宇奈月消防署の消防ポンプ車を更新しました！平成５年から２１年間運用してきた消防ポンプ車に替わり、消防力の充実強化を図るために最新鋭のCD-Ⅰ型消防ポンプ車を配備しました。この災害対応特殊消防ポンプ車は、緊急消防援助隊設備整備費補助事業を活用し、緊急消防援助隊への登録を予定しており、密集地の災害対応、山間地の狭路への進入等の特性を生かしたまま、圧縮空気泡消火装置（CAFS）及び小型水槽（600ℓ）を装備し初期消火をより効果的なものとします。また山林火災用に組み立て式水槽、ジェットシューターを積載し、その他様々な災害に対応するための資機材を積載出来るスペースを確保しています。車種全長×全副×全高排気量車両総重量乗車人員数日野　TKG－XZU６８５M　四輪駆動式 5,710mm×1,920mm×3,070mm 4,009CC 最高出力 110kw ６，５９５ｋｇ５名 CAFS装置（圧縮空気泡消火装置）＋小型水槽（６00L）は、少量の水で高い消火性能を有します。 CAFS装置は水に少量の消火薬剤を加え発泡させ、効率よく消火することができ、小型水槽 600Lの水量で最大吐出量 3,800L/分の大量放射が可能なため、少ない水で消火ができるので、水損防止にも有効です。車体側面、後面は各種資機材及び放口、吸管等が収められており、全面シャッターにすることにより、資機材等の転落防止、防汚、冬期間の凍結防止になっています。車両上部左にはアルミ三連梯子が昇降装置に収められ、右側には大型アルミ収納BOXがあり、各種資機材の収納が可能です。キャビン内は無線、サイレン、ランプ等をオーバーヘッドに集中して配置し、AVMは運転席、助手席から操作出来る場所に配置、緊急消防援助隊で使用出来るように全国ナビを装備しました。キャブ内後席部に空気呼吸器が積載でき、書類収納BOXは可倒式で緊急時の簡易デスクとしても使用できます。車両後部シャッター内に山林、山火事に対応出来る、小型ポンプ、組み立て式水槽(1ｔ)、ジェットシューター等が積載されています。