様式２ Ⅱ 本年度の業務運営方針 １ 本年度の業務における主要課題 岩手県東日本大震災津波 復興基本計画施策体系 項目 （何を） 達成レベル・目標 （いつまでに、どういう状態にするか） 達成手段・方法 （重要なプロセス・チェックの方法など） 担当 Ⅰ「安全」の確保 「暮らし」と「なりわい」を支える「安全」なまちづくりを概成 [1]海岸保全施設等の整備 ①40地区工事、20地区完成 ※H27～H28工事完成32地区、H29までに全44地区概成 ①海岸保全施設等の整備 [宮古地区] 田老海岸など19地区（うち完成10地区：嶋之越海岸、明戸海岸、 小本川、田老海岸、神林海岸、高浜海岸、赤前海岸、里海岸、 宮古港海岸（藤原）、宮古港海岸（高浜）） [釜石地区] 小白浜海岸など８地区（うち完成２地区：水海海岸、釜石港海岸） [大船渡地区] 越喜来海岸など13地区（うち完成９地区：盛川（塩場）、須崎川、 越喜来海岸、下甫嶺海岸、長部川、川原川（曲松）、大野海岸、 勝木田海岸、高田海岸） [2]まちづくり連携道路の整備 ①29地区工事、10地区完成 ※H27～H28工事完成16地区、H30までに全29地区供用 ①まちづくり連携道路の整備 [宮古地区] 主要地方道重茂半島線大沢～浜川目地区など11地区（うち完成2地 区：明戸、鍬ヶ崎) [釜石地区] 一般県道吉浜上荒川線下荒川の2地区など６地区（うち完成2地区： 下荒川の２、松原） [大船渡地区] 一般県道長部漁港線など12地区（うち完成６地区：越喜来（崎浜 港線）、越喜来（大船渡綾里三陸線）、竹駒、広田町、花貝、 長部） [3]復興道路の整備 ①1地区工事 ※H30供用 ①復興道路の整備 [宮古地区] 県施工の宮古西道路１地区で工事を実施 [4]復興支援道路の整備 ①7地区工事 ※H27～H28工事完成２地区、H30までに全12地区供用 ①復興支援道路の整備 [宮古地区] 国道340号和井内地区など４地区及び国道340号押角峠地区 [大船渡地区] 国道397号高屋敷地区など２地区 [5]復興関連道路の整備 ①11地区工事、５地区完成 ※H27～H28工事完成７地区、H30までに全13地区を供用 ①復興関連道路の整備 [宮古地区] 主要地方道田野畑岩泉線室場の2地区など４地区 （うち完成1地区：(一)田野畑岩泉線室場の２地区） [釜石地区] 主要地方道釜石遠野線剣地区など4地区 （うち完成４地区：(主)大槌小国線土坂の３地区、(主)釜石 遠野線剣地区、(一)桜峠平田平田、(一)吉浜上荒川線下荒 川地区） [大船渡地区] 主要地方道大船渡綾里三陸線小石浜地区など3地区 １ 防災のまちづくり 土木部 ２ 交通ネットワーク [6]港湾施設の復旧・整備 ①13地区工事、６地区完成 ※H27～H28工事完成11地区、H29までに全15地区を完成 土木部 ①港湾施設の復旧・整備 [宮古地区] 小本港1地区、宮古港５地区で工事を実施 （うち完成1地区：宮古港神林地区） [釜石地区] 釜石港1地区で工事を実施 （うち完成１地区：釜石港須賀地区） [大船渡地区] 大船渡港６地区で工事を実施 （うち完成３地区：大船渡港野々田地区、茶屋前、赤土倉） 1/4 様式２ Ⅱ 本年度の業務運営方針 １ 本年度の業務における主要課題 岩手県東日本大震災津波 復興基本計画施策体系 項目 （何を） 達成レベル・目標 （いつまでに、どういう状態にするか） 達成手段・方法 （重要なプロセス・チェックの方法など） 担当 Ⅱ「暮らし」の再建 被災者一人ひとりが安心して心豊かに暮らせる生活環境を実現 [7]災害公営住宅等の整備 [8]被災者の生活相談への対応 ３ 生活・雇用 [9]人材確保と就業支援 ①H27：38地区2,298戸工事、20地区1,075戸完成 （H27～H28全31地区2,097戸完成） ①災害公営住宅等の整備 [宮古地区] 山田町大沢地区など19地区664戸（うち完成11地区336戸） [釜石地区] 大槌町屋敷前地区など10地区681戸（うち完成３地区205戸） [大船渡地区] 大船渡市関谷地区など９地区953戸（うち完成６地区534戸） ①相談窓口の設置・運営 ７箇所 ②専門家相談の実施（弁護士、司法書士、ＦＰ等） ①相談窓口の周知と被災者支援情報の積極的な発信 （被災者支援相談センターだより 毎月発行） ②被災者に寄り添った相談支援（相談員研修会、連絡会議等の開催） ①女性・高齢者等の潜在労働力の確保 相談者数 300人 ②若者の地元定着とIターンUターンの推進 地元企業見学会参加者 350人 ①女性や高齢者対策 ・女性・高齢者向けの就労相談会の開催 ・企業への短期間、短時間労働の普及啓発 ・女性や高齢者が働きやすい職場づくり支援 ②若者対策 ・高校生への就労支援と地元での定着支援 ・小中高生の地元企業見学会の開催 ・ジョブカフェいわてと連携した若者のIターン、Uターンの推進 ③求職者全般への就業支援 土木部 経営企画部 経営企画部 [10]保健・医療・福祉の連携による地域包 ①市町村、医師会、歯科医師会、薬局及び介護事業者等との連絡会 ①保健・医療・福祉の連携推進 括ケアの推進 議等の開催 35回 650人 ②医療情報ネットワークシステムの整備等 [11]被災遺児家庭の支援 ①遺児家庭への家庭訪問等の実施 （対象全世帯） ②遺児家庭を対象としたわかち合いの会等開催 12回 36人 ①遺児家庭支援専門員による遺児家庭への家庭訪問等の実施 ②遺児家庭支援事業の実施（サロン、親子ワークショップ等の開催） [12]こころのケア、自殺予防対策の推進 ①こころのケア支援者研修会､メンタルヘルス出前講座 30回、600人 ②自死遺族交流会、震災遺族交流会 20回 60人 ③自殺予防ネットワーク会議等の開催 ６回 120人 ①こころのケア、自殺予防に関する普及啓発及び人材育成 ②自死遺族、震災遺族の支援 ③関係機関・団体の連携の推進 [13]健康づくり・脳卒中予防対策の推進 ①沿岸地域脳卒中患者状況調査 1,600件 ②地域・職域連携推進協議会の開催 ６回 120人 ③健康出前講座の実施 30回 1,500人 ①脳卒中対策の推進 ②関係機関・団体の連携の推進 ③健康づくり、脳卒中予防の普及啓発 ４ 保健・医療・福祉 ５ 地域コミュニティ [14]復興情報の発信強化による「復興の見 ①復興情報の発信（圏域共通） える化」の推進等 ・復興の現場見学会の開催 12回（３地区） ②情報誌・メディアを活用した復興情報の発信（地域展開） ・宮古地域情報紙「カラフル」の作成 年３回 40,000部 ほか ③復興支援者間の連携の強化 ・東日本大震災津波５年目シンポジウムの開催 １回 100人程度 ①三陸全域の復興情報の発信 ・復興の現場見学会の開催 ・県民ホールのアーカイブ化 ②地域別の情報の発信 ・宮古地域情報紙「カラフル」の作成、全世帯配布【宮古地域】 ・「復興カメラ」写真展を通じた風化防止情報の発信等【釜石地域】 ・広報紙「気仙新聞」の作成・配布、災害FM等を活用した情報発信【大船渡地域】 ③復興支援者間の連携の強化 ・東日本大震災津波５年目シンポジウムの開催 保健福祉 環境部 経営企画部 2/4 様式２ Ⅱ 本年度の業務運営方針 １ 本年度の業務における主要課題 岩手県東日本大震災津波 復興基本計画施策体系 項目 （何を） 達成レベル・目標 （いつまでに、どういう状態にするか） 達成手段・方法 （重要なプロセス・チェックの方法など） 担当 Ⅲ「なりわい」の再生 復興まちづくりと一体的に地域の「なりわい」を再生し、地域経済を回復 [15]漁業担い手人づくり対策 ６-１ 水産業 ６－２ 農業・林業 ①地域の漁業の再生支援 16漁協 ②漁業講座等の参加者数 ３地域延べ200人 ③体験学習（就学生対象）の開催 ４箇所 ④後継者等意識調査 ６漁協 ⑤市町村等が行う漁業体験講座への新規漁業担い手希望者の参加３ 人 ①地域再生営漁計画の実行支援 ②新規漁業就業者や意欲ある担い手を対象とした漁業従事能力向上研修を実施 ③小中学校を対象とした漁業・養殖体験型の少年水産教室の再開を支援 ④漁業後継者・担い手の実態について、漁業者を対象とした意識調査を実施 ⑤浜の魅力発信・体感・発見事業 ・漁業の魅力をソーシャルメディア等を通じて情報発信 ・浜でのなりわい、漁業体験講座の実施 [16]水産業共同利用施設の復旧整備を支援 ①新たな共同利用施設の整備支援 14件（大６、釜４、宮４） （漁業協同組合） ②共同利用施設の修繕及び機器整備支援 25件（大16、釜６、宮 ３） [17]漁協等が行うサケ等の稚魚生産放流等 ①漁協等が行うサケ等の稚魚生産放流等 サケ稚魚29,820万尾 ②アワビ種苗生産及び放流等 アワビ種苗759万個 ①新たな共同利用施設の整備支援 ②共同利用施設の修繕及び機器整備支援 [18]水産業共同利用施設の修繕及び機器等 ①共同利用施設の修繕及び機器整備支援 26件（大13、釜13） の整備を支援(魚市場・加工流通組合） ①共同利用施設の修繕及び機器整備支援 [19]魚市場及び水産加工施設の衛生管理等 ①水産物高度衛生品質管理計画の策定 １件（陸前高田市） の推進 ②水産物高度衛生品質管理計画の実行支援 ・産地魚市場への衛生管理指導件数 ８件（大１、釜２、宮５） ・水産加工施設の衛生管理指導件数 13件（大６、釜３、宮４） ①水産物高度衛生品質管理計画の策定支援 ②水産物高度衛星品質管理計画の実行支援 ・各魚市場での衛生品質管理チェック ・専門家派遣による衛生管理指導 [20]水産加工・流通活性化対策 ①いわての水産加工業Rebornプロジェクト（新商品開発、販路拡大の取組）の実施 ②わかめ芯抜き作業軽減を図る省力化機器の開発支援 ①水産加工業の業績回復率（復興局調べ） 25.7％ ②わかめ芯抜き機試作機開発数 １台 ①サケ種卵の確保（放流計画の達成）に向けた漁協への指導 ②アワビ種苗生産への支援及び放流体制の構築に向けた指導 [21]被災した漁港施設及び海岸保全施設の ①漁港災害復旧工事の完成 ８地区 26漁港 復旧・整備 漁港機能復旧事業の実施による漁港施設用地の嵩上げ ８地区 26漁港 ②漁港海岸復旧工事の着工 ８地区 23漁港海岸 [22]被災した農業生産基盤等の再生と営農 ①農地の復旧率 90％→96％【累】 体制の確立 ②農地海岸保全施設の復旧（進捗率）28％→68％【累】 ③営農再開率 88％【累】 ①漁港災害復旧事業の実施 ②海岸保全施設の整備 [23]地域農業を支える担い手の育成 ①地域農業マスタープラン実践地区の取組支援（座談会、営農アドバイザー） ②園芸販売額1,000万円超農家の育成支援（経営発展モデル実証） ③新規就農者の確保対策（青年就農給付金、就農相談会、農業人フェア、農業パワー アップ講座） ①地域農業マスタープランの実践 83地域 ②園芸販売額1,000万円以上 ７経営体→７経営体【累】 ②新規就農者の確保 13人 水産部 ①被災水田の復旧に合せたほ場整備（吉浜、織笠、下野など５地区） ②農地海岸保全施設の復旧工事（防潮堤：下荒川、浦の浜、小友など８地区） ③復旧農地における営農再開支援（モデル実証、生産対策、マッチング） [24]地域特性を生かした農畜産物の産地力 ①北限のゆず生産量 ２ｔ→４ｔ の向上 ②日本短角種 318頭→334頭 ③水稲低コスト生産技術の実践 27％→32％ ①周年出荷体制の構築（モデル実証）、ゆず生産量の拡大、大夢の越年販売等の支援 ②畜産経営のレベルアップ支援（飼養マニュアル、巡回指導、公共牧場利用） ③再生農地における低コスト化モデル実証（鉄コーティング直播、栽培技術指導） [25]魅力あふれる農村活性化の促進 ①6次産業化実践者数 ７者 ②多面的機能の維持活動の実践 149組織 ③ニホンジカの捕獲頭数 3,541頭→3,950頭 ①起業活動の高度化支援、ゆずの商品開発・販促支援、６次産業化支援 ②多面的機能の維持・増進活動の充実支援（多面的機能支払、中山間等直接支払） ③鳥獣被害防止対策の強化（被害防除活動、防止柵、緊急捕獲、広域連携） [26]防潮堤等治山施設の早期復旧 ①防潮堤の復旧（進捗率）58％→100％ １地区 ②海岸防災林の造成 ５地区 ①林地荒廃防止施設（根浜海岸の防潮堤）の復旧工事 ②海岸防災林の造成（浪板、小本、浦の浜、前須賀、高田松原） [27]地域材の効率的な生産・供給体制の整 ①間伐面積 885ha 備 ②林道開設 9路線、3,142（1,710）ｍ（裸数字：完成、ｶｯｺ数字：開設） 作業道開設 21路線、23,020ｍ ③森林経営計画の樹立 21団地 [28]森林資源の活用促進 ①復興住宅生産者グループ受注戸数 70戸【累】 ②木材加工施設等の整備支援 ２事業体 ③木質バイオマス燃料の安定確保支援 ５事業体 ①除間伐の促進（森林整備事業、加速化事業、いわての森林づくり県民税の活用） ②林道・作業道の整備（渋梨一ノ渡線、雪沢・松の倉沢線、田山２号線など林道９路 線、作業道21路線） ③森林経営計画策定指導（交付金、施業プランナーの育成） ①地域グループの営業力強化支援（住宅見学会、相談会、パンフレット等） ②地域材の活用促進（木材加工施設整備等） ③木材安定需給連絡会議、木質バイオマス利用促進議会 [29]特用林産物の生産振興 ①原木しいたけの出荷制限解除生産者 32人【累】 ①しいたけ原木林の利用促進（放射性物質濃度マップ、原木需給マッチング）、放射 性物質濃度検査、ホダ場環境整備、生産管理チェックシート [30]森林保全対策の推進 ①治山対策 16地区 ②松くい虫被害量縮減 ５％ ③ナラ枯れ被害の越喜来地区内での封じ込め ①治山事業（嬉石、吉里吉里、前仮、小友、オランダ島、赤畑、増舘等16地区） ②防除対策の促進、松くい虫監視活動（防除推進員） ③ナラ枯れ被害防除対策の推進（誘引捕殺駆除、巡視、住民への普及啓発） 農林部 3/4 様式２ Ⅱ 本年度の業務運営方針 １ 本年度の業務における主要課題 岩手県東日本大震災津波 復興基本計画施策体系 項目 （何を） [31]生産性の向上と製造現場の人材育成 達成レベル・目標 （いつまでに、どういう状態にするか） ①カイゼンリーディング事業者数 14事業者 達成手段・方法 （重要なプロセス・チェックの方法など） ①水産加工業者、漁協等へのカイゼン導入支援 ②生産技術の高度化推進（カイゼン補助金の交付） ③ものづくり人材育成研修の実施（入門編・次世代ﾘｰﾀﾞｰ育成編） [32]被災企業の新たな販路の開拓と拡大 ①販路開拓・拡大事業による商談斡旋件数 80件 ①民間力を活用した販路拡大機会の提供（いわて生協フェア等） ②県外向け販路拡大機会の提供（名古屋ビジネス交流会等） ７ 商工業 [33]被災企業のイノベーション推進 ①被災企業の経営計画策定・実行支援 15件 ①関係機関が一体となった支援プラットフォームの構築 ②民間力等を活用した経営計画の策定・実行の支援 [34]被災体験を活かした誘客促進 ①企業研修誘致数 ５社 ②教育旅行入込客数 22,000人 ①企業研修の誘致（危機管理展出展、企業研修の誘致活動） ②教育旅行の誘致（修学旅行説明会への出席） [35]地域の観光力の強化 ①食・観光モデル育成件数 ５件 ①食と体験観光を組み合わせたコンテンツ開発、情報発信 ②食と観光のマッチング支援 ８ 観光 [36]国内外への発信力の強化 ①観光客入込数 4,639千人 担当 経営企画部 経営企画部 ①台湾経済・交流ミッションの派遣 ②ＨＰ、イベント参加等による情報発信 4/4
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