東京湾大華火祭の休止について 本日(平成28年1月25日)開催した東京湾大華火祭実行委員会において、毎年開催していた 「東京湾大華火祭」について、当面休止することを決定した。 1 休止決定の理由 昭和63年度から実施している本華火祭は、昨年まで27回の実績を重ね日本を代表する夏の 風物詩として、区民、都民はもとより多くの方々に楽しんでいただいていた。 今般、約10万人規模の観客を収容していたメイン会場の場所が、2020年東京オリンピック・ パラリンピック競技大会開催に伴う選手村とされ、その整備工事に着手していることから、区民 の皆さまに安全・適切かつ十分な広さの観覧場所を区内に確保できないこととなったため、中央 区が主体となって華火祭を開催することは困難と判断し決定した。 2 今後について 本華火祭は、地域の活性化や観光商業の振興に寄与するとともに、首都圏を中心として大き な経済効果を生み出していた。 また、増え続ける訪日観光客はもとより、2020年東京オリンピック・パラリンピックのプレ 大会や開催年にも選手や役員の皆さまへの世界に誇れる日本の花火による「おもてなし」は、 首都東京の魅力を大いにアピールできる取り組みである。 そこで、今後とも晴海地区に大規模な観覧場所を確保することは困難であるが、新たな観覧 会場の確保や打上げ場所の調整などを含め、引き続き東京都及び周辺区、関係機関の協力を求 め、東京湾を舞台とした同規模の花火大会が早期に再開できるよう全力で取り組んでいく。 参考【昨年実施の第27回東京湾大華火祭の概要】 1 主 催 2 後 援 3 協 力 4 開催日時 5 打上花火数 東京湾大華火祭実行委員会、中央区 朝日新聞社、東京都、中央区観光協会、中央区商店街連合会、 中央区工業団体連合会、東京商工会議所中央支部、 (公財)港区スポーツふれあい文化健康財団 江東区、(一社)東京臨海副都心まちづくり協議会 平成27年8月8日(土曜日)午後6時50分から8時10分まで 約12,200発 (うち尺五寸玉12発、尺玉130発。尺玉のうち20発は芸術玉) 6 開催会場 (1) 花火打上げ場所 (2) 観覧会場 晴海埠頭沖台船および晴海ふ頭公園 晴海主会場ほか14会場 7 観 客 数 約72万人 8 経済効果 73.7億円(平成18年3月経済効果の調査報告書での算出額)
© Copyright 2024 ExpyDoc