3 がけ・擁壁改修工事支援事業 区内の個人及びマンション等管理組合、中小企業が所有する敷地内のがけ・擁壁 の整備に必要な改修工事費用の一部を助成します。 申請の前に都市計画課住宅支援係までお問合わせください。 ●申込対象 改修工事に係る擁壁の全部又は一部の所有者で下記のいずれかに該当する方が対象となります。 ※その世帯に属する者に、市区町村民税を滞納している者がいないこと ※複数の者が共有する場合にあっては、当該共有者全員の同意により管理者と 個人 して選任された者 ※外国人の場合は、住民票が発行できること(永住許可を受けている者又は特 別永住者として永住できる資格を有する者) マンション等の管理組合 ※区分所有者の集会の決議によって選任された者又は持分の合計が過半となる 共有者の承諾を得た者 ※中小企業基本法第 2 条第 1 項に規定する中小企業者であること 法人 ※宅地建物取引業者その他不動産賃貸業等を営む者でないこと ※そのほか、借地など、所有者の承諾を得て、改修工事を行う方でも対象となります。 ※ただし、国、地方公共団体又はこれらに準ずる団体は対象となりません。 ※また、同様の助成を受けた場合は対象となりません。 ●助成対象工事 1 2 3 4 改修工事をしようとする擁壁の高さが 2 メートルを超えること 建築基準法第 6 条に基づく確認申請による建築確認又は都市計画法第 29 条に基づく開発行為の許可 を受けたものであって、検査済証を発行されたもの 不動産の譲渡又は売買を目的とするために所有する擁壁等に係る改修工事でないこと 建築物の建築計画等により建築物の外壁を擁壁として兼用させる場合又は新たに生じたがけ部分に 対して建築物の部分と擁壁を兼用させる場合における当該兼用部分に係る改修工事でないこと ※個人において、相続などにより助成対象工事に係る擁壁を複数の者が共有する場合は、共有者の人数にかかわ らず、助成対象工事は 1 回を限度とします。 ※また、同一の敷地に複数の擁壁がある場合において、その敷地に対して助成対象工事は 1 回を限度とします。 ●助成内容 助成額 助成対象工事に要する費用 × 2 分の 1 上限額 500 万円 ※改修工事をしようとする擁壁が敷地内に 2 基以上ある場合の助成対象工事は、それらの改修工事費用の合計額 とします。 ※複数の所有者(複数に分筆された敷地にまたがる一連のがけ・擁壁を、それぞれ異なる者が所有している場合を いいます。)が、共同して一体の改修工事を行う場合の助成金の額は、それぞれの所有者ごとに所有者負担金 額とする。 ●事前協議に必要な書類 工事着手前に申請手続きをしてください。 《個人の場合》 1 2 3 4 5 申請書(所定の用紙) 助成対象工事に係る土地の登記簿謄本若しくは抄本又は登記事項証明書の写し *3 か月以内に発行されたものに限る 複数の者が共有する場合は、該当共有者全員の同意により管理者として選任された者であることを証する 書類及び改修工事の施工に関する同意書の写し 世帯全員分の住民票等世帯の居住状況が確認できる書類 *3 か月以内に発行されたものに限る 世帯に属する全員の区市町村税の納付状況がわかるもの *非課税の場合は、特別区民税・都民税非課税証明書等 6 建築基準法による工作物建築確認済証又は都市計画法による開発許可書の写し 7 委任状(借地など所有者の承諾を得て工事を行う者が申請する場合に限る) 8 設計図書(案内図、配置図、立面図、断面図、構造図等) 9 工事見積書の写し(内訳書を含む) 10 工程表 11 既存のがけ・擁壁がわかる写真 ※その他、確認のために必要と認められる書類等を求めることがあります。 《マンション等区分所有の場合》 1 2 3 申請書(所定の用紙) 助成対象工事に係る土地の登記簿謄本若しくは抄本又は登記事項証明書の写し *3 か月以内に発行された者に限る 区分所有者の集会の決議又は持分の合計が過半となる共有者の承諾により管理者として選任された者で あることを証明する書類の写し及び改修工事が施工されることを証する書類の写し 4 委任状(借地など所有者の承諾を得て工事を行う者が申請する場合に限る) 5 建築基準法による工作物建築確認済証又は都市計画法による開発許可書の写し 6 設計図書(案内図、配置図、立面図、断面図、構造図等) 7 工事見積書の写し(内訳書を含む) 8 工程表 9 既存のがけ・擁壁がわかる写真 ※その他、確認のために必要と認められる書類等を求めることがあります。 《法人の場合》 1 2 3 4 申請書(所定の用紙) 助成対象工事に係る土地の登記簿謄本若しくは抄本又は登記事項証明書の写し *3 か月以内に発行された者に限る 複数の者が共有する場合は、該当共有者全員の同意により管理者として選任された者であることを証する 書類及び改修工事の施工に関する同意書の写し 法人登記簿謄本若しくは抄本又は登記事項証明書の写し *3 か月以内に発行されたものに限る 5 常時使用する従業員の数を確認できる資料 6 委任状(借地など所有者の承諾を得て工事を行う者が申請する場合に限る) 7 建築基準法による工作物建築確認済証又は都市計画法による開発許可書の写し 8 設計図書(案内図、配置図、立面図、断面図、構造図等) 9 工事見積書の写し(内訳書を含む) 10 工程表 11 既存のがけ・擁壁がわかる写真 ※その他、確認のために必要と認められる書類等を求めることがあります。 ●工事着手届 事前協議回答を受けた後、工事の着手前に提出してください。 1 工事着手届(所定の用紙) 2 工事契約書又は請書の写し(内訳書を含む) ●改修工事の変更 事前協議回答書を受けた後、事情により申請内容を変更しようとするときは、変更書(所定の用紙)に必要書類を添付し て提出してください。 ●改修工事の取りやめ届 事前協議回答書を受けた後、事情により改修工事を取りやめるときは、取りやめ届(所定の用紙)を提出してください。 ●完了報告に必要な書類 改修工事が完了したときは、次の各号に掲げる書類を添えて提出してください。 1 工事完了報告書(所定の用紙) 2 がけ・擁壁改修工事助成金交付申請書(所定の用紙) 3 請求書と領収書の写し 4 工事施工写真 6 検査済証の写し ※その他、確認のために必要と認められる書類等を求めることがあります。 ●請求に必要な書類 がけ・擁壁改修工事助成金交付請求書(所定の用紙) 1 *管理組合の場合は、必ず管理組合名義の口座にしてください。 *委任払い制度もご利用いただけます。 ※その他、確認のために必要と認められる書類等を求めることがあります。 ●注意事項 次に該当するときは、事前協議又は交付決定を取消し、助成金をすでに支払っている場合は返還をしていただきます。 予定工期を遵守してください。予定工期内に完了できない場合、助成金を支払うことができない場合があります。 1 偽りその他不正の手段により助成金の交付を受けたとき。 2 助成金を他の用途に使用したとき。 3 交付の決定の内容、またはこれに付した条件と異なるとき。 4 この要綱またはその他法令に基づく命令に違反したとき。 5 工事上の重大な瑕疵が判明したとき。 6 予定の期間内に着手せず、または完了しないとき。 7 その他、助成金を支払うことが不適当な事由が生じたとき。 ●手続きの流れ 事前相談 ・建築基準法による確認申請 ・都市計画法による開発許可申請 事前協議申請 審査 事前協議に対する回答 改修工事業者と契約、工事着手届の提出 改修工事の実施 ・建築基準法による完了検査 ・都市計画法による完了検査 完了報告、助成金交付申請 審査 助成金交付の決定 助成金の請求 助成金の支払い
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