最近フナコシのホームページで いう広告を見た。フナコシ オリゴペプチド金コロイドは凝集していてよくない と 金コロイドで検索すると以下のサイトがあり、以下のような 文と動画が掲載されている。 抗体標識に適した最高品質の金コロイド(Gold Colloid ...- フナコシ BBInternational 社の金コロイドは粒子径が均一で凝集塊が見られないのに対し,他社の金 コロイド(オリゴペプチド金コロイド)は粒子径が不均一で,球状でないものが混ざり, 凝集塊が見られる。従ってオリゴペプチド金コロイドはよくないと言っている。 TEM 像には BBI の金コロイドはほぼ等間隔に写っている。電子顕微鏡写真を撮ったことの ある人ならこんなにそろうことはあり得ないと思うだろう。また、右側の WRG(弊社)の 金コロイド像を拡大してみると三日月のものや、球でないものがたくさんある。金コロイ ドはこれまで球状か棒状のものしか知られていない。このような像はあり得ない。これら の画像はコンピュータグラフィックスで描かれた仮想のものと思われる。 弊社撮影の金コロイドを左図に示した。オリゴペ プチド金コロイド粒子同士が凝集しているように 見えているがそれは分子間力による集合で水溶液 中ではまったく凝集はしていない。凝集すれば粒 径は何倍にもなるはずである。このコロイドの水 溶液を動的散乱粒度分布計で測定すればコロイド が単分散であることは明らかである(下図) 。 フナコシのホームページには比較表が掲載されていて、製法はオリゴペプチドでコーティ ング(実際はオリゴペプチドで還元) 、包装は 100mL 以下(実際は何リットルでも可能)と事 実と異なる書き方をしている。 左上○ ← で戻る
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