News Release 平成 27 年4月 14 日 平成 27 年度における「食品中の放射性物質」を始めとした食品安全に関する リスクコミュニケーション等の取組について 消費者庁では、各地域の地方自治体等が、「食品中の放射性物質」を始めと した食品安全に関する講演会・説明会等を主体的に実施する場合、消費者庁で その実施を支援することとし、その具体的な支援内容をとりまとめ、各自治体に通 知しましたのでお知らせいたします。 本件に関する問合せ先 消費者庁消費者安全課 石川、石亀、大浦、野田、栁田 TEL : 03(3507)9280 FAX : 03(3507)9290 URL : http://www.caa.go.jp Mail : [email protected] -1- 消 安 全 第 1 0 7 号 平 成 2 7 年 4 月 9 日 各都道府県・各政令指定都市 消費者行政担当課長 殿 消費者庁消費者安全課長 尾原 知明 平成 27 年度における「食品中の放射性物質」を始めとした食品安全に関する リスクコミュニケーション等の取組について(お願いとお知らせ) 各地方自治体におかれましては、日ごろより食品等に関する消費者の安全・安心 の確保のため、積極的な取組を進めておられますことに心から敬意を表します。 1 消費者庁のこれまでの取組み 消費者庁では、東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事故を 踏まえ、平成 23 年度から「食品中の放射性物質」に関する情報提供とリスクコミュニケ ーションの推進に重点的に取組んでいます。 情報提供に関しては、消費者が疑問や不安に感じる事柄を分かりやすく解説した 冊子「食品と放射能Q&A」(現在第9版)を提供しているほか、各種情報や資料等を ホームページで公表するなどしています。 また、リスクコミュニケーションの推進に関しては、関係府省をはじめ地方自治体や 各種の団体等と連携を図り、消費者と専門家が共に参加する意見交換会(シンポジウ ム等)を、開催地の実情に合わせた形式で 417 回(平成 23 年度 45 回、24 年度 175 回、25 年度 99 回、26 年度 98 回)開催しています。 -2- 2 平成 27 年度におけるリスクコミュニケーションについての協力・支援 (1) 消費者庁では、平成 27 年度においても、食品中の放射性物質に係る風評被害 の実態等を踏まえ、リスクコミュニケーションの推進に係る施策を総合的に講じるこ とにより、消費者が正確な情報を得て食品に係るリスクの現状を理解し、自らの判 断で主体的な消費行動を行うことが重要であると考えます。 このため、「食品中の放射性物質」に関するリスクコミュニケーションの取組を継 続し、これまで同様、地域の消費者団体等が「食品中の放射性物質」に関する講 演会等を開催する場合には、一定の協力・支援を行う予定です。 (2) 平成 27 年度においては、(1)に係るもののほか、食品安全全般や「食肉等の生 食」、「農薬」等の個別の食品等のリスクに関するテーマについても同様に、一定 の協力支援を行う予定です。具体的な取組等については、今後更に検討を進め て参ります。 平成 27 年度においても各地域においてリスクコミュニケーション等の開催の取組を検 討される場合には、下表の内容を参考に、担当者に十分な時間的余裕を持ったうえで、 前広にご相談くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 (次頁あり) -3- ○ 平成 27 年度における消費者庁の主な協力・支援内容 当庁との共催の場合 団体主催の場合 講師への旅費及び諸謝金を、 講師 当庁の内規に従い一部又は全 外部講師紹介 部負担 (当庁職員の派遣も可能) (当庁の職員の派遣も可能) 会場借料 一部(又は全部)の負担が可能 - その他 「食品と放射能Q&A」の配布等 ・「食品と放射能 Q&A」の提供等 (注) 1 旅費及び諸謝金は、「平成 27 年度諸謝金の使用基準(各府省申し合わせ事 項)」に従い算出した金額となります。 2 共催の場合の講師の人選は、当庁と協議してください。 3 当日の議題によっては、当庁の職員が講師を務めることもできます。 4 開催日まで十分な時間が確保されない等の理由で、ご希望に添えない場合も 想定されます。ご希望の日時等については、余裕を持ってご相談願います。 本件に関する問い合わせ先 消費者庁 消費者安全課 石川、石亀、野田、栁田 TEL : 03(3507)9280(直通) Mail to : [email protected] -4-
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