●少子化の動向● 〈 合計特殊出生率の推移 〉 第1部 総 論 青梅市 全国 東京都 1.6 1 青梅市子ども・子育て支援事業計画とは 1.4 1.26 計画策定の趣旨 1.2 1.0 H17 年 H18 年 H19 年 1.37 1.37 1.28 1.30 1.39 1.39 1.26 1.23 1.09 1.12 1.12 H20 年 H21 年 H22 年 合計特殊出生率(女性が一生の間に生むと 考えられる子どもの数)は、平成 24 年では 1.26 に上昇し、東京都を上回っていますが、 全国の 1.41 に比べると大きく下回っていま す。 1.18 1.06 1.09 H23 年 H24 年 資料:東京都人口動態統計 〈 若年女性人口の推移 〉 (人) 20,000 35∼39歳 17,029 「子ども・子育て支援法」の基本理念 15,000 1 子ども・子育て支援は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認 識の下に、家庭、学校、地域、職域その他の社会のあらゆる分野における全ての構成員が、各々の役割を果 たすとともに、相互に協力して行われなければならない。 2 子ども・子育て支援給付その他の子ども・子育て支援の内容及び水準は、全ての子どもが健やかに成長 するように支援するものであって、良質かつ適切なものでなければならない。 3 子ども・子育て支援給付その他の子ども・子育て支援は、地域の実情に応じて、総合的かつ効率的に提 供されるよう配慮して行われなければならない。 1.05 1.02 1.00 0 1.27 1.24 1.18 国では、すべての子どもの良質な成育環境を保障し、子ども子育て家庭を社会全体で支援することを目的に、平 成 24 年8月に「子ども・子育て支援法」をはじめとする『子ども・子育て関連3法』を整備しました。これにより、 子ども・子育て支援の新制度が平成 27 年度からスタートとなります。 本市では平成 27 年4月からの新制度への移行に伴い、市内における教育・保育や地域子ども・子育て支援事業 の量の見込み、提供体制の確保の内容とその実施時期等を盛り込んだ「青梅市子ども・子育て支援事業計画」を作 成し、質の高い教育・保育および地域子ども・子育て支援事業を計画的に実施することとしました。また、これま で実施してきた「次世代育成支援地域行動計画」にもとづいた施策は、今後も子育て支援施策と密接にかかわるこ とから、その関連部分を本計画に盛り込んでいます。 1.34 1.32 1.41 10,000 5,000 0 30∼34歳 16,694 5,032 5,104 4,360 16,384 5,060 25∼29歳 20∼24歳 15,909 15,297 14,711 4,894 4,594 4,319 資料:東京都人口動態統計 4,142 4,063 3,913 3,750 3,648 3,921 3,814 3,674 3,580 3,535 3,339 3,716 3,634 3,587 3,522 3,418 3,405 H21 年 H22 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 計画期間と位置づけ 子どもを産み育てる可能性が高い若年女性 の人口の推移は、左図のとおりであり、減少 傾向が顕著なことが分かります。 ●青梅市の子育ての環境や支援に対する満足度● 本計画の期間は、法律にもとづき平成 27 年度から平成 31 年度までの5年間とします。 青梅市 第5次青梅市 総合長期計画 平成 15 年度 平成 24 年度 第6次青梅市 総合長期計画 平成 25 年度 国の指針 子ども・子育て支援法 第 61 条(根拠法) ・認定こども園、幼稚園、保育所を通 じた「施設型給付」および小規模保 育等への「地域型保育給付」の創設 ・認定こども園制度の改善 ・地域の実情に応じた子ども・子育て 支援事業の充実 青梅市子ども・子育て 支援事業計画 ( 平成 27 年度∼平成 31 年度 ) ●人口の推移● 140,190 139,818 139,713 140,038 139,746 138,739 137,833 (%) 15.0 14.0 120,000 13.6 13.4 80,000 13.3 12.8 12.5 60,000 12.2 40,000 20,000 0 1 19,096 H20 年 18,765 H21 年 18,394 H22 年 青梅市の人口は減少傾向にあり、14 歳 以下の人口も減少しています。平成 26 年1月現在、総人口に占める 14 歳以下 の人口割合は 12.2%となっています。 13.0 13.0 18,207 H23 年 17,904 H24 年 やや高い 8.7% 普通 41.8% 低い 13.4% 小学校児童 回答者381人 普通 45.9% やや低い 24.4% 資料:平成 25 年度青梅市 子ども・子育て支援事業に関するニーズ調査 1 子ども・子育て支援施策の展開 14 歳以下の人口割合 140,000 100,000 低い 11.0% 本市の子育ての環境や支援に対する満足度 は、「低い」と「やや低い」を合わせると、就 学前児童の保護者で 37.3%、小学校児童(1 ∼4年生)保護者で 37.8%となっており、子 育て支援に関する諸施策を充実することが求 められています。 第2部 子ども・子育て支援のための事業 〈 総人口と年少人口の推移 〉 14 歳以下の人口 やや高い 15.0% ●子ども・子育て新制度 2 子ども・子育てを取り巻く状況 総人口 無回答6.0% 高い1.6% 就学前児童 やや低い 回答者1,190人 26.3% 青梅市次世代育成支援 地域行動計画 ( 平成 17 年度∼平成 26 年度 ) 平成 34 年度 (人) 160,000 無回答3.7% 高い2.1% 17,389 H25 年 16,834 H26 年 12.0 資料:町丁別年齢別人口集計表 (各年 1 月 1 日) 子ども・子育て支援法では、保護者の申請を受けた市町村が客観的基準にもとづき、保育の必要性を認定したう えで、給付を支給する仕組みとなっています。 認定区分 1号認定 対象施設 幼稚園・認定こども園 2号認定 満3歳以上の保育の必要性の認定を受けた就学前の子ども (保育を必要とする子ども) 保育所・認定こども園 3号認定 満3歳未満の保育の必要性の認定を受けた就学前の子ども (保育を必要とする子ども) 保育所・認定こども園 地域型保育 11.0 0 対 象 者 満3歳以上の学校教育のみの就学前の子ども(保育の必要性なし) 2
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