「福祉課職員として」 福祉課障がい福祉係 宮原 勇太 平成27

「福祉課職員として」
福祉課障がい福祉係
宮原
勇太
平成27年度に新規採用職員として採用され、福祉課障がい福祉係に配属さ
れました。配属先の障がい福祉係では、主に身体障害に関する事務を担当して
います。
事務の内容は、まず、身体障害者手帳の進達及び交付があります。市民の方
からの申請を受付、取りまとめ、県に進達します。その後、県からの判定結果
を本人に通知し、手帳の交付を行います。
次に、車椅子及び義手、義足といった補装具の支給を行っています。申請を
受けた補装具が本当に必要か、また、本人に適合しているかを確認し、決定を
行います。場合によっては、県の判定を受けることもあります。また、障害福
祉サービス利用のために施設や自宅に訪問し、調査を行うこともあります。こ
れらの業務は、市民の方と直接やり取りを行うことが多く、市役所の中でも市
民に近い職場だと感じています。
福祉課での日々を振り返ると、福祉の仕事の難しさを感じます。中でも、数
多くある制度についてどう分かりやすく伝えるかについて難しさを感じました。
自分の担当している範囲だけでなく、他の制度についても多くの知識が必要で、
実際の場で対応できないこともありました。しかし、そんなときには、先輩方
が手を貸して下さり、多くのことを学ばせていただきました。
難しく、大変だと感じた仕事ほど、市民の方からの言葉が心に響き、頑張ろ
うという気持ちになりました。
まだまだ勉強不足な部分多くあると思います。しかし、この一年間を通し学
んだ知識を生かし、これからの塩尻市の福祉を支えていきたいと思います。