平成26年度 日本学生支援機構奨学金 「特に優れた業績による返還免除」 申請のてびき 申請を希望される方は、このてびきを熟読のうえ申請してください。 ○特に優れた業績による返還免除制度 大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、在学中に特に優 れた業績を挙げた者として日本学生支援機構(以下、「機構」という。)が認定 したものには、その奨学金の全額又は半額の返還を免除される制度です。 各年度の返還免除総数は、当年度に第一種奨学金の貸与が終了する者の 100 分の 30以下となっています。 ○対象者 平成16年度以降の大学院第一種奨学金採用者で、平成2 6年度中に貸与が終了 する者(満期・辞退・退学等含む)。 注)早期修了や学術振興会特別研究員採用により第一種奨学金の貸与が途中で 終了する者についても対象となります。申請を希望する場合は、各学府の申 請窓口で申請期間前に必ず相談してください。 ○申請方法 この申請のてびきを熟読のうえ、各学府の申請期間内に、必要書類を提出し てください。 ○返還免除者の選考・決定 返還免除を申請した者の中から、選考を行い「返還免除候補者」として機構 へ推薦する者を決定します。そして、大学から推薦された者を、機構が「特に 優れた業績による返還免除者」の認定(全額免除者及び半額免除者の決定)を 行います。 ○選考結果 返還免除となった場合、6月中旬頃に機構から免除になった旨本人宛てに文 書で通知されます。 担当:学務部学生支援課奨学金係 TEL:092-802-5931・5932 -1- 目次 Ⅰ 申請するにあたって … P3 Ⅱ 申請要領 … P4~P9 Ⅲ 学府別申請期間等一覧 … P10~P11 Ⅳ よくある質問 … P12 -2- Ⅰ 1) 申請にあたって 申請条件を確認しましょう 下記3点すべてを満たす学生のみが対象です。 □ 平成26年度中に日本学生支援機構第一種奨学金の貸与が終了(満期や 辞退など)する大学院生 □ 返還誓約書を不備不足なく提出済み (返還誓約書を提出していない学生は担当係へ連絡ください。) □ リレー口座手続の加入手続完了済み 2) 事前に指導教員に相談しましょう 申請を希望する学生は、指導教員に必ず事前に相談しておきましょう。 教育研究活動の成果を提出することが必須条件となりますので、指導教員の 推薦が必要となります。 3) 不明な点は担当係に相談しましょう この「申請のてびき」を熟読して不明な点があれば、担当係に相談しましょ う。 また、担当係から追加で書類の提出を求めたり、申請内容についての照会を することがあります。 あらかじめ、ご理解とご協力をお願いします。 -3- Ⅱ 申請要領 提出書類は大きく分けて3つです。各学府の期間・場所(P10~P11参照) に提出してください。 ただし、学府によっては独自の追加書類を設けていることがありますので、 ご注意ください。 提出した書類の返還には、一切応じることができません。 ① 「業績優秀者返還免除申請書」 →詳細P5~P6 所定の様式をダウンロードして、表と裏を必ず両面印刷してください。片 面ずつを貼り付けての提出は認められません。 (ダウンロードURL) http://www.kyushu -u.ac.jp/st udent/life/s chol arship/jasso-scho larship.php ② 業績を証明する資料 →詳細P7~P10 申請書(上記①)中のオモテ面「教育研究活動等の業績」で○を付けた項 目はウラ面「特に優れた業績の要旨」にその内容を記載し、それを証明する 資料を必ず添付してください。 但し、「授業科目の成績」を証明する成績証明書については、担当係で手 配しますので、提出する必要はありません。 ③ 上記、①及び②を全てコピーしたもの1部 -4- →詳細P10 提出物①:「業績優秀者返還免除申請書」 以下の点に注意して記入してください。ボールペンで記入しても構いません が、ダウンロードしたエクセルファイルに直接打ち込んだ方が、内容を修正す る場合に便利です。 また、記入例もダウンロードできるようになっていますので、参考にしてく ださい。 なお、用紙の貼付、別紙の添付は認められません。 ・日付 担当係へ書類提出時の日付を記入してください。 ・大学院名 「九州大学大学院」と記入してください。 ・研究科名・専攻名 研究科名を学府名と読み替えてください。 専攻がある場合は、必ず専攻名も記入してください。 ・奨学生番号 提出した返還誓約書の本人控えに記載されている番号(「6」からはじまる番 号)を記入してください。 誤りのないように、必ず確認して記入してください。 ・氏名 印鑑は認印で構いませんが、シャチハタ印は認められません。 ・現住所 現在あなたが住んでいる住所を記入してください。 -5- ・卒業後の連絡先 「同上」との記入は認められません。 住所が確定していない場合は、実家の住所を記入してください。 今後、機構から直接あなた宛に通知がある場合、この住所に郵送されます。 卒業後に変更があった場合は、必ず転居届(「返還のてびき」のP50)を機 構に提出してください。 ・大学院における研究課題等 研究題目(テーマ等)とその概要を記入してください。 ・教育研究活動等の業績 あなたが「特に優れている」と思われた項目に○を付けてください。 ○を付けた項目については、それを証明する資料を必ず添付しなければなり ません。 (詳細はP7~) ・特に優れた業績の要旨 「教育研究活動等の業績」で○を付けた項目について、800字程度で説明 してください。必ずこの様式に記入してください。別紙参照は認められません。 ここに記入した内容については、それを証明する資料を添付しなければなり ません。(詳細はP7~) また、箇条書き等(記入例 様式1-1裏)で見やすくしたり、その業績を 証明する添付資料と対応する番号を付すなど、第三者にもわかるよう工夫して ください ・返還誓約書の提出について 必ずどちらかに○を付けてください。 返還誓約書の提出は必須です。 本来の貸与終期が平成26年度中ではない学生(システム生命科学府所属で、 2年間で退学する場合等)は、異動届「辞退」を担当係に提出してください。 リレー口座の加入手続が必要です。 -6- 提出物②:業績を証明する資料 以下2つの条件を満たさなければ、 「業績を証明する資料」として添付できま せん。 条件1.奨学金貸与期間中における業績であることが、客観的に分かる 年月日とあなたの名前がわかるように、必ずマーカーで印を付けてく ださい。 貸与期間以外(修士学生は学部時、博士学生は学部・修士時)の業績 は、認められません。 条件2.専攻分野に関連した、教育研究活動の成果である 趣味やサークル活動での業績は、認められません。 「教育研究活動等の業績」項目 それを証明する資料等(例) 1.学位論文その他の研究論文 ・学位論文 表紙(タイトル、本人氏名、押印、指 導教員署名、押印、日付) 内容(概要又はアブストラクト等) ・学術論文 表紙、目次、内容 ・学会発表 表紙、目次、内容 ・学会での表彰 表彰状等 2.大学院設置基準第16条に定める特 本学では、芸術工学府及び統合新領域学 定の課題についての研究の成果 府の一部のみ該当 3.大学院設置基準第 16条の2に定める 成績証明書(提出不要) 試験及び審査の結果 ※成績証明書に当該結果が反映されない 場合は、要相談) 4.著書、データベースその他の著作物 ・表紙、目次、内容 5.発明 ・出願資料、登録ナンバー等 6.授業科目の成績 ・成績証明書(提出不要) 7.研究又は教育に係る補助業務の実績 ・TA、RA等の採用通知の写し 8.音楽、演劇、美術その他芸術の発表 ・表彰状等 会における成績 -7- 9.スポーツの競技会における成績 本学では該当しません 10.ボランティア活動その他の社会貢 ・新聞記事 献活動の実績 ・表彰状等 1.学位論文その他の研究論文 学位論文の場合は、表紙(タイトル、本人氏名、押印、指導教員署名、押印、 指導教員に提出した日付)と内容(概要、アブストラクト)を提出してくださ い。 学術論文の場合も、表紙(雑誌名、発行巻数等のわかるもの)、目次、内容等 のコピーを提出してください。 共同発表等の場合は申請を認めない学府もあります。指導教員に相談してく ださい。 学会発表の場合は、プログラムの表紙(ネット登録の場合も、日時、学会名、 場所のわかるもの)、目次、内容(概要、アブストラクト等プログラムに掲載さ れている部分)等のコピーを提出してください。 共同発表等の場合は申請を認めない学府もあります。指導教員に相談してく ださい。 学会発表等で表彰された場合は、年月日のわかる表彰状等のコピーを提出し てください。 3.大学院設置基準第 16条の2に定める試験及び審査の結果 成績証明書は担当係で手配しますので、提出不要です。 但し、申請書中のオモテ面「教育研究活動等の業績」で「大学院設置基準第 16条の 2に定める試験及び審査の結果」に○をつけた場合は、ウラ面「特に優 れた業績の要旨」にて、特に優秀だと思う内容について説明してください。 なお、当該試験及び審査の結果が成績証明書に反映されていない場合は、担 当係に相談してください。 -8- 4.著書、データベースその他の著作物 「著書」に該当するか(学術論文との違い)に注意してください。指導教員 に相談してください。 データベースの場合は、担当係に相談してください。 5.発明 特許・実用新案特許・発明の場合、登録日や登録番号等のわかるものを提出 してください。 登録された発明者等が、指導教員や大学になっている場合は、あなたがそれ に関わったことが分かる証明が必要になります。担当係に相談してください。 6.授業科目の成績 成績証明書は担当係で手配しますので、提出不要です。 但し、申請書中のオモテ面「教育研究活動等の業績」で「授業科目の成績」 に○をつけた場合は、ウラ面「特に優れた業績の要旨」にて、特に優秀だと思 う内容について説明してください。 7.研究又は教育に係る補助業務の実績 TA、RA発令等の用紙のコピーを提出してください。 万一紛失した場合は、採用された学府の庶務担当係(又は学生係)に相談し て、証明書を発行してもらってください。 また、私立学校等での補助業務の実績については担当係に相談してください。 8.音楽、演劇、美術その他芸術の発表会における成績 専攻分野に関連した、教育研究活動の成果しか認められません。 -9- 10.ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績 上記7.と同様、専攻分野に関連した、教育研究活動の成果しか認められま せん。 新聞記事等とあなたの名前がわかるものを提出してください。 顔写真だけでは、あなたの業績であるかどうかは客観的に判断できません。 担当係に相談してください。 ボランティア活動を行っていたことを、主催者等本人以外の第三者が証明ま たは評価しているものが確認できない場合は業績として認められません。 提出物③:提出物①及び②を全てコピーしたもの 提出する書類すべてのコピーを、A4両面コピー等でまとめて同時に提出し てください。 よって、提出するものは、 ①「業績優秀者返還免除申請書」 ②「業績を証明する資料」 ③「業績優秀者返還免除申請書」と「業績を証明する資料」のコピー になります。 機構から大学へ照会があった際、回答するために使用する大切なものです。 不足がないよう注意してください。 Ⅲ 学府別申請期間等一覧 学府名 申請場所(担当係) 人文科学府 貝塚地区教務課 学生第一係 人間環境学府 法学府 法務学府 経済学府 システム生命科学府 学務部学生支援課 箱崎地区学生支援係 (本部第2庁舎2階) 理学府 理学部等学生係 数理学府 地球社会統合科学府等 - 10 - 申請期間 1月15日(木)~ 2月9日(月) 1月14日(水) ~ 1月30日(金) 2月12日(木)まで 2月2日(月)~ 事務部大学院係 2月13日(金) 生物資源環境科学府 農学部学生係 1月5日(月)~ 1月30日(金) 医学系学府(医学) 医系学部等事務部学務課 医学大学院係 1月13日(火)~ 2月9日(月) 医学系学府(保健学) 医系学部等事務部学務課 保健学学生係 12月19日(金)~ 1月30日(金) 歯学府 医系学部等事務部学務課 歯学学生係 12月17日(水)~ 1月13日(火) ※この期間に歯学府独自の 様式で事前受付を行います ので、歯学学生係窓口に問い 合わせください。 薬学府 医系学部等事務部学務課 薬学学生係 1月29日(木)~ 2月11日(水) 地球社会統合科学府・比 較社会文化学府 地球社会統合科学府事務 部大学院係 2月2日(月)~ 2月13日(金) 芸術工学府 芸術工学部学務課学生係 1月20日(火)~ 1月28日(水) 総合理工学府 筑紫地区事務部教務課学 生支援係(申請書類は事前 1月6日(火)~ 1月29日(木) 確認終了後、所属専攻事務室 へ提出) 工学府 工学部等事務部教務課 学生支援係 1月23日(金)~ 1月29日(木) システム情報科学府 工学部等事務部教務課 学生支援係 1月30日(金)~ 2月5日(木) 統合新領域学府 ○オートモーティブサ イエンス専攻:工学部等 教務課統合新領域係伊 都事務室 ○ユーザー感性学専攻 /ライブラリーサイエ ンス専攻:工学部等教務 課統合新領域係箱崎事 務室 1月14日(水)~ 1月29日(木) - 11 - *申請が無かった者は、返還免除申請を辞退したものとして取り扱います。 *提出期限までに、不備や不足の無いように提出してください。 Ⅳ よくある質問 Q)業績の数が多い方が有利になるのか? A)申請は担当係で受け付けますが、審査は各学府の選考委員会で判断します。 指導教員に相談してください。 Q)投稿中の論文は業績としてあげられるか? A)申請しても構いませんが、各学府の選考委員会で判断します。 Q)医学の専門職課程に在籍しているが、学会発表も論文もほとんどないため、 不利になるのか? A)課程毎(修士、専門職、博士)、学府毎に各学府の選考委員会で選考されま す。他の課程・学府と比べて不利になることはありません。 - 12 -
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