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資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
03-3501-4031
福島浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業
平成28年度予算案額 40.0億円(新規)
事業の内容
事業イメージ
福島浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業
事業目的・概要
 東日本大震災からの福島県浜通りの地域経済の復興のため、
平成25年度~
稼働中
国・県・地元市町村が一体となり「福島イノベーション・コースト構
想」の実現を目指しています。この構想の中で、新たなエネルギー
関連産業の創出として、福島沖の浮体式洋上風力発電の実
証研究とその事業化による風力発電関連産業の集積が期待さ
れているところです。
洋上サブステーション搭載
アドバンストスパー浮体
「ふくしま絆」
平成27年度~
稼働予定
 「福島浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」では、世界最
大の7MW浮体式風車をはじめ3基の風車と浮体式洋上変
電所を順次設置しており、平成28年度からすべての実証機によ
る運転を開始します。世界初の複数基による浮体式洋上風力
発電システムの本格的な実証を行うことにより、安全性・信頼
性・経済性を明らかにします。
成果目標
 福島沖において、実証機の設備利用率35%以上を達成し、
県や民間主導による本格的なウィンドファームを実現することを
目指すとともに、新産業の創出に貢献します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
委託
民間企業等
平成25年度~
稼働中
(提供:福島洋上風力コンソーシアム)
運転中のデータ取得・評価
維持管理手法の確立
漁業との共存
等
7MW
油圧風車搭載
V字型セミサブ浮体
「ふくしま新風」
2MWダウンウィンド風車搭載
コンパクトセミサブ浮体
「ふくしま未来」
平成28年度~
設置・稼働予定
5MW
ダウンウィンド風車搭載
アドバンストスパー浮体
「ふくしま浜風」
安全性・信頼性・経済性
の検証
福島県・民間の取り組み
本格的な浮体式洋上ウィンドファームの実現
関 連 産 業 の 集 積
雇
用
の
創
出
風力発電のための送電網整備実証事業費補助金
平成28年度予算案額 50.0億円(105.0億円)
事業の内容
資源エネルギー庁
中小企業庁 技術・経営革新課
新エネルギー対策課
03-3501-4031
03-3501-1816
産業技術環境局 大学連携推進室
03-3501-0075
事業イメージ
事業目的・概要
 風況が良好で、大規模な土地の確保が可能な風力発電に適し
た地域は限定されている上、そうした地域では送電網がぜい弱で
あるため、風力発電の導入拡大に支障をきたしています。再生可
能エネルギーの中ではコストが相対的に安い風力発電の導入促
進を図るためには、それらの地域の地域内送電網を強化すること
が喫緊の課題となっています。
特定風力集中整備地区での地域内送電線整備・技術実証
 北海道・東北の一部を特定風力集中整備地区と定め、送電線整
備・技術実証を実施。
 そのため、風力発電の適地である地域内の送電網の整備・技術
課題等の実証を行います。平成28年度においては、北海道、青
森県・秋田県(※)における送電線の設計・整備等を行うことと
します。
※北海道は平成25年度に、東北地方では平成26年度に事業実施主
体(SPC)を採択
成果目標
【実証する技術課題の例】
 平成25年度から10年間を目途に実施する事業であり、本事業
 北海道留萌・オホーツク地区-風力発電大量接続時の電圧変動
を通じて、風力発電の導入拡大に資する送電線整備・運用に関
する技術の確立を目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
風力発電専用送電線に大量に接続している状態での電圧変動
許容値を実際に緩和し、適切な管理・制御技術を実証します。
 東北地方秋田沿岸・酒田・庄内地域-落雷対応技術の系統影
補助(1/2)
国
許容値の管理・制御技術の実証
民間事業者
響効果の実証
落雷が多く発生する地域において、風車が多数接続された系統
に対し、落雷が与える影響の有無や対策技術の効果を実証します。
資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
03-3501-4031
再生可能エネルギー事業者支援事業費補助金
平成28年度予算案額 48.5億円(新規)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 再生可能エネルギーはエネルギー起源の温室効果ガスの排出削
減に寄与し、地域活性化に資する国産エネルギー源であること等
から、再生可能エネルギー熱利用システムや発電システムの導入
拡大が重要です。
 本事業では、民間事業者が実施する、木質バイオマスや地中熱
【再生可能エネルギーの内訳】
太陽熱利用、地中熱利用、温度差エネルギー利用、バイオマス熱
利用、雪氷熱利用、バイオマス燃料製造
太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、小水力発電、地熱発電
等(蓄電池含む)
※「固定価格買取制度」において設備認定を
受けないものを対象とします。
等を利用した熱利用設備や、自家消費向けの木質バイオマス発
電・太陽光発電等の発電システム、蓄電池の導入に対して補助
を行い、地域における再生可能エネルギー利用の拡大を加速しま
す。
成果目標
 再生可能エネルギーの導入量拡大を目指し、約200箇所の
拠点で再生可能エネルギー設備の導入を加速します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助(1/3、2/3)※
補助
国
民間団体等
設置者
木質バイオマス発電
地中熱利用
太陽光発電
再生可能エネルギー事業者支援対策事業
【補助率 1/3以内、2/3以内】
 民間事業者による再生可能エネルギー利用設備導入に対して
補助を行います。(1/3以内)
 民間事業者が地方自治体との連携・指定等を受けて行う再生
可能エネルギー利用設備の導入に対して補助を行います。
(2/3以内)
※地方公共団体等への補助は環境省が実施。
なお、平成27年度までに経産省補助事業で採択した地方公共団体等の事業については、
平成28年度以降も経産省が補助を行います。(1/2以内)
資源エネルギー庁
中小企業庁 技術・経営革新課
新エネルギー対策課
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03-3501-1816
電力系統出力変動対応技術研究開発事業
平成28年度予算案額 65.0億円(60.0億円)
事業の内容
産業技術環境局 大学連携推進室
03-3501-0075
事業イメージ
事業目的・概要
 天候変化に伴い出力が変動する風力発電や太陽光発電等の
再生可能エネルギー電源を大量に電力系統に接続すると、電力
品質や系統運用上の問題を引き起こします。
 本事業では、大幅な導入拡大が期待される風力を中心に、その
発電量の予測技術を高精度化・実用化することにより、最小の
出力変動への対応で最大の再生可能エネルギーを受け入れられ
るような予測技術と制御技術の組み合わせ開発を行います。
 風力発電所にモニタリングシステムを設置・計測等を通じ、予測
技術を高度化するとともに、出力変動抑制技術の開発を行いま
す。また、こうして開発された予測技術、抑制技術とを総合的に
組み合わせた最適な需給制御の運用を検証するため、シミュレー
ションシステムを開発するとともに系統運用の実証試験を行います。
成果目標
 平成26年度から平成30年度までの5年間の事業であり、予測モ
デル、シミュレーションシステムの開発による再生可能エネルギー発
電量の予測技術の精度を約2割以上向上させることを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
委託
NEDO
民間企業等
1.風力予測高度化
 全国50箇所へのモニタリングシステムの設置及び既存のデータを
活用することで、急激な出力変動への対策を主とする予測技術
の開発。
 風力発電のピッチ角制御や蓄エネ制御等を通じた、出力変動
抑制のための技術開発
2.予測技術系統運用シミュレーション
 風力発電等再生可能エネルギーの連系拡大のために、単一エ
リア及び広域エリアでの予測、抑制、運用を総合的に組み合わ
せたシミュレーションシステムの開発。
 実系統を活用した系統運用の実証試験。
3.通年出力制御実効性検証及び対象拡大時の有効性検証
4.太陽光発電の出力制御と組み合わせた最適エネマネ手法の確立
資源エネルギー庁
中小企業庁 技術・経営革新課
新エネルギー対策課
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03-3501-1816
次世代洋上直流送電システム開発事業
平成28年度予算案額 10.5億円(9.6億円)
産業技術環境局 大学連携推進室
03-3501-0075
事業の内容
事業イメージ
 洋上直流送電システムの要素技術開発
事業目的・概要
 陸上風力のポテンシャルが限定的な我が国において洋上風力は
再生可能エネルギー拡大の鍵となります。しかし、将来大規模な
洋上風力発電を設置する場合、沿岸部の送電網の整備状況等
によっては、洋上を長距離送電することで、比較的大きな接続可
能量を持つ上位の送電系統に直接接続する必要があります。
 本事業では、高信頼性・低廉性を有する直流送電システムの実
用化に向け、①長距離送電に適した直流送電システムの実用化
にむけた要素技術開発や、②小型軽量、メンテナンスレスで運転
制御機能を有する次世代型の洋上変電設備の開発・実証など、
将来の大規模洋上風力発電に向けた基盤技術を確立します。
洋上風力向けの直流遮断器など各構成装置の要素技術
の開発・試作
発電機、変換装置、ケーブルなどの最適設計・構成手法の
開発
 次世代洋上変電技術の開発
変電設備の小型軽量化、基礎土台部分の鋼材低減化、
メンテナンスレス化に向けた開発
運転・設備状態に応じた最適制御技術の開発
風力発電ポテンシャル
成果目標
送電設備比較
交流送電
 平成27年度から5年間の事業であり、長距離の送電を行う際、交
流電流と比較してより送電ロスの少ない直流送電を用いることで、
約2割のコスト削減など、より効率的な送電の実現を目指します。
ケーブル本数
洋上変電所
交流ケーブル
直流送電
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
85%低減!!
洋上変電所
直流ケーブル
交流ケーブル
委託
NEDO
民間企業等
直流(HVDC)で送電することで
変電所およびケーブルが削減可能
SylWin wind farmでの比較結果 出典:ABB
資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
03-3501-4031
洋上風力発電等技術研究開発
平成28年度予算案額 75.0億円(79.3億円)
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
次世代浮体式洋上風力発電システム実証研究
 国内の風力発電は、陸域における適地が減少しており、今後の
更なる導入促進のためには洋上への展開が不可欠です。
低コスト浮体式洋上風力発電の実証等
 軽量浮体・風車、低コスト係留
 水深50m~100mで設置かつ低コスト
 本研究開発では、我が国の気象・海象条件に適した洋上特有
の技術課題や洋上風力発電所に係る技術的・社会的な課題
を解決するために以下の事業を推進します。
・次世代浮体式洋上風力発電システムの実証研究
・着床式洋上ウィンドファームの開発支援
・洋上風況観測及び洋上風力発電システムの実証・開発
基礎的技術の確立
着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業
 これらの研究開発を実施することにより、国内での洋上風力発
電技術の確保、経済性の評価、環境影響評価手法の検証が
可能となり、我が国の洋上風力発電の導入に貢献します。
風況調査
(左:風向計、右:風速計)
成果目標
 平成20年度から平成29年度までの10年間の事業であり、本事
海象調査
(潮流・波浪計測等)
洋上風況観測及び洋上風力発電システムの実証研究
業を通じて、我が国の気象・海象条件に適した洋上風力発電に
関する技術・システム等(10件)の確立を目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
委託・補助(2/3、1/2)
NEDO
民間企業等
千葉県銚子沖
(提供:東京電力(株))
福岡県北九州市沖
(提供:電源開発(株))
環境アセスメント調査早期実施実証事業
平成28年度予算案額 9.0億円(20.0億円)
事業の内容
資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
03-3501-4031
資源エネルギー庁 資源・燃料部政策課
03-3501-2773
事業イメージ
事業目的・概要
前倒環境調査のイメージ
 風力・地熱発電の導入を加速化するため、3~4年程度を要す
る環境アセスメントの手続期間を半減することを目指すこととして
います。
 その実現のためには、環境アセスメントの手続における環境影響
調査を前倒し、他の手続と同時並行で進めること(前倒環境
調査)が必要です。
 そこで、前倒環境調査を実施する上での課題等の特定・解決
及び更なる短縮化を図るため、引き続き、以下の事業を実施し
ます。
①早期実施実証事業(補助事業)
②データベース化事業(委託事業)
成果目標
 平成26年度から平成29年度までの4年間の事業であり、本事業
を通じて、前倒環境調査を実施した場合における方法書手続か
ら準備書手続までの期間(従来は、24~30ヶ月)の短縮
(8ヶ月以内)を目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
委託・補助(1/2)
交付金
国
NEDO
民間企業等
事業内容
①早期実施実証事業(補助事業)
風力発電と地熱発電に係る環境アセスメント手続期間を半減するた
めに、「方法書」に係る経済産業大臣の通知又は勧告から「準備書」
の届出までの期間を、「8ヶ月以内」とすることを目指した実証を行いま
す。
②データベース化事業(委託事業)
実証事業の進捗管理等を行い、得られた条件達成の成否のみなら
ず、その要因等についても分析し、前倒環境調査の方法論に関する
知見の取りまとめを行います。さらに、実証事業で得られた前倒環境調
査の結果等のデータベース化を行います。
資源エネルギー庁 新エネルギー対策課
03-3501-4031
新エネルギーベンチャー技術革新事業
平成28年度予算案額 24.0億円(12.0億円)
※福島イノベーション・コースト構想の推進を含む
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 中小・ベンチャー企業等が有する、新エネルギー等に関する潜在的技術
(NEDO負担率100%)
フェーズC
事業化
1テーマあたり
5千万円以内
採択審査
(実用化研究開発)
1年間程度
1テーマあたり
5千万円以内
(NEDO助成率:2/3以内)
※福島イノベーション・コースト構想に位置づけられる事業については、
フェーズ等に応じて、支援の強化を検討。
採択審査
公募
 平成19年度からの事業であり、本事業で採択した事業のうち
(基盤研究)
1年間程度
ステージゲート
審査
成果目標
助成事業
フェーズB
公募
①太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利
用、太陽熱利用、その他未利用エネルギー分野。
②再生可能エネルギーの普及、エネルギー源の多様化に資する新
規技術(蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等)。
(NEDO負担率100%)
採択審査
る下記の分野です。
1年間以内
1テーマあたり
1千万円以内
公募
 対象技術分野は、エネルギー基本計画、新成長戦略等に示され
(フィージビリティ・スタディ)
ステージゲート
審査
進され、更なる新エネルギー導入の促進が図られるとともに、今後の成長
分野である、新エネルギー分野における起業の増加、新産業の創出も
期待されます。また、福島イノベーション・コースト構想の推進につながる
新エネルギー分野の技術開発や実用化・実証研究については、支援を
強化して取り組みます。
フェーズA
採択審査
 本事業により、新エネルギー等に関する新たな技術の開発・実用化が促
委託事業
公募
シーズを幅広く発掘するため、FS調査や事業化に向けたコンサルティン
グ等の人的サポート等も活用しながら、技術開発段階から事業化段階
まで一貫して支援する事業です。
フェーズD
(大規模実証研究開発)
1~2年間程度
1テーマあたり
3億円以内
(NEDO 定額補助)
研究開発支援前後において、市場ニーズの調査、事業成果の
発信と併せて行うビジネスマッチング会の開催、特許戦略に係る
支援、外部専門家によるビジネスコンサルティングなどを実施。
事業化(事例)
50%を事業終了後3年以内に事業化することを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
委託・補助(2/3・定額)
NEDO
中小企業等
精製バイオガスの高効率輸送と導管供
給に向けた技術開発
薄膜型太陽電池加工用レーザーの
技術開発