エリオット波動マーケット分析 - 三菱UFJ証券

投資情報部
テクニカル分析
2016 年 1 月 22 日
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
エクイティリサーチ部
エクイティリサーチ転載レポート
チーフ・テクニカルアナリスト
宮田
直彦
エクイティリサーチ転載レポート
本資料に関するお問合せは、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券の最寄の店舗までご連絡ください。
5 (1)
直近
20000
(円)
(B)
B
日経平均週足
07/2/26
18300
18000
13/5/23
15942
08/6/6
14601
16000
3
A
(2)
14000
12000
10/4/5
11408
(1)
(4)
11691
08/3/17
10000
4
前日比
データの日付
1/22
1.0871㌦
△ 2.98㌦
▼ 0.0017㌦
1/22
ユーロ/円
128.05円
1/22
ドル/円
117.80円
△ 0.70円
1/21
1/21
(終値)
1/21
(終値)
WTI原油
29.53㌦
ユーロ/ドル
△ 0.84円
NYダウ(DJIA)
15,882.68㌦
△ 0.010%pt
日経平均
16,017.26円
▼ 398.93円
長期金利
13885
14/4/11
0.225%
1/22
△ 115.94㌦
(終値)
11/2/17
10891 1
2
8000
6994
08/10/28
(3)
6000
21500
7021
09/3/10
8135
11/11/25(5)
(C)
20952
日経平均30分足
(2013年以来)
20000
(1)
5
20946
B
20012
18500
17000
16320
3
15942
A
17714
16901
15500
16017
14529
14000
4
12500
13885
12415
11000
9500
1
3
5
7
8
10
12
2
4
6
8
10
11
1
3
5
7
8
10
12
出所:トムソン・ロイターのデータよりMUMSS作成
日経平均の上値抵抗: 16716(5 日 MA),16996(日足転換線),17943(日足基準線),18133(25 日 MA),18456(先行スパ
ン 2),18547, 19113, 19309(先行スパン 1),19381(200 日 MA), 19869,20012-20033(gap),20184(φ),20724,
20946,20952,20971,21297, 21777,22750, 21604,22976(φ),26747(φ), 31414, 38957
日経平均の下値支持:15961,15866(φ),15701-817(gap),14544(φ),13885,13032(φ)
【日経平均・TOPIX】
(C 波の下落が進行中)
昨年 8 月からの下落はプライマリー第(2)波の調整(A-B-C)とみられる。第(2)波は今年、16056-13032 円のレン
ジで底入れする見込みである。20012 円(12/1)からは C 波の下落が進行中。
(弱気相場入り)
日経平均も TOPIX も、昨年高値からの下落率が 20%を大きく上回った。アベノミクス相場が初めて迎える弱
気相場である。
巻末に重要な注意事項を記載していますので、ご参照下さい。
Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd.
Please refer to important disclosures and certifications in Appendix A
2016 年 1 月 22 日
(最小下値ターゲットを達成)
1/21 に日経平均は一時 16017 円、TOPIX は 1301 まで下落した。この動きにより、日経平均は 2011 年 11 月安
値(8135 円)から昨年 6 月高値(20952 円)までの上昇に対する 38.2%押し(16056 円)を、TOPIX は 2012 年 6 月安
値(692.18)から昨年 8 月高値(1702.83)までの上昇の 38.2%押し(1316.76)を、各々達成した。
この動きにより、昨年来あげていた最小の下値メドに届いたことになる。
(目先リバウンドも)
日経平均・TOPIX ともチャート節目に届いたことで(日経平均 16000 円と TOPIX1300 は心理的節目でもあろ
う)、相応のリバウンドが始まる可能性がある。それは、C-4 波とみることができ、戻りメドは 16944-17597
円(C-3 波のレッサー・ディグリーiv 波が動いた領域)か、あるいは 17717 円(1/13 高値)付近。
(しかし最終ボトムはまだ先だろう)
1/21 の東証 1 部売買高は約 32 億株(売買代金は約 3 兆 1000 億円)と、今年の中では最大となった。しかし、
昨年 8 月の中国ショックで急落したときにみられた約 47 億株・およそ 5 兆円(8/25)に比べれば 6 割強の規模
にとどまる。この日の動きをみる限り、セリング・クライマックスはまだ起きていないといえる。
なお、昨年のセリング・クライマックスは上記の 8/25(日経平均 17806 円)のことだが、日経平均が底入れし
たのは 9/29(16930 円)。出来高が株価ボトムに先行していた。
この例を参考にすれば、今後はどこかの時点で株価急落と出来高が目立って増加する日があり(第 1 ステップ)、
それに遅れて株価底入れ(第 2 ステップ)という展開が考えられる。
上記のように、急落の反動としてのリバウンドは短期的にあるだろうが、日経平均の最終ボトムはまだ先だ
ろう。
(フィボナッチ数列が示唆する 2016 年の転換)
日本株マーケットが、今年 2016 年に転機を迎えるというのは、次のように、過去において日経平均が重要な
転換を示した年にフィボナッチ数列を加算することによって導かれる。
「2016 年」=(1961 年+55 年)=(1982 年+34 年)=(1995 年+21 年)=(2003 年+13 年)=(2008 年+8 年)=(2011 年+5 年)
このように、2016 年はフィボナッチ数列が収束する年であり─このような大規模な収束がみられるのは日経
平均が大底を付けた 2008 年以来のことである─マーケットが重要な転換点を迎えることを強く示唆している。
2016 年はプライマリー第(2)波の下落が終わる年ということだろう。
(31 四半期サイクル)
より長期のサイクルでは、日経平均が 31 四半期(93 ヵ月程度)ごとに安値を付けるというものが認められる。
これは 1987 年ブラックマンデーから顕著なサイクルである。
31 四半期サイクルによれば、日経平均は 2008 年 4Q に付けた大底(6994 円)
から 31 四半期後の 2016 年 3Q(7-9
月)に、サイクルボトムを付けると予想される。
(160 ヵ月対等日柄)
2016 年 3Q というのは別の日柄からも導かれる。
1989 年 12 月高値から 2003 年 4 月安値までが 160 ヵ月。2003 年 4 月から 160 ヵ月経過するところが 2016 年
8-9 月である。
このように、2016年3Qは底入れ時期としての注目度が非常に高い。
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
2016 年 1 月 22 日
【ダウ工業株平均・S&P500】
(大統領選挙の年は米国株はさえない傾向)
今年秋には米大統領選がある。過去を振り返ると大統領選挙の年というのは、現政権がレイムダック化し、
株式相場はさえなくなる傾向が強い。2 期 8 年目に当たる年は特にそうである。
ビル・クリントン大統領(1993 年 1 月~2001 年 1 月、民主党)、ジョージ・ブッシュ大統領(2001 年 1 月~09 年
1 月、共和党)、いずれも任期 8 年目(最終年)の 2000 年と 2008 年に、株価は大きな下落に見舞われた。ロナ
ルド・レーガン大統領(1981 年 1 月~89 年 1 月)の最終年(1988 年)の株式相場は、前年 10 月にブラックマンデ
ーの急落があったことで、弱い反発基調に終始した。
今年はバラク・オバマ大統領(2009 年 1 月~、民主党)の任期最終年である。過去のパターン通りなら、米国株
は下値模索となるか、せいぜい横ばいの動きに終始するだろう。
(高値から 25-35%下げてもおかしくない)
米国株市場は、昨年に 40 年半サイクル高値を付けてからの調整が進行中であり、そのスケールは相当に大き
くなるとみるのが適当である。
1942 年以降で、S&P500 の下げ率を大きい順に示すと、①-57.6%(2007-09 年)、②-50.5%(2000-02 年)、③
-48.2%(1973-74 年)、④-35.91%(1987 年)である(いずれもザラバベース)。これらの平均は-48%である。
今回の調整は、
過去 70 年余りの期間で 5 回目の大調整に発展する可能性をみている。
この見方が正しいなら、
S&P500 が 25-35%下げても、それはノーマルな規模といえる(計算値は 1600-1387)。さらには、高値から半値
になっても驚かない。
(S&P500:弱気パターンから得られる今後の最小ターゲットは 1600)
S&P500 は 2014 年からヘッド・アンド・ショルダーズの弱気パターンを形成後、1 月第 2 週にネックライン
を明確に下回った。このパターンから得られる最小ターゲットは 1600 付近である。それは上述した、昨年 5
月高値から 25%下げのレベルに相当する。
(短期リバウンドを経て下落へ)
S&P500 は 1/20 安値(1812)─この日のローソク足は下ヒゲ長い「たくり」であり目先底入れを示唆─からリバ
ウンドに入っているようだ。短期的には、昨年末高値からの下落に対し 38.2%戻り(1915)への上値試しか(1/21
に一時 1889 まで上昇)。
短期リバウンドを経て、指数は下落となりそうだ。その際は、ダウ平均は昨年 8 月安値(15370 ドル)を下回る
展開が想定される。
【WTI 原油先物】
(12 年ぶり 9 ヵ月ぶり安値)
1/20 には一時 26.19 ドルまで下げ、2003 年 5 月以来、約 12 年 9 ヵ月ぶり安値となった。
(注目されるタイミングは今月末)
2013 年 8 月高値(112.24 ドル)から下落(C)-3 波が進行中という見方に変更はなく、今年は(C)-4 波のリバウン
ドが起こると想定している。
昨年 3/18(安値 42.03 ドル)から 8/24(安値 37.75 ドル)まで 110 営業日。その対等日は今年 1/29 となる。
また、昨年 5/6(高値 62.58 ドル)から 8/24(安値 37.75 ドル)までの下落通算日数は 76 日。昨年 10/9(高値 50.95
ドル)から通算 76 日下げるとみた場合、その応当日は 1/28 である。
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 1 月 22 日
このように、月末は複数の日柄が重なる重要なターニングポイントとみることができる。今月のマンスリー
レポートにも書いたように、2 月からはリバウンド基調を強める展開を想定している。
【NY 金先物価格】(1/21 終値は 1100.97 ドル)
(2011 年からの金価格下落トレンドは終了した可能性)
2011 年 9 月高値(1921 ドル)からの下落(A)波は、昨年 12 月安値 1046 ドルを以て終わり、(B)波のリバウンド
が始まった可能性がある。もしそうなら、この先は 2013 年 8 月高値(1433 ドル、ダイアゴナル・トライアン
グル始点)に向け、持続的な上昇局面となりそうだ。
(日足が雲を抜けるか)
日足は一目均衡表の雲上限(1119 ドル)に近づいているが(1/20 に一時 1110 ドルまで上昇)、それを抜けると、
金価格の上昇に弾みが付きそうだ。
【ドルインデックス】(1/21 終値は 99.056)
(2016 年はドル安進行へ)
12/2 高値(100.51)を以て、ドル高は終了した可能性が高い(これは、金価格の上昇という見方と整合的である)。
この見方が正しければ、2016 年には一段とドル安が進行することになろう。
(ECB の 3 月緩和示唆の影響は一時的)
1/21 に ECB ドラギ総裁は 3 月の追加緩和を示唆した。それを受けて、この日のドルインデックスは急上昇で
反応したが、結局は前日比マイナスで引け、ほぼ「往って来い」の動きとなった。ローソク足には長い上ヒゲ
が出現し、これはドルのピークアウトを示唆している。
【ユーロ/ドル】
(昨年 3 月安値は 15 年サイクルボトムか)
昨年 3/16 安値(1 ユーロ=1.0458 ドル)は、15 年サイクルボトムの可能性がある。そうであれば、2016 年まで
はユーロ高となろう。ターゲットは 1.1808-1.2643 ドル(2014 年からのユーロ安に対する 38.2-61.8%戻り)。さ
らに大きく上昇するなら(その可能性は小さくないとみるが)、1.32-1.39 ドルへのユーロ高・ドル安も考えら
れる。
(長期サポートラインは今月 1.044 ドル)
短期的にも、昨年 3 月安値とのダブル・ボトム形成が注目される。加えて 1985 年安値(0.64 ドル)─ユーロ導
入前の遡及値─からの長期サポートラインを log スケールでみると、
それは今月は 1.044 ドルに位置している。
ここからのユーロ下落余地は限られるとみる。
(再び注目したい独米 10 年金利差)
ここから独米 10 年金利差に再び注目したい。昨年 12 月の米利上げを受けてもなお、現在の米独 10 年金利差
(-1.50%)は、昨年 11 月の水準(-1.783%)ほど米金利優位・独金利劣位となっていない。これは、ユーロ/ドルの
昨年 3 月安値が依然維持されていることの理由のひとつとみられる。
独 10 年金利のチャートをみると、昨年 6 月(1.057%)からの金利低下は昨年 10 月(0.422%)で終わったとみられ
る。そうであるなら、今後の独金利は上昇となっておかしくない。そしてこのような場合、独金利優位・米
金利劣位という状況が生み出され、ユーロ高・ドル安の環境が整う。
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
2016 年 1 月 22 日
【ユーロ/円】
(126.10円とダブル・ボトムを形成するか)
当面最大の焦点は、昨年 4/14 安値(126.10 円)を維持するかである。
昨年 4 月安値を割り込まず、ダブル・ボトムを形成すれば、昨年 4 月からのリバウンド(B)波は続いている可
能性は依然残る。昨年 4/14 安値(126.10 円)⇒昨年 6/4 高値(141.06 円)は(B)-A 波、そこから今に至るまで、(B)-B
波のユーロ安・円高と読める。
もしそうなら、(B)-C 波のユーロ高・円安が近いことになる。1/21 には一時 126.17 円までユーロ安・円高が
進行し、126.10 円に急接近したが、結局は 128 円付近まで戻した。ユーロ/円底入れの可能性があり、目先の
動きは注目される。
(126.10円割れの場合⇒既に(C)波のユーロ安・円高に入っている)
一方、126.10 円を割り込むと、昨年 4 月からの(B)波は昨年 6 月の 141.06 円で終わり、以降では(C)波の下落(ユ
ーロ安・円高)が進行中とみるべきで、先々で 121.95-115.38 円(2012 年からのユーロ上昇の 50-61.8%押し)へ
向けた展開となろう。
【ドル/円】
(昨年 6 月以降で円高(B)波に入った可能性が高い)
2011 年 10 月の 1 ドル=75.35 円を起点とする円安トレンド(A)波は、昨年 6/5 に付けた 125.86 円ですべて完了
し、以降で円高(B)波に入ったとみられる。
(5 月に 1 ドル=100 円か)
1995 年 4 月(79.75 円)からの 40 ヵ月円安の後には 99 年 11 月(101.25 円)まで 15 ヵ月間の円高が起こっている。
「円安+円高」の期間は 55 ヵ月(フィボナッチ数)だった。これに倣えば、2011 年 10 月から 55 ヵ月後の今年
2016 年 5 月頃まで(B)波の円高が続くだろう。
今年 5 月にかけての(B)波は、1 ドル=100.82 円をみにいくだろう。
(A)波の第 5 波目(13 年 10 月の 96.57 円が
起点)は延長(エクステンション)しているが、このような場合には、調整(ここでは円高)は延長が始まった水準
へ戻るとされる。第 5 波の延長が始まったのは 2014 年 5/21 の 1 ドル=100.82 円であり、これが(B)波ターゲ
ットとして適当である。
(ヘッジファンドは円買い姿勢を強めている)
1 月第 1 週、IMM 通貨先物市場において、海外投機筋の円の持ち高が 3 年 3 ヵ月ぶり買い越し(4103 枚)とな
った。そして第 2 週(1/12 時点)は 25266 枚の買い越し。ヘッジファンドは円買い姿勢を強めている。
(接近する 26 週 MA・52 週 MA のデッドクロス)
26 週 MA(121.06 円)と 52 週 MA(121.04 円)のデッドクロスが接近している。そうなれば、アベノミクス相場
で初めての中期ドル売り・円買いシグナルである。
(一時 115 円台)
昨年 8/24 の 116.18 円からの a-b-c パターンによるドル高・円安は、昨年 11/18 の 123.76 円で終わり、以降で
は大きなドル安・円高波動が進行中とみられる。
1/20 には一時 1 ドル=115.98 円と、約 1 年ぶり円高水準となった。
(ネックラインを割り込みつつある)
2014 年 11 月からヘッド・アンド・ショルダーズが形成されており、今はそのネックライン(現在は 116.54 円)
を割り込み始めたところである。
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
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2016 年 1 月 22 日
(目先は 115.57 円が意識されやすい)
目先的には、2014 年 12 月に付けた 115.57 円が下値として意識されやすい。市場の一部では月末の追加緩和
に対する期待もあるようだ。目先では円高の流れは一服しやすいだろう。
(115.57 円を下回るとドル安・円高の基調はさらに強まろう)
しかし、今後 115.57 円を下回ると、ドル安・円高の基調はさらに強まりそうである。ヘッド・アンド・ショ
ルダーズの垂直計算から得られるターゲットは 106.30 円付近。これは、2011 年の 75.35 円から昨年 6 月の
125.86 円までのドル高・円安に対する 38.2%押し・106.57 円に相当する、注目レベルである。
【日本10年長期金利】
(2.5 年サイクルは継続、今年 4 月まで金利低下が続く可能性も)
2013 年 4 月(0.315%)を起点とする 2.5 年サイクルはまだ続いている。このサイクルは 4 月まで続く可能性も
ある。1/14 には一時 0.190%まで低下し、過去最低水準を更新した。ただし、この日は 0.225%で引けており、
ローソク足は「包み陽線」となった。金利低下に歯止めがかかった可能性もあり、目先の展開に注目したい。
【米国10年長期金利】(1/21終値は2.0346%)
(メインシナリオは中長期の金利低下、先々で 1.379%割れへ)
中長期的に金利低下というのがメインシナリオであり、先々ではリーマンショック後のボトムである 1.379%
を下回るだろう。
(金利低下トレンド再開の可能性)
2015 年 1 月の 1.6357%以来の B 波(トライアングル)は、2.3228%(12/30)を以て終了し、以降で金利低下 C 波に
入ったとみられる。
1/20 には一時 1.9374%まで低下した。今後は昨年 10/2 に付けた 1.9022%を試すだろう。
(おことわり)1/25-29 の本レポートは休載致します(宮田)
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2016 年 1 月 22 日
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
Appendix A
アナリストによる証明
本レポート表紙に記載されたアナリストは、本レポートで述べられている内容(複数のアナリストが関与している場合は、それぞれ
のアナリストが本レポートにおいて分析している銘柄にかかる内容)が、分析対象銘柄の発行企業及びその証券に関するアナリスト
個人の見解を正確に反映したものであることをここに証明いたします。また、当該アナリストは、過去・現在・将来にわたり、本レ
ポート内で特定の判断もしくは見解を表明する見返りとして、直接又は間接的に報酬を一切受領しておらず、受領する予定もないこ
とをここに証明いたします。
重要な開示事項
セクター(三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(以下「MUMSS」)カバレッジ・ユニバース)に対する投資判断の定義
強気
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが上回るとストラテジスト
が予想する場合
中立
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが同程度とストラテジスト
が予想する場合
弱気
弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが下回るとストラテジスト
が予想する場合
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ず、投資に対する一切の責任はお客様にあります。
過去のパフォーマンスは将来のパフォーマンスを示唆し、又は保証するものではありません。特に記載のない限り、将来のパフォーマ
ンスの予想はアナリストが適切と判断した材料に基づくアナリストの予想であり、実際のパフォーマンスとは異なることがあります。
従って、将来のパフォーマンスについては明示又は黙示を問わずこれを保証するものではありません。
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
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2016 年 1 月 22 日
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
MUMSS・その他 MUFG 関連会社、又はこれらの役員、提携者、関係者及び社員は、本レポートに言及された証券、同証券の派生商
品及び本レポートに記載された企業によって発行されたその他証券を、自己の勘定もしくは他人の勘定で取引もしくは保有したり、本
レポートで示された投資判断に反する取引を行ったり、マーケットメーカーとなったり、又は当該証券の発行体やその関連会社に幅広
い金融サービスを提供しもしくは同サービスの提供を図ることがあります。本レポートの利用に際しては、上記の一つ又は全ての要因
あるいはその他の要因により現実的もしくは潜在的な利益相反が起こりうることをご認識ください。なお、MUMSS は、会社法第 135
条の規定により自己の勘定で MUFG 株式の売買を行うことを禁止されています。
本レポートで言及されている証券等は、いかなる地域においても、またいかなる投資家層に対しても販売可能とは限りません。本レポ
ートの配布及び使用は、レポートの配布・発行・入手可能性・使用が法令又は規則に反する、地方・州・国やその他地域の市民・国民、
居住者又はこれらの地域に所在する者もしくは法人を、対象とするものではありません。
英国及び欧州経済地域: 本レポートが英国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ
Securities International plc. (以下「MUSI」。電話番号:+44-207-628-5555)により配布されます。MUSI は、英国で登録されており、
Prudential Regulation Authority(プルーデンス規制機構、「PRA」)の認可及び Financial Conduct Authority(金融行動監視機構、以下
「FCA」)と PRA の規制を受けています(FS Registration Number 124512)。本レポートは、professional client(プロ投資家)又は eligible
counterparty(適格カウンターパーティー)向けに作成されたものであり、FCA 規則に定義された retail clients(リテール投資家)を
対象としたものではありませんので、誤解を回避するため、同定義に該当する顧客に交付されてはならないものです。MUSI は、本レ
ポートを英国以外の欧州連合加盟国においても professional investors(若しくはこれと同等の投資家)に配布する場合があります。本
レポートは、MUSI の組織上・管理上の利益相反管理制度に基づいて作成されています。同制度には投資リサーチに関わる利益相反を
回避する目的で、情報の遮断や個人的な取引・勧誘の制限等のガイドラインが含まれています。本レポートはルクセンブルク向けに配
布することを意図したものではありません。
米国: 本レポートが米国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities (USA), Inc.
(以下「MUS-USA」。電話番号:+1-212-405-7000) により配布されます。MUS-USA は、United States Securities and Exchange
Commission(米国証券取引委員会)に登録された broker-dealer(ブローカー・ディーラー)であり、Financial Industry Regulatory
Authority(金融取引業規制機構、
「FINRA」)による規制を受けています(SEC# 8-43026; CRD# 19685)。本レポートが MUS-USA の
米国外の関連会社等により米国内へ配布される場合、本レポートの配布対象者は、1934 年米国証券取引所法の規則 15a-6 に基づく
major U.S. institutional investors(主要米国機関投資家)に限定されております。MUS-USA 及びその関連会社等は本レポートに言及
されている証券の引受業務を行っている場合があります。本レポートは証券の売買及びその他金融商品への投資等の勧誘を目的とした
ものではありません。また、いかなる投資・取引についてもいかなる約束をもするものでもありません。FLOES は MUS-USA の登録
商標です。
IRS Circular 230 Disclosure(米国内国歳入庁 回示 230 に基づく開示):MUS-USA は税金に関するアドバイスの提供は行っておりま
せん。本レポート内(添付文書を含む)の税金に関する記述は MUS-USA 及び関連会社以外の個人・法人が本レポートにおいて研究
する事項に関する勧誘・推奨を行う目的、又は米国納税義務違反による処罰を回避する目的で使用することを意図したものではなく、
これらを目的とした使用を認めておりません。
日本: 本レポートが日本において配布される場合、その配布は MUFG のグループ会社であり、金融庁に登録された金融商品取引業者
である MUMSS(電話番号:03-6213-5774)が行います。
シンガポール: 本レポートがシンガポールにおいて配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ
Securities (Singapore), Limited (以下「MUS-SPR」。電話番号:+65-6232-7784)とのアレンジに基づき配布されます。MUS-SPR はシ
ンガポール政府の承認を受けた merchant bank であり、Monetary Authority of Singapore(シンガポール金融管理局)の規制を受けて
います。本レポートの配布対象者は、Financial Advisers Regulation の Regulation 2 に規定される institutional investors、 accredited
investors、 expert investors に限定されます。本レポートは、これらの投資家のみによる使用を目的としており、それ以外の者に対
して配布、転送、交付、頒布されてはなりません。本レポートが accredited investors 及び expert investors に配布される場合、
MUS-SPR は Financial Advisers Act の次の事項を含む一定の事項の遵守義務を免除されます。第 25 条:一定の投資商品に関してファ
イナンシャル・アドバイザーが全ての重要情報を開示する義務、第 27 条:ファイナンシャル・アドバイザーが合理的な根拠に基づい
て投資の推奨を行う義務、第 36 条:ファイナンシャル・アドバイザーが投資の推奨を行う証券に対して保有する権利等について開示
する義務。本レポートを受領されたお客様で、本レポートから又は本レポートに関連して生じた問題にお気づきの方は、MUS-SPR に
ご連絡ください。
香港: 本レポートが香港において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities (HK) Limited
(以下「MUS-HK」。電話番号:+852-2860-1500)により配布されます。MUS-HK は Hong Kong Securities and Futures Ordinance に
基づいた認可、及び Securities and Futures Commission(香港証券先物取引委員会;Central Entity Number AAA889)の規制を受けて
います。本レポートは Securities and Futures Ordinance により定義される professional investor を配布対象として作成されたもので
あり、この定義に該当しない顧客に配布されてはならないものです。
その他の地域: 本レポートがオーストラリアにおいて配布される場合、MUS-HK 又は MUS-SPR により配布されています。MUS-HK
は Australian Securities and Investment Commission (ASIC) Class Order Exemption CO 03/1103 に基づき、Corporations Act 2001 が
定める金融サービスの提供者によるオーストラリア金融業免許の保有義務を免除されています。MUS-SPR は ASIC Class Order
Exemption CO 03/1102 により同様に義務を免除されています。本レポートはオーストラリアの Corporations Act 2001 に定義される
wholesale client のみを配布対象としております。本レポートがカナダにおいて配布される場合、本レポートは MUSI 又は MUS-USA
により配布されます。MUSI および MUS-USA は international dealer exemption の措置により次の各州において金融取引業者としての
登録を免除されています:アルバータ州、ケベック州、オンタリオ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州(MUSI のみ)。
本レポートはカナダにおける National Instrument 31-103 によって定義された permitted client のみを配布対象としております。
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巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
2016 年 1 月 22 日
エリオット波動マーケット分析 (デイリー)
又は本レポートは、インドネシアにおいて複製・発行・配布されてはなりません。また中国(中華人民共和国「PRC」を意味し、PRC
の香港特別行政区・マカオ特別行政区、及び台湾を除く)において、複製・発行・配布されてはなりません(ただし、PRC の適用法
令に準拠する場合を除きます)。
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引業協会
巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。
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