サマリー版

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2015年第1四半期リーグテーブル M&A
LEAGUE TABLES
M&A
要約版
2015年 第1 四半期
超大型案件をはじめ、
沸き立つ中国市場
日本の大企業による海外M&A が進展
を 記 録 し た。他 方 で オ ー ス ト ラ リ ア /
前年同期比のほぼ二倍の1751億米ドル
バー グ が 集 計 し た デ ー タ を も と にM&A
ニュー ジ ー ラ ン ド のM&A 取 引 総 額 は
﹁リ ー グ テ ー ブル M&A﹂で は、ブルー ム
のレビューとアドバイザー・ランキングを
公益事業
テクノロジー
工業
金融
エネルギー
多角経営
消費︵景気循環型︶
消費︵非景気循環型︶
通信
8,074.66
素材
複数企業
%増の368億 米ドル、日本のM&A
取引総額(100万米ドル)
同
欧州・中東・アフリカ(EMEA)
$20
41,705.27
紹介する。引き続き中国企業によるM&A
$40
アジア太平洋
% 増 の 54 3 億 米 ドル
8,500.57
ピレリ
取引総額は同
15,125.14
が 活 発 だ が、海 外 企 業 買 収の動 きに力 を
ボール
だった。
レクサム
入れ始めた日本企業の動向にも注目したい。
和記黄埔(ハチソン・ワンポア)
中国は依然としてアジア太平洋地域での
17,246.62
第1四半期の概況を紹介する。
買 収 活 動 の トップ を 走 る 。 香 港 も 後 に
続いている 。 同 地 域 で 史 上2 番 目 の大 型
11,199.79
中国海外発展(チャイナオーバーシーズランド&インベスト) 中国建築
取 引 と なった 、 長 江 和 記 実 業︵CKハチ
テレフォニカUK
テレフォニカ
ソン・ホールディングス︶による 和 記 黄 埔
417億米ドルに上り、今期の大 中 華 圏の
アジア太平洋 M&A
中国・香港が市場をけん引
取引総額に大きく寄与することとなった。
︵ハチソン・ワンポア︶買 収 は、取 引 額 が
プライベート・エクイティが活発に
太 平 洋 企 業の資 本 が海 外に流 出 する傾 向
エナジー・
トランスファー・パートナーズ
$0
売却側
買収側
第1四半期も、買収意欲の旺盛なアジア
2015年 第 1 四 半 期︵1∼3 月 期︶の
が続 き、対 外 投 資 は前 年 同 期 比
%増 の
ア ジア 太 平 洋 地 域 に お け るM&Aの 平 均
% 減 の167 億
リージェンシー・エナジー・パートナーズ
$10
8,267.50
ターゲット
合計690億米ドルに拡大した。
一方、海外
からの対 内 投 資 は 同
米ドルまで落ち込んだ。金額ベースで最も
オ ーバー シ ー ズランド&イ ンベスト︶への
19,821.99
$30
取引総額(100万米ドル)
売却側
買収側
ターゲット
取引金額は、前年同期の7960万米ドル
%増の1億560万 米ドルとなり、
過 去 最 高 額 を 記 録 し た。取 引 総 額 は28
買 収の標 的 となった業 種は金 融 業︵689
から
%の増 加
億 米 ドル︶で、同 地 域 全 体 の 取 引 総 額 の
08億 米 ドルと 前 年 同 期 比 で
%
と なった。取 引 件 数 は 前 年 同 期 比 で
% を 占 め た。同 業 種 で 最 大 の 取 引 は、
が多かった。
112億米ドルの第三者割当だった。
中 国 建 築 に よ る 中 国 海 外 発 展︵チャイ ナ
地 域 別 に 見 る と、 大 中 華 圏 がア ジア
第1四半期は前年と比べてプライベート・
見ると、今期はここ5年間で最も取引件数
太 平 洋 地 域 内 で も 最 高 取 引 総 額 と な る、
55,422.87
アッヴィ
$50
ハインツ
ファーマサイクリックス
$60
クラフトフーズグループインク
66
2014
2013
$80
北中南米
$70
取引総額(100万米ドル)
売却側
買収側
ターゲット
79
アダニ・エンタープライゼス
株主
アダニ・ポート・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーン
33
◆第 1 四半期 業種別取引総額(10 億米ドル)
◆M&A 取引レビュー/被買収企業地域別トップ取引
61
24
56
増加の2658件となり、四半期ベースで
17
長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)
和記黄埔(ハチソン・ワンポア)
33
1.33
10.75
日本公表案件(案件数順)
長島・大野・常松法律事務所
1
3.05
1,657.53
25
2
11.92
-8.87
森・濱田松本法律事務所
2
20.62
11,211.42
18
1
17.26
3.36
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
3
1.77
960.3
16
4
2.87
-1.1
あさひ、ハーバート・スミスフリーヒルズ
30
グ ス、三 井 住 友 フィナンシャルグルー プ、
4
なった。日本郵政のトール・ホールディングス
6,570.65
エク イティ会 社による買 収 活 動が加 速し、
12.08
が 上 位 3 位 を 占 め た 。 案 件 数 順 で は、
3
み ず ほ フィナ ン シャルグ ルー プ が ラ ン ク
ハーバート・スミスフリーヒルズ
買 収 や 旭 化 成 に よ る ポ リ ポア・インタ ー
-6.51
取引総額は前年同期の258億米ドルから
3.36
24.15
長島・大野・常松、森・濱田松本、アンダー
17.26
1
インした。
2
11
ナ ショナ ル 買 収 な ど 、 今 期 は 大 企 業 を
18
9,590.22
264億米ドルに増加した。プライベート・
11,211.42
17.64
ソン・毛 利・友 常 法 律 事 務 所 がランク イン
20.62
2
法 務アドバイザー・ランキング︵年 初 来
1
西村あさひ法律事務所
中心に買収が発表された。
森・濱田松本法律事務所
エクイティ会社に最も標的とされた業種は
28
8
5.6
35.14
17,434.74
32
4
16.82
15.24
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
3
27.73
15,077.88
9
22
1.01
26.72
日本公表案件(案件数順)
15.24
日本公表案件(金額順)
◆M&A 法務アドバイザーリーグテーブル
となった。
2014
累計取引総額︶では、森・濱田松本、西 村
◆M&A 財務アドバイザーリーグテーブル
野村ホールディングス
1
32.07
17,434.74
32
3
16.82
三井住友フィナンシャルグループ
2
7.16
3,894.55
31
1
10.66
-3.5
みずほフィナンシャルグループ
3
40.74
22,151.77
28
2
5.6
35.14
工 業 で、取 引 総 額 は 108 億 米 ド ルと
22,151.77
32.07
日本企業による海外進出の傾向続く
日本公表案件(金額順)
億米 ドルに上 るIFMインベス
に対 す る日本 生 命 保 険 と 第一生 命 保 険 に
40.74
2
なった。
案件含む︶の取引総額は 億米ドル、案件数
件 だった。2014年 第4四 半 期︵
ト ー ル・ホ ー ルディン グ ス 買 収 案 件 と、
よる 出 資 提 案 な ど も 控 え て お り、銀 行
累計取引総額︶では、みずほフィナンシャル
1
野村ホールディングス
国内の金融機関再編も継続か
億 米 ド ルと なった。一方、
米ドルの約4割に相当する。
超 え のプレミアムを 付 け た 案 件 は 前 年の
は
月︶に 報 じ ら れ た 鹿 児 島 銀 行 と 肥 後
伊藤忠とチャロン・ポカパングループによる
再編の動きが続いている。
5 億 米 ド ル以 下 の 案 件 となった。
グループ、野 村ホールディングス、バンク
みずほフィナンシャルグループ
ター ズ に よ るITRコンセッションの買 収
が工業セクターの取引総額を押し上げた。
件 で、金 額 は 前 年 同 期 比
海 外 企 業 から日本 企 業への投 資 件 数 は
前 年 同 数の
・ %減の
は3 9 8 億 米 ド ル︵前 年 同 期 比 ・ %︶
太 平 洋 へ の 投 資 が 5 割 以 上 を 占 め た。
となった。
EBITDA倍率の中央値は前年
今期報じられた提案案件︵協議中、売出
0 件 か ら1 件 に 増 え、取 引 件 数ベー スで
∼
中 国 中 信︵C I T I C ︶への 出 資 の2 件
財 務アドバイザー・ランキング︵年 初 来
業 種 別 比 較 で は工 業 業 界 が191億 米
オブアメリカ・メリルリンチが上位3位を
シェア
変化率(%)
シェア
(%)
順位
日 本 企 業 か ら 海 外 企 業への 投 資 は 前 年
工業セクターの案件が増加
だった。投 資 金 額 を タ ー ゲット 地 域 別 に
日本 M&A
同 期 比9・ %増の172件 となり、金 額
大企業による買収も多く
見ると、アジア太平洋と北米及び欧州への
投 資 が ・ % と な り、中 で もア ジア
の681 件 に 留 まった も のの、 取 引 総 額
これは、第1四半期の総取引金額543億
第1四半期の案件数は前年比6・ %増
は前年同期比 ・1%増 の543億 米 ドル
の7・ か ら ・ へ増 加 し た 。100%
%レンジ内のプレミアムに案件
︲
銀 行の事 業 統 合 は3月
・
が集中した。
至った。その他、りそなホールディングス
日に合 意に
億 米 ドルを 超 え る 案 件 は 日 本 郵 政 の
となり、第1四半期総案件数の ・ % が
億 米ドルで あった
ドルでトップとなり、
占めた。案件数順では、野村ホールディン
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bloomberg.com bloomberg.co.jp
2014
2015
2015年1月1日∼2015年3月31日
シェア
変化率(%)
シェア
(%)
シェア
変化率(%)
シェア
(%)
順位
案件数
取引金額
シェア
変化率(%)
シェア
(%)
順位
取引金額
97
03
順位
取引金額
24
案件数
USD(100万米ドル)
20 47
55
98
案件数
USD(100万米ドル)
シェア
(%)
2014
2015
2015年1月1日∼2015年3月31日
取引金額
案件数
USD(100万米ドル)
順位
72
2013
2015
2015年1月1日∼2015年3月31日
66
10
62
USD(100万米ドル)
シェア
(%)
順位
アドバイザー
10
シェア
(%)
05
12 30
シェア
(%)
アドバイザー
27
順位
アドバイザー
57
95
13
順位
アドバイザー
50
昨 年 と 比べる と 1 51・ % の 大 幅 増 と
76
32
2015
2015年1月1日∼2015年3月31日
37
57
93
25
01
50