発事業適正化推進係 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 TEL 03-3501-1773/FAX 03-3501-7908 E-mail [email protected] ○暴力団排除に関する対応 補助事業者は、以下の暴力団排除に関する誓約事項について、補助金の交付申請前 に確認しなければならず、補助金の交付の申請をするに当たって、また、補助事業の 実施期間内及び完了後においては、以下のいずれにも該当しないことを誓約する必要 があります。 ①法人等(個人、法人又は団体をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の 防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団を いう。以下同じ。 )であるとき又は法人等の役員等(個人である場合はその者、法 人である場合は役員、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に 6 関与している者をいう。以下同じ。 )が、暴力団員(同法第2条第6号に規定する 暴力団員をいう。以下同じ。 )であるとき。 ②役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を 加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき。 ③役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するな ど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると き。 ④役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれと社会的に非難される べき関係を有しているとき。 6.補助金交付の要件 (1)採択予定件数:1件 (2)補助率・補助額 補助対象経費の1/2以内とし、660,000千円を上限とします。最終的な 実施内容、交付決定額は、経済産業省と調整した上で決定することとします。 (3)支払時期 補助金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。 ※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されていますのでご注 意ください。 (4)支払額の確定方法 事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査を 行い、支払額を確定します。 支払額は、補助対象経費のうち交付決定額の範囲内であって実際に支出を要した と認められる費用の合計となります。このため、全ての支出には、その収支を明ら かにした帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要となります。また、支出額及び内容 についても厳格に審査し、これを満たさない経費については、支払額の対象外とな る可能性もあります。 7.応募手続き (1)募集期間 開始日:平成27年2月20日(金) 締切日:平成27年3月23日(月)17:30必着 7 (2)応募書類 ① 以下の書類を一つの封筒に入れてください。封筒の宛名面には、 「重質油等高度 対応処理技術開発事業申請書」と記載してください。 ・申請書(様式1)<申請書1部> ・提案書(様式2)<5部> ・申請者(会社又は団体)の概要(例:パンフレット)及び直近の過去3年分 の財務諸表 <1部> ② 提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しません。 なお、応募書類は返却しません。機密保持には十分配慮いたしますが、採択さ れた場合には、「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5 月14日法律第42号)に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益 を害する情報等)を除いて、情報公開の対象となりますのでご了承ください。 ③ 応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、提案 書の作成費用は支給されません。 ④ 提案書に記載する内容については、今後の事業実施の基本方針となりますので、 予算額内で実現が確約されることのみ表明してください。なお、採択後であって も、申請者の都合により記載された内容に大幅な変更があった場合には、不採択 となることがあります。 ⑤今回の公募では、応募受付期間内に、 「(3)応募書類の提出先」への応募書類の 提出に加え、以下の「 (4)府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によ る応募」手続きが必要です。 (3)応募書類の提出先 応募書類は持参又は郵送・宅配便等により以下に提出してください。 〒100-8931 東京都千代田区霞が関1-3-1 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油精製備蓄課 「平成27年度重質油等高度対応処理技術開発事業」担当宛て ※FAX及び電子メールによる提出は受け付ません。資料に不備がある場合は、 審査対象となりませんので、記入要領等を熟読の上、注意して記入してくださ い。 ※ 締切を過ぎての提出は受け付けられません。郵送等の場合、配達の都合で締 切時刻までに届かない場合もありますので、期限に余裕をもって送付ください。 8 (4)府省共通研究開発管理システム(e-Rad)による応募 e-Radへの登録・申請等、必要な手続きについては、前述の「e-Radポ ータルサイト」を参照してください。 (a)e-Radへの登録(ログインID、パスワードの取得) e-Radによる申請書類の提出は、所属研究機関及び研究者がe-Radに 登録し、ID、パスワードを取得してから可能となります。本システムへの登録 申請(申請者による研究機関及び研究者登録が必要)から、ID、パスワード取 得には時間を要しますので、本事業に応募される方は、早め(公募締切の少なく とも2週間以上前を推奨)に本システムへ登録申請してください。 一度登録が完了すれば、経済産業省及び他省庁等が所管する制度・事業の応募 の際に再度登録する必要はありません。また、経済産業省及び他省庁等が所管す る制度・事業で登録済みの場合は、再度登録する必要はありません。 (b)e-Radでの申請 e-Radポータルサイトへログインし、研究代表者が公募件名に対する応募 基本情報を入力して、e-Rad提出用のファイル(pdf形式)をe-Rad へアップロードすることによりe-Radへの提出がなされます。(ただしファ イル容量が3MBを超えるものは提出できませんのでご注意ください。) なお、本事業への応募は、所属研究機関及び研究者が、e-Radに登録し、 ID、パスワードを取得してから可能となります。 (c)個人情報の取扱い e-Radによる申請について、応募書類等に含まれる個人情報は、不合理な 重複や過度の集中の排除のため、他府省・独立行政法人を含む他の研究資金制 度・事業の業務においても必要な範囲で利用(データの電算処理及び管理を外部 の民間企業に委託して行わせるための個人情報の提供を含む)する他、e-Ra dを経由し、内閣府の「政府研究開発データベース」へ提供します。 8.審査・採択について (1)審査方法 審査は原則として応募書類に基づいて行いますが、必要に応じてヒアリング及び 現地調査を実施するほか、追加資料の提出を求めることがあります。 (2)審査の観点 審査は以下の観点に基づいて総合的な評価を行う。 ①事業の目的、内容、実施方法及び実施計画 ・事業内容が、事業目的と整合しているか。事業内容が具体的かつ詳細か。事業 9 目的に対して有効な事業内容が提案されているか。 ・実施方法が事業目的・内容と整合しているか。事業実施手法に効率的・効果的 かつ実現可能な事業方法が採られているか。事業成果を高めるための効果的な 工夫が見られるか。 ・事業実施計画は妥当か。事業の実施項目、事業実施手法が明確に示されている か。効率的に事業を実施するための工夫等が見られるか。 ②事業の実施体制 ・事業が遂行可能であり、且つ、効果的な人員体制になっているか。柔軟に迅速 に対応できる体制が備わっているか。 ・事業を効果的に遂行するために必要な石油精製等に係る知見、ノウハウを有し ているか。また、事業責任者等(事業従事予定者)が、事業を効果的に遂行す るために必要な石油精製等に係る知見、ノウハウを有しているか。 ・事業を効果的に遂行するために必要となる関係業界関係者及び関係団体との協 力体制を有しているか。 ・これまでの関連事業の実績。 ・事業遂行のための財政基盤、一般的な経理処理能力を有し、管理体制に優れて いるか。 (3)採択結果の決定及び通知 採択された申請者については、資源エネルギー庁のホームページで公表すると ともに、当該申請者に対しその旨を通知する。 9.交付決定について 採択された申請者が、経済産業省に補助金交付申請書を提出し、それに対して経 済産業省が交付決定通知書を申請者に送付し、その後、事業開始となります。なお、 採択決定後から交付決定までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・構成、 事業規模、金額などに変更が生じる可能性があります。また、交付条件が合致しな い場合には、交付決定ができない場合もありますのでご了承ください。 なお、交付決定後、補助事業者に対し、事業実施に必要な情報等を提供すること がありますが、情報の内容によっては、守秘義務の遵守をお願いすることがありま す。 10.補助対象経費 本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取り まとめに必要な経費であり、具体的には以下のとおりです。 10 重質油等高度 1.設備費(機械装置等の購入若しくは製造又は据付等に要する費用) 対応処理技術 2.材料費(原材料及び消耗品の購入等に要する費用) 開発事業 3.物品費(工具器具備品の購入、製作等に要する費用) 4.人件費 5.外注費 6.諸経費(委員謝金、旅費・交通費、臨時傭役費、情報検索費、損害保険 料 等) ※なお、上記の各項目に「国民との科学・技術対話」の遂行に直接必要な経費を含 めることができる。 11.その他 ①交付決定日以前に発生した経費(発注含む。)は補助対象にはなりません。 ②物品の入手、費用の発生に係る売買、請負その他の契約をする場合は、経済性の 観点から、原則、一般の競争等に付してください。また、補助事業の一部を第三者 に委託し、又は第三者と共同して実施しようとする場合は、実施に関する契約を締 結し、経済産業大臣に届け出なければなりません。 ③補助事業者は、交付決定を受けた後、補助事業の経費の配分若しくは内容を変更 しようとする場合又は補助事業を中止若しくは廃止しようとする場合は、事前に承 認を得なければなりません。 ④補助事業者は、経済産業大臣が補助事業の進ちょく状況の報告を求めた場合、速 やかに報告しなければなりません。 ⑤補助事業者は、補助事業が完了(廃止の承認を受けた場合を含む。)したときは、 その日から起算して30日を経過した日又は翌年度の4月10日のいずれか早い 日までに実績報告書を経済産業大臣に提出しなければなりません。 ⑥補助事業者は、補助事業の経費については、帳簿及び全ての証拠書類を備え、他 の経理と明確に区分して経理し、常にその収支の状況を明らかにし、補助事業の完 了(廃止の承認を受けた場合を含む。)した日の属する会計年度の終了後5年間、 経済産業大臣の要求があったときは、いつでも閲覧に供せるよう保存しておかなけ ればなりません。 ⑦補助事業者は、補助事業により取得し、又は効用の増加した財産(以下「取得財 産等」という。 )については、補助事業の終了後も善良なる管理者の注意をもって 管理し、補助金交付の目的に従って効果的運用を図らなければなりません。 なお、当該取得財産等については、取得財産管理台帳を備えて、別に定める財産 処分制限期間中、適切に管理しなければなりません。 ⑧補助事業者は、取得財産等のうち単価50万円以上(税抜き)のものについては、 別に定める期間においては、処分(補助金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、 11 貸付け又は担保に供すること)はできません。 ただし、当該取得財産等を処分する必要があるときは、事前に承認を受けるこ とにより、当該取得財産等の処分も可能ですが、その場合には、原則として、補 助金の一部又は全額を納付(納付額は当該処分財産に係る補助金額が限度です。) しなければなりません。 ⑨補助事業終了後に会計検査院が実地検査に入ることがあります。 12.問い合わせ先 〒100-8931 東京都千代田区霞が関 1-3-1 経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部石油精製備蓄課 精製技術担当:堀江 TEL:03-3501-1993、FAX:03-3580-8467 以上 12
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