平成２８年２月メキシコ合衆国アグアスカリエンテス州およびハリスコ州との業務提携について～メキシコ向けビジネスサポートを強化株式会社国際協力銀行（ＪＢＩＣ）の枠組みを活用～南都銀行(頭取橋本隆史)は、日本の地域金融機関を通じた中堅・中小企業のメキシコへの進出支援を目的に株式会社国際協力銀行(ＪＢＩＣ、総裁渡辺博史氏)がメキシコ合衆国（以下、メキシコ）のアグアスカリエンテス州、ハリスコ州との間でそれぞれ締結した覚書に基づく枠組みに参加しました。メキシコは約１億２千万人の人口を有し、現地マーケットの成長性や安価な労働力等を活用した組み立てメーカーへの供給拠点として期待されていること等が評価され、ＪＢＩＣが実施した「２０１５（平成２７）年度海外直接投資アンケート」における中期的有望事業展開国では６位に、業種別では、自動車分野において１位となりました。すでに日系大手自動車メーカー各社がメキシコ向けに投資を行っており、今後、中堅・中小企業も含め日系企業の進出が拡大していくことが見込まれます。今回の業務提携により、当行は、同国へ進出または進出を検討されているお客さまに対し、両州の日本企業担当窓口(ジャパンデスク)を活用し、メキシコ向けビジネスサポートの強化を図ります。当行は、今後も海外における現地情報の提供や現地ビジネスの支援など一層のサポート体制の拡充に努めてまいります。概要は以下のとおりです。１．ＪＢＩＣが覚書を締結したメキシコ合衆国の２州について ●アグアスカリエンテス州１９８０年代に日本の自動車メーカーが進出して以来、中堅・中小企業を含む日本の自動車部品メーカーの同州への進出が相次いでおり、同州向けの外国からの投資件数の約半数が日本企業によるものとなっています。（２０１４〔平成２６〕年時点） ●ハリスコ州ハリスコ州都のグアダハラはメキシコ第２の都市で、世界的に知られる大手電子企業が進出したことにより、メキシコのシリコンバレーと呼ばれるまでに発展を遂げています。２．提携日３．提携内容２０１６(平成２８)年２月１日(月) （１）メキシコにおけるビジネスパートナー候補の選定（２）必要な事業許認可取得（３）メキシコ地場銀行の紹介等【本件に関するお問合せ先】バリュー開発部ＡＳＩＡ業務グループかぎたにのろ鍵谷・野呂 TEL: 0742-27-1558