『WARO KISHI 岸 和郎の建築』

2016 年1月 27 日
現代のモダニスト、岸 和郎作品集の決定版!
『WARO KISHI 岸 和郎の建築』
刊行のご案内
TOTO 出版は、2016 年 1 月 28 日(木)より TOTO ギャラリ
ー・間で開催する展覧会「岸 和郎:京都に還る_home away
from home」に合わせ、
『WARO KISHI 岸 和郎の建築』を
1 月 27 日に発行しました。
本書は、長い歴史に培われた歴史的建造物がひしめく京都に
おいて、建築設計を生業としてきた建築家・岸 和郎氏の30
余年にわたる活動の集大成ともいえる作品集です。デビュー
作であり、自身も教鞭を執られた「京都芸術短期大学高原校
舎(現・京都造形芸術大学)
」
(1982年)から、現在海外で進
行中のプロジェクトまで、150を超えるプロジェクトから選
りすぐった39作品を掲載。写真や手描きの時代からCADの時
代へと移行してゆく図面、彩色ドローイング、初公開となる
スケッチなどの豊富なビジュアルと解説からは、その時々の
書 名=WARO KISHI 岸 和郎の建築
著 者=岸 和郎
定 価=本体 4,300 円+税
発行日=2016 年 1 月 27 日
体 裁=B5 判変型(250×190mm)
並製、392 頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-356-3
思考の過程を見てとることができます。
巻頭には、「岸和郎をつくった14の出来事」と題したエッセ
イを収録。自身の建築家としての原点とも言える建築や空間
体験を吐露します。また、巻末には、岸氏の先輩であり京都
大学名誉教授で建築史家の髙橋康夫氏の論文も収録。岸氏の
作品を建築史の中に位置付け、その活動の意義を語ります。
どんな時代にも、自らをモダニストと標榜してきた岸氏が、
京都にそのアイデンティティを定めるに至った活動の全容を
全篇書下ろしのテキストとともに、多角的に知ることのでき
る1冊です。
建築に携わられている方はもちろん、建築家を志している学
生の方、また建築や建築家の仕事に興味のある方など、多く
の方々に手に取っていただきたい一冊です。
URL=http://www.toto.co.jp/publishing/
内容紹介
目次
序文
岸 和郎
岸和郎をつくった14の出来事
Selected Works 1982-2016
京都芸術短期大学高原校舎
KIM HOUSE 1987/2011
京都科学・開発センター
日本橋の家
下鴨の家
紫野和久傳
山口大学医学部創立50周年記念会館
苦楽園の家 Ⅰ
朱雀の家
かづらせい・寺町
文京の家
苦楽園の家 Ⅱ
深谷の家
堺の家
和歌山の家
Hu-tong House
子午線ライン 明石船客ターミナル
京都・小野
熊野古道情報センター
ライカ銀座店
Suzhou Vanke Villa
紙屋HOUSE
Tearoom project in the Center of Tokyo
書院 / Penthouse
書院 / Third-place
KIT HOUSE
御所西の家
日東薬品構内景観整備計画
Wujiang New City Planning project, China
象彦漆美術館
Spiretec Office Headquarters project
曹洞宗 仏光山 喜音寺
GLA近畿会館
京都大学北部グラウンド運動部部室棟
山野井の家
白鳳堂京都本店
Warehouse Renovation at Minsheng-road
京都市美術館新館計画案
南泉禅寺再建計画
歴史の中の岸和郎
作品データ
略歴
クレジット
髙橋康夫
関連展覧会
岸 和郎:京都に還る_home away from home
2016 年 1 月 28 日(木)~3 月 20 日(日) TOTO ギャラリー・間
住所=東京都港区南青山 1-24-3 TOTO 乃木坂ビル 3F
休館日=月曜・祝日(2 月 11 日のみ) ※2015 年度より日曜日も開館しています。
TEL=03-3402-1010
URL=http://www.toto.co.jp/gallerma/
プロフィール
岸 和郎
W ar o K is h i
1950
横浜市生まれ
1973
京都大学工学部電気工学科卒業
1975
同大学工学部建築学科卒業
1978
同大学院修士課程建築学専攻修了
1981
岸和郎建築設計事務所を設立
1993
岸和郎建築設計事務所をK.ASSOCIATES/Architectsに改組改称
1981→ 1993 京都芸術短期大学にて教鞭を執る
1993→ 2010 京都工芸繊維大学にて教鞭を執る
2000→ 2010 同大学大学院工芸科学研究科造形科学域建築設計学専攻教授
2003
カリフォルニア大学バークレー校客員教授
2004
マサチューセッツ工科大学客員教授
2010→ 京都大学大学院工学研究科建築学専攻教授
2013→ 京都造形芸術大学客員教授
現在に至る