仕様書 【PDF:191KB】

NITEスクエア音響システム
仕
様
一式
書
※本仕様書は、予告なしに修正又は訂正する場合があります。その際は、当機構
ホームページ上にて仕様書の修正又は正誤表等を公示いたしますので、必ず、ご確
認下さい。
独立行政法人 製品評価技術基盤機構
「NITE スクエア音響システム」購入仕様書
1.目的
独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「機構」という。)では、講演会、プレス発表、
研修、見学、その他会議等において NITE スクエアを利用しているが、NITE スクエアで使用
している音響システムが故障し、講演会等の際に支障が発生している。
当該音響システムは導入後約 10 年が経過しており、老朽化も進んでいることから、本調達
により新たな音響システムへの入れ替えを行うものとする。
2.機器仕様
2.1
(1)
ワイヤレスマイク(アンテナを含む。)
マイクの数量は、ワイヤレスハンド型マイク 8 本、ワイヤレスタイピン型マイク 2 本
とすること。
(2)
特定小電力無線局ラジオマイク(800MHz 帯)の規格に適合していること。
(3)
ワイヤレスマイクの発振方法は水晶 PLL シンセサイザー方式とすること。
(4)
全てのワイヤレスマイクの同時利用が可能であること。
(5)
ワイヤレスタイピン型マイクは入力感度調節機能を有すること。
(6)
ワイヤレスマイク本体で ON、OFF の切り替えが可能であること。
(7)
ワイヤレスマイクの電池切れ状態がワイヤレスマイク本体で容易に確認できること。
(8)
アンテナは天井取付けとすること。
(9)
アンテナは、NITE スクエア内のどの位置からでもワイヤレスマイクの使用が可能とな
る数量、配置とすること。
(10) ワイヤレスマイクの充電池を本数分、充電器を 4 本分付属すること。
2.2
(1)
スピーカー
メインスピーカー2 台、サブスピーカー2 台の 4 台構成とし、NITE スクエア内のどの
位置からでもワイヤレスマイクやパソコンからの入力音声が明瞭に聞こえる容量、配置
とすること。
(2)
全てのスピーカーはローインピーダンスとし、パソコンからの音声はステレオで拡声し、
ワイヤレスマイクからの音声はモノラルで全てのスピーカーから拡声すること。
(3)
スピーカーは天井取付けとすること。
(4)
スピーカーからの音声が NITE スクエア内のどこからでも明瞭に聞こえることが確認
できる音響測定シミュレーション結果を機能証明書として提出し、審査に合格すること。
2.3
制御用機器(チューナー、ミキサー、パワーアンプ、コントローラ等)
(1)
ミキサーは自動音場補正機能及びハウリング抑制機能を有すること。
(2)
パワーアンプは 1 台で 1000W 以上の合計出力を各チャンネルに割り当て可能とし、適
切な出力が設定できること。
(3)
パワーアンプは本体前面に LED ディスプレイを備え、ステータスインジケーターを表
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示可能なデジタルパワーアンプであること。
(4)
パソコンやオーディオ機器の 3.5mm ステレオミニ端子から出力された音声の入力が可
能である音声入力端子を 1 個以上備え、5m の音声入力ケーブルを付属すること。
(5)
ワイヤレスマイクの音声について、IC レコーダーやパソコンの 3.5mm ステレオミニ端
子への出力が可能である音声出力端子を 1 個以上有すること。
(6)
音声入力端子及び音声出力端子は制御用機器の前面パネルに備えること。
(7)
制御用機器は全てラックマウント型とすること。
2.4
その他
(1)
電源は AC100V 50Hz/60Hz を使用すること。
(2)
全ての制御用機器の電源を統合し、電源の ON、OFF を一括で制御できること。
(3)
制御用機器を収納するラックの大きさは幅 600mm×奥行 650mm×高さ 1000mm 以内
とすること。
(4)
ラックはキャスターにより 1m 程度の移動が可能であること。
(5)
ラックの扉は、閉めた状態でも制御用機器の前面パネルが確認できるガラス製とし、施
錠が可能であること。
(6)
天つり金具はアンテナ、スピーカーに対応したメーカーの純正品を使用すること。
(7)
NITE スクエア内に設置されている既存の多機能ディスプレイ(シャープ製 PN-L803
C)及び無線 LAN アクセスポイントの動作に影響を及ぼさないこと。
3.納入作業要件
(1)
納入場所となる NITE スクエア及び設置場所の簡略図は別添のとおりとする。
(2)
天井に設置してある既存のアンテナ(TOA 製 YW-540)、スピーカー(BOSE 製 301
V-W 及び 175S)、天つり金具(BOSE 製 CB-33(W))及び各配線を取外すこと。
(3)
天井に空けられた穴が目立つ場合は、パテ等で埋めて目立たないようにすること。
(4)
取外した既存のアンテナ、スピーカー、天つり金具及び各配線は損傷無きように機構へ
引渡すこと。
(5)
アンテナ、スピーカー及び天つり金具を天井へ取付けること。取付け位置は担当職員と
協議した上で決定すること。
(6)
制御用機器はラックに収納し、納入場所に設置すること。設置場所については、事前に
担当職員と協議のうえ決定すること。
(7)
壁面及び天井への設置の機器は十分な落下防止対策を、制御用機器は必要に応じて転倒
防止対策を行い、設置前に対策内容及び対策箇所について担当職員に説明を行うこと。
(8)
制御用機器とアンテナ、スピーカーについて、音声劣化等のないよう適切に配線するこ
と。
(9)
配線が露出する箇所には壁面と同系色のモール等を施工し、外観を損ねることのないよ
うにすること。
(10) なお、壁面のモールは既存のものを使用しても良いものとする。
(11) 必要と思われる配線部材、ケーブル、配線保護材等は全て受注者において用意すること。
(12) 納入後、速やかに取扱説明を実施することとし、日本語による各機器の取扱説明書及び
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音響システム構成図を納入すること。
(13) 作業後の梱包材等の不用品については受注者において撤去処分を行うこと。
(14) 納入後一年間を保証期間とし受注者の責任において無償で保守メンテナンスを行うこと。
4.納入場所:東京都渋谷区西原 2-49-10
独立行政法人
製品評価技術基盤機構
本館 1F
NITE スクエア
5.納入期限
平成 28 年 3 月 25 日(金)
6.一般適用事項
(1)
作業日は担当職員と協議の上、決定すること。
(2)
作業時間は原則として、10:00 から 17:00 とすること。
(3)
納入作業は安全かつ確実に行い、職員及び来客等の通行に支障のないよう特に注意する
とともに、既存設備及び施設等に損傷を与えないように十分に注意し、損傷等を与えた
場合は受注者の責任において現状復帰すること。
(4)
納入作業を適切に実施する品質管理体制を有し、現場責任者、作業員に不足が生じない
ようにすること。
(5)
関係法規を遵守すること。
(6)
安全、衛生及び防火、防犯に努めること。
(7)
故意又は過失による損傷は補償すること。
(8)
現場責任者、作業員は、全て日本語によるコミュニケーションが可能なこと。
(9)
その他、本仕様書に明記されていない疑義等については、担当職員と協議の上実施する
こと。
7.秘密の保持
受注者は本契約に関して、機構が開示した情報(公知の情報等を除く。)を法律に基づく場
合を除き、本契約の目的以外に使用又は第三者に開示若しくは漏えいしてはならないものとし、
そのために必要な措置を講じなければならない。
以上
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