小豆っこ誕生プロジェクト 2015 年度 出生祝いのグリーティングカード 小豆島町 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 小豆っこ誕生プロジェクトとは、 小豆島町が子どもの誕生に感謝し、未来を応援したいという想いから立ち上げた プロジェクトです。 このグリーティングカードは、島の子どもたちと小豆島に縁のあるアーティスト がつくりました。みんなからの 生まれて来てありがとう の気持ちがいっぱい つまったカードです。 ご家族の想いとともに赤ちゃんに届きますように・・・ 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 年度 出生祝いのグリーティングカード ワークショップ企画:岡村美紀/デザイン:赤井佑輔/制作:小豆島町 1 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 出生祝いのグリーティングカード 箱の中には、グリーティングカードが入っています。 お子さまが誕生した時の気持ちや、名前に込めた想い、お子さまへの願いなど ご家族からのメッセージを書いて、大切な節目にプレゼントしてあげてください。 カードが入った箱は、小豆島町の母子健康手帳などが入るサイズとなっています。 お子さまがこれから成長する過程で生まれた思い出の品や大切なもの、大きく なったら見せてあげたいものなどを保管できる箱としてお使いください。 2 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 グリーティングカードができるまで ① ∼ 小豆島の風景を写真撮影 ∼ 2014 年、グリーティングカードづくりのためのワークショップを 2 回ひらきました。 第 1 回目は、島の子どもたちと画家で小豆島町地域おこし隊の岡村美紀さんといっしょに、 これから誕生する未来の子どもたちに見せたい小豆島の風景写真を撮影しました。 オリーブ公園、地蔵埼灯台、中山千枚田、吉田ダムをみんなで周りました。 3 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 グリーティングカードができるまで② ∼ 撮った写真にデコレーション ∼ 第 2 回目のワークショップでは、再び島のこどもたちと岡村美紀さんが集まり、 第 1 回ワークショップで撮影した写真に、絵を描いたり、紙を切ったり貼ったり しながらデコレーションをしました。 4 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 グリーティングカードができるまで③ ∼ デザインから完成まで ∼ 2 回のワークショップで出来た子どもたちの作品をグリーティングカードにする ために、デザインを担当したのはグラフィックデザイナーの赤井佑輔さんです。 町のお父さん・お母さんや保健師さんなど、いろいろな人にアドバイスをもらい ながら、カードそのものだけでなく贈りものとして全体のデザインを考えました。 カードにはご家族から生まれて来たお子さまへの想いが書き込むことができるよ うにしました。カードの入った箱には、お子さまへの思い出の品や母子健康手帳 などを保管できるようなかたちにしました。 こうして、たくさんの島内外のみなさんに協力をいただき、グリーティングカードは 完成しました。 5 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 カードづくりに関わったアーティスト、デザイナー の紹介 ⃝ ワークショップ企画 岡村美紀 ( おかむら・みき ) 画家・小豆島町地域おこし協力隊 1990 年奈良県生まれ。2009 年京都造形芸術大学美術工芸学科洋画コース入学、2013 年総合造形ゼミ卒。 動物行動学や生態学の研究などを参考に、自然界とヒトの関係性を、絵画を中心としたアニメーション、イ ンスタレーションで表現する。また、瀬戸内国際芸術祭 2013 のヤノベケンジとのコラボ作品《小豆島縁起 絵巻》の制作を機に小豆島に移住。自身の作品制作を行いながら、地域のコミュニティや文化を継続、発展 させるための活動を行っている。同年 11 月に《絵画教室 MIKI STUDIO》開講。 2015 年度より旧 JA 草壁支店を拠点に、同じく小豆島町地域おこし協力隊で、写真家のパトリック・ツァイ とともに子どもたちの絵画教室などを開く「Blue Sheets Laboratory( ブルーシーツラボラトリー )」を展開する。 ⃝ デザイン 赤井佑輔 ( あかい・ゆうすけ ) デザイナー 1988 年生まれ奈良県出身。2011 年、京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業。卒業後まもなく graf へ 入社しグラフィックデザイナーとして活動、2014 年に独立し paragram を設立。大阪を拠点に活動中。 瀬戸内国際芸術祭 2013 では、小豆島町馬木の旧山吉邸母屋を中心に展開した「小豆島カタチラボ」に参加した。 6 小豆っこ誕生プロジェクト 2015 赤ちゃんがすくすく育ちますように・・・ 7
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