FUJITSU Cloud Service K5 IaaS 1.9版 2016/1/18 富士通株式会社 FUJITSU Cloud Service K5 IaaSにおける制限事項・留意事項となります。各機能の詳細につきましては、機能説明書を参照ください。 1.制限事項 No カテゴリ 機能 内容 解除時期 2016年2月 2016年2月 1-1 コンピュート 仮想サーバ 以下のOSにおいて、仮想サーバのシステムディスクは、任意のサイズを指定することがで きません。 提供されているサイズでご利用ください。 CentOS:30GB Red Hat Enterprise Linux:40GB なお、Ubuntu Serverにつきましては、3GB以上、Windows Serverにつきましては 80GB以上の任意のサイズを指定することが可能です。 1-2 コンピュート 仮想サーバ 仮想サーバの"address"にインタフェースの情報が表示されなくなる場合があります。 エラー発生時はヘルプデスクへお問い合わせください。 1-3 コンピュート オートスケール 複数のアベイラビリティゾーンをまたいだオートスケールはできません。 - 1-4 ストレージ ブロックストレージ バックアップ機能は利用できません。 - 1-5 ネットワーク 仮想ネットワーク SSL-VPNのクライアント証明書連携は利用できません。 - 1-6 ネットワーク ポート ポートのstatusがBUILDから変更されない場合があります。該当ポートを利用した通信 に影響はございません。 1-7 データベース データベース データベース仮想サーバの冗長構成はできません。 データベース リレーショナルデータベースの監視項目で、CPU使用率に誤った値が返却されることがあ ります。 2016年2月 データベース データベース データベース仮想サーバを含んだHEATスタックの削除を実行した場合、データベース仮 想サーバが残存することがあります。 - 1-10 データベース データベース データベースはFQDNでアクセスしてください。 - 1-11 データベース データベース リードレプリカ機能が利用できません。 2016年2月 1-12 データベース データベース 作成済みのデータベース仮想サーバのポート番号およびセキュリティグループを変更するこ とができません。以下のパラメタを変更したい場合、または誤って以下のパラメタを指定し て構成変更した場合は、新たにデータベース仮想サーバを再作成してください。 - ポート番号 - セキュリティグループ この場合、データベースのブロックストレージのデータはスナップショットを取得し、データ ベース仮想サーバを再作成後にリストアしてください。 なお、セキュリティグループルールの追加、更新、削除については上記には含まれません。 2016年2月 1-13 テンプレート オーケストレーション機能 仮想サーバ配備失敗時のロールバックでポートが削除されない場合があります。 2016年2月 1-14 テンプレート オーケストレーション機能 スタック作成後そのスタックの更新を行うとELBに関するエラーが発生する場合がありま す。発生した場合、エラーは無視して運用を継続してください - 1-15 サービスポータル サービスポータル ブロックストレージ一覧画面がブロックストレージを全て削除した後、表示されなくなる場 合があります。ブロックストレージ作成中に該当ブロックストレージに対して削除を行わな いでください。 2016年2月 1-16 利用者管理 ユーザー登録機能 ユーザー名に"+"(プラス)、"="(イコール)、および","(カンマ)を利用できません。 1-17 APIリファレンス - APIリファレンスに記載された以下のAPIを使用しないでください。 1) POST /v2/images/{imageid}/members 2) PUT /v2/images/{imageid}/members/{memberid} 3) DELETE /v2/images/{imageid}/members/{memberid} 4) GET /v2/images/{imageid}/members 5) GET /v2/images/{imageid}/members/{memberid} 1-18 プロジェクト管理 プロジェクト削除 作成したプロジェクトを削除することはできません。 1-8 1-9 データベース 2016年2月 - - 2016年2月 - 1-19 仮想サーバインポートサービス 仮想サーバインポートサービス Ubuntu、Red Hat Enterprise Linuxのシステムはインポートできません。 2016年2月 1-20 仮想サーバインポートサービス 仮想サーバインポートサービス 処理時間が長くなる場合があります。 インポートは多重で実行できません。 2016年2月 1-21 仮想サーバインポートサービス 仮想サーバインポートサービス イメージを登録する際に利用したアカウントのパスワードを変更すると、インポートしたイ メージを指定したVM配備ができなくなります。 1-22 テンプレート テンプレートビルダー デフォルトのアベイラビリティゾーン以外で配備することはできません。 2016年2月 1-23 サービスポータル 課金管理 12:00~15:00過ぎまで課金情報が確認できません。 2016年2月 1-24 サービスポータル ブロックストレージ ストレージ作成時の種別選択肢で使用不可である「L1」「F1」が選択できてしまいま す。「L1」「F1」を選択してストレージを作成しないでください。 2016年2月 1-25 ロール管理 カスタム権限 カスタム権限は利用できません。 2016年2月 1-26 課金 データベース データベースサービスは制限解除まで課金対象外となります。 1-27 課金 ネットワーク ポート追加サービスは制限解除まで課金対象外となります。 1-28 データベース データベース メール通知機能が利用できません。 1-29 データベース データベース 1-30 サービスポータル データベース 1-31 サービスポータル 権限 サービスポータルからのロール操作ができません。APIを利用してください。 - 1-32 データベース データベース データベースサービスの監視は行えません。 - 自動メンテナンス設定で指定した時間にパッチが適用された場合、 約10分間のSQLエラーとなる時間帯が発生します。 サービスポータルからのデータベース操作、データベース情報確認はできません。APIを利 用してください。 - 2016年2月 2016年3月 備考 2.留意事項 No カテゴリ 機能 内容 解除時期 2-1 コンピュート 仮想サーバ CentOSおよびRed Hat Enterprise Linux仮想サーバにおいて、ホスト名に特定の 文字列(".fcxlocal")が付与されます。 - 2-2 コンピュート 仮想サーバ スナップショットで取得したデータが残った状態で、取得元の仮想サーバを削除することは できません。仮想サーバを削除する際は、事前に取得したスナップショットを削除してくだ さい。 - 2-3 コンピュート 仮想サーバ 仮想サーバの起動中に、APIによる仮想サーバの削除が可能です。ご利用中に誤って 削除してしまわないよう、ご注意願います。 - 2-4 コンピュート 仮想サーバ Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Ubuntu仮想サーバは、英語環境となって おります。 - 2-5 コンピュート 仮想サーバ 仮想サーバへのコンソール接続はできません。そのため、CentOS/Red Hat Enterprise Linux/Ubuntu仮想サーバのシングルユーザモードはサポートしません。 - 2-6 コンピュート 仮想サーバ Windows Serverのライセンス認証は、サービス提供しているKMS認証サーバををご 利用ください。ご利用に当たってはインターネット接続環境が必要となります。 - 2-7 コンピュート 仮想サーバ 多階層ネットワーク上の仮想サーバからインターネットへの通信はできません。 - OS提供サービス Red Hat Enterprise Linux仮想サーバに対し、パッチやアップデートを適用する場合 は、サービス提供しているRed Hat Update Infrastructure(RHUI)を利用してくだ さい。RHUIエージェントを提供いたしますので、ヘルプデスク窓口にお問い合わせくださ い。なお、RHUIへのアクセスにはインターネット接続が必要となります。 - コンピュート イメージ CentOS/Red Hat Enterprise Linux/Ubuntuを利用している仮想サーバにおい て、イメージを作成する際は以下の操作を行ってください。 (1)/lib/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules ファイルの 「"DRIVERS==”?*”, IMPORT{program}=”write_net_rules”"」行をコメント アウト(行頭に#を追加) (2)/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules ファイルを削除 ※上記を実行せずにイメージを作成した場合、当該イメージより配備した仮想サーバが 正常に起動されません。 - 2-10 コンピュート イメージ 利用者が作成したイメージを複数のプロジェクトで共有することはできません。 - 2-11 コンピュート イメージ Windows Server仮想サーバにおいて、イメージを作成する場合は、sysprepをご利 用ください。 - 2-12 コンピュート オートスケール 以下の条件の場合、システムへ設定されるユーザ名が「k5user」ではなく「clouduser」になります。 - 配備するシステムがCentOSまたはRed Hat Enterprise Linuxの場合、 かつ - AutoscaleのHeatテンプレートを利用しスタックから新規にシステムを配備した場合 - 2-13 コンピュート オートスケール オートスケールにおいて、テンプレートで作成したスタックを更新すると、すでに配備されて いるリソースが削除され、再構築されます。 - 2-14 ストレージ ブロックストレージ タイプは、「M1」をご利用ください。 - 2-15 ストレージ ブロックストレージ 既に配備されているブロックストレージを拡張することはできません。 - 2-16 ストレージ ブロックストレージ CentOSおよびRed Hat Enterprise Linux仮想サーバにおいて、アタッチするブロック ストレージのデバイス名を固定にする場合は、by-idをご利用ください。 - 2-17 ストレージ ブロックストレージ 仮想サーバの起動中に、APIによりアタッチされたブロックストレージをデタッチすることが可 能です。ご利用中に誤ってブロックストレージを削除してしまわないよう、ご注意願いま す。 - 2-18 ネットワーク 仮想ネットワーク Create interface APIを使用する際は、以下の情報のどれか1つを設定してください。 - port id - network id - fixed_ips - 2-19 ネットワーク グローバルIPアドレスサービス グローバルIPアドレスは、外部ネットワークに接続しているサブネット上のネットワークアダプ タにのみ付与することができます。 - 2-20 ネットワーク DNSサービス ロードバランサーを配備すると、ロードバランサーに付与されたFQDN名がDNSサービスに 自動登録されます。なお、仮想サーバにグローバルIPアドレスを付与した際は、利用者が 任意のFQDN名をDNSサービスに登録してください。 - 2-21 ネットワーク ロードバランサー ロードバランサーのCookieExpirationPeriodは、初回アクセスからの経過時間となりま す。最終アクセスからの経過時間でタイムアウトさせるためには、以下の設定が必要とな ります。 (1)ロードバランサーの定義でCookieの設定が有効になっていること。 (2)CookieMax-Age属性に対応しているブラウザ(IE9以降またはChrome,firefox 等)でアクセスしており、且つブラウザでCookieが有効であること。 - 2-22 ネットワーク ネットワークコネクタ ネットワークコネクタは1階層ネットワークのみ利用可能です。 - 2-23 ネットワーク VPN IPsecVPNは、異なる暗号化方式または認証方式の通信相手に対して接続することが 可能です。 - 2-24 データベース データベース データベース仮想サーバの作成、容量変更などのAPIについて、ブロックストレージのタイ プは「M1」を必ず指定してください。 - 2-25 テンプレート オーケストレーション機能 オーケストレーション機能で仮想サーバ配備する場合、増設ディスクの"source_type" パラメタに"'blank"を指定することはできません。増設ディスクの"source_type"パラメ タには"image"を指定してください。 - 2-26 テンプレート オーケストレーション機能 オーケストレーション機能において、スタック外に作成したロードバランサーをテンプレート内 で使用することはできません。 - 2-8 2-9 コンピュート 備考 2-27 監視サービス 監視サービス 監視サービスのアラームでメール通知する場合、メール送信が遅延する場合があります。 - 2-28 利用者管理 利用者管理 トークンの有効期限は3時間になります。有効期限が切れた場合、APIの場合は再度 トークンを取得してください。サービスポータルの場合は、再度ログインしてください。 - 2-29 API API API実行時エラー(5xx)発生時はリトライが必要ですが、短時間に連続してリトライを実 行しないでください。 - 2-30 コンピュート ロードバランサー ロードバランサーのIPアドレスは変更される可能性があるため、付与されたFQDNでアク セスしてください。 - 2-31 コンピュート 仮想サーバ windows2012 R2初回ログイン時のネットワーク設定問合せは、 「はい」で回答してください。 - オーケストレーション機能 パラメタを指定せずにスタックを更新した場合、スタック作成時の値に戻ります。 変更しないパラメタであっても、同値を指定してスタックを更新してください。 - 2-33 テンプレート オーケストレーション機能 スタック内のリソースの直接変更は行わないでください。変更が必要な場合はスタックの更 新を実施してください。 - 2-34 コンピュート 仮想サーバ Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Ubuntu ServerのLVM(logical volume manager)は利用できません。 - 2-35 データベース データベース バックアップ・リストアによってFQDNおよびIPアドレスが変更されます。 - 2-36 テンプレート データベース 自動メンテナンスの無効化はできません。 - 2-37 テンプレート データベース ポイントイン・タイムリカバリーによる復旧を実施する際に、指定した時点以降の更新量が 16MBに満たない場合はリカバリーが行われません。ポイントイン・タイムリカバリ前に 「select pg_switch_xlog();」SQLを実施することでリカバリーが可能になります。 - 2-38 コンピュート データベース データベースは余裕をもった容量で作成してください。バックアップ処理中にディスク容量が 枯渇した場合リストアまたはデータベースの再作成が必要となります。 - 2-32 テンプレート ※上記内容は予告なく変更される可能性があります。
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