応用数学(幾何)

関西大学総合情報学部 授業計画 2015
〈C〉
応用数学(幾何)
(春学期 2単位)
伊達 悦朗
Applied Mathematics (Geometry)
■授業概要
■授業時間外学習
平面、空間の分割という基本的な、あるいは当た
各回の復習をすること。
り前と思われる問題にひそむ数学に関する話題を、
関連する数学、たとえば、グラフ理論、閉曲線の巻
■成績評価の方法
き数、非ユークリッド幾何などについて解説しつつ
定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポー
採り上げていく。
ト等)で総合評価する。
授業内試験(50%)とレポート(50%)により評
■到達目標
価する。
採り上げる数学の考え方に慣れること。
■成績評価の基準
■授業計画
とりあげた内容、定理の理解をみる。
以下の様な項目について説明する予定である。そ
れぞれ一回ないし二回の授業をあてる。
1.デーンの定理
■教科書
適宜資料を配布する。
2.電気回路
3.グラフのコホモロジー
4.オイラーの定理
■参考書
『分割の幾何』
(日本評論社)砂田利一
5.平面閉曲線の巻き数
6.ユークリッド幾何における面積
■備考
7.非ユークリッド幾何における面積
できれば、
基礎数学(解析)
、
基礎数学(線形代数)
8.多面体の体積
を履修していることが望ましい。
9.多角形・多面体の分割合同
10.ユードクソスの方法
11.デーンの定理2
─ 158 ─
関西大学総合情報学部 授業計画 2015
(デジタルパンフレット版)