平成 28 年度 横須賀市立小・中学校学習状況調査業務委託 仕様書

平成 28 年度
横須賀市立小・中学校学習状況調査業務委託
仕様書
平成 28 年度横須賀市立小・中学校学習状況調査業務委託に基づく内容は、本仕様書の定めるところ
による。
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調査の概略
(1)調査名称
横須賀市立小・中学校学習状況調査
(2)調査目的
横須賀市立小・中学校学習状況調査・質問紙調査を実施し、横須賀市の児童生徒の学習状況及
び学校での生活状況等を把握・分析し、その調査結果を、各学校の指導方法の工夫・改善及び
児童生徒の学習に役立て、横須賀市として、必要な施策の策定に資する。
(3)調査対象(※平成 27 年9月時点での人数)
・小学校3年生(46 校、110 学級、3,188 人)
・小学校4年生(46 校、103 学級、3,242 人)
・小学校5年生(46 校、 98 学級、3,181 人)
・中学校1年生(23 校、108 学級、3,526 人)
・中学校2年生(23 校、 95 学級、3,356 人)
(4)調査内容
・小学校3年生 2教科〔国語・算数〕
・小学校4年生 4教科〔国語・社会・算数・理科〕
・小学校5年生 4教科〔国語・社会・算数・理科〕・質問紙調査
・中学校1年生 4教科〔国語・社会・数学・理科〕
・中学校2年生 5教科〔国語・社会・数学・理科・外国語〕・質問紙調査
(5)調査時期
平成 28 年4月 14 日(木)~4月 22 日(金)の期間内
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委託事項
(1)調査問題の作成等について
〔1〕学習状況調査の問題等について
教科(小学校3年生:国語・算数、小学校4年生及び5年生:国語・社会・算数・理科、中
学校1年生:国語・社会・数学・理科、中学校2年生:国語・社会・数学・理科・外国語)の
学習状況調査の問題(国語における聞き取り調査、外国語におけるリスニング調査を含む)、解
答用紙、教師用実施の手引きを作成する。各教科の調査問題の表紙等には、横須賀市の学習状
況調査であることを明記する。
作成した調査問題等を必要部数印刷し、調査を実施する学校(以下実施校という)へ配送する。
各実施校へ配送するそれぞれの部数については、問題用紙・解答用紙…児童生徒数+予備(学級数)、
国語(聞き取り)及び外国語(リスニング)のCD…学級数、教師用実施の手引き・模範解答用
紙…学級数、総ルビ問題用紙・解答用紙…各実施校の希望数(昨年度は市全体で、300 部であっ
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た。
)とする。
〔2〕質問紙について
学習習慣、生活習慣、自己肯定感等を測る質問紙を作成する。質問紙には、市独自の質問項目
も 15 問程度加える。
作成した質問紙を必要部数印刷し、各実施校へ配送する。配送する部数は、児童生徒数+予備(学
級数)とする。
(2)調査結果の採点・集計・分析について
〔1〕学習状況調査の問題等について
調査終了後、実施済みの解答用紙を回収し、採点・集計を行う。さらに集計結果をもとに解答
状況等から横須賀市の児童生徒の学習状況等について分析を行う。
採点・集計・分析後は、解答用紙、解答状況の結果を記したデータ、さらに分析結果を示した
報告書(結果のまとめ)を各実施校に返却、配送する。また、解答状況の結果等を示したデータ
は横須賀市教育委員会にも納品する。
〔2〕質問紙について
調査終了後、実施済みの質問紙を回収し、集計を行う。さらに集計結果をもとに回答状況等か
ら横須賀市の児童生徒の学習習慣、生活習慣等の状況及び学習状況調査との相関関係について
分析を行う。
集計・分析後は、学習習慣及び生活習慣等の状況の結果を記したデータ、さらに分析結果を示
した報告書を各実施校に返却、配送する。また、学習習慣、学校での生活等の状況を記したデ
ータは横須賀市教育委員会にも納品する。
(3)委託期間
契約締結の日から平成 29 年3月 31 日とする。
3
契約方法
総価による業務委託契約とする。
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支払方法
委託料の支払いは、業務完了後一括払いとする。
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業務委託内容の詳細
(1)調査問題の作成等について
①
小学校3年生は国語・算数、小学校4年生及び5年生は国語・社会・算数・理科、中学校1年
生は国語・社会・数学・理科、中学校2年生は国語・社会・数学・理科・外国語とする。
②
出題範囲は、学習指導要領に準拠し、調査する当該学年の前年度における指導事項を原則とし、
出題内容は以下の通りとすること。
(ア)身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や,実生活において
不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など(主として
「知識」に関する問題)を中心とした出題
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(イ)知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や,様々な課題解決のための構想を立
て実践し評価・改善する力などにかかわる内容(主として「活用」に関する問題)を中心
とした出題
③
出題形式については、活用の力について分析ができるよう複数の論述式の問題を導入すること。
出題数は、児童と生徒が一単位時間内で調査を終えることができることを念頭に構成すること
(小学校 40 分、中学校 45 分)。
④
国語においては聞き取り調査、外国語(英語)においてはリスニング調査を含めること。
⑤
調査用の問題用紙及び解答用紙は、児童と生徒がそれぞれ解答するものとしてふさわしい文字
の大きさ及びレイアウトとする。印刷サイズはA4判を基本とする。
⑥
希望する児童生徒用に、⑤の問題用紙と解答用紙のすべての漢字にルビがふられた総ルビ問題
用紙と解答用紙を作成する。
⑦
作成した問題用紙と解答用紙(総ルビ版も含む)等を必要部数印刷し、指定された期日に実施
校へ配送する。また、横須賀市教育委員会にも作成物を配送する。部数は別途定める。
⑧
調査後に、解答用紙等を受託者に送付するために必要な梱包用資材等を、実施校に納品する。
(2)調査結果の採点・データ処理・分析等について
①
小学校 46 校の3年生(3,188 人)に対し実施する調査問題(2教科)、4年生(3,242 人)、5
年生(3,181 人)に実施する調査問題(4教科)
、中学校 23 校の1年生(3,526 人)に対し実施
する調査問題(4教科)及び中学校 23 校の2年生(3,356 人)に対し実施する調査問題(5教科)
の解答用紙の採点を行う。
②
採点については、受託者が作成した採点基準に則して行う。採点基準の概要については、横須
賀市教育委員会に伝える。
③
解答用紙は、受託者が実施校より回収し、採点・データ処理終了後、受託者が実施校へ返却す
る。回収・返却する際には、受託者と実施校の間で受領の記録を残す。
④
各実施校用として、次のデータ処理をし、出力する。
(ア)学校全体及びクラス別各教科正答率一覧
各教科における内容別、領域別、観点別、基礎・活用別の正答率を目標値と対比して
一覧を学校全体、及びクラス別に一覧表示。
(イ)学校全体及びクラス別各教科正答率度数分布一覧
各教科における正答率度数分布を学校全体、及びクラス別に一覧表示。
(ウ)学校全体及びクラス別各教科解答傾向一覧
各教科における小問ごとの解答傾向を表示し、すべての類型について選択比率を表示。
(エ)学校全体の各教科前年度対比一覧
各教科における観点別、基礎・活用別の正答率(目標値との対比も)の前年度の結果と
対比して表示。
※ 前年度のデータを対比できる年度(2年目)より行う。
(オ)クラス別各教科小問正誤一覧
各教科における小問ごとの解答状況、正誤状況をクラス別に表示。
(カ)児童生徒用個人各種正答率(個人票)
内容別正答率、観点別正答率、基礎・活用別正答率を目標値と対比して表示。
(キ)その他
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その他、委託期間内で独自の詳細分析を提案する。
⑤
横須賀市教育委員会用として、次のデータ処理をし、出力する。
(ア)市全体及び各実施校別各教科正答率一覧
各教科における内容別、領域別、観点別、基礎・活用別の正答率一覧を目標値と対比
して、市全体、及び学校別に一覧表示。
(イ)市全体及び各実施校別各教科正答率度数分布一覧
各教科における正答率度数分布を市全体、及び学校別に一覧表示。
(ウ)市全体及び各実施校別各教科解答傾向一覧
各教科における小問ごとの解答傾向を表示し、すべての類型について選択比率を表示。
(エ)市全体及び各実施校別各教科前年度対比一覧
各教科における観点別、基礎・活用別の正答率(目標値との対比も)の前年度の結果と
対比して表示。
※ 前年度のデータを対比できる年度(2年目)より行う。
(オ)その他
その他、履行期間内で独自の詳細分析を提案する。
⑥
学習状況調査について、横須賀市全体のデータに基づいた横須賀市の児童生徒の学習状況の分
析を、教科ごとに次の視点で行い、報告書(結果のまとめ)〔A4判〕としてまとめる。
(ア)各小問、各内容、各観点別の正答率一覧
(イ)小問の学習状況の特色(解答状況に特徴がみられた小問について)
(ウ)内容別の学習状況の特色
(エ)各観点の学習状況の特色
(オ)結果の全体的な特色
(カ)指導上の改善点 〔 ※ 内容については、教育委員会で作成する。 〕
⑦
各実施校、横須賀市教育委員会に、次の内容の成果品を提出する。
(ア)受託者は、各実施校用として5(2)④が示された帳票、及び5(2)⑥がまとめられた報
告書(結果のまとめ)を1部ずつ納品する。また、各児童生徒配布用として、5(2)④(カ)
を納品する。さらに、各帳票類等のデータが入ったCD-ROMを1部ずつ納品する。
(イ)受託者は、横須賀市教育委員会用として5(2)⑤が示された帳票、及び5(2)⑥がまと
められた報告書(結果のまとめ)を1部ずつ納品する。また、5(2)④、及び5(2)⑤を
示すデータが入ったCD-ROMを1部納品する。さらに、5(2)⑥の報告書(結果の
まとめ)のデータの入ったCD-ROMを1部納品する。
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業務日程について
(1) 調査用問題、採点基準、質問紙、教師用実施の手引き等について、横須賀市教育委員会と打ち
合わせを行う。
… 平成 28 年4月1日(金)まで
(2) 問題用紙・解答用紙・質問紙等について、横須賀市教育委員会の指示する部数を印刷する。そ
の後、問題用紙・解答用紙(拡大総ルビ版も含む)
、質問紙、教師用実施の手引き、調査用CD、
及び調査に必要な梱包用資材等を、各実施校に納品する。また、横須賀市教育委員会にも作成物
を納品する。
… 平成 28 年4月8日(金)まで
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〔 各実施校における調査は、平成 27 年4月 14 日(木)~4月 22 日(金)の期間で実施する。 〕
(3) 解答用紙・質問紙等を各実施校より受領する。
… 平成 28 年4月 28 日(木)まで
(4) 採点済みの解答用紙、解答状況の結果を記したデータ(個人票を含む)を各実施校に納品する。
また、横須賀市教育委員会にも成果物を納品する。
… 平成 27 年6月 10 日(金)まで
(5) 報告書(結果のまとめ)を横須賀市教育委員会及び各実施校に納品する。
…
平成 27 年7月 13 日(水)まで
(6) 報告書をもとに学力向上担当者に向けて、説明会を行う。
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その他
この仕様書に定めのない事項及び疑義を生じた場合は、別途協議するものとする。
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