スケートリンクを核とした、豊かな緑と賑わい あふれる公園的空間のまちづくりに関する 開発運営事業者の選定に係る エントリー募集要領 平成 28 年 1 月 泉佐野市 -0- はじめに 泉佐野市(以下「市」という。)では、増加する来訪者に対し憩いの空間を提供するとともに、 りんくうタウンのさらなる活性化を図るため、未利用地であるりんくう公園予定地を活用し、ス ケートリンクを核とした、豊かな緑と賑わいあふれる公園的空間のまちづくりを市が事業主体と なって行うこととしました。 土地の活用にあたっては、当該地は日本の玄関口に位置する「シンボル緑地」として、都市計 画で定められた緑地であることを十分尊重し、出来る限り緑地や休憩施設などの公園的機能を確 保しつつ、多数の来訪者で賑わうりんくうタウンの活性化に資するまちづくりを基本的なスタン スとします。 上記の基本的なスタンスとするまちづくりの実現を目指して今回、市が提示するゾーン毎に「企 画、開発、運営」を担っていただく開発運営事業者(以下、「開発運営事業者」という。)を決定 するための第一段として進出意欲がある企業の皆様に応募・登録をしていただく「エントリー募 集」を実施することといたしました。 (各ゾーン全てにおいて、エントリー応募することも可能で す。 ) その後、エントリーいただいた企業から、ヒアリング等を重ね、諸条件を整理のうえ具体的な プレゼンテーション方式による事業提案を求め、最終的に市外部の意見を聞いた上で、ゾーン毎 に開発運営事業者として一社を選定することを予定しています。 なお、本事業は、市が大阪府から土地を有償で借り受けたうえで、開発運営事業者とともに、 PPP(Public Private Partnership)=官民連携により事業推進を図ることとしております。具 体的に当事業計画では、民:事業者サイドは、本事業目的を十分理解した上で、独立採算により 緑地や施設の整備及び維持管理を実施し、本市である官:行政サイドは、緑地の一部を整備・管 理を行うとともに、事業者間や大阪府をはじめとする関係機関の利害や意見を調整しながら、区 域全体が事業目的に沿ったものになるよう、トータルコーディネートを行います。 1.事業目的 本事業計画における目的は、以下のとおりです。 (1) 多数の来訪者が憩う「公園的空間」の創出に努める。 (2) インバウンド増を契機としたりんくうタウンのさらなる活性化に努める。 (3) 日本の玄関口にふさわしいインパクトのあるまちづくりを目指す。 (4) アイススケートを通じたスポーツ振興を図る。 「公園的空間」 の創出 りんくうタウンの さらなる活性化 スケートリンクを核とした、 豊かな緑と賑わいあふれる まちづくり スポーツの振興 -1- 日本の玄関口にふさわ しいインパクトのある まちづくり 2.募集の概要 (1) 事業対象地の所在 泉佐野市りんくう往来北 1-23 他 都市計画緑地「りんくう公園」予定地 104,426.09 平方メートル(約 10.4ha) 事業対象範囲の詳細は、別紙1「事業対象平面図」をご参照ください。 事業計画区域(10.4ha) 位置図 (2) エントリー募集するゾーンにおける施設整備のコンセプト 事業対象地において、以下に示す①~③のゾーン毎にエントリーを求めます。なお、提示 するゾーン全てにおいて、エントリー応募することも可能です。 事業対象地の全体の配置イメージは、別紙2「事業対象地のゾーニングイメージ図」を参 照願います。 <全体> ・市と開発運営事業者は、 「1.事業目的」に記載した内容を達成するため、来訪者にエリア 全体を「公園的施設」として認識していただけるよう、緑地や休憩施設を適切に配置しま す。 ・整備する施設は全て「公園的施設」として、都市公園法(昭和 31 年法律第 79 号)第 2 条 に定める用途に限定するとともに、都市計画緑地「りんくう公園」区域内であることを踏 まえ、都市公園法の趣旨に則り、建築物の規模が適切なものになるよう努める必要があり ます。 ・りんくうタウンの活性化を図るため、整備する施設は、不特定多数の来訪者によって賑わ う施設とし、ただし、住宅、自動車教習所、場外馬券場、葬儀場、宗教施設、風営法の適 用を受けるもの等を除くものとします。 <公園・緑地> ・対象区域(10.4ha)の 50%以上を緑地として整備するものとし、ゾーン間における緑地の 連続性の確保や各ゾーンの緑化については、市が事業者間の意見を調整しながらトータル コーディネートします。 ・区域南側に隣接する開設済み公園との連続性に配慮し、極力空港連絡道路の南北で人が回 -2- 遊できるよう整備に努める必要があります。 ・海側の護岸沿いは、関西国際空港や淡路島、沈む夕日が海岸線に見えるなど絶好のロケー ションを有していることから、その眺望を楽しめる休憩場所やオープン空間の整備に努め る必要があります。 ① スケートリンクゾーン ⅰ) 面積:約 4.3ha 程度 ⅱ) 施設整備のコンセプト ・日本のスケートを世界に発信するため、日本の玄関口である関西国際空港の対岸という立 地特性を活かし、世界にも類を見ない、スケート競技施設・ナショナルトレーニングセン ターとして機能する通年型で国際規格リンク 2 面(1面当たり 30m×60m)の整備を目指し ます。 ・フィギアスケートのNHK杯等を開催するために、4,000 人収容可能な観覧席の併設を目 指します。また、大会開催時には多数の関係者等の宿泊施設が必要となることが想定され るため、この関係者を含めた公園的施設の利用者が宿泊できる施設整備を目指します。そ の際、開設済み公園への来園者誘致やまちの活性化を図るため、一般利用も想定した施設 の整備を目指します。 ② 飲食ゾーン ⅰ) 面積:約 3.3ha 程度 ⅱ) 施設整備のコンセプト ・大型イベント開催時にはスケートリンクに多数の来場者が訪れることが想定されるため、 この来場者を含めた公園的施設の利用者が飲食できる施設整備を目指します。 その際、開設済み公園との回遊性向上や公園を含めたまちの活性化を図るため、主に増え 続ける訪日外国人に日本の伝統文化である日本食を発信できるような斬新かつ画期的な施 設整備を目指します。 ③ バス駐車場ゾーン ⅰ) 面積:約 0.7ha 程度 ⅱ) 施設構成のコンセプト ・大型バスによる競技関係者や観客などの送迎を行っている他実例を踏まえ、フィギアス ケートのNHK杯等の開催時等において、交通手段を補完することを主な目的としたバ ス駐車場の整備を目指します。 ※ 緑地ゾーン( 面積:約 2.1ha 程度) 事業対象地は、都市計画緑地「りんくう公園」予定地であることから、一般来場者に開放 する緑地ゾーンとして市において整備する予定です。 (別途、議会承認必要) -3- 3.事業対象地の概要 (1) 都市計画等に関する要件 以下に留意すべき事項を記載しますが、その他の詳細事項については、別紙3「都市計画 等に関する要件」をご参照ください。 ① 用途地域 現行の用途地域は、第一種住居地域(建ぺい率:60%、容積率:200%)ですが、基本方針 に基づく施設整備を行うためには、床面積が 3,000 ㎡を超えるスケートリンク施設、宿泊施 設並びに飲食店の建設を予定することから、用途地域による建物用途の制限に適合するため、 平成 28 年度中に、近隣商業地域(建ぺい率:80%、容積率:300%)への変更と準防火地域 の指定に向けて、泉佐野市都市計画審議会への付議などの都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)に定めた手続きを行うことを予定しています。 ② 都市計画法第 53 条 本事業は、都市公園法が定めた施設整備並びに50%以上の緑化を図ることにより、都市 計画事業に準じた「公園的施設」として整備することから、都市計画法第 53 条第 1 項第 3 号 に規定する「都市計画事業に準ずる行為」として同条第 1 項に基づく許可申請は、 「不要」と して取り扱います。 <都市計画法> (建築の許可) 第 53 条 都市計画施設の区域又は市街地開発事業の施行区域内において建築物の建築をしようとする者 は、国土交通省令で定めるところにより、都道府県知事等の許可を受けなければならない。ただし、次 に掲げる行為については、この限りでない。 一 政令で定める軽易な行為 二 非常災害のため必要な応急措置として行う行為 三 都市計画事業の施行として行う行為又はこれに準ずる行為として政令で定める行為 ~略~ (許可の基準) 第 54 条 都道府県知事等は、前条第一項の規定による許可の申請があつた場合において、当該申請が次 の各号のいずれかに該当するときは、その許可をしなければならない。 ~略~ 三 当該建築物が次に掲げる要件に該当し、かつ、容易に移転し、又は除却することができるものであ ると認められること。 イ 階数が二以下で、かつ、地階を有しないこと。 ロ 主要構造部(建築基準法第二条第五号 に定める主要構造部をいう。 )が木造、鉄骨造、コンクリ ートブロック造その他これらに類する構造であること。 <都市計画法施行令> (法第 53 条第 1 項第 3 号の政令で定める行為) 第 37 条の 2 法第 53 条第 1 項第 3 号の政令で定める行為は、国、都道府県若しくは市町村又は当該都市 計画施設を管理することとなる者が当該都市施設又は市街地開発事業に関する都市計画に適合して行 うものとする。 ③ 都市公園法 事業対象地は、都市計画緑地「りんくう公園」区域内であることから、施設構成に当たっ ては、都市公園法(昭和 31 年法律第 79 号)第 2 条第 2 項に掲げる用途に限定する必要があ ります。 -4- したがって、本事業で計画しているスケートリンクは、同項第 5 号の「運動施設」として、 宿泊施設、飲食店及びバス駐車場については、同項第 7 号の「便益施設」としての位置付け をそれぞれ準用するものとします。 <都市公園法> (定義) 第2条 ~略~ 2 この法律において「公園施設」とは、都市公園の効用を全うするため当該都市公園に設けられる次の 各号に掲げる施設をいう。 ~略~ 五 野球場、陸上競技場、水泳プールその他の運動施設で政令で定めるもの ~略~ 七 売店、駐車場、便所その他の便益施設で、政令で定めるもの <都市公園法施行令> (公園施設の種類) 第5条 ~略~ 4 法第2条第2項第5号の政令で定める運動施設は、次に掲げるものとする。 一 野球場(専らプロ野球チームの用に供されるものを除く。)、陸上競技場、サッカー場(専らプロ サッカーチームの用に供されるものを除く。)、ラグビー場、テニスコート、バスケットボール場、 バレーボール場、ゴルフ場、ゲートボール場、水泳プール、温水利用型健康運動施設、ボート場、 スケート場、スキー場、相撲場、弓場、乗馬場、鉄棒、つり輪、リハビリテーション用運動施設そ の他これらに類するもの及びこれらに附属する観覧席、更衣所、控室、運動用具倉庫、シャワーそ の他これらに類する工作物 ~略~ 6 法第2条第2項第7号の政令で定める便益施設は、売店、飲食店(料理店、カフェー、バー、キャバ レーその他これらに類するものを除く。)、宿泊施設、駐車場、園内移動用施設及び便所並びに荷物預り 所、時計台、水飲場、手洗場その他これらに類するものとする。 (2) 予定する土地の貸付条件 ① 貸付方法 開発運営事業者は、ゾーン毎の区域について、市との間で借地借家法(平成 3 年法律第 90 号)第 23 条の規定に基づき、公正証書により事業用定期借地権設定契約(以下「借地契約」 という。 )を締結することを予定しています。 ② 貸付期間 貸付期間は、今後開発運営事業者との調整により決定しますが、現時点では 35 年を想定し ています。貸付期間とは、市が開発運営事業者に事業用地の引渡しを行った日から貸付期間 終了の日まで(定期借地契約書に定める「借地権の存続期間」)とする予定です。 ③ 貸付料 現時点では、大阪府と調整中につき、土地の貸付料について明確な条件が提示できません が、想定金額は以下のとおりです。 500 円/坪・月(151.25 円/㎡・月)程度 なお、正確な貸付料が決定次第、エントリー事業者に伝えることとします。 ④ 保証金 開発運営事業者の債務の履行を担保するため、定期借地契約締結時に保証金を市に預託し ていただくことを予定しています。(エントリー事業者に保証金を求めるものではありませ -5- ん。 ) なお、保証金の額は、契約時点において市が算出した貸付料の1年間分とします。 (3) 建設に関する条件 ① 関係法令等の遵守 本募集に基づき事業を進めるにあたっては、関係法令及び本募集要領等を遵守してくださ い。 ② 基盤整備等に関する要件 基盤施設や地盤条件等に関する詳細事項については、今後エントリー事業者と協議・調整 を行うこととなります。 市は、開発運営事業者との借地契約締結後、貸付開始日に現状有姿にて土地を引き渡す予 定です。また、開発運営事業者が行う必要な一切の施設の整備は、開発運営事業者の負担と 責任において実施していただくことになります。 ③ 土地利用について 借地契約締結後、市が事業対象地の土地利用及び事業内容等に関して、調査又は報告を求 めたときは、開発運営事業者は協力しなければなりません。 ④ 施設計画の変更について 市及び関係機関との協議において、今後の開発運営事業者から提案される施設計画につい て変更が必要となる場合があります。また、変更に要する費用は開発運営事業者に負担して いただきます。 ⑤ 建物用途の制限について 事業対象地の用途地域は、第一種住居地域ですが、前述のとおり近隣商業地域への変更等 に向けて、泉佐野市都市計画審議会への付議などの都市計画法に定めた手続きを行うことを 予定していまが、都市公園法並びに各ゾーンのコンセプトに沿った施設構成とする必要があ ります。 4.応募資格 応募資格は、次の各号の条件を全て満たす商法(明治 32 年法律第 48 号)上の法人、特定非 営利活動促進法(平成 13 年法律第 7 号)上の特定非営利活動法人(NPO法人) (以下「法人」 という。 )とします。 なお、外国会社の場合は、会社法(平成 17 年法律第 86 号)第 2 条第 2 号に基づき、外国の 法令に準拠して成立された法人その他の外国の団体であって、会社と同種のもの又は会社に類 似するものとします。 また、この事業を目的として構成された複数の者による共同企業体(以下「共同企業体」と いう。 )で応募する場合は、構成員全てが条件を満たす必要があります。 (1) 本募集要領に従い、自ら開発運営事業者として、施設の計画・建設・管理及び運営を行う に足る資金及び経営体制を備え、事業対象地を利用して事業化する意思を有する者であるこ と。 -6- (2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない法人 (3) この要領の配布時から契約日までの間に、市から資格停止の措置を受けていない法人 (4) 泉佐野市暴力団排除条例(平成 24 年泉佐野市条例第 28 号)第 2 条第 1 号から第 3 号のい ずれにも該当しない法人 (5) 会社更生法、民事再生法に基づき更生または再生手続きをしていない法人 (6) 国税、地方税を完納している法人 (7) 宗教活動や政治活動を目的としていない法人 5.提供資料 (1) 別紙1「事業対象平面図」 (2) 別紙2「事業対象地のゾーニングイメージ図」 (3) 別紙3「都市計画等に関する要件」 (4) 別紙4「スケートリンク施設に関する予想損益計算書」 (5) 別紙5「スケートリンク施設に関する予想損益計算書作成に係る前提条件」 6.市の支援策 (1) 泉佐野市企業誘致条例 10 人以上の雇用等、一定の条件のもとに、5 年間において対象不動産に係る固定資産税額 の 2 分の 1 を産業集積奨励金として交付します。 なお、国際観光振興の拠点形成に向けた事業を行う企業として認めるものについては、対 象不動産に係る固定資産税額に相当する額を同奨励金として交付します。 (2) 泉佐野市における滞在の促進及び受入環境の整備に関する条例(おもてなし条例) ① 宿泊施設設置奨励金 平成 33 年 3 月 31 日までに、市内に一定規模以上のコンベンションホールを有するなど、 一定の要件を満たす宿泊施設を新設した場合、宿泊施設の区分に応じ、取得額の 100 分の 10 (上限 1 億円又は 8 千万円)若しくは 100 分の 5(上限 6 千万円又は 2 千万円)を交付しま す。 ② 雇用促進奨励金 宿泊施設設置奨励金を受ける宿泊施設の事業者に対し、市内に住所を有する新規常用雇用 者を 5 人以上雇用する場合、1 人につき 30 万円(上限 1 千万円)を 1 回に限り交付します。 ③ 利子補給金 宿泊施設設置奨励金を受ける宿泊施設の運営に要する資金を金融機関から借り受けた場合、 60 月間、支払利子の 5 分の 1(月額 25 万円上限)を支給します。 (3) 平日 15:00~18:00 において、地元小中学生無料開放を市負担(月 10 万円程度) ※別途、議会承認必要 -7- 7.主要スケジュール ・エントリー募集要領の公表 1 月 29 日(金) ・質問書の受付期限 2 月 19 日(金) ・質問書への回答 2 月 23 日(火) ・提案書等の提出期限 2 月 29 日(月) ※必要に応じエントリー応募者へのヒアリング期間:3 月 1 日(火)~3 月 25 日(金) ・審査結果通知及び結果の公表 3 月 30 日(水) <今後の予定> 市とエントリー事業者との協議によって変更する可能性があります。 ・エントリー事業者とのヒアリング及び諸条件の整理 7 月下旬頃まで ・エントリー事業者からのプレゼンテーション 8 月中旬頃 ・市外部の意見を聞いた上で開発運営事業者を決定 8 月下旬頃 ※スケートリンクゾーンのエントリー事業者が決定しなければ、飲食ゾーン又はバス駐車場ゾ ーンのみでのエントリー事業者の決定は行いません。 また、飲食ゾーン又はバス駐車場ゾーンのエントリー事業者が決定しない場合でも、スケー トリンクゾーンのエントリー事業者が決定すれば、事業推進を図るものとします。 本件に関しては、開発運営事業者についても同様です。 8.質疑及び回答 (1) 質問受付期間 平成 28 年 2 月 19 日(金)午後 5 時 15 分まで(必着) (2) 質問提出方法 FAX又は電子メールにより担当課まで(12 ページ参照) 。様式は問いません。 なお、送信後、確認の電話連絡をお願いします。 (3) 回答 平成 28 年 2 月 23 日(火)に、市ホームページ(担当課のページ)にて回答。 (4) その他 受付期間を過ぎた質問、指定方法以外での質問、本件に直接関係しない質問、並びに審査 基準に係る内容、他の応募者に関する質問等は受付いたしません。 9.提出書類 (1) 提案書関係【各1部】 ① 応募書(様式1) 共同企業体で応募する場合は、代表構成員が記載してください。 ② 会社概要書(様式2) 共同企業体で応募する場合は、すべての構成員が記載してください。 -8- ③ 提案書(様式3) 共同企業体で応募する場合は、代表構成員が記載してください。 (2) 資格要件関係【各1部】 ① 定款又は寄付行為の写し ② 法人登記簿謄本(提出の日において発行日から3ヶ月以内のもの) ③ 印鑑証明(提出の日において発行日から3ヶ月以内のもの) ④ 納税証明書(未納がないことの証明) (泉佐野市又は大阪府に納付すべき税が無い場合は、不要) a 国税:税務署発行「様式その3の3」 b 府税:府税事務所発行「府税及びその付帯徴収金に未納の徴収金の額がない証明」 c 市税(全税目)の納税証明書 ⑤ 財務諸表の写(最近1ヶ年のもの:半年決算の場合は2期分) a 貸借対照表 b 損益計算書 c 株主資本等変動計算書等 ⑥ 暴力団排除に関する誓約書(様式4) ⑦ 委任状(様式5)応募する法人が代表者から支店長等に委任する場合のみ ⑧ 使用印鑑届(様式6) ⑨ 共同企業体届出書(様式7)共同企業体で応募する場合のみ 共同企業体で応募する場合は、前記①~⑨は、共同企業体すべての構成員について提出し てください。 (3) 提出書類の取扱い等 ① エントリー募集に関し提出された提案書等は返却しません。 ② エントリー募集に関する一切の費用は、応募者の負担とします。 ③ 提案書等の提出後は、修正・差し替えは一切認めません。 ④ 提出された書類は、このエントリー募集に必要がある場合、その写しを作成し使用するこ とができるものとします。 ⑤ 提出された提案内容は、開発運営事業者となった場合においても、特別な場合を除き、遵 守しなければなりません。 10.審査 (1) 審査方法 各ゾーンにおいて一次審査(資格要件審査)を通過した応募が4社以上となった場合、提 案内容、事業実績等を踏まえて3社程度に絞り込むため、二次審査(市の担当職員で構成す る選定委員会が提案書の評価及び審査)を行います。なお、3社以下の応募の場合で、一次 審査を通過した応募者は、二次審査を行うことなくエントリー事業者として選定することと します。 二次審査を行う場合は、提出された提案書の総合評点の高い提案者上位3社をエントリー 事業者として選定します。 -9- なお、総合評点が同じで、かつ3社を超える場合は、すべてエントリー事業者として選定 することとします。 (2) 評価項目及び配点 次表に定める項目及び基準により行います。 評価項目 提案する基本コンセプト 提案する事業内容の概略 想定する資金調達方法 評価の視点 評価点 ○市が提示する施設構成コンセプトに 合致した内容となっているか。 ○魅力ある画期的な内容か。 25 点 25 点 ○資金調達の方法が実現性並びに説得 力を有しているか。 25 点 ○熱意が感じられるか。 ○経営状況から、事業の実現性と継続性 その他(進出への意欲等) を有する開発運営事業者として相応 25 点 しいか。 ○類似する事業実績を有しているか。 合計 100 点 (3) ヒアリングの実施 二次審査の前に、提案書の内容に疑義がある場合等は、必要に応じてヒアリングや確認資 料の提出を求める場合があります。 11.審査結果の通知及び公表 (1) 審査結果は、すべての応募事業者に対し、エントリー完了又はエントリー不可として、書 面にて通知します。 (2) 審査結果の公表は、次の項目について行います。 ① 選定したエントリー事業者の名称。 ② その他必要な事項。 12.エントリー事業者選定後の留意事項 (1) 選定されたエントリー事業者とヒアリング等を重ねながら、諸条件の整理を行う予定です。 (2) エントリー事業者選定後において、応募資格要件(一次審査)を満たしている場合に限り、 共同企業体として編成又は再編成することを妨げません。 (3) 共同企業体で応募し、最終的に開発運営事業者に決定した場合、SPC(特別目的会社)設 立等も視野に入れていただくことを想定しています。 (4) 市が提示する別紙2「事業対象地のゾーニングイメージ図」におけるゾーニング等に関し - 10 - ては、エントリー事業者との調整により変更する場合もあります。 (5) エントリー事業者選定後において、開発運営事業者としての意思がなくなった場合等、エ ントリーを辞退することを妨げません。この場合、今後においても辞退に対する不利益な扱 いは行いません。 (6) エントリー事業者選定後において、泉佐野市契約事務取扱要綱第 34 条第 1 項第 8 号ア及び 第 41 条第 1 項に該当することとなった場合は、その参加を取消し、又は失格とします。 (7) 提出書類に虚偽の記載があったことが判明した場合は、エントリーを取り消します。 13.応募等の無効及び辞退 (1) 以下のいずれかに該当する場合、応募は無効又は辞退とします。 ① 応募資格のない者が行った応募 ② 提出書類に虚偽の記載をした者が行った応募 ③ 提出書類の記載事項が不明なもの又は記名押印のないもの ④ 提出書類が不足しているとき ⑤ 応募受付締切日までに提案されない又は到着しないとき ⑥ その他、市の指示した事項に違反したとき (2) 当エントリー募集への参加・不参加及び辞退は自由であり、不参加・辞退に対する不利益 な扱いは行いません。 14.その他 (1) 提出書類等の著作権は、それぞれ応募者に帰属するものとし、第三者の著作権の使用の責 は、使用した応募者に全て帰するものとします。 (2) 市が配布する資料等は本応募に係る検討以外の目的で使用することを禁止します。 (3) 本事業の実施により得られた成果、情報(個人情報を含む)等については市に帰属するも のとします。 (4) 本手続きにおいて使用する言語、通貨及び単位は、日本語、日本国通貨、日本の標準時及 び計量法(平成 4 年法律第 51 号)に定めるものとします。 15.担当課 泉佐野市 市長公室 政策推進課(成長戦略担当) 〒598-8550 泉佐野市市場東一丁目 295 番地の 3 電話:072-463-1212(内線 2280、2290) FAX:072-464-9314 電子メール:[email protected] - 11 -
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