第3期恵庭市農業振興計画(中間見直し) (案) ∼地域が支えあう魅力ある農業をめざして∼ 平成28年○月 恵 庭 市 経 済 部 目 1.恵庭市の農業振興計画について 次 ・・・・・P 1 2.恵庭市の農業を取り巻く現状と課題 ・・・・・P 2 ∼ 8 3.恵庭市の農業振興計画の 見直し・後期実施計画 ・・・・・P 9 ∼ 23 1.恵庭市の農業振興計画について 恵庭市農業振興計画の趣旨 恵庭市では、基幹産業である農業の持続的な発展をめざし、これまで市の農業振興計画に基 づき地域農業の振興に努めてきました。この度、現行の「第2期恵庭市農業振興計画」が平成 22年度で終了することから、新たに「第3期恵庭市農業振興計画」を策定しました。 第3期計画では、地域の特性を活かしながら農業者や関係機関・行政が連携して、 「地域が 支えあう魅力ある農業をめざし」取り組むこととしています。 農業振興計画の性格 「第3期恵庭市農業振興計画」は、第2期計画の考え方を引き継ぎ、収益性の高い都市近郊 型農業をさらに発展させるとともに、 これまで進めてきた地域での主体的な取り組みを推進 し、地域が支えあう魅力ある農業を実現するため、農業のめざす姿と施策の展開方向を示した 共通の指針とするものです。計画の推進に当たっては、農業を取り巻く動向を十分見極めなが ら、必要に応じ計画の見直しなど柔軟に対応していきます。 農業振興計画の構成と期間 農業振興計画は、基本計画と実施計画の2段構成となっています。 基本計画については、平成23年度から平成32年度までの10年を計画期間とし、実施計画 については、平成23年度から平成27年度までの前期5年間としています。 平成27年度は5年目の節目を迎えることから、前期5年の実施計画の検証・見直しを行っ ており、後期については平成28年度から32年度までの5年間の農業を取り巻く動向を見極 めながら計画の見直しを行い、引き続き地域の特性を活かしながら農業者や関係機関・行政が 連携して『地域が支えあう魅力ある農業をめざし』に向け取り組んで行くところであります。 1 2.恵庭市の農業を取り巻く現状と課題 ■ 恵庭市農業の現状 ・農業従事者数は、兼業農家を中心に 10 年前に比べておよそ半分の約 500 人程度まで減少。一方、1 戸当たりの経営規模は拡大し、経営面積 20ha 以 上が約 40%強を占めるまでに進展 ・主要作物の作付動向では、水稲は年々減少し直近では 670ha となり、75% の転作率。畑作物は、近年、小麦や大豆の作付が増加し全体で 1,300ha。 野菜は、増加傾向にあるものの、人参や大根などの主要野菜の作付がやや 減少傾向にあり、全体としてはほぼ横ばいの状況。家畜飼養頭数は、肉用 牛が減少傾向にあるものの、乳用牛や豚、採卵鶏はほぼ横ばいの状況 ・農業産出額は、直近の平成 18 年では、野菜の 16 億 5 千万円を筆頭にし て耕種で 41 億円、畜産で 15 億円となり、全体では 56 億円となっていま す。 表 品目毎農業産出額(平成18年) 農業産出額 米 麦類 耕 雑穀・豆類 種 いも類 野菜 花卉 工芸農作物 560 410 75 肉用牛 33 乳用牛 生乳 34 畜 43 産 豚 165 鶏 45 15 (単位:千万円) 150 4 79 67 21 46 ■ 恵庭市農業の主要課題 1)多様な担い手の確保 ・高齢化と農業従事者の減少により、農業後継者や新規参入者など多様な担 い手の育成・確保が喫緊の課題。特に、園芸農家などで労働力確保が顕著 となっており、担い手確保のため、新規参入者の研修機能や、福祉との連 携などといった多様な労働力確保対策の検討が必要となっています。 2 2)農地の安定的な利用と確保 ・人・農地プランに基づき、担い手への農地の集積を推進するため、分散化 している農地の交換分合による集約化をより一層推進していくことが必 要となっています。 表 恵庭市の経営規模別の農家戸数(戸) 経営規 模 総 数 12年 7年 総農家 559 476 経営規模 総 数 例外規 定 0.1∼ 1.0 1.0∼ 3.0 3.0∼ 5.0 5.0∼ 7.5 7.5∼ 10.0 10.0∼ 15.0 15.0∼ 20.0 20.0以上 2 97 57 73 101 85 90 27 27 − 82 45 58 91 68 81 20 31 20ha以上割合 0.5 0.7 20ha以上割合 農地なし 0.3ha未満 0.3∼ 0.5 0.5∼ 1.0 1.0∼ 1.5 1.5∼ 2.0 2.0∼ 3.0 3.0∼ 5.0 5.0∼ 10.0 10.0∼ 20.0 20.0∼ 30.0 30.0∼ 50.0 50.0∼ 100.0 100ha以上 17年 22年 総農家 販売農家 経営体 数 同左比 402 378 267 100 11 − − 4.1 18 4 2 0.7 29 29 9 3.4 19 19 13 4.9 9 9 8 3.0 6 4 4 1.5 14 14 11 4.1 45 43 15 5.6 121 119 52 19.5 89 89 72 27.0 29 27 38 14.2 20 19 25 9.4 3 2 6 2.2 1 0.4 − − 12.9 12.7 26.2 資 料:農業セ ンサス(平成7年 ),世界 農林業 センサス (12年),農 林業セ ンサス (17年 ,22年) 人・農地プラン 6地区 3地区 3 3)生産性の高い土地基盤の確立 ・安全・安心な農畜産物を安定的に生産するため、暗渠排水の整備などほ場 の透排水性の改善に努めるとともに、農業の体質強化を図るため、生産性 向上に資するほ場の区画整理、用排水路・農道の計画的な整備が必要とな っています。 農業基盤整備事業 位置図 国営恵庭北島地区 西6線幹線排水路(改修) 国営恵庭北島地区 西4線排水路(改修) 国営恵庭北島地区 南9号排水路(改修) 漁川右岸 国営恵庭北島地区 北島排水機(新設) 左岸北栄 左岸島松 道営左岸北栄地区 西8線幹線排水路(改修) 国営恵庭北島地区 第1集水路(改修) 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業 西3線幹線排水路(改修) 道営左岸島松地区 西4線幹線排水路(改修) 4-1)地域環境と調和した農業生産の確立 ・高齢化や担い手不足から雇用労働力の確保が課題となる中で、共同機械導 入による作業の効率化や作業受委託による省力化などの取組が必要とな っています。 1 超省力・大規模生産を実現 2 作物の能力を最大限に発揮 GPS自動走行システム等の導入による 農業機械の夜間走行・複数走行・自動走行 等で、作業能力の限界を打破 センシング技術や過去のデータに基づくきめ細やか な栽培により(精密機械)、作物のポテンシャルを最大 限に引き出し多収・高品質を実現 スマート農業 ロボット技術、ICT を活用して、超省 力・高品質生産を実現する新たな農業 3 きつい作業、危険な作業から解放 収穫物の積み下ろしなどの重労働を アシストスーツで軽労化するほか、 除草ロボットなどにより作業を自動化 4 誰もが取り組みやすい農業を実現 5 消費者・実需者に安心と信頼を提供 農業機械のアシスト装置により経験の浅い クラウドシステムにより、生産の詳しい オペレーターでも高精度の作業が可能となる 情報を実需者や消費者にダイレクトに ほか、ノウハウをデータ化することで若者等 つなげ、安心と信頼を届ける が農業に続々とトライ 4 4-2)地域環境と調和した農業生産の確立・クリーン農業の推進 ・食の安全・安心に対する消費者ニーズの高まりなどを踏まえ、クリーン農 業の推進など環境への負荷の低減や安全・安心な農畜産物の生産への取組 をより一層強化することが必要となっています。 農業者 3戸 帝人エンジニアリング(株) ・新開発ボイラーを利用して花苗・ 野菜生産の実証試験を実施 ・間伐材、残材等多様な形態の木質 資材を利用して実証 ・新開発ボイラーの基本・詳細設計 ・機器の設置・調整・改良 ・運転データのとりまとめ 5 5)活力ある農業経営の確立 ・TPP の大筋合意など農業の国際化が進展する中で、恵庭の農業が持続的 に発展していくため、複合経営や土地利用型経営、または集約型施設経営 等に経営部門の強化を図るとともに、安価な生産資材の調達や機械の効率 的利用による生産コストの低減に努め、農業所得の向上を図ることが必要 になっています。 ・また、平成 22 年から導入された経営所得安定対策を基盤としながら、近 年、販売額を増大させている農畜産物の直売など、農業の 6 次産業化への 取組も所得向上への大きな起爆剤として期待されています。 ・さらに、近年、管内の小麦が、品質良好でバラツキが少ないことから、実 需者から評価が高まっていることなどを踏まえ、農業の体質強化を図るた め、高品質なものづくりによる実需者との結びつきの強化なども必要とな っています。 品種別作付面積推移 4,000 3,500 3,000 きたほなみ 春よ恋 ハルユタカ ゆめちから 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 H22 H23 H24 H25 H26 H27 6 6)農を中心とした地域活力の創出・都市と農村の交流推進 ・市民に対しては、産業としての農業だけでなく農業・農村の持つ価値や役 割に対する理解を促進するための活動や健全な食と農の結びつきに関す る様々な情報を今後も分かりやすく発信し、行政・関係者・団体・市民が 相互に協力しあいながら、発展していくことが必要になっています。 農商工等連携ネットワーク トマト絶品プロジェクト 小麦ゆめちから研究会 おやこふれあい農園これまでの経過 平成10年度 第1回こどもふれあい農園の開催(開催数:5回) 参加者数:69名 家族数:23家族 体験内容:稲作(田植え・刈取り・はさがけ・脱穀・籾すり) かぼちゃ、スイートコーン、馬鈴薯(植付・収穫) 平成14年度 第5回こどもふれあい農園の開催(開催数:5回) 参加者数:104名 家族数:31家族 体験内容:稲作・畑作に加え酪農体験開始 平成23年度 第14回おやこふれあい農園の開催(開催数:6回) 参加者数:48名 家族数:15家族 体験内容:稲作・畑作(馬鈴薯・人参・南瓜) ・酪農体験 平成27年度 第18回おやこふれあい農園の開催(開催数:6回) 参加者数:44名 家族数:14家族 体験内容:稲作・畑作(馬鈴薯・人参・スイートコーン・さつま芋) ・酪農体験 7 ■ 現状や主要課題を踏まえた見直しのポイント ○担い手の育成・確保及び労働力確保対策の強化 ○地域の話し合いによる担い手への農地集積と集約化 ○土地基盤整備の更なる推進 ○ICT 等の新技術を活用した低コスト化、省力化農業の推進 ○経営支援の強化と経営者の体質強化 ○6 次産業化・農商工等連携の更なる推進と農畜産物の高付加価値化の推進 8 3.恵庭市の農業振興計画の見直し・後期実施計画 恵庭市では「地域が支えあう魅力ある農業をめざして」を コンセプトに以下の基本目標を掲げて取り組むこととしています。 基本目標 A.多様な担い手の育成と確保 B.農地の安定的な利用と確保 C.生産性の高い土地基盤の確立 D.地域環境と調和した農業生産の確立 E.活力ある農業経営の確立 F.農を中心とした地域活力の創出 基本目標と施策の展開 A.多様な担い手の育成と確保 高齢化と農業従事者の減少により、農業後継者や新規参入者など多様な担い手の育成・確保 が喫緊の課題。特に、園芸農家などで労働力確保が顕著となっており、担い手確保のため、新 規参入者の研修機能や、福祉との連携などといった多様な労働力確保対策の検討が必要 ↓施策の展開方向 ↓ 1.農村集落機能の維持・充実 ○対策の内容 ・新農村コミュニティービジョ ンの策定と実践 ・高齢者の生涯農業への支 援 ↓ 2.認定農業者・後継者・新規 就農者の育成 ○対策の内容 ・担い手対策の体制の整備 ・各種情報・研修・資金等の 総合的な支援 ・新規就農者の育成支援 ・農福連携による労働力の 確保 ・ ・農業振興基金の在り方 ↓ 3.女性の経営参画 ○対策の内容 ・女性グループ活動の活性 化 ・女性の役割分担の明確化 ・ B.農地の安定的な利用と確保 人・農地プランに基づき、担い手への農地の集積を推進するため、分散化している農地の交換 分合による集約化をより一層推進していくことが必要 ↓施策の展開方向 ↓ 1.農地利用集積円滑化事業 の推進 ○対策の内容 ・道央農業振興公社を中心 とした事業の推進 ・中心経営体農地集積事業 ↓ 2.農地の利用集積の促進 ○対策の内容 ・担い手育成のための農地 利用集積の支援 ・中心経営体への育成支援 9 ↓ 3.効率的な営農環境の推進 ○対策の内容 ・農地の貸し手、借り手の調 整 ・飛び地農地の解消と団地 化の推進 ・地域の話合い、情報の共有 C.生産性の高い土地基盤の確立 安全・安心な農畜産物を安定的に生産するため、暗渠排水の整備などほ場の透排水性の改善 に努めるとともに、農業の体質強化を図るため、生産性向上に資するほ場の区画整理、用排水 路・農道の計画的な整備が必要 ↓ ↓施策の展開方向 ↓ 1.土地基盤の整備・再整備 2.農村環境の保全 ○対策の内容 ・農地の基盤整備 ・土地改良の補修と維持管理 ・排水機場の機能診断 ○対策の内容 ・農地・水・環境保全の推進 ・生活排水処理施設の整備 D.地域環境と調和した農業生産の確立 ・高齢化や担い手不足から雇用労働力の確保が課題となる中で、共同機械導入による作業の効 率化や作業受委託による省力化などの取組が必要 ・食の安全・安心に対する消費者ニーズの高まりなどを踏まえ、クリーン農業の推進など環境へ の負荷の低減や安全・安心な農畜産物の生産への取組をより一層強化することが必要 ↓施策の展開方向 ↓ 1.農畜産物の安定生産 ○対策の内容 ・安全で良質な農畜産物の 生産振興 ・エゾシカの残渣処理施設 の調査検討 ↓ ↓ 2.環境保全型農業と資源リ サイクルの推進 3.農業労働力のシステム化 ○対策の内容 ○対策の内容 ・雇用システムの強化 ・クリーン農業の推進体制 ・酪農ヘルパー事業の支援 の整備 ・土づくりの推進とクリーン 農業の実践活動 ・バイオマス資源の利活用 適正処理の推進 ・廃プラスチック等の適正処 理の推進 5.流通・販売体制の強化 4.生産技術の向上とコストの 低減 ○対策の内容 ・特産品化の推進 ・消費者へのPR活動と販売 促進への支援 ・小麦乾燥施設の再整備 検討 ・地域農産物の商品開発 の推進 ○対策の内容 ・技術の高位平準化と生産 コストの低減 ・ICT技術導入、GPS基地 局の検討 10 E.活力ある農業経営の確立 ・TPPの大筋合意など農業の国際化が進展する中で、恵庭の農業が持続的に発展していくため。複合経 営や土地利用型経営、または集約型施設経営等に経営部門の強化を図るとともに、安価な生産資材の調 達や機械の効率的利用による生産コストの低減に努め、農業所得の向上を図ることが必要 ・平成22年から導入された経営所得安定対策を基盤としながら、近年、販売額を増大させている農畜産物 の直売など、農業の6次産業化への取組も所得向上への大きな起爆剤として期待されていること、さらに は、近年、管内の小麦が、品質良好でバラツキが少ないことから、実需者から評価が高まっていることなど を踏まえ、農業の体質強化を図るため、高品質なものづくりによる実需者との結びつきの強化なども必要 ↓施策の展開方向 ↓ ↓ 1.経営支援の充実・強化 2.農業経営体等の育成と促進 ○対策の内容 ・生産、経営管理等の研修 会実施 ・営農普及体制の連携強化 と情報提供 ・ ・普及事業重点地域の設定 ・農産物の新商品の販売とPR ・6次産業化への取り組み ○対策の内容 ・個別経営体の育成 ・法人化の促進 4.新規作物の導入 3.経営者の体質強化と複合 化の促進 ○対策の内容 ・特産品化の推進 ○対策の内容 ・経営管理能力の向上の支援 ・営農相談の強化 ・農業生産法人の設立支援 ・耕畜連携、集落営農の検討 F.農を中心とした地域活力の創出 ・市民に対しては、産業としての農業だけでなく農業・農村の持つ価値や役割に対する理解を促進するた めの活動や健全な食と農の結びつきに関する様々な情報を今後も分かりやすく発信し、行政・関係者・団 体・市民が相互に協力しあいながら、発展していくことが必要 ↓施策の展開方向 ↓ ↓ 1.農商工業と観光の連携 2.農に対する市民理解の推進 ○対策の内容 ・農畜産物の高付加価値化の 推進 ・えにわブランドづくり ・地元企業との連携、協力 体制づくり ・加工施設整備事業の検討 ・6次産業化への取り組み ○対策の内容 ・都市住民との交流促進 ・食育の推進 ・地産地消の推進 11 Ⅳ 恵庭市農業のめざす方向と施策の展開 基本目標と展開方向 <基本目標> <恵庭市の農業を取り巻く現状と課題> A.多様な担い手の育成と確保 1. 農業の構造の変化 2. 懸念される農地流動化への影響 4. 農業労働力の確保 ◎ ◎ ◎ ◎ 土地利用型経営や複合化経営における労働力の確保 後継者や新規就農者、参入者の育成・確保 農業と福祉等による多様な労働力確保 共同機械導入による効率化と作業受委託による省力化 5. 農業所得の低下 ◎ ◎ ◎ ◎ 認定農業者の所得目標「概ね480万円」確保 高品質なものづくりによる実需者との結びつきの強化 6次産業化、農商工連携等への取組 農畜産物の直売等による所得向上への取組 6. 地産地消を取り巻く課題 ◎ 生産者と消費者の交流促進 ◎ 食農教育のり組 ◎ 地域振興作物を活用した新商品の開発への取組強化 <農業・農村をめぐる情勢> ◎ 高齢化や人口減少による影響 ・高齢化による一人当り食料消費量減少や人口減少による食市場 縮小の可能性 ・農村集落の共同活動の農地・農業用水等の維持管理の継続に支 障を及ぼす懸念 B.農地の安定的な利用と確保 地 域 が 支 え あ う 魅 力 あ る 農 業 を め ざ し て 道央農業振興公社を中心とした事業の推進 中心経営体への農地集積の促進 担い手育成のための農地利用集積の支援 中心経営体の経営改善・発展の支援 農地の貸し手・借り手の調整 飛び地農地の解消と団地化の推進 人・農地プランの更新 1. 土地基盤の整備・再整備 ・ ・ ・ ・ ・ 農地の基盤整備 土地改良施設の補修と維持管理 中島松排水機場の機能診断の実施 基幹水利施設(排水・用水)の適正な維持管理 ほ場区画整理や暗渠整備、用排水路等の整備の推進 2. 農村環境の保全 ・ 農地・水・環境保全の推進 1. 農畜産物の安定生産 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2. 農地の利用集積の促進 3. 効率的な営農環境の推進 C.生産性の高い土地基盤の確立 2. 環境保全型農業と資源リサイクルの推進 ・ D.地域環境と調和した農業生産の確立 3. 農業労働力のシステム化 4. 生産技術の向上とコストの低減 5. 流通・販売体制の強化 1. 経営支援の充実・強化 ◎ 世界の食料需給等の見通しとグローバル化の進展 ・新興国の経済成長等による世界的な食料やエネルギー等の需要 増大。異常気象による大規模な不作等、食料供給面への影響懸念 ・TPP協定交渉の大筋合意や世界各地域でEPA(経済連携協 定)やFTA(自由貿易協定)締結の活発化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1. 農地利用集積円滑化事業の推進 3. 生産基盤となる土地基盤の整備 圃場整備完了後の経年劣化による機能低下 用排水施設、耕作農道の整備と維持管理 米の需給調整と転作の拡大 安全・安心な農畜産物の安定的な生産 新農村コミュニティビジョンの策定と実践 高齢者の生涯農業への支援 担い手対策の体制の整備 各種情報・研修・資金等の総合的な支援 新規就農者の育成支援 農業振興基金の在り方検討 農福連携等による労働力の確保 女性グループ活動の活性化 女性の役割分担の明確化 3. 女性の経営参画 ◎ 農地の分散化による交換分合等による集約化 ◎ 担い手への農地の集約化 2. 農業経営体等の育成と促進 E.活力ある農業経営の確立 3. 経営者の体質強化と複合化の促進 4. 新規作物の導入 ◎ 農業を支える担い手など農業・農村の構造の変化 農地集積は一定程度進展したが、土地利用型農業を中心に担い手 の確保が不十分で農業就業者の高齢化が進展 1. 農商工業と観光の連携 ◎ 農業・農村の多様な可能性 高齢化など社会構造等の変化による介護食品や食に関連した健康 ビジネスなど新分野の市場拡大 バイオマスの活用など多様な地域資源を有効活用した新事業創出 の取組。ロボット技術やICT といった最先端技術の活用によ る生産性等の大幅向上の可能性 F.農を中心とした地域活力の創出 2. 農に対する市民理解の推進 12 <対策の内容> ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2. 認定農業者・後継者・新規就農者の育成 ◎ 農業者の高齢化や後継者不足の進展 ◎ 農家戸数の減少とそれに伴う経営規模の拡大 ◎ ◎ ◎ ◎ <施 策 の 展 開 方 向> 1. 農村集落機能の維持・充実 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 安全で良質な農畜産物の生産振興 有害鳥獣害対策の適切な推進 クリーン農業の推進体制の整備 土づくりの推進とクリーン農業の実践活動 バイオマス資源の利活用適正処理の推進 廃プラスチック等の適正処理の推進 新技術による木質バイオマス等の地域資源を活かし た農業の推進 雇用システムの強化 酪農へルパー事業の支援 技術の高位平準化と生産コストの低減 ICT農業の普及・実践 特産品化の推進 消費者へのPR活動と販売促進への支援 農畜産物の乾燥調製施設、集出荷施設等の整備の推進 小麦「ゆめちから」等の地域農産物を使用した新商品 の開発 生産・経営管理等の研修会実施 営農普及体制の連携強化と情報提供 普及重点地域の設定による地域農業技術の普及定着 新規振興農作物の販売促進や消費者へのPRの推進 個別経営体の育成 法人化の促進 経営管理能力の向上の支援 営農相談の強化 耕畜連携など集落営農の組織化 ・ 特産品化の推進 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 農畜産物の高付加価値化の推進 えにわブランドづくり 地元企業との連携・協力体制づくり 農畜産物の加工に向けた施設整備の検討 都市住民との交流促進(アグリネット事業等) 食育の推進 地産地消の推進 第3期恵庭市農業振興計画後期実施計画(平成28年度∼32年度) ・実施計画期間以前からの継続事業(実施計画期間以降も継続) ・実施計画期間以前からの継続事業(実施計画期間内完了) ・実施計画期間内での事業(新規) ・実施計画期間内から27年度以降継続事業(新規) 負担区分」欄の○印は、負担額の区分を示したものです。 新規 継続 負 担 区 分 基本 目標 施策の 展開方 向 番 号 A 1 1 A 2 A 2 3 農業後継者等の研修事業 継続 ○ ○ ○ A 2 4 農業後継者就学援助事業 継続 ○ ○ A 2 5 青年部組織育成事業 継続 ○ A 2 6 ニューファーマー育成研修 継続 ○ A 2 7 ファーマーズ交流会 継続 ○ A 2 継続 ○ A 2 9 農業経営基盤強化資金 (ス-パ-L資金) 継続 ○ A 2 10 新規就農者等育成支援 継続 A 2 11 北海道担い手育成センターとの連携 継続 A 3 12 女性部組織育成事業 継続 A 3 13 家族経営協定の推進 (59) 継続 B 1 14 農地利用集積円滑化事業 (18) 継続 B 2 15 経営体育成促進事業 (土地利用調整推進事業) 継続 ○ B 2 16 担い手への重点対策 (恵庭市水田農業構造改革独自対策基金) 継続 B 2 17 農地保有合理化事業 継続 B 3 19 農地等情報のデータベース化 継続 ○ ○ B 3 20 地区農用地利用計画会議 継続 ○ C 1 21 道営経営体育成基盤整備事業 (穂栄林田地区) 継続 ○ ○ C 1 22 国営造成施設管理体制整備促進事業 完了 ○ ○ 事 業 名 農地利用集積プラン(新農村コミュニ ティビジョン)の策定と実践 2 (58・ 地区担い手支援センター事業 60・64) 8(56・ 生産技術、経営管理等研修会の開催 63) 国・道 市 農協 改良区 農業者 道央公社 継続 ○ 継続 ○ ○ 実施計画期間 その他 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 基金 ○ ○ 道農業開 発公社 13 ○ 28 29 30 31 32 負担区分」欄の○印は、負担額の区分を示したものです。 新規 継続 負 担 区 分 実施計画期間 基本 目標 施策の 展開方 向 番 号 C 1 23 排水施設の補修・更新事業 継続 ○ ○ C 1 24 北島・中島松地域の排水対策 継続 ○ ○ C 1 25 国営かんがい排水事業 (道央用水地区) 継続 ○ ○ C 1 26 簡易耕土改良事業 (恵庭市水田農業構造改革独自対策基 金) 継続 C 1 27 簡易耕土改良事業 (機械レンタル) 継続 C 1 28 土地改良施設維持管理適正化事業 継続 ○ C 2 29 多面的機能支払交付金事業 継続 ○ ○ C 2 30 個別排水処理施設整備事業 完了 ○ ○ D 1 31 家畜自衛防疫事業 継続 ○ ○ ○ ○ 製造企業 D 1 32 市営牧場草地更新事業 継続 ○ D 1 33 有害鳥獣駆除事業 継続 ○ ○ D 1 34 水稲面積確保対策 (恵庭市水田農業構造改革独自対策基 金) 継続 ○ ○ 基金 D 1 35 土地利用型重点作物産地化対策 (恵庭市水田農業構造改革独自対策基 金) 継続 ○ ○ 基金 D 1 36 生産部会組織強化事業 継続 ○ D 1 37 農薬ポジティブリスト制への対応 継続 ○ D 1 D 1 39 米麦改良事業 継続 ○ ○ D 1 40 ジャガイモシストセンチュウ対策事業 継続 ○ ○ D 2 継続 ○ D 2 42 土壌分析、診断事業 継続 ○ ○ D 2 43 YESクリーン、エコファーマー等の推進 継続 ○ ○ D 2 44 バイオマスエネルギーの利活用検討 継続 D 3 46 アグリサポートセンター事業 継続 ○ ○ 事 業 名 38 (48・ 品種試験、栽培技術研究事業 66) 41 道央クリーン農業推進協議会 (45) 国・道 市 農協 改良区 農業者 道央公社 その他 ○ ○ 基金 ○ ○ ○ ○ ○ 保全会 ○ ○ 継続 ○ ○ 14 ○ 普及セン ター 28 29 30 31 32 負担区分」欄の○印は、負担額の区分を示したものです。 新規 継続 負 担 区 分 基本 目標 施策の 展開方 向 番 号 D 3 47 酪農ヘルパー事業 継続 ○ ○ ○ D 4 49 新技術の開発等に関する調査研究助成事 業 継続 ○ ○ D 4 50 酪農経営改善事業 継続 ○ ○ ○ D 4 継続 ○ ○ ○ ○ ○ D 5 D 5 D 事 業 名 51 石狩農業推進協議会 (57) 6次産業化を視野に入れた小麦乾燥調整 施設の整備 国・道 市 農協 改良区 農業者 道央公社 実施計画期間 その他 ○ 中央会 ○ 検査協会 継続 ○ ○ 53 加工製造品の検討 (69) 継続 ○ 5 54 食農イベントの開催 (77) 継続 ○ ○ E 1 55 各種研修会等の開催 (62) 継続 ○ E 2 61 農業生産法人の設立支援 継続 E 3 65 農業金融制度総合推進会議 継続 ○ ○ ○ E 4 継続 ○ F 1 68 農産物の付加価値向上のための体制づくり 継続 農商工等 連携ネット ワーク F 1 70 えにわブランドづくりの検討協議 継続 農商工等 連携ネット ワーク F 1 71 6次産業化を目指した連携の推進 継続 ○ 農商工等 連携ネット ワーク F 2 72 グリーンツーリズム推進協議会 継続 ○ 普及セン ター F 2 73 ふれあいファーム開設の支援 継続 ○ F 2 74 アグリネット事業 継続 ○ F 2 75 食育関係機関・団体との連携強化 継続 ○ F 2 76 農業に関する情報の提供 継続 ○ F 2 78 農畜産物直売所の運営支援 継続 ○ F 2 79 地場産米消費拡大事業 継続 ○ F 2 80 地産地消推進協議会 継続 ○ F 2 81 地産地消推進計画の見直 継続 ○ 52 67 新規・振興作物の試作販売 (98) ○ 15 ○ ○ 普及セン ター NPO法人 等・農業者 (運営協議 会) 28 29 30 31 32 負担区分」欄の○印は、負担額の区分を示したものです。 新規 継続 負 担 区 分 基本 目標 施策の 展開方 向 番 号 A 2 82 農業振興基金の在り方検討 新規 ○ A 2 83 農福連携等による労働力の確保 新規 ○ B 1 84 中心経営体農地集積促進事業 新規 ○ B 2 85 経営体育成支援事業 新規 ○ B 3 86 人・農地プラン更新事業 新規 ○ C 1 87 中島松排水機場機能診断 新規 ○ C 1 88 基幹水利施設管理事業(排水・用水) 新規 ○ ○ C 1 89 道営農業競争力基盤整備事業 新規 ○ ○ ○ D 1 90 有害鳥獣残滓処理施設の調査検討 新規 ○ ○ D 2 91 農工連携による新技術を活用した木質バイ オマスボイラーの実証実験 新規 ○ D 4 92 ICT農業の普及・実践 新規 ○ ○ D 5 93 強い農業づくり事業 新規 ○ ○ D 5 94 小麦(ゆめちから)を使用した新商品開発事 業 新規 ○ ○ E 1 95 普及事業重点地域の設定 新規 ○ E 1 96 農業情報システムの構築 新規 E 3 97 集落営農の組織化 新規 ○ ○ F 1 98 加工施設整備事業の検討 新規 ○ ○ 事 業 名 国・道 市 農協 改良区 農業者 ○ ○ 道央公社 実施計画期間 その他 ○ ○ 基金等 ○ 福祉施設 等 ○ 28 29 30 31 32 期成会 ○ ○ ○ ○ 道央農業振興 対策協議会 ○ ○ 農商工等 連携ネット ワーク ○ 普及セン ター ○ ○ ○ <基本目標(施策の展開方向)> A.多様な担い手の育成と確保(1.農村集落機能の維持・充実 2.認定農業者・後継者・新規就農者の育成 3.女性の経営参画) B.農地の安定的な利用と確保(1.農地利用集積円滑化事業の推進 2.農地の利用集積の促進3.効率的な営農環境の推進) C.生産性の高い土地基盤の確立(1.土地基盤の整備・再整備 2.農村環境の保全) D.地域環境と調和した農業生産の確立(1.農畜産物の安定生産 2.環境保全型農業と資源リサイクルの推進 3.農業労働力のシステム化 4.生産技術の向上とコストの低減 5.流通・販売体制の強化) E.活力ある農業経営の確立(1.経営支援の充実・強化 2.農業経営体等の育成と促進 3.経営者の体質強化と複合化の促進 4.新規作物の導入) F.農を中心とした地域活力の創出(1.農商工業と観光の連携 2.農に対する市民理解の推進) 16 第3期恵庭市農業振興計画後期実施計画(平成28年度∼32年度) 基本目標 施策の展開方向 A.多様な担い手の 1.農村集落機能の 育成と確保 維持・充実 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 番号 1 事 業 名 事業主体 農地利用集積プラン(新農 村コミュニティビジョン)の 公社 策定と実践 2 (58・ 地区担い手支援センター事 60・ 業 64) 公社 新規 継続 継続 事業概要 農家戸数の減少に対応していくため、主たる担い手 農業者のフル発揮と新たな人材確保を含めた集落機 能と生産活動が一体化する農地利用集積プランを策 定するとともに、連帯感によって支えられる多様な担い 手が混住する新農村コミュニティづくりを実践する。 <主たる担い手> 認定農業者、農業生産法人、新 規就農者 <多様な担い手>兼業農業者、生涯現役農業者、定 年帰農者、 企業参入者、雇用従事者 継続 経営改善計画、法人化、新規就農、農地利用集積、 各種政策支援等の総合的相談・支援窓口(ワンストッ プ窓口)を設置し、関係機関・団体が連携して農業者 等に対し効率的・効果的な相談・支援を行う。 (公社・農協は専任職員配置) 農業の担い手として期待される女性を含む農業後継 者が道外、海外の先進農業地域への視察研修を通 じ、今後の農業経営の強化、改善への参考と地域リー ダー育成確保に向け実施する。 農業振興基金 市50% 農協50% 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 3 農業後継者等の研修事業 市・農協・農業者 継続 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 4 農業後継者就学援助事業 市・農業者 継続 関係大学等の就学者に対し助成する。 <農業振興 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 5 青年部組織育成事業 農協 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 6 ニューファーマー育成研修 農協・公社 継続 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 7 ファーマーズ交流会 公社 継続 する独身青年と農業に関心のある独身女性の出会い 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 農業後継者の確保育成のため農業高校及び、農業 基金> 継続 青年部組織育成のための運営費に対し支援をする。 新規就農者(新規学卒・Uターン)を対象に、経営、 技術、流通等幅広い知識を取得し経営の向上に資す ることを目的として、2年の研修期間をJA職務研修、先 進農家派遣実習、公社での専門基礎研修等を経て個 別営農計画・経営改善計画を作成する。 女性担い手の育成と確保を図るため、農業を職業と の場を提供する。 8(56・ 生産技術、経営管理等研修 63) 会の開催 9 経営・技術に関する最新情報の提供、パソコン研修 公社 継続 (経営分析等)、農業塾、道央サテライトによる双方向 での研修等を実施する。 恵庭市農業経営基盤強化促進法による基本構想に 基づき、地域農業を担う認定農業者を対象に農業経 農業経営基盤強化資金 (ス-パ-L資金) 国・道・市・農業者 継続 営基盤強化資金を融資することにより、安定的かつ効 率的な経営体の育成を図る。 国80% 北海道10% 市10% 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 10 新規就農者等育成支援 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 11 北海道担い手育成センターと 市 の連携 公社 17 継続 農外からの新規参入を目指す研修生を受入れ、公 社および指導農家と連携し就農を目指す地域での実 践研修を行い就農に繋げる。研修期間は3年を基本に 各年3名程度を受入れる。(就農地域は道央農協管 内) 新規就農者を育成するため道農業担い手育成セン 継続 ターと連携し、新規就農者希望者の相談、就農支援資 金の貸付、地域農業情報発信等を実施する。 基本目標 施策の展開方向 A.多様な担い手の 3.女性の経営参画 育成と確保 番号 12 事 業 名 事業主体 女性部組織育成事業 新規 継続 事業概要 農協 継続 女性部組織育成のための運営費に対し支援する。 継続 労働時間を明確にし、能力を発揮できる環境を作るた 農業経営における家族の役割・責任、収益の配分、 A.多様な担い手の 3.女性の経営参画 育成と確保 13 家族経営協定の推進 (59) 市 B.農地の安定的な 1.農地利用集積円 利用と確保 滑化事業の推進 14 農地利用集積円滑化事業 (18) 公社 B.農地の安定的な 2.農地の利用集積 利用と確保 の促進 15 経営体育成促進事業 (土地利用調整推進事業) 国・道・市 継続 B.農地の安定的な 2.農地の利用集積 利用と確保 の促進 16 担い手への重点対策 (恵庭市水田農業構造改革 独自対策基金) 農業者・基金協会 継続 業の必要と認められる圃場環境整備に対して助成を めに「家族経営協定」の締結を推進する。 効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農 継続 用地の利用集積の円滑化を図るため、利用権設定等 促進事業による農用地の賃貸借を行う。 農地の遊休化や非効率的な利用が懸念されているこ とから、道営経営体育成基盤整備事業と連動しながら 農地を担い手に集積させることにより農地の流動化を 促進させる。関係農家の意向調査、土地利用調整活 動、関係機関との調整活動を実施する。 恵庭市水田農業構造改革独自対策基金利用権設 定6年以上の賃借料に助成。売買又は保有合理化事 行う。(今後の農政対策により継続) 農業経営基盤強化促進法に基づく農地保有合理化 法人として、農地保有合理化事業を基本に新規就農 者対策など、農地の流動化に関する諸事業の実施を 通して、担い手の育成・確保、農用地の有効利用、地 域農業の活性化に向けた取り組みを実施する。 B.農地の安定的な 2.農地の利用集積 利用と確保 の促進 17 農地保有合理化事業 道公社 継続 B.農地の安定的な 3.効率的な営農環 利用と確保 境の推進 19 農地等情報のデータベース 化 国・道・公社 継続 る。(市、農委、農協、改良区、農業共済組合、道央農 関係機関・団体が農地等の情報を共有し、必要な台 帳・地図を出力し地域農業振興の基礎資料を整備す 業振興公社) 関係機関・団体が連携し、農地利用集積プランの策 定と実践、農地情報の共有と基礎となる情報の整備、 農用地の権利設定・移転等における調整、情報交換 等を行い、地域農業の振興を推進する。(市、農委、農 協、改良区、農業共済組合、道央農業振興公社) B.農地の安定的な 3.効率的な営農環 利用と確保 境の推進 20 地区農用地利用計画会議 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 21 道営経営体育成基盤整備事 業 国・道・市・農業者 (穂栄林田地区) 継続 平成26年度∼平成29年度までの4カ年で農機具リース C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 22 国営造成施設管理体制整備 国・道・市 促進事業 完了 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 23 排水施設の補修・更新事業 24 北島・中島松地域の排水対 策 25 国営かんがい排水事業 (道央用水地区) 公社 国・道・市 国・道・市 国・道・市・農業者 18 継続 耕地利用高度化支援事業(営農実証:ソフト)として、 を実施する。 継続 既存の農業水利施設の有効活用を図り、機能保全 対策を推進するため、施設の機能診断・機能保全計画 の策定、当該診断結果に基づき対策工事を行う補助 事業の外、採択基準外については市による単独事業 を実施。(市100%)補修箇所は、環境保全会との連携 を図り、重点箇所を中心に実施するほか、災害等によ り緊急に整備を要する箇所を対象とする。 継続 老朽化等により機能低下した排水施設の更新登録を 実施。更新整備は北島・中島松地域を対象に排水系 統再編を行い、効率的な排水対策を構築する。北島 排水機については河川事業(北島遊水地)による移設 補償が予定されているため、河川・農業事業との事業 間連携で整備を行う。(国80%・北海道15%・市5%) 継続 新規水源としてダム及び用水施設を整備し、併せて 関連事業により施設更新を行い農業生産性の向上及 び農業経営の安定化を図る。(頭首工・揚水機・用水 路整備) 千歳川第1・第2揚水機場、千歳川第1・第2幹線用水 路を新設、深水かんがい等の近代化用水に対応でき る地域とする。(国75%・北海道17%・農家5%・市3%) 基本目標 施策の展開方向 番号 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 26 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 27 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 28 事 業 名 事業主体 新規 継続 圃場内滞水排除のための簡易基盤整備。恵庭市水 田農業構造改革独自対策基金(実施期間:今後の農 簡易耕土改良事業 (恵庭市水田農業構造改革 農業者・基金協会 独自対策基金) 継続 政対策により以後継続)。(農家1/3・ その他2/3)レー 簡易耕土改良事業 (機械レンタル) 継続 生産、農家経済の安定を図る。(農協1/3 農家1/3 市・農協・農業者 ザーレベラーの助成を行う。 圃場内滞水排除のための簡易基盤整備経費の内、 輸送費を含む機械レンタル料金の一部を助成し安定 市1/3) 土地改良施設維持管理適正 国・道・改良区 化事業 水田の転作の実施に伴う営農形態の変化に対応す るための施設維持管理。メインポンプの分解・整備を行 継続 う。 (国30%・北 海道30%・その他40%) C.生産性の高い土 2.農村環境の保全 地基盤の確立 29 多面的機能支払交付金事業 国・道・市・保全会 継続 C.生産性の高い土 2.農村環境の保全 地基盤の確立 30 個別排水処理施設整備事業 市・農業者 完了 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 事業概要 農地,水,環境の良好な保全と質的向上を図り地域の 振興に資するため地域間で効果の高い共同活動に取 組む組織に対し、交付金を交付する。 ・平成27年度現在、4保全会における交付対象面積: 約2,983ha 会員数366名。(国50%・北海道25%・市 25%) ・家畜自衛防疫組合に対し事業費の一部助成を実 施。 31 市・農協・農業者・製 ・畜舎等の消毒及び殺虫剤の散布。 継続 ・各種予防注射事業を実施。 造企業 家畜自衛防疫事業 ・伝染病の予防・発生等の家畜衛生情報等を提供。 (農協17%・農家56%・市15%・その他12%) 放牧用草地の雑草・不良下繁草の除去により、植生 を回復し品質と収量の向上と安定した生産を図るため 草地更新を実施する。36.2ha.に対して土壌改良剤の 投入等の簡易更新をH23年から3年間で実施し、パ ドックについては古くなり劣化した建設資材等の更新 を行う。(市100%) H28:8.5ha。H29:9.0ha。H30:8.6ha。H31:8.7ha。 H32:8.7ha。合計44haの草地更新計画を実施。◎市営 牧場総面積は111.1ha。 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 32 市営牧場草地更新事業 市 継続 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 33 有害鳥獣駆除事業 市・農協 継続 (市100%) 農業被害の減少を図るため農業者から駆除依頼を 受け、恵庭猟友親睦会に出動要請し駆除を実施する。 恵庭市有害鳥獣対策連絡協議会設置 継続 北海道水田農業ビジョンに沿った取り組み、品種集 約に向けた取り組みを実施するとともに、生産現場に 対する技術向上の啓蒙を継続して実施する。 恵庭市水田農業構造改革独自対策基金 (今後の農政対策により以後継続) 水稲種子代、タンパク値8%以下の米穀助成、JA道央 出荷によるブランド米推奨、温湯種子消毒を行う。 35 土地利用型重点作物産地化 対策 農業者・基金協会 (恵庭市水田農業構造改革 独自対策基金) 継続 生産調整が図られる中で転作地の効率的で有効な 活用方法と所得確保が必要。 恵庭市水田農業構造 改革独自対策基金(実施期間:今後の農政対策により 以後継続) 土地利用重点作 物の面積に対し助成を行う。 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 36 生産部会組織強化事業 継続 出荷を図ることが必要。生産部会の講習会及び先進 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 37 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 34 水稲面積確保対策 (恵庭市水田農業構造改革 農業者・基金協会 独自対策基金) D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 農協 農畜産物収益の安定化を図るために、栽培講習及 び先進地視察を行い技術等の高位平準化により安定 地視察の運営費を助成する。 農薬ポジティブリスト制への対 農協・農業者 応 19 農薬のドリフト、散布用タンクの混入、農薬の土壌残 継続 留などの防止を徹底、出荷前の検査体制(生産履歴 等)の徹底を推進する。 基本目標 施策の展開方向 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 番号 39 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 40 D.地域環境と調和 2.環境保全型農業 した農業生産の確 と資源リサイクルの 立 推進 D.地域環境と調和 2.環境保全型農業 した農業生産の確 と資源リサイクルの 立 推進 事業主体 38 品種試験、栽培技術研究事 (48・ 業 66) D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 D.地域環境と調和 2.環境保全型農業 した農業生産の確 と資源リサイクルの 立 推進 事 業 名 米麦改良事業 新規 継続 事業概要 農業関係機関・団体と連携し、公社圃場・農家圃場 公社 継続 で各種栽培試験を実施する。また、試験成績は生産部 会・講習会等で活用する。 市・農協 米麦の生産振興と品質の向上を図るため。品質向 上、病害虫防除の対策の推進。生育状況、施肥管理、 継続 適期刈り取りの推進。講習会の開催、各種研修会の参 加等を通じ良質な米麦の生産を図る。 ジャガイモシストセンチュウ対 市・農協・農業者 策事業 ジャガイモシストセンチュウ発生圃場の計画的な防除 により発生密度の低下と蔓延防止を図る。殺センチュ 継続 ウ剤に対し助成を行う。 (農協25%・農家50%・市25%) 41 道央クリーン農業推進協議会 農協 (45) 42 土壌分析、診断事業 農協・農業者 継続 道央管内地域の農業振興を図るため、クリーン農業 技術の導入と緑豊かな農村環境の保全、環境との調 和に配慮した良質な農畜産物の生産・供給を進める農 業を一丸となって取り組み環境保全型農業を推進す る。 適正施肥及びクリーン農業の推進。地域内資源の循 環利用を基本とした持続的農業を構築するため、土壌 継続 ならびに施肥分析のシステム化を図り、土壌の化学特 性の把握と診断、生産される堆肥の化学分析を行う。 一定の基準を満たしたクリーンな農産物を生産する 集団について「YESクリーン」表示制度の認証取得を行 い、クリーン農業を展開する個人についてはエコファー マー登録を進めクリーンな農作物の生産をアピールす るため支援を行う。 43 YESクリーン、エコファーマー 農協・農業者・普及 等の推進 センター 継続 D.地域環境と調和 2.環境保全型農業 した農業生産の確 と資源リサイクルの 立 推進 44 バイオマスエネルギーの利活 市 用検討 継続 の策定にあわせて今後、農業系・畜産系からのバイオ D.地域環境と調和 3.農業労働力のシ した農業生産の確 ステム化 立 46 アグリサポートセンター事業 農協・農業者 継続 に、パート登録者により農作業の労働力確保を行う。 D.地域環境と調和 3.農業労働力のシ した農業生産の確 ステム化 立 47 酪農ヘルパー事業 周年拘束を解消し、ゆとりある経営へ転換を図るため 市・農協・農業者・中 継続 にヘルパー制度を導入し定期的な農休日を確保し働 央会 きやすい環境と担い手育成を図る。 D.地域環境と調和 4.生産技術の向上 した農業生産の確 とコストの低減 立 49 新技術の開発等に関する調 査研究助成事業 市・農業者 D.地域環境と調和 4.生産技術の向上 した農業生産の確 とコストの低減 立 50 酪農経営改善事業 恵庭地区内における乳牛の資質向上と、経営の改善 市・農協・農業者・検 継続 向上を図るため、乳牛能力検定事業を推進することに 査協会 より、安定した酪農経営の確立に努める。 D.地域環境と調和 4.生産技術の向上 した農業生産の確 とコストの低減 立 D.地域環境と調和 5.流通・販売体制 した農業生産の確 の強化 立 D.地域環境と調和 5.流通・販売体制 した農業生産の確 の強化 立 「恵庭市地域新エネルギー・省エネルギービジョン」 マス資源等の利活用を検討する。 パート登録者の確保に向けた方策を検討すると共 農業者の自主性と創意工夫を活かした新技術や新 継続 作物の導入等により、経営改善等を図る。試験的導入 等に要する経費に対し一部助成する。 ・農業振興に関する事項について情報交換等を行い、 市・農協・改良区・農 地域農業の活性化を図る。 業者・公社・普及セ 継続 ・農業振興に関すること。 ・営農改善に関すること。 ンター 51 石狩農業推進協議会 (57) ・農業改良普及事業に関すること。 52 6次産業化を視野に入れた小 国・道・市 麦乾燥調整施設の整備 53 加工製造品の検討 (69) 農協 継続 小麦の乾燥調整はもちろん第1次産業の向上を図る べく、食農教育、観光スポット、工場見学ルートの確 保、地場産小麦のPR、製粉施設やパン工房等を併設 し、クリーンエネルギーの活用等、環境に配慮した複 合施設とし、地域産業の発展を図る。 地場農畜産物の付加価値を高めるため規格外品や 余剰品等を活用した農産加工品の特産品化を施設の 継続 設置を含め検討すると共に、手作りの製造加工を通じ て消費者との交流の図れる場も検討する。 20 基本目標 施策の展開方向 番号 D.地域環境と調和 5.流通・販売体制 した農業生産の確 の強化 立 54 食農イベントの開催 (77) E.活力ある農業経 1.経営支援の充 営の確立 実・強化 55 各種研修会等の開催 (62) E.活力ある農業経 2.農業経営体等の 営の確立 育成と促進 61 E.活力ある農業経 3.経営者の体質強 営の確立 化と複合化の促進 65 E.活力ある農業経 4.新規作物の導入 営の確立 F.農を中心とした地 1.農商工業と観光 域活力の創出 の連携 F.農を中心とした地 1.農商工業と観光 域活力の創出 の連携 新規 継続 事業概要 継続 ・農業体験・調理・食育ワ−クショップ等、一体的な体 験学習事業(市、教育機関、農業者団体との連携によ り)の展開を図りながら農業に関心をもってもらうイベン ト等を推進する。 ・地元の農畜産物に対する販売促進に向けたイベント の推進強化を行う。 農協 継続 農業経営改善相談、担い手育成に向けた研修会の 開催、先進地視察の実施。生産者の多様なニーズに 応える為、選任の担当者を配置し、関係機関と連携を 図り相談強化を図る。総合相談窓口は恵庭担い手支 援センターとする。 公社 継続 (経営分析等)、農業塾、道央サテライトによる双方向 事 業 名 事業主体 市・農協 経営・技術に関する最新情報の提供、パソコン研修 農業生産法人の設立支援 での研修等を実施する。 ・農業制度資金の融資方針に関する事項。 農業金融制度総合推進会議 市・農協・改良区・公 ・特別融資制度推進会議に関する事項。 継続 ・農業経営改善関係資金及び促進資金に関する事項 社・普及センター について協議。 67 新規・振興作物の試作販売 (98) 農協 高齢農業者等が持つ知識や経験を活かし、多種多 様な品目や少量販売が可能な直売所等への出荷を含 継続 めた新規・振興作物等の特色ある農産物の試作販売 を支援しながら、特産品化を図る。 68 農産物の付加価値向上のた 農商工連携ネット めの体制づくり ワーク 70 えにわブランドづくりの検討協 農商工連携ネット 議 ワーク 継続 恵庭市で生産される農産物の可能性に着目し付加 価値向上の取り組みを推進するため、試験研究機関、 農業団体等と連携しながら、生産・加工・販売に関する 戦略を検討し農産物を核とした農商工連携により地域 の活性化を図る。 継続 えにわブランドづくりには、地域にどのような素材があ り、その素材に隠された背景や歴史を把握し、どのよう に関連付けていくか基礎的調査が必要。よって地域ブ ランドづくりに対し、関係機関や、市民団体等と情報を 共有し取組みできる体制づくりを検討する。 地域における農産物などの農業資源を有効に活用 し、農業者と商工業者が連携して互いの技術やノウハ ウを持ち寄り、新たな商品やサービスの開発・提供、販 路の拡大などを図っていくため、どのような資源をどの ような事業者がどのように連携して活用できるかなど調 査検討を行う。 F.農を中心とした地 1.農商工業と観光 域活力の創出 の連携 71 6次産業化を目指した連携の 市・農商工連携ネッ 推進 トワーク 継続 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 72 グリーンツーリズム推進協議 会 継続 めに指導・助言等を行い各種支援策や普及宣伝活動 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 73 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 74 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 75 グリーンツーリズム実践者等に対し事業を推進するた 市・普及センター などを推進する。 ふれあいファームへの登録を支援し本市における都 ふれあいファーム開設の支援 市 継続 市・農村交流の推進を図る。道費事業の活用を助言し ながら事務処理の支援を行う。 NPO法人等・農業 者 アグリネット事業 食育関係機関・団体との連携 市 強化 都市農村交流の更なる推進のため、民間の新たな発 継続 想による事業展開により、農業体験学習の場の提供と 都市部と農村部のネットワークの構築を図る。 食を通じて心と体の健康を支える食育活動につい て、各関係団体が共通認識を持ち食育に取り組むこと 継続 を目的とした「恵庭市食育推進協議会」等と連携を図 り、農業分野における食育を推進する。 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 76 農業に関する情報の提供 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 78 農畜産物直売所の運営支援 農協(運営協議会) 市 継続 農業者、農業関係機関等と連携しながら、各種農業 情報資料の作成に取組み「道と川の駅」等に情報提供 を行う。消費者ニーズなどを把握し有効な情報を発信 する。 直売所開所以来、来客数・販売高ともに順調に推移 してきているが、更に地域に根ざした直売所となるべ 継続 く、夏・秋期に収穫祭等を企画し消費者に向けたPRを 行う。 21 基本目標 施策の展開方向 番号 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 79 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 80 F.農を中心とした地 2.農に対する市民 域活力の創出 理解の推進 81 事 業 名 事業主体 地場産米消費拡大事業 農協 新規 継続 事業概要 道産米食率向上の一環として、JA道央産米の地場 消費拡大及び農業理解の促進と共に生産者の所得向 継続 上の一助として「う米蔵」と他、「おかわりご膳」の販売を 推進する。 地産地消推進協議会 市 生産と消費の関わりや伝統的な食文化等、食と農に ついて認識を深める機会を提供、地域の農業と関連産 継続 業の活性化、自給率向上に向け地産地消の取り組み を推進する。 地産地消推進計画の見直 22 市 「恵庭市食育推進計画」に含まれている地産地消を 継続 推進しする。 基本目標 施策の展開方向 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 2.認定農業者・後 A.多様な担い手の 継者・新規就農者 育成と確保 の育成 番号 82 事 業 名 事業主体 農業振興基金の在り方検討 新規 継続 事業概要 市・農協・農業者・基 新規 金等 農業振興基金は主に農業後継者対策に活用してい るが、基金の在り方や農業情勢に即した新たな事業展 開が必要である。 持続可能な力強い農業を実現するためには、新規就 農者の増加が必要であり、近年Uターン・Iターン就農 者の比率が高くなってきていることから、農業に取り組 む意欲のある青年等を育成・確保し、技術取得を円滑 に進め、安定的な経営体を育成する事業等を検討す る。 市・農業者・福祉施 設等 農業部門における慢性的人手不足と担い手対策を 図るため、福祉部門と連携し、障がい者等就労に関す る検討と職場実習の試行を行い、障がい者の就労支 援と農業経営者の人手不足解消につなげる。 また、異業種連携や学生労働力の確保に向けた検 討も行う。 83 農福連携等による労働力の 確保 84 区・左岸島松地区・左岸北栄地区内受益地において、 中心経営体農地集積促進事 市・農協・改良区・期 新規 担い手への農地流動化及び面的集積を促進し、効率 業 成会 的な営農と促進費の活用による基盤整備経費の軽減 新規 道営農地整備事業(経営体育成型)の漁川右岸地 B.農地の安定的な 1.農地利用集積円 利用と確保 滑化事業の推進 を図る。 B.農地の安定的な 2.農地の利用集積 利用と確保 の促進 85 経営体育成支援事業 国・道・市・農業者 人・農地プランに位置づけされている中心経営体が 融資を受け農業機械を購入し、経営改善・発展に取り 新規 組む場合に事業費の3割を補助する。(3割・上限3百 万円) 関係機関・団体が連携し、地域における話合い等に より、農地利用集積プランの策定と実践、農地情報の 共有と基盤となる情報の交換等を行い、地域農業の振 興を促進し、地域担い手と人と農地のプランを作成す る。 B.農地の安定的な 3.効率的な営農環 利用と確保 境の推進 86 人・農地プラン更新事業 市・公社・農業者 新規 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 87 中島松排水機場機能診断 市 新規 より存続が決まった中島松排水機場の機能診断を実 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 88 国営恵庭北島地区集水再編に伴い、費用対効果に 施する。 基幹水利施設管理事業(排 水・用水) 国営恵庭北島地区土地改良事業で造成された排水 国・道・市・改良区 新規 機場・排水路及び第3期国営かん配事業で造成された 用水機場を適正に維持管理し、防災・減災を図る。 平成26年度に農協・改良区・恵庭市が構成団体とな り、えにわ土地改良事業推進センターを設立し、平成 28年度から着手する道営農地整備事業(経営体育成 型)漁川右岸地区外2地区の事業を実施する。 区画整理・暗渠整備の他、国営恵庭北島地区土地 改良事業関連の西8線幹線排水路、西4線幹線排水 路を整備する。 C.生産性の高い土 1.土地基盤の整 地基盤の確立 備・再整備 89 道営農業競争力基盤整備事 国・道・市・農協・改 業 良区 新規 D.地域環境と調和 1.農畜産物の安定 した農業生産の確 生産 立 90 有害鳥獣残滓処理施設の調 市・農協・道央農業 査検討 振興対策協議会 新規 について道央管内4市・農協と連携し調査検討する。 D.地域環境と調和 2.環境保全型農業 した農業生産の確 と資源リサイクルの 立 推進 91 農工連携による新技術を活用 した木質バイオマスボイラー 市・農業者 の実証実験 新規 する。また、国有林の間伐材等をシステム販売により、 ICT農業の普及・実践 新規 ICT技術を導入する。 D.地域環境と調和 した農業生産の確 立 D.地域環境と調和 した農業生産の確 立 D.地域環境と調和 した農業生産の確 立 経済界が開発した木質バイオマス温風発生器を活用 した寒冷地における省エネ・低コスト施設園芸を実践 地域資源を最大限活用する。 労働力不足の解消と生産コストの低減を図るため、 4.生産技術の向上 とコストの低減 92 5.流通・販売体制 の強化 93 5.流通・販売体制 の強化 農業被害軽減のため駆除したエゾシカ等残滓処理 市・農協・農業者 GPS基地局の検討・設置等 小麦の作付面積の伸張や収穫量の増加に伴う貯蔵 新規 施設不足に対応できるよう小麦乾燥施設の再整備を 強い農業づくり事業 市・農協 小麦(ゆめちから)を使用した 新商品開発事業 市・農協・農業者・農 地域農産物を活用した商品開発を図るため、農商工 商工連携ネットワー 新規 等連携ネットワークに小麦プロジェクトを立ち上げ「ゆ めちから」の商品開発を推進する。 ク 検討する。 94 農業生産や経営管理上で苦慮している課題を精査 し、課題解決に向けた取り組みを実施する。(漁太地 区) 輪作体系、難防除対策、収量向上による所得の安定 確保等 E.活力ある農業経 1.経営支援の充 営の確立 実・強化 95 普及事業重点地域の設定 国・道・普及センター 新規 E.活力ある農業経 1.経営支援の充 営の確立 実・強化 96 農業情報システムの構築 農協 E.活力ある農業経 3.経営者の体質強 営の確立 化と複合化の促進 97 集落営農の組織化 大規模化した農地の保全・継承を図るため、 農業 市・農協・農業者・公 新規 生産法人設立支援の他、耕畜連携や集落営農につい 社 て検討する。 F.農を中心とした地 1.農商工業と観光 域活力の創出 の連携 98 加工施設整備事業の検討 市・農協 23 新規振興作物(特産品化)の支援を図るため、農産 新規 物・新商品の販売と消費者へのPRを行う。 老朽化した加工施設の整備・管理体制の検討を行 新規 う。
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