米国経済見通し (総括) - ニッセイ アセットマネジメント

米国経済見通し (総括)
目先は、ドル高や原油安による企業マインドの鈍化で設備投資等を中心にやや足踏みが見込まれるものの、雇用所得環境の改
善やガソリン安による個人消費の堅調な動きを受けて、年間では年率+2%台後半での安定成長を予想します。
米国実質GDP 前期比年率寄与度
<景気後退の中盤>
・金融危機勃発による
信用機能の中断
・株価暴落⇒マインド委縮
<景気後退の終盤~底入れ>
・積極的な財政出動
(09年半ばから本格的な効果)
・金融緩和効果
<企業部門中心の回復局面>
・金融緩和効果(QEⅠ・Ⅱ) ・日本震災後のサプライチェーン正常化
・財政出動の効果
・インフレ緩和のプラス効果
・自動車販売好調
<3月末時点>
<緩やかな景気再回復>
・家計バランスシート調整の一巡
・住宅投資の緩やかな回復基調継続
・企業収益は持ち直し
<停滞>
・企業収益のピークアウト
・財政デフレ効果の本格化
・欧州債務問題の継続
・財政デフレ効果は漸減
・設備投資は持ち直し
・マクロ所得の伸びは緩やかなものにとどまる
ニッセイアセット予測
08/3Q
-1.9%
09/2Q
-0.5%
08/4Q
-8.2%
09/1Q
-5.4%
6%
09/4Q
+3.9%
09/3Q
+1.3%
10/2Q
+3.9%
10/1Q
+1.7%
11/2Q
+2.9%
10/4Q
+2.5%
10/3Q
+2.7%
11/1Q
-1.5%
11/4Q
+4.6%
11/3Q
+0.8%
12/2Q
+1.6%
12/1Q
+2.2%
12/4Q
+0.1%
12/3Q
+2.5%
13/2Q
+1.8%
13/1Q
+2.7%
13/4Q
+3.5%
13/3Q
+4.5%
景気後退期間
14/2Q
+4.6%
14/1Q
-2.1%
14/4Q
+2.6%
14/3Q
+5.0%
15/2Q
+2%台
15/4Q
+2%台
前半
15/1Q
+2%台
前半
後半
15/3Q
+2%台
後半
16/1Q
+2%台
後半
4%
2%
0%
-2%
純輸出
-4%
12年(実績)
13年(実績)
14年(実績)
15年(予測)
16年(予測)
-6%
-8%
08年
-10%
09年
10年
暦年GDP 4Q前年比
+2.3%
+1.6%
+2.2%
+3.1%
+2.4%
+2.5%
+2.8%
+2.6%
+2.8%
+2.8%
11年
政府支出
在庫投資
設備投資
住宅投資
個人消費
実質GDP(前期比年率)
12年
13年
14年
15年
出所:米商務省のデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
動しますので、これにより投資元本を割込むおそれがあります。ファンドによって投資対象資産や投資規制、投資対象国などが異なるため、リスクの内容や性質が異なります。また、投資信託のお申込時、保有期間中、およびご換金時には費用をご負担いただく場合があ
ります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料に記載されている各指数、統計資料等の著作権・知的財産
権その他一切の権利は、各算出先、公表元に帰属します。 ●当資料に記載されている内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更される場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身でご判断ください。
●当資料のグラフ・数値等は過去の実績であり、将来の市場環境の変動や投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。
米国経済見通し (企業部門)
【企業部門・設備投資】
企業の景況感を示す、ISM(※)製造業景況指数、同非製造業景況指数は、いずれも50超の水準を維持し、企業活動の拡大
持続を示唆しているものの、直近は製造業を中心に鈍化傾向が続いています(図表・左)。
設備投資も、緩やかな持ち直し傾向が続いてきましたが、ドル高や原油安を背景とした企業業績の伸び率低下と企業マイ
ンドの下押しを受けて、目先は一旦鈍化が見込まれます(図表・右)。なお、今後1年を通してみると、企業業績の改善と企業
の潤沢なキャッシュフローを背景に設備投資は緩やかな増加を予想します。
(※) 米国供給管理協会
【ISM製造業・非製造業景況指数】
(ISM製造業景況指数:2001/10~2015/3、月次) (ISM非製造業景況指数:2001/10~2015/2、月次)
70
【米企業売上と民間設備投資】
(%)
(2006/1~2015/1、月次)
20
ISM製造業景況指数
ISM非製造業景況指数
10
60
0
50
-10
40
-20
30
01/10
米企業売上(前年同月比)
03/10
05/10
07/10
09/10
11/10
13/10
-30
06/1
08/1
10/1
民間設備投資(前年同月比)
12/1
14/1
(年/月)
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
動しますので、これにより投資元本を割込むおそれがあります。ファンドによって投資対象資産や投資規制、投資対象国などが異なるため、リスクの内容や性質が異なります。また、投資信託のお申込時、保有期間中、およびご換金時には費用をご負担いただく場合があ
ります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料に記載されている各指数、統計資料等の著作権・知的財産
権その他一切の権利は、各算出先、公表元に帰属します。 ●当資料に記載されている内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更される場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身でご判断ください。
●当資料のグラフ・数値等は過去の実績であり、将来の市場環境の変動や投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。
米国経済見通し (家計部門)
【雇用】 企業業績の緩やかな回復で雇用環境は底堅く推移すると見られます。雇用増のペースは高水準が見込まれ、失業率
も一段と低下が予想されます(図表・左)。但し、原油安が関連産業の雇用へ悪影響を及ぼす可能性もあるとみています。
【消費】 株高や住宅価格持ち直しによる資産効果と雇用・所得環境の改善、ガソリン価格の低下などを背景に、個人消費は底
堅い動きが続いています。今後についても、賃金が伸び悩む中で消費の急拡大は考えにくいものの、雇用・所得環境の
緩やかな改善や資産効果の持続を背景に、個人消費は緩やかな増加を予想します(図表・右)。
(千人)
【非農業部門雇用者総数と失業率】
(2006/10~2015/2、月次)
600
400
200
11
8
10
6
9
0
(%)
(1998/1~2015/2、月次)
4
8
2
-200
7
-400
6
-600
非農業部門雇用者総数(前月比)(左軸)
-800
-1,000
06/10
【個人消費と平均賃金】
(%)
失業率(右軸)
08/10
10/10
12/10
14/10
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
0
5
-2
4
-4
(年/月)
個人消費(前年同月比)
平均賃金(前年同月比)
98/1
00/1
02/1
04/1
06/1
08/1
10/1
12/1
14/1
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
動しますので、これにより投資元本を割込むおそれがあります。ファンドによって投資対象資産や投資規制、投資対象国などが異なるため、リスクの内容や性質が異なります。また、投資信託のお申込時、保有期間中、およびご換金時には費用をご負担いただく場合があ
ります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料に記載されている各指数、統計資料等の著作権・知的財産
権その他一切の権利は、各算出先、公表元に帰属します。 ●当資料に記載されている内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更される場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身でご判断ください。
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米国経済見通し (住宅)
【住宅投資】 住宅販売は、2013年のローン金利上昇時の駆け込み需要の反動、寒波の影響や安価な住宅の在庫不足で一旦減速し
ましたが、2014年の春以降は緩やかな持ち直しの動きとなっています(図表右)。住宅価格の上昇率はやや鈍化傾向な
がら、住宅ローン金利は低水準にあり(図表左)、雇用・所得環境の改善を背景に、住宅の購入意欲は緩やかな回復が見
込まれます。住宅投資、販売は緩やかな回復基調を予想します。
(%)
8
【住宅ローン金利と住宅価格】
(住宅ローン金利:2001/1~2015/3、月次)
(住宅価格:2001/1~2015/1、月次)
(%)
7
20
40
10
20
(%)
【新築一戸建てと中古住宅販売件数、中古住宅販売在庫】
(百万戸)
(2006/9~2015/2、月次)
4.5
4.0
3.5
6
0
0
3.0
-20
2.5
5
-10
4
3
2.0
-20
米国住宅ローン30年固定金利(左軸)
-40
2
01/1
-30
03/1
05/1
07/1
09/1
11/1
13/1
15/1
-60
06/9
07/9
08/9
09/9
10/9
11/9
12/9
13/9
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
1.5
米国新築一戸建住宅販売件数 (前年同月比)(3ヵ月移動平均)(左軸)
米国中古住宅販売件数(前年同月比)(3ヵ月移動平均)(左軸)
米国中古住宅販売在庫(右軸)
S&P/ケースシラー都市部住宅価格指数(前年同月比)(右軸)
1.0
14/9
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
動しますので、これにより投資元本を割込むおそれがあります。ファンドによって投資対象資産や投資規制、投資対象国などが異なるため、リスクの内容や性質が異なります。また、投資信託のお申込時、保有期間中、およびご換金時には費用をご負担いただく場合があ
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米国経済見通し (物価)
【物価】 物価は全般的に非常に落ち着いた水準で推移しています。原油価格の下落を受けて、消費者物価指数が前年比で横ばい
程度まで鈍化していることに加え(図表・左)、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するPCEコアデフレーター(※)についても、
賃金上昇率の伸びが緩やかなものに留まると予想されることから、当面は低位での推移が予想されます(図表・右)。
(※)PCEデフレーター(Personal Consumption Expenditure Deflator):個人消費支出デフレーター。 消費者が購入する商品・サービス全般の
価格変化を示す指数。PCEコアデフレーターは、PCEデフレーターから変動の大きい食料及びエネルギーを除いた指数。
【消費者物価指数と原油価格】
6
(1996/9~2015/2、月次)
(%)
3
200
12
150
10
100
50
0
0
-50
総合消費者物価指数(前年同月比:左軸)
-3
96/9
02/9
05/9
(1971/1~2015/2、月次)
平均賃金(前年同月比)
PCEコアデフレーター(前年同月比)
8
6
4
2
0
原油価格(NY WTI:前年同月比:右軸)
99/9
【PCEコアデフレーターと平均賃金】
(%)
(%)
-100
08/9
11/9
14/9
71
76
81
86
91
96
01
06
11
(年)
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
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欧州経済見通し (総括)
緊縮財政の景気へのマイナス効果が続くものの、所得環境の持ち直しやユーロ安・原油安の効果等から、1%台半ばのプ
ラス成長まで回復すると予想します。
ユーロ圏実質GDP 前期比年率寄与度
<景気後退期>
・金融危機による信用機能の中断
・株価暴落⇒マインド委縮
・急速な在庫調整
<3月末時点>
<低成長継続>
・財政デフレ効果は低減
・失業率の緩やかな改善から個人消費は持ち直し
・輸出は新興国景気が減速するもユーロ安が下支え
・フランス・イタリアの構造改革の遅れなどから回復は緩慢
<急減速。再度景気後退入り>
・重債務国の金利急騰
・厳しい財政緊縮が景気の重し
・金融機関の信用問題
・グローバルマクロの減速
・インフレの悪影響
<景気底打ち~回復>
・財政出動、金融緩和が景気を下支え
・世界景気回復による外需の伸び
(ユーロ安が輸出を一段と押し上げ)
ニッセイアセット予測
09/1Q
-10.8%
08/3Q
-2.3%
08/4Q
-7.1%
4%
09/3Q
+1.2%
09/2Q
-1.1%
10/1Q
+2.0%
10/3Q
+1.3%
10/2Q
+4.1%
09/4Q
+1.8%
11/3Q
0.0%
11/1Q
+3.7%
10/4Q
+2.1%
11/2Q
+0.1%
11/4Q
-1.1%
13/1Q
-1.3%
12/3Q
-0.4%
12/1Q
-0.4%
12/2Q
-1.0%
12/4Q
-1.9%
景気後退期間
13/2Q
+1.3%
14/3Q
+0.6%
14/1Q
+1.2%
13/3Q
+0.6%
13/4Q
+1.0%
14/2Q
+0.3%
15/1Q
+1%半ば
14/4Q
+1.3%
15/3Q
+1%前半
15/2Q
+1%半ば
15/4Q
+1%前半
2%
0%
-2%
純輸出
政府消費支出
-4%
景気後退期間
在庫投資他
総固定資本形成
-6%
個人消費
実質GDP(前期比年率)
修正前見通し
-8%
-10%
-12%
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
出所:Datastreamのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
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権その他一切の権利は、各算出先、公表元に帰属します。 ●当資料に記載されている内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更される場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身でご判断ください。
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欧州経済見通し
ユーロ圏経済は、緊縮財政が引き続き景気へマイナスに働くものの、所得環境の改善や原油安による実質購買力上昇をうけた個人消
費の持ち直し、ユーロ安による外需の伸びでプラス成長を維持すると見ています。企業の景況感も、拡大縮小の境目である50を超えて回
復基調にあります(図表・左)。
債務問題への懸念は景気の持ち直しに伴い一旦後退しており、重債務国の国債利回りも低下基調が続いています(図表・右)。但し、ギ
リシャでは財政緊縮の緩和を求める新政権の誕生で、EU・国際通貨基金(IMF)の支援継続を巡り、市場の不安が再び高まる可能性が
あり、スペイン等でも政局が混乱する場合には、緊縮財政の実行力への懸念から金利が再び上昇する可能性もあると予想しています。
【欧州各国の10年国債利回り】
【欧州各国の景気指数】
(2006/3~2015/3、月次)
70
欧州各国の景気指数(PMI製造業)
(%)
(2010/2/1~2015/3/31、日次、ギリシャ:債務再編により2012/3/9まで)
20
(%)
40
フランス
イタリア
60
ポルトガル
15
30
スペイン
ドイツ
10
50
40
ユーロ圏
ドイツ
フランス
イタリア
5
30
06/3 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
20
ギリシャ(右軸)
10
0
0
10/2
11/2
12/2
13/2
14/2
15/2
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメント作成
ご留意いただきたい事項 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の 勧誘を目的とするものではありません。●投資信託は値動きのある資産を投資対象としており、基準価額は変
動しますので、これにより投資元本を割込むおそれがあります。ファンドによって投資対象資産や投資規制、投資対象国などが異なるため、リスクの内容や性質が異なります。また、投資信託のお申込時、保有期間中、およびご換金時には費用をご負担いただく場合があ
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権その他一切の権利は、各算出先、公表元に帰属します。 ●当資料に記載されている内容は作成日現在のものであり、今後予告なく変更される場合があります。投資に関する最終決定はお客様ご自身でご判断ください。
●当資料のグラフ・数値等は過去の実績であり、将来の市場環境の変動や投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。