世界の経済環境とマーケット動向について

情報提供資料
世界の経済環境とマーケット動向について
2016年2⽉号
この資料の最終ページに当資料のご利⽤にあたっての注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
上記は当資料作成時点のものであり、将来の成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
予告なく変更する場合があります。
作成基準:2016年1⽉
世界のマーケット動向および注⽬材料
 世界経済は巡航速度で拡⼤していく⾒込みです。緩やかな景気回復を背景に企業業績の底堅い増益基調の継続や、⻑期⾦利の低位
推移、積極的な⾦融緩和の継続が、先進国を中⼼に世界のマーケットのサポート要因になるとみられます。
 ⼀⽅、「中国の景気」および「地政学リスク」などが市場の変動幅を⾼めることには注意が必要でしょう。中国の景気は、景気対策などで
6.5%前後の成⻑に安定化すると⾒込まれますが、当⾯は下振れ懸念が⼤きいものとみられます。
マーケット動向の判断材料
景気サイクル
世界景気の拡⼤傾向は継続していますが、成⻑率は緩やかに低下していく⾒込みです。ただし、景気に過熱感はないた
め、全体としては⾦融引き締めを伴わないと考えています。先進国には「過剰(在庫、設備、レバレッジ)」がないものの、
新興国には「過剰」がみられる国もあるほか、中国経済の減速傾向の継続、原油・資源価格の下落などが、新興国全体
にとって逆⾵になるとみられます。
⾦融サイクル
⽶国では利上げが決定されましたが、今後のペースは年2〜3回程度とみられます。⼀⽅、世界的に低インフレのため、⾦
融サイクルはグローバルではまだ緩和⽅向にあります。世界的に⽶ドル需要が強いため、⽶ドル⾼が進みやすい中、資源価
格の下落が継続するようであれば、新興国にはマイナスに働くとみられます。なお、⼈⺠元安の流れはトレンドとして継続す
るとみています。
リスク要因
①中国⼈⺠元の下落、中国経済の下振れ懸念、②原油安の更なる進⾏、③FRB(⽶連邦準備制度理事会)の
利上げペース、③地政学的リスク、④Brexit(ブレグジット、英国のEU離脱)の⾒⽅の⾼まり
市場の注⽬材料
1
2
中国経済の先⾏き
原油価格の動向
3 ⽶国の利上げペース
4 ⽇本株式市場の動向
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作成基準:2016年1⽉
1
世界景気の拡⼤傾向は継続
 先進国・地域が⽐較的堅調な⼀⽅、新興国では成⻑予想が低下傾向にあり、2016年の世界のGDP成⻑率は3.0%となる⾒込みです。
 注⽬される中国では、国営産業の過剰⽣産能⼒と余剰⼈員の抑制を⽬指す「供給サイドの改⾰」が進められることで、景気の下押し圧
⼒が徐々に⾼まるとみられます。実体としては、2015年に6.1%、2016年に5.8%程度の成⻑率になると⾒込まれます。
<各国・地域の成長率の推移と予想(寄与度を積上げ)>
6
2008年〜2016年(2015年以降は予想)
(前年⽐:%)
英国
5.4
5
その他
(予想)
4.2
4
3.4
3.1
3
原油純輸出国
3.4
3.3
3.1
3.0
⽇本
2
ASEAN4
1
NIEs4
0
ユーロ圏
0.0
⽶国
-1
中国
-2
世界GDP成⻑率
-3
08
09
10
11
12
13
14
15
16 (年)
(注)予想は三井住友アセットマネジメント。
(出所)各国GDPを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
2
⾦融サイクルはグローバルで緩和⽅向に
 ⽶国では今後も利上げが⾒込まれますが、マネタリーベース(中央銀⾏が供給する通貨)は当⾯残⾼を維持する⾒込みです。
 また、⽇欧では、量的⾦融緩和が継続されているほか、物価動向次第では⾦融緩和拡⼤の可能性があるため、世界全体でみれば過剰
流動性の拡⼤は継続するとみられ、リスク資産の価格を⽀えていくものと考えられます。
14
<⽇⽶欧のマネタリーベースの推移>
<⽇⽶欧の⾦融政策のスケジュール>
2007年1⽉末〜2017年3⽉末
2016年2⽉〜2016年7⽉
(兆⽶ドル)
(予想)
【予想の前提】
欧州:⽉間600億ユーロ増のペースを継続
⽇本:年間80兆円増のペースを継続
⽶国:15年11⽉末の残⾼を維持
12
10
⽇程
3⽉14-15⽇
4⽉27-28⽇
⽇本
欧州
8
6⽉15-16⽇
7⽉28-29⽇
⽇程
3⽉15-16⽇
6
4⽉26-27⽇
⽇本
⽶国
4
6⽉14-15⽇
7⽉26-27⽇
2
3⽉10⽇
4⽉21⽇
0
08
09
10
11
12
13
14
15
16
FOMC
(⽶連邦公開
市場委員会)
⽇程
⽶国
07
⾦融政策決定
会合
17
欧州
(年)
6⽉2⽇
7⽉21⽇
ECB
(欧州中央銀
⾏)理事会
(注)欧州はECBの資産残⾼。2015年12⽉以降は三井住友アセットマネジメントの予想。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
3
市場の注⽬材料について
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作成基準:2016年1⽉
4
⾦融市場の混乱の背景
 年初より⾦融市場では⼤きな混乱が続いています。その理由として中国経済に対する懸念の再燃と原油安の進⾏。それに加えて中東
情勢の悪化や北朝鮮の⽔爆実験など地政学リスクが顕在化したことで、これらの複数のリスク要因が重なったことが挙げられます。
 ⾜元の⾦融市場は落ち着きを取り戻しつつありますが、今後も「中国経済の先⾏き不安」と「原油安の進⾏」は、市場混乱要因として
懸念されます。
<2つの懸念がもたらす影響についてのイメージ>
中国経済の先⾏き不安
原油安の進⾏
貿易量の減少によるアジア各国の景気減速
エネルギー関連企業の業績悪化
天然資源などの需要減少
産油国の財政悪化
⼈⺠元切り下げ憶測
オイルマネーの市場からの流出
投資家のリスク回避姿勢の強まり
世界的に株式、リート、ハイイールド債などの
リスク資産から資⾦が逃避する傾向
国債や⾼格付社債等など安全性が⾼い資産へ
資⾦が流⼊する傾向
(注)上記はイメージです。実際とは異なる場合があります。
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
5
注⽬
材料
1 中国経済の先⾏き〜減速⽅向ながら徐々に安定化へ
 習主席は次期5ヵ年計画の草案公表時に、2020年まで年6.5%以上の成⻑率を保つと明⾔しました。当⾯は景気下振れ懸念が強まり
やすい状況ですが、景気は政策効果で徐々に安定化する⾒込みです。また、物価は引き続き低位での推移が予想され、⾦融緩和を後押
しするものとみられます。
 なお、年初からの混乱を受け、中国当局が、⾏き過ぎた⼈⺠元安を抑え込む姿勢を明確化したことや、1⽉19⽇に発表された中国の
2015年10-12⽉期実質GDPが市場予想に近い数字であったことから、市場の中国に対する過度の悲観はやや後退しました。
<中国の実質GDP成⻑率の推移>
8.0
7.5
<中国の株価および通貨の推移>
2014年第1四半期〜2015年第3四半期
(%)
2015年1⽉5⽇〜2016年1⽉25⽇
(⼈⺠元/⽶ドル、逆⽬盛)
(ポイント)
6,000
成⻑率⽬標:7.5%
上海総合指数
(左軸)
5,000
成⻑率⽬標:7%
7.0
5.6
⼈⺠元⾼
5.8
4,000
6.0
3,000
6.2
2,000
6.4
7.4
7.3
7.1
6.5
7.2
7.0
7.0
6.9
6.8
⼈⺠元(右軸)
2014
10-12⽉期
7-9⽉期
4-6⽉期
1-3⽉期
10-12⽉期
7-9⽉期
4-6⽉期
1-3⽉期
6.0
1,000
6.6
⼈⺠元安
0
15/1
15/4
15/7
15/10
6.8
16/1 (年/⽉)
2015
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
6
(ご参考)主要各国・地域の中国向け輸出のシェア
 中国向け輸出のシェアは主要各国・地域においてまちまちとなっているほか、影響が⼤きいとされるアジアにおいても、中国向け輸出が突出
して⼤きくなっているわけではありません。
<主要各国・地域からみた輸出先シェア(2014年)>
アジア
中国
⽇本
他のアジア
⽶国
(%)
EU
その他
韓国
55.7
30.2
5.6
19.9
12.3
9.1
22.9
シンガポール
70.4
23.6
4.1
42.7
5.9
8.0
15.7
フィリピン
63.9
22.1
22.5
19.3
14.1
10.9
11.1
マレーシア
67.5
16.9
10.8
39.8
8.4
9.5
14.6
タイ
57.4
16.6
9.6
31.3
10.5
10.2
21.9
ベトナム
44.3
14.1
10.3
20.0
20.0
19.5
16.1
インドネシア
66.0
11.6
13.1
41.3
9.4
9.6
15.0
インド
27.0
8.4
1.8
16.7
13.4
16.2
43.5
⽇本
53.9
23.9
-
30.1
18.9
10.4
16.7
中国
41.3
15.7
6.4
19.3
16.9
15.8
25.9
⽶国
25.0
10.2
4.1
10.7
-
17.1
57.9
8.5
3.8
1.0
3.7
5.8
65.5
20.2
78.8
36.6
19.1
23.2
4.2
4.6
12.3
ユーロ
オーストラリア
(注) 輸出先の中国は中国本⼟、⾹港、マカオの合計。中国の輸出先にある中国は、中国本⼟からの⾹港、マカオへの輸出を指す。「他のアジア」は、バングラデシュ、
インド、インドネシア、韓国、北朝鮮、ラオス、マレーシア、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、ベトナム。
四捨五⼊の関係で合計が合わない場合があります。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
7
注⽬
材料
2 原油価格の動向
 中国など新興国経済の鈍化が懸念される中、2015年12⽉4⽇のOPEC(⽯油輸出国機構)での協調減産の⾒送りなどを背景に、原
油安が進⾏しています。⾏き過ぎた原油・資源安で関連国や関連企業の信⽤リスクへの懸念の⾼まりが、投資家⼼理を冷え込ませていま
す。
 ただし、原油安は産油国経済には⼤きな打撃となる⼀⽅で、原油輸⼊国は、インフレ低下による利下げ余地の拡⼤や燃料価格の低下な
どの恩恵を受ける⾯もあり、原油価格の低位安定が確認されるにつれ、リスク回避姿勢が弱まっていくとみられます。
<原油価格(WTI)の推移>
<商品価格と関連資産の変化率>
2015年1⽉2⽇〜2016年1⽉25⽇
(⽶ドル/バレル)
65
2015年12⽉4⽇から2016年1⽉25⽇の騰落率
WTI
-24.1%
60
MLP
-12.0%
50
ブラジルレアル
-8.4%
45
カナダドル
-6.0%
40
35
30
-5.0%
豪ドル
-4.8%
ハイイールド債券
ノルウェークローネ
-2.8%
25
20
15/1
ロシアルーブル
-14.3%
55
3.9%
15/4
15/7
15/10
16/1
(年/⽉)
(注)WTIはニューヨーク・マーカンタイル取引所で取引される原油の先物価格。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
-30%
-20%
-10%
0%
鉄鉱⽯
10%
(注)MLP(アレリアンMLP指数)、鉄鉱⽯(中国天津港渡しの鉄含有量
62%)、ハイイールド債券は⽶国。各通貨は対⽶ドルの為替レート変化率。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
8
(ご参考)主要国の原油価格の影響度について
 原油価格の下落は、原油輸出国から輸⼊国への所得移転をもたらします。原油輸出国では、受け取る輸出代⾦が減るため所得が減少
する半⾯、原油輸⼊国では、燃料コストの低下などを通じて所得が増えることが期待されます。
<原油価格下落(▲30$/バレル)による所得移転額GDP構成⽐>
アジア・オセアニア等
⽶州・欧州諸国
⽇本
原油輸出国
クウェート
サウジアラビア
ベネズエラ
カタール
UAE
ロシア
イラン
(%)
0
-5
-10
(注)2014年の原油の消費量と⽣産量の差に原油価格下落幅をかけたものを各国の所得移転額
とみなして計算し、対GDP⽐で表⽰。
(出所)IMF 「World Economic Outlook Database, October 2015」、
BP「BP-Statistical Review of world energy 2014」を基に三井住友アセットマネジメント作成
-15
-20
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作成基準:2016年1⽉
9
(ご参考)⾦融市場の混乱の過度な懸念は不要か
 年初からの⾦融市場の混乱が、リーマン・ショックに匹敵する⾦融危機に発展するのではないかと懸念する向きもみられます。
 リーマン・ショックに端を発した“危機”では、サブプライム住宅ローン関連の資産を多く保有していた⾦融機関が危機的な状況に陥り、信⽤
収縮によって資⾦の流動性不⾜が⽣じ、その結果、世界的に株価が暴落して経済活動が停滞しました。しかしながら、⾜元の市場の主な
リスク要因となっているのは、中国の景気減速と原油安であり、いずれも関連資産を⾦融機関が⼤量に抱えている訳ではなく、⾦融システ
ムに壊滅的なダメージを与える類のものではないとみられます。
<市場の緊張を⽰す指標の推移>
(ポイント)
2008年1⽉2⽇〜2016年1⽉25⽇
4
3
VIX指数(左軸)
20
1
0
0
08
09
10
11
12
13
14
15
低
2
低
40
市場の緊張
中国の景気減速懸念
⽶国の利上げ観測
⽶国債格下げ
欧州債務不安
市場の緊張
60
5
TEDスプレッド(右軸)
バーナン・キショッ
ク
80
(%ポイント)
⾼
リーマン・ショック
⾼
100
16
(年)
【VIX指数とは】シカゴ・オプション取引所のボラティリティ・インデックスのことで、
S&P500種株価指数を対象とするオプション取引の値動きをもとに算出・公表
されています。このVIX指数は投資家⼼理を⽰す数値として利⽤されており、数
値が⾼いほど、投資家が相場の先⾏きに警戒感を持っているとされています。
【TEDスプレッドとは】3ヵ⽉物⽶ドルLIBOR(ロンドン銀⾏間取引⾦
利)と3ヵ⽉物⽶短期国債利回りとの差で、銀⾏の信⽤リスク拡⼤によ
り上昇する傾向がある。⼀般に、⾦融市場で信⽤不安が⾼まると上昇
します。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
10
注⽬
材料
3 ⽶国の利上げペース
 FRBは、12⽉のFOMCで政策⾦利(FFレート)の0.25%の引き上げを決定しました。その際に⽰されたFOMCメンバーのFFレートの⾒
通しの中央値は、2016年に4回(0.25%ずつ4回、計1%)の利上げ⾒通しです。ただし、今回の利上げ局⾯⼊りにおいては、⽶国経
済の過熱感は⾒られておらず、⽶10年国債利回りの上昇も限定的と考えられます。
 なお、最近の⽶国株式も含めた世界的な株安などが⽶国経済⾒通しの重⽯となる場合、利上げ⾒通しが下⽅修正される可能性があり
ます。
<政策⾦利に関するFOMCメンバーと市場の⾒通し>
3.0
(%)
<(ご参考)⽶国個⼈消費⽀出(PCE)物価指数の推移>
(前年⽐、%) 2007年1⽉〜2015年11⽉
5.0
PCE物価指数
FRBの物価⽬標
2013年12⽉〜2017年12⽉(予想)
FOMCメンバーの⾒通し
2.5
FF⾦利先物市場の⾒通し
4.0
2.4
3.0
2.0
2.0
1.4
1.5
1.0
0.0
0.86
0.4
0.5
0.0
13/12
1.0
1.38
-1.0
0.25
14/12
15/12
16/12
-2.0
17/12
07
(年/⽉)
(注) ⽶連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの⾒通しは、2015年末、2016年末、
2017年末における適切なフェデラルファンド(FF)⾦利誘導⽬標の⽔準に関する
2015年12⽉時点の予想値。FF⾦利先物市場の⾒通しは2016年1⽉25⽇
時点の各限⽉の価格から算出した利回りを結んだもの。
(出所)FRBの資料やBloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
08
09
10
11
12
13
14
15 (年)
(注)FRBは 「⻑期的な物価⽬標 は(longer-run goal)」として
PCE物価指数の前年⽐上昇率を「2%」と定義している。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
11
注⽬
材料
4 ⽇本株式市場の動向〜堅調な企業収益に注⽬
 ⾦融市場の混乱の影響を受け、⽇本株式市場は年初から⼤きく下落する展開となりました。しかしながら、最近の下落を受け、⽇本株式
のPER(株価収益率)およびPBR(純資産倍率)はそれぞれ13.7倍、1.1倍と過去1年の平均を⼤きく下回るなど、割安感の強い状
態にあります。
 国内景気の緩やかな回復傾向を受け、企業業績は堅調さを維持しているほか、2016年以降も増益基調が⾒込まれていることから、⾦
融市場の落ち着きとともに、⽇本株式の買い戻しの動きが強まるものと期待されます。
<⽇本株式のPERとPBRの推移>
<⽇経平均株価とEPS(1株当たり利益)の推移>
2015年1⽉5⽇〜2016年1⽉25⽇
(倍)
20
18
PER(左軸)
16
14
8
15/1
2.0
23,000
1.8
(倍)
平均:15.4倍
1.4
平均:1.3倍
1.2
PBR(右軸)
15/4
15/7
⽇経平均株価
(左軸)
1000
19,000
800
15,000
600
11,000
400
1.6
12
10
2.2
株価:2003年1⽉末〜2015年12⽉末、
EPS:2003年〜2017年
(円)
(円)
(予想)
27,000
1200
15/10
1.0
16/1
7,000
3,000
-1,000
0
03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 16 17
-200
(年)
(年/⽉)
(注1)PERおよびPBRはTOPIX(東証株価指数)ベース。
(注2)平均は2015年1⽉5⽇〜2016年1⽉25⽇。
(出所)Datastreamのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
200
EPS(右軸)
(注)EPSは⽇経平均株価ベース。2016年以降はBloomberg予想。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
12
注⽬
材料
4 ⽇本株式市場の動向〜政策期待が⾼まる
 2016年前半には参議院議員選挙に向けた様々な政策の発表および具体化が⾒込まれており、⾦融市場では政策期待が⾼まりやすい
環境が続くとみられます。
<⽇経平均株価の推移と今後の主な政策・イベントなど>
⽇経平均株価の期間:2012年7⽉6⽇〜2016年1⽉22⽇(週次)
(円)
28,000
・東京オリンピック・パラリンピック開催
10,000
成⻑戦略
第2弾
・参議院選挙
第3の⽮
(成⻑戦略)
・衆議院議員任期満了
)
12,000
・⾃⺠党総裁選挙
%
10
・⽇本銀⾏ ⿊⽥総裁任期
⇒
14,000
8
%
(量的質的緩和)
(
第1の⽮
16,000
2017
2018
2019 2020
年
年
年
年
4⽉ 4⽉ 9⽉ 12⽉ 7⽉
7⽉
・消費税率引き上げ
量的質的緩和
第2弾
18,000
・農業の成⻑産業化施策発表
20,000
・参議院議員任期満了
22,000
・ニッポン⼀億総活躍プラン発表
成⻑戦略
第3弾
・確定拠出年⾦改⾰
24,000
・春闘
26,000
・通常国会
2016
年
1⽉ 3⽉ 4⽉ 5⽉ 7⽉ 秋
6⽉
株主総会
企業と株主
の対話
第2の⽮
(機動的な財政政策)
8,000
12/7
13/7
14/7
15/7
(年/⽉)
(注)今後の政策・イベントは2016年1⽉以降の予定等であり、今後変更される可能性があります。
(出所) Bloombergのデータ及び各種報道等を基に三井住友アセットマネジメント作成
この資料の最終ページに当資料のご利⽤にあたっての注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
上記は当資料作成時点のものであり、将来の成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
予告なく変更する場合があります。
作成基準:2016年1⽉
13
マーケット動向の⾒通し(期間:1年程度)
⾒通し
資産
コメント
⽇本
⼒強さには⽋けるものの、企業の増益基調は継続。収益性の重視および株主還元の充実など企業側の変化などが株式市場のサポート要因。
短期的には⽶国の利上げペースに対する思惑や原油価格の下落、中国経済の下振れ懸念などにより神経質な展開となる可能性があります。
⽶国
緩やかな景気拡⼤を背景に、企業業績は⼀桁半ば程度の伸びとなる⾒込み。ただし、⽶国の利上げ局⾯⼊りとなったことや原油価格の下落
から、株価は上値が抑えられる可能性があります。
欧州
ユーロ安や底堅い消費を受け、景気は緩やかな拡⼤が継続しています。ECB(欧州中央銀⾏)の積極的な⾦融緩和を背景に、景気回復
が継続するとみられることは株式市場の追い⾵ですが、短期的には⽶国の利上げペースに対する思惑や原油価格の下落に注意が必要です。
オーストラリア
オーストラリア経済は、資源需要減退のため設備投資が減少していますが、⾦利低下による住宅市況の改善、豪ドル⾼の修正で補う形となっ
ています。株式市場はこれまでの⾦融緩和など流動性がサポート要因に。
株式
アジア
先進国* 新興国アジアは、中国経済の下振れの影響を⼤きく受けます。なお、⽶国の利上げが、経常⾚字や⽶ドル建て債務が多い国にとっては、懸念
*⾹港、シンガポール。
新興国 材料になる可能性があります。
新興国
リート
債券
⽇本
低⾦利、景気拡⼤を背景に、空室率が低下し、賃料上昇が加速するとみられることがサポート要因。
アジア
中間層の拡⼤による消費の拡⼤や都市化の進展で中期的な市場の拡⼤が⾒込まれます。配当利回りも相対的に⾼い⽔準にあります。
⽇本
国内景気は回復へ向かいますが、2%のインフレの達成は困難とみられます。⽇銀による積極的な⾦融緩和が続くため、⻑期⾦利は低位で推
移すると⾒込まれます。
⽶国
景気は緩やかな拡⼤が続いていますが、インフレや賃上げの上昇は限定的であるとみられます。そのため、FRB(⽶連邦準備制度理事会)の
利上げペースは極めて緩慢なものになると予想され、⻑期⾦利の上昇も抑制されたものになると⾒込まれます。
欧州
ECBは再量的緩和を発表。景気拡⼤は継続しますが、インフレ期待は低位で推移するとみられ、⻑期⾦利は横ばいでの推移が⾒込まれます。
オーストラリア
通貨
⽶国の⻑期⾦利上昇は限られますが、原油・素材の需要低迷による価格下落リスクは⼤きく、新興国にはマイナスの影響が考えられます。
原油価格下落と賃⾦の低迷によりインフレは低位で推移。政策⾦利は当⾯据え置かれ、⻑期⾦利は低位で推移すると予想されます。
新興国
⽶国の⻑期⾦利上昇の影響を受けやすいことには注意が必要です。ただし、⽶国の⻑期⾦利の上昇も抑制されたものとなると⾒込まれます。
⽶ドル
利上げにより、傾向としての⽶ドル⾼は継続すると⾒込まれます。対円では、これまでの円安進⾏が⼤きいため、更なる円安は限定的。
ユーロ
ECBは再量的⾦融緩を発表。今後は、⽶欧の⾦融政策の違いが反映された⽅向性になると⾒込まれます。
豪ドル
豪ドルの調整が進んだことで、豪ドルは当⾯底固めの動きになる可能性が⾼いと⾒込まれます。ただし、RBA(オーストラリア準備銀⾏)が低
⽔準のインフレ⾒通しを背景に、追加利下げの余地があることが⽰されており、豪ドルはやや上値の重い展開になると⾒込まれます。
(出所)各種資料を基に三井住友アセットマネジメント作成
この資料の最終ページに当資料のご利⽤にあたっての注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
上記は当資料作成時点のものであり、将来の成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
予告なく変更する場合があります。
作成基準:2016年1⽉
14
マクロ
環境
⽶国経済〜景気拡⼤基調が継続
 ⽶国では、⾮農業部⾨の雇⽤者数が12⽉に前⽉⽐29.2万⼈増と、市場予想の20万⼈増を⼤きく上回る伸びとなり、⽶国経済の底
堅さをあらためて⽰した形となりました。また、10⽉と11⽉の雇⽤者数が上⽅修正され、合わせて5万⼈の増加となりました。
 企業における景気転換の先⾏指標であるISM(全⽶供給管理協会)景気指数は、製造業では減速傾向にあるものの、経済全体に占
める割合が⼤きい⾮製造業では、好不況の分岐点となる50を依然として上回っており、企業は経済全般を引き続き堅調とみていることが
⽰されました。
<雇⽤統計の推移>
2000年1⽉〜2015年12⽉
(万⼈)
60
<ISM景気指数の推移>
(%)
16
70
40
14
65
20
12
60
0
10
55
-20
8
50
-40
6
45
-60
4
40
2
35
-80
⾮農業部⾨雇⽤者数
(前⽉⽐、左軸)
失業率(右軸)
-100
0
00/1 02/1 04/1 06/1 08/1 10/1 12/1 14/1 (年/⽉)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(ポイント)
2000年1⽉〜2015年12⽉
製造業景気指数
⾮製造業景気指数
30
00/1 02/1 04/1 06/1 08/1 10/1 12/1 14/1 (年/⽉)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
この資料の最終ページに当資料のご利⽤にあたっての注意事項を記載しております。必ずご確認ください。
上記は当資料作成時点のものであり、将来の成果および市場環境の変動等を⽰唆あるいは保証するものではありません。
予告なく変更する場合があります。
作成基準:2016年1⽉
15
マクロ
環境
欧州経済〜緩やかな回復が持続
 ユーロ圏PMI(購買担当者景気指数、総合ベース)は1⽉に52.3ポイントと、景気判断の分かれ⽬となる「50」を31ヵ⽉連続で上回りまし
た。企業の景況感は引き続き⾼⽔準を維持しており、景気回復が持続していることが⽰されました。
 ⼀⽅、消費者物価指数は低位での推移が続いています。ECB(欧州中央銀⾏)は2%近くとする物価⽬標の達成が⾒通せるまで
⽉600億ユーロの国債などの購⼊を少なくとも2017年3⽉まで継続する⽅針で、必要に応じて拡充も期待されることは、景気回復を⽀え
るものとみられます。
<ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)の推移>
(ポイント)
58
56
2013年1⽉〜2016年1⽉
<ユーロ圏統合消費者物価指数(HICP)の推移>
(前年同⽉⽐、%)
5
2000年1⽉〜2015年12⽉
イタリア
ドイツ
4
54
3
52
50
2
48
46
44
1
フランス
ユーロ圏
0
42
40
13/1
13/7
14/1
14/7
15/1
15/7
16/1
(注)イタリアは2015年12⽉まで。
(年/⽉)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
-1
00/1 02/1 04/1 06/1 08/1 10/1 12/1 14/1
(年/⽉)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
16
マクロ
環境
⽇本経済〜緩やかな回復が持続
 企業の景況感を⽰す⽇銀短観の業況判断指数(DI)は、⼤企業の製造業、⾮製造業ともに12⽉調査は前回調査(9⽉)から横ば
いとなりました。中国など新興国経済の減速懸念が依然根強いことなどから、先⾏き⾒通しとともに悪化が⾒込まれており、⽇本経済の回
復が⾜踏み状態であることが⽰される形となりました。
 消費者物価指数(⽣鮮⾷品を除く)の前年⽐の伸び率は、原油安などの影響で、⽬先低調な数字が⾒込まれます。しかし、今後は、
原油安による物価下押し圧⼒の後退や、賃上げによる個⼈消費の回復効果を背景に、緩やかな上昇が⾒込まれます。
<消費者物価総合指数の推移>
<⽇銀短観:⼤企業の業況判断指数(DI)の推移>
30
2010年3⽉調査〜2015年12⽉調査
(%ポイント)
25
2.0
1.5
⾮製造業
20
2011年1⽉〜2015年11⽉
(前年同⽉⽐:%)
⽣鮮⾷品を除く
1.0
15
10
0.5
5
0.0
(先⾏き⾒通し)
2015年12⽉調査時点
0
⾷料(酒類を除く)
およびエネルギーを除く
-0.5
-5
-1.0
-10
製造業
-1.5
-15
-20
10/3
11/3
12/3
13/3
14/3
15/3
⽇銀による新指数
(⽣鮮⾷品および
エネルギーを除く)
-2.0
16/3(年/⽉)
11/1 11/9 12/5 13/1 13/9 14/5 15/1 15/9
(年/⽉)
(注)⽇銀による新指数は2015年10⽉まで。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
(出所)総務省、⽇銀のデータ・資料を基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
17
マクロ
環境
オーストラリア経済〜2016年後半から再加速か
 オーストラリアでは、商品価格の停滞や企業の設備投資が低調であるのに対し、個⼈消費は⽐較的堅調であることなどから、2015年の実
質GDP成⻑率は前年⽐+2.3%程度が⾒込まれています。なお、RBA(オーストラリア準備銀⾏)によると、GDP成⻑率は2016年後
半から再び加速するとの⾒通しです。
 RBAは2015年5⽉の⾦融政策決定会合で政策⾦利を過去最低の2.0%に引き下げた後、2016年1⽉の会合においても据え置きを
続けています。これまでの政策⾦利の引き下げによって、豪ドル相場の調整が進んでいますが、商品価格の下落の余波などによる経済の下
振れリスクから、追加の利下げ余地が残っていることが相場の重⽯となる可能性があります。
<RBAによるGDP成⻑率⾒通し(2015年11⽉時点)>
4.5
(%)
<オーストラリアの政策⾦利と為替相場(対円)の推移>
(円)
120
4.0
上限
3.5
中⼼値
3.0
下限
2.5
2.0
2011年1⽉3⽇〜2016年1⽉25⽇
(%)
5
政策⾦利(右軸)
110
4
100
3
90
2
80
1
1.5
1.0
0.5
※上限値・下限値はRBAの⾒通しによる。
なお、中⼼値は上限値と下限値から算出。
0.0
15/12
16/6
16/12
17/6
豪ドル相場(対円)(左軸)
17/12(年/⽉)
(出所)オーストラリア準備銀⾏のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
70
11/1
0
12/1
13/1
14/1
15/1
16/1
(年/⽉)
(注)政策⾦利は発表⽇ベース。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
18
(ご参考)新興国のファンダメンタルズ
 各国でばらつきはあるものの、新興国の政府債務残⾼(対GDP⽐)は減少(改善)し、外貨準備⾼は積み上げられており、
国の財務の健全性や信⽤⼒の⾼まりを⽰すものとなっています。
<主要新興国の外貨準備残⾼>
<主要新興国の政府債務の対GDP⽐>
(対GDP⽐:%)
100
(2000年、2014年)
(10億⽶ドル)
400
2000年
2014年
80
2000年〜2014年
350
インド
300
250
60
ブラジル
200
40
150
インドネシア
トルコ
100
20
50
0
南アフリカ
0
ブラジル
インド
インドネシア
トルコ
(注)トルコのみ2001年と2014年の⽐較。
(出所)IMFのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
南アフリカ
00
02
04
06
08
10
12
14(年)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
19
(ご参考)IMFによる世界経済⾒通し
<主要国・地域のGDP成⻑率の推移>
<IMFの経済成長率見通し(2016年1月の見通し)>
(期間)2000年〜2014年
(%)
16
(前年⽐:%)
12
8
オーストラリア
世界
先進国・地域
⽶国
ユーロ圏
ドイツ
フランス
⽇本
英国
カナダ
新興国・地域
ロシア
中国
インド (注1)
ASEAN-5 (注2)
欧州新興国
ブラジル
メキシコ
南アフリカ
⽇本
4
0
⽶国
-4
ユーロ圏
-8
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14(年)
(%)
16
12
(期間)2000年〜2014年
中国
インド
8
4
0
ブラジル
ASEAN-5
-4
-8
00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14(年)
(出所)IMF「World Economic Outlook, October 2015」の
データを基に三井住友アセットマネジメント作成
推定値
2015年
3.1
1.9
2.5
1.5
1.5
1.1
0.6
2.2
1.2
4.0
-3.7
6.9
7.3
4.7
3.4
-3.8
2.5
1.3
⾒通し
2016年
2017年
3.4
3.6
2.1
2.1
2.6
2.6
1.7
1.7
1.7
1.7
1.3
1.5
1.0
0.3
2.2
2.2
1.7
2.1
4.3
4.7
-1.0
1.0
6.3
6.0
7.5
7.5
4.8
5.1
3.1
3.4
-3.5
0.0
2.6
2.9
0.7
1.8
(注1)会計年度ベース。成⻑率は市場価格ベース。
(注2)インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの5ヵ国。
(出所)IMF「World Economic Outlook, Update January 2016」の
データを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
20
(ご参考)⾜元までのマーケット指標
 2016年1⽉25⽇までの主要国・地域の各資産の騰落率・変化幅(2015年12⽉末⽐)は以下のとおりです。
<株価指数の騰落率>
-3.5
-4.0
メキシコ
0.09
マレーシア
0.04
<為替相場(対円)の騰落率>
ブラジル
-1.4
インド
-1.7
⽶ドル
ユーロ
-5.5
オーストラリア
-5.9
英国
-6.2
インド
-0.14
オーストラリア
⽶国
-0.15
カナダ
ドイツ
-0.16
ドイツ
-4.5
ブラジルレアル
-10.0
⽇本
-0.17
南アフリカ
-4.6
英ポンド
-10.4
シンガポール
シンガポール
-4.7
トルコリラ
-8.2
-9.4
-0.03
-0.04
-0.21
メキシコ
⾹港
-0.27
⽶国
-12.3
ブラジル
-0.27
英国
中国
-0.30
ニュージーランド
-10
0(%)
-0.50
(注1)使⽤している株価指数は最終ページをご参照ください。
(注2)ブラジルの国債利回りは5年債のもの。
0.00
-2.1
⽇本
-11.7
-17.0
-20
<10年国債利回りの変化幅>
0.50(%ポイント)
-2.7
-3.7
-4.2
⼈⺠元
インドルピー
カナダドル
豪ドル
-5.6
NZドル
-6.6
南アフリカランド
-7.5
-10
シンガポールドル
-5
0 (%)
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
21
(ご参考)2016年スケジュール
⽇程
1⽉
2⽉
3⽉
4⽉
国
1⽇
⽇本
NISA⼝座の⾮課税投資枠上限拡⼤
1⽇
⽇本
ジュニアNISA⼝座開設開始
1⽇
⽇本
マイナンバー制度稼働
20⽇
ブラジル
21⽇
欧州
ECB理事会
26-27⽇
⽶国
FOMC
28-29⽇
⽇本
⽇銀⾦融政策決定会合
2⽇
豪州
⾦融政策委員会
1⽇
⽶国
スーパーチューズデー
1⽇
豪国
⾦融政策委員会
6⽉
⾦融政策委員会
2⽇
ブラジル
⾦融政策委員会
10⽇
欧州
ECB理事会
14-15⽇
⽇本
⽇銀⾦融政策決定会合
15-16⽇
⽶国
FOMC
5⽇
豪州
⾦融政策委員会
21⽇
欧州
ECB理事会
26-27⽇
⽶国
FOMC
27⽇
5⽉
主なスケジュール
ブラジル
⾦融政策委員会
27-28⽇
⽇本
⽇銀⾦融政策決定会合
3⽇
豪州
⾦融政策委員会
26-27⽇
⽇本
G7先進国⾸脳会議(伊勢志摩サミット)
2⽇
欧州
ECB理事会
2⽇
欧州
OPEC定例総会
7⽇
豪州
⾦融政策委員会
8⽇
ブラジル
⾦融政策委員会
14-15⽇
⽶国
FOMC
15-16⽇
⽇本
⽇銀⾦融政策決定会合
⽇程
5⽇
20⽇
7⽉
21⽇
26-27⽇
28-29⽇
2⽇
8⽉
5-21⽇
31⽇
6⽇
8⽇
9⽉
20-21⽇
20-21⽇
4⽇
19⽇
10⽉
20⽇
31-1⽇
1⽇
1-2⽇
11⽉
8⽇
30⽇
6⽇
8⽇
12⽉
13-14⽇
19-20⽇
国
豪州
ブラジル
欧州
⽶国
⽇本
豪州
ブラジル
ブラジル
豪州
欧州
⽇本
⽶国
豪州
ブラジル
欧州
⽇本
豪州
⽶国
⽶国
ブラジル
豪州
欧州
⽶国
⽇本
主なスケジュール
⾦融政策委員会
⾦融政策委員会
ECB理事会
FOMC
⽇銀⾦融政策決定会合
⾦融政策委員会
リオデジャネイロ夏季オリンピック
⾦融政策委員会
⾦融政策委員会
ECB理事会
⽇銀⾦融政策決定会合
FOMC
⾦融政策委員会
⾦融政策委員会
ECB理事会
⽇銀⾦融政策決定会合
⾦融政策委員会
FOMC
⼤統領選挙
⾦融政策委員会
⾦融政策委員会
ECB理事会
FOMC
⽇銀⾦融政策決定会合
(出所)Bloomberg、各国際機関、各種報道のデータを基に
三井住友アセットマネジメント作成
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作成基準:2016年1⽉
22
【重要な注意事項】
【投資信託商品についてのご注意(リスク、費⽤)】
●投資信託に係るリスクについて
投資信託の基準価額は、投資信託に組み⼊れられる有価証券の値動き等(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により
損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。 運⽤の結果として投資信託に⽣じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯⾦と
は異なり、投資元本が保証されているものではなく、⼀定の投資成果を保証するものでもありません。
●投資信託に係る費⽤について
ご投資いただくお客さまには以下の費⽤をご負担いただきます。
◆直接ご負担いただく費⽤ ・・・申込⼿数料 上限3.78%(税込)
・・・換⾦(解約)⼿数料 上限1.08%(税込)
・・・信託財産留保額 上限3.50%
◆投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費⽤ ・・・信託報酬 上限 年 2.052%(税込)
◆その他費⽤・・・監査費⽤、有価証券の売買時の⼿数料、デリバティブ取引等に要する費⽤(それらにかかる消費税相当額を含みます。)、および外国における資産
の保管等に要する費⽤等が信託財産から⽀払われます。また、投資信託によっては成功報酬が定められており当該成功報酬が信託財産から⽀払わ
れます。投資信託証券を組み⼊れる場合には、お客さまが間接的に⽀払う費⽤として、当該投資信託の資産から⽀払われる運⽤報酬、投資資産
の取引費⽤等が発⽣します。これらの費⽤等に関しましては、その時々の取引内容等により⾦額が決定し、運⽤の状況により変化するため、予めその
上限額、計算⽅法等を具体的には記載できません。
※なお、お客さまにご負担いただく上記費⽤等の合計額、その上限額および計算⽅法等は、お客さまの保有期間に応じて異なる等の理由により予め具体的に記載すること
はできません。
※上記に記載しているリスクや費⽤項⽬につきましては、⼀般的な投資信託を想定しております。費⽤の料率につきましては、三井住友アセットマネジメントが運⽤するすべ
ての投資信託(基準⽇現在において有価証券届出書を提出済みの未設定の投資信託を含みます。)における、それぞれの費⽤の最⾼の料率を記載しております。
投資信託に係るリスクや費⽤は、それぞれの投資信託により異な りますので、ご投資をされる際には、事前に投資信託説明書(交付⽬論⾒書)や契約締結前交付
書⾯等を必ずご覧ください。
●投資信託は、預貯⾦や保険契約と異なり、預⾦保険・貯⾦保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
また登録⾦融機関でご購⼊の場合、投資者保護基⾦の⽀払対象とはなりません。
●投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭⽇の取扱い等により、換⾦等ができないことがありますのでご注意ください。
〔2014年4⽉1⽇現在〕
【21ページの株価指数について】
⽶国:S&P500種、英国:FT100指数、ドイツ:DAX指数、オーストラリア:ASX200指数、中国:上海総合指数、⾹港:ハンセン株価指数、シンガポール:シンガ
ポール ST指数、マレーシア:マレーシア クアラルンプール総合指数、インド:センセックス指数、メキシコ:メキシコボルサ指数、ブラジル:ボベスパ指数、⽇本:東証株価
指数
●当資料は、情報提供を⽬的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、⽣命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものでは
ありません。●当資料に基づいて取られた投資⾏動の結果については、当社は責任を負いません。●当資料の内容は作成基準⽇現在のものであり、将来予告なく変更
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作成基準:2016年1⽉
予告なく変更する場合があります。