東秩父村福祉総合施設整備法人公募要領 (平成 28 年度 新規整備分

整理番号
東秩父村福祉総合施設整備法人公募要領
(平成 28 年度 新規整備分)
目次
1.公募の趣旨・・・・・・・
2.公募施設及び規模・・・・
3.応募資格・・・・・・・・
4.施設用地・・・・・・・・
5.土地の貸付条件・・・・・
P.1
P.1
P.2
P.2
P.3
6.施設整備の基本的条件・・
7.施設運営の条件・・・・・
8.整備にかかる補助等・・・
9.構想案の提出等・・・・・
平成 28 年 1 月
東秩父村
P.4
P.5
P.6
P.6
1.公募の趣旨
東秩父村の高齢化率は、平成 27 年で 33.8%となっており、平成 37 年には 46.7%
になると推計(国立社会保障・人口問題研究所の平成 25 年 3 月発表)され、2人
に1人が高齢者となる見込みです。
村では、介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で安心して生活が継続でき
るような介護老人福祉施設を、旧西小学校跡地に整備します。
この度の公募は、旧西小学校跡地において、特別養護老人ホーム(埼玉県の平成
28 年度社会福祉法人設立認可等及び介護老人保健施設審査委員会審査の対象施設)
及び包括的な支援・サービス提供体制(以下「地域包括ケアシステム」という。)
を構築するための施設の整備・運営に相応しい事業者を募集するものです。
なお、特別養護老人ホーム整備計画については、埼玉県の審査で承認を得る必要
がありますのでご了承ください。
※ 東秩父村に主たる事務所がある社会福祉法人(行う事業が埼玉県の区域を
越えないもの)を新設する場合の法人設立認可、特別養護老人ホームの設置認
可・介護施設の指定・県補助金を受ける場合の補助金交付は埼玉県が行うもの
であり、県が事前審査を行います。
従って、この公募に参加する法人は、別途、埼玉県西部福祉事務所に「社会
福祉法人設立認可等協議書」及び「老人福祉施設設立計画書」を埼玉県が定め
る提出期限までに提出し、審査を受ける必要があります。また、埼玉県の平成
28 年度における「高齢者施設の整備方針」、
「老人福祉施設及び介護老人保健施
設の整備等に係る指導要綱」、
「特別養護老人ホーム設置の手引」等をよく読み、
内容を遵守してください。
(注)埼玉県の「平成 28 年度における施設の整備方針」及び「特別養護老人
ホーム等老人福祉施設の設立計画書に関する提出期限について(平成 28 年度
審査分)」は、平成 28 年 4 月上旬に公表される予定です。
2.公募施設及び規模
本事業は、東秩父村が土地を賃貸し、土地を借り受ける社会福祉法人(以下「事
業者」という。)が自ら特別養護老人ホーム等の公募施設を建設し、自主運営して
いただくものです。
●公募施設
【介護関係施設】
○特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
○ショートステイ(短期入所生活介護)
【付帯施設】
○小規模多機能型居宅介護
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○グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
●規模
入居者数等については、以下のとおりとします。
○特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
80 床以上 100 床以下
※ユニット型を基本としつつ、従来型の施設についても配慮してください。
○ショートステイ(短期入所生活介護)
10 床程度
○小規模多機能型居宅介護
登録定員 29 人以下
○グループホーム(認知症対応型共同生活介護)1 ユニット 9 人
●整備期間
○介護関係施設(特別養護老人ホーム及びショートステイ)
平成 29 年度及び平成 30 年度の 2 か年度の整備事業となります。
○付帯施設(小規模多機能型居宅介護及びグループホーム)
平成 30 年度の整備事業となります。
(注)基本的には、平成 30 年度の整備事業、平成 31 年 4 月の開設となりますが、
介護関係施設と同時に付帯施設整備ができない場合には、東秩父村と協議し決定
します。
3.応募資格
次の(1)から(4)の全てを満たすものとします。
(1)設置者は、社会福祉法人とします。
なお、社会福祉法人を設立予定の者を含みますが、施設整備に着手するまで
に設立登記が完了できる者とします。
(2)特別養護老人ホームの運営及び高齢者福祉に関する高い見識と熱意を有す
るとともに、利用者のニーズにあった運営方針を持っていること。
(3)東秩父村の福祉施策を理解するとともに、本村の高齢者の状況や意向を尊重
し、地域福祉の推進と地域交流に積極的であること。
(4)この施設の整備及び運営に十分な資力を有すること。
4.施設用地
(1)所在地 東秩父村大字坂本 1,308-1、1,308-3、1,308-6、1,309-7、
1,310-1、1,310-2、1,310-3 の一部、1,310-4 の一部、1,311、
1,312-1、1,312-2、1,313-1 の一部、1,313-2 の一部、3,144-1、
1,319-1 の一部、1,319-2 の一部、1,320-1 の一部、1,320-3 の一部、
1,321-2、1,309-1
(旧村立西小学校用地)
※旧西小学校校舎は、平成 28 年度中に村で更地にします。
(2)面 積 旧西小学校用地 8,205 ㎡の内、7,203 ㎡
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(3)用 途 都市計画区域外
5.土地の貸付条件
土地は、その目的を特別養護老人ホーム等の公募施設用地として限定し、以下の
条件により有償で貸し付けます。
ただし、建設工事期間及び介護関係施設の開設年度から3年間は無償貸与とし、
4年目から有償となります。
(1)貸付期間
建設工事期間+50 年間とします。
東秩父村と借地借家法(平成3年法律第 90 号)第 22 条に規定する一般定期
借地権に基づく賃貸借契約を締結するものとします。
(2)貸付開始時期
建物建設工事着手前に賃貸借契約を締結します。ただし、当該施設の建設
に当たって埼玉県特別養護老人ホーム等整備促進事業費県費補助金を利用
する場合には、契約締結前に県の補助内示を受け、新設法人の場合は社会福
祉法人の認可を受けていることを前提とします。
(3)借地料(年額)
① 当該土地の固定資産税相当額以上とします。ただし、住宅用地に対する課
税標準の特例措置を適用させた程度の額とし、村と法人の協議、契約によ
り借地料を設定します。
② 借地料は、毎年度四半期ごとに、東秩父村の指定する期日までに前納して
いただきます。
(4)借地料の発生時期
建設工事期間中及び介護関係施設の開設から3年間は無償貸与とし、4年目
から月割計算にて算定することとします。
(5)借地料の改定
下落修正等により固定資産税の価格に大きな変動があった場合は、その都度
見直すこととします。
(6)業務の譲渡等
本事業に係る事業者の業務や権利・義務は、東秩父村の承諾なしに第三者へ
譲渡等を行うことを禁止します。
(7)敷地の使用について
敷地の貸付を受けた法人は、その土地を自ら使用しなければなりません。そ
れに違反し、または次のいずれかに該当したとき等は、ただちに敷地を原状回
復の上で返還していただきます。
① 介護関係施設を廃止したとき。
② 第三者に敷地又はその上に建てた建物に、本事業施設整備に係る抵当権以
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外の抵当権を設定したとき。
6.施設整備の基本的条件
(1)構想案について
① 関係法令・基準等を遵守し、必要に応じて東秩父村と協議の上、計画を策
定してください。
② 周辺住民に配慮した建設計画とし、東秩父村及び関係機関からの指示があ
った場合には、適切な処理を迅速に行ってください。
(2)設計について
① 関係法令、基準等を遵守してください。
② 建物は3階建て以下で近隣住民の日照権や居住環境等については、十分な
配慮をしてください。
③ 災害等において最小限必要な機能を維持するために必要な再生可能エネル
ギー等設備の導入について検討してください。
※ 旧西小学校跡地の地質調査報告書、求積図・敷地断面図等は、必要に応
じて住民福祉課で閲覧できます。
(3)施設の設備等について
① 法令・基準等を遵守してください。
② 地震による停電等不測の事態に対して入所者の人命確保を図るため、再生
可能エネルギー等の設備のほか、自家発電の設備を検討してください。少
なくともたんの吸引機や酸素療法用の機器等を稼働できるようにするなど、
入所者の安心、安全を進める観点で施設を整備してください。
(4)周辺住民への対応
① 随時周辺住民や自治会に対し十分な説明を行い、要望には誠実に対応する
ようにしてください。
② 住民説明会
住民説明会は公募締切後、埼玉県西部福祉事務所への協議書及び計画書
の提出期限までの間に、村が主体となり日程調整を行い、説明会の場を
設けます。
③ 同意書
建設に際しては隣接地権者の同意書の取得が必要となります。
同意書の取得は、村と協議して行います。
(5)その他
建設工事の際に、撤去を要する地下埋設物等があることが新たに判明した
場合、その撤去費用は事業者側の負担となります。
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7.施設運営の条件
(1)介護保険施設等の運営
① 介護保険法に基づく施設又は事業所としての指定基準を満たし、開設日ま
でに埼玉県から介護保険法による指定を受けてください。
② 介護保険法に基づく施設等の運営に関しては、介護報酬及び利用者の自己
負担により運営するものとします。
③ 医療依存度の高い方の受け入れ、通院ケアの充実、看取り介護にご配慮く
ださい。
④ 特別養護老人ホームについては、埼玉県の優先入所指針に基づき、東秩父
村民の入所に配慮してください。
⑤ 長期的に、安定した質の高いサービスを提供してください。
⑥ 利用者の豊かな生活をサポートするとともに、その安全面・プライバシー
には十分配慮してください。
⑦ 明るく清潔で、村民に親しみやすい開かれた施設になるように配慮してく
ださい。あわせて事業所が提供しているサービス内容等を明らかにし、地
域に開かれたサービスとすることで、サービスの質が確保されるよう、利
用者・家族・地域住民の代表者・市町村職員・有識者などで構成される会
議の設置を検討してください。
(2)利用者負担
特別養護老人ホームにおける「居住費」及び短期入所生活介護の「滞在費(居
住費)」、その他利用者負担額を提案するにあたっては、本地の借地料が近隣の
地代と比較し低廉であることを踏まえ、基準費用額、所得の低い方の負担上限
額を考慮した価格を設定してください。
また、社会福祉法人の社会的な役割から、低所得者で特に生計困難な方に対
する、利用者負担額軽減制度を実施してください。
(3)地域住民への対応
日常的に地域との交流を図るなど、地域住民との友好関係を構築し、地域に
開かれた運営を行うとともに、地域福祉向上に貢献できる運営を行ってくださ
い。
(4)防災関係
防火体制の確保、火災・水害が発生した際の消火・避難・通報体制の確保等、
安全対策に万全を期してください。
災害時に当該施設をその近隣の高齢者などの被災者の収容拠点として活用
し、また、施設が被災した場合は、近隣住民が施設入所者を援助する相互関係
を形成し、災害時の対応力を強化するため、当該施設と地元自治会等の間の災
害時相互援助協定の締結をお願いします。
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(5)その他
この条件に記載のないものでも、法令・条例等に留意し、その定めに従って
いただきます。埼玉県及び東秩父村からの指導があったときも同様とします。
8.整備にかかる補助等
小規模多機能型居宅介護事業所、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
の整備については東秩父村の補助制度があります。また、特別養護老人ホーム、短
期入所生活介護の整備については、埼玉県及び東秩父村の整備費補助制度がありま
す。ただし、選定された施設計画に対して、必ず補助金が交付されるものではあり
ませんのでご了承ください。
9.構想案の提出等
(1)公募・整備スケジュール
今後のスケジュールについては、次のとおりです。なお、都合により日程等
の変更が生じる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
介護関係施設(特別養護老人ホーム及びショートステイ)及び付帯施設(小
規模多機能型居宅介護及びグループホーム)とも平成 31 年 4 月開設となりま
すが、介護関係施設と同時に付帯施設整備ができない場合には、東秩父村と協
議し決定します。
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東秩父村
埼玉県
公募要領発表
平成28年1月22日(金)
質疑受付
平成28年2月1日(月)~
平成28年4月28日(木)
質疑回答
平成28年2月中旬から随時、
事業者へ回答
平成28年5月23日(月)~
応募書類受付期間
埼玉県への計画書・協議書提出期限の2週間前
埼玉県への計画書・協議書提
出期限直前の約2週間の間
住民説明会・
同意書取得
計画書・
協議書提出
審査
平成28年8月~12月頃
審査結果通知
平成28年12月~平成29年1月頃
~平成28年度中
旧校舎等の撤去工事
補助金協議等
平成28年7月頃
補助金協議等
平成29年4月頃(介護関係施設)~
平成30年4月頃(付帯施設)~
(介護関係施設)
平成29年度 20%の工事実績
平成30年度 竣工・行政検査
(付帯施設)
平成30年度 竣工・行政検査
工事着工・竣工
開設
平成31年4月1日
※公募要領の窓口配布及び受付日時は、土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法
律に基づく休日を除く、午前9時から 11 時まで及び午後1時から午後4時まで
とします。
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(2)提出書類
本公募への申込みを希望する事業者は、東秩父村独自の書類及び県に提出す
る書類と同様の資料を応募書類受付期限(埼玉県への計画書・協議書提出期限
の 2 週間前)までに東秩父村へ1部提出して下さい。
なお、県への提出書類については、埼玉県ホームページ「特別養護老人ホー
ムの整備について」をご確認ください。
① 介護関係施設及び付帯施設整備の構想等(コンセプト)
② 配置図、平面図及び立体図
③ 特別養護老人ホーム等整備申込書(東秩父村様式1)
④ 小規模多機能型居宅介護整備申込書(東秩父村様式2)
⑤ グループホーム(認知症対応型共同生活介護)整備申込書
(東秩父村様式3)
⑥ 社会福祉法人設立認可等協議書及び老人福祉施設等設立計画書(県提出書
類)
※ 社会福祉法人設立認可等協議書及び老人福祉施設設立計画書について
は、別途県が審査しますので、県の提出期限までに埼玉県西部福祉事務所
に提出してください。
また、社会福祉法人の設立及び特別養護老人ホームの整備内容並びに提
出書類の適否について、事前に福祉事務所と十分協議してください。
(3)体裁
① 東秩父村独自様式書類は 1 冊のフラットファイルに綴じてください。
② フラットファイルの表紙に「東秩父村福祉総合施設整備計画書」と記載し、
右肩に公募要領表紙にある整理番号を記載してください。
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<東秩父村独自提出書類の綴じ方(参考例)>
右肩に整理番
項目ごとにインデックス
左側で綴じる
号・項目名
整理番号
東秩父村
①
構
想
案
整理番号
福祉総合施設整備計画書
応募事業者名
平
面
図
・
立
面
図
②
配
置
図
、
(法人名)
ページを表記
○/○
-1A4版
(ページ/全ページ数)を記入
(4)費用負担
申請等に関する一切の費用は、応募者の負担となります。
(5)応募にあたっての留意点
① 提出された応募書類・企画書は、理由の如何を問わず返却しません。
② 応募書類・企画書の著作権は応募者に帰属します。ただし、東秩父村は本
整備・運営法人選定実施に係る事務等のため必要な場合には、応募書類・
企画書の内容を無償で使用できるものとします。
③ 東秩父村が提供する資料は、応募に係る検討以外の目的での使用を禁じま
す。また、この検討の目的の範囲内であっても、東秩父村の了承を得るこ
となく、第三者に対してこれを使用させ、又は内容を提示することを禁じ
ます。
④ 必要に応じて資料の追加提出を求めたり、資料の内容について確認する場
合があります。なお、追加資料等を期限までに提出されなかった場合は、
応募を辞退したものとして取り扱いますのでご注意ください。
⑤ 応募に必要な書類に不足・不備等がある場合には、受け付けることができ
ませんので、受付期間最終日の提出は極力避けてください。
⑥ 他の応募者の計画の内容に関しての問い合わせについては、直接又は間接
の如何を問わず、一切応じません。
⑦ 本応募に際し、地域住民等との間の確約書等に基づき生じた損害賠償請求
権等については、応募者の責任に帰する事項であり、東秩父村はその責任
を負いません。
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⑧ 応募後に応募を辞退される場合は、書面にて辞退届(任意様式)を提出し
てください。
(6)提出先
〒355-0393
東秩父村大字御堂 634
東秩父村役場 住民福祉課 福祉年金担当
電話 0493-82-1221(直通)
(7)提出方法
内容についてお伺いする場合がありますので、内容を熟知している方が持参
してください。(郵送不可)
提出に際しては、電話予約のうえご来庁ください。
(8)質疑
東秩父村への質疑については、別紙に記入のうえFAXで下記問い合わせ先
へ送付するか、下記メールアドレスへ電子メールでお問い合わせください。電
話での問い合わせには応じられません。また、公平を期すため、問い合わせの
内容によっては、お答えできない場合があります。
問い合わせ先 東秩父村役場 住民福祉課 福祉年金担当
FAX 0493-82-1562
e-mail [email protected]
(9)質疑回答
東秩父村への質疑についての回答は、質疑のあった事業者へFAX又は
e-mail で回答します。
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