3/25 記者会見資料 福井市宣伝隊長 「朝倉ゆめまる」 平成27年3月 福井市 1 地方創生や人口減少の克服に向けた取組、北陸新幹線の整備事業や福 井国体の開催準備等の各種事業を着実に推進するため、事業の継続性 や職員の専門性向上を考慮した人事配置を行いました。 「直面する課題への対応」と「中長期的展望に立った行政運営」の両 面から、組織機構を最適化しました。 併せて、管理職ポストの見直しを行うとともに、各所属の事業内容や 業務量を勘案し、繁忙部局等については職員の増員等により体制を強 化しました。 2 ■異動者数 役 職 平成26年度 平成27年度 増 減 部長級 次長級 課長級 副課長級 主 任 主幹以下 小 計 再任用職員 11人 32人 56人 45人 89人 557人 790人 84人 14人 29人 47人 61人 71人 586人 808人 100人 + 3人 ▲ 3人 ▲ 9人 +16人 ▲18人 +29人 +18人 +16人 合 計 874人 908人 +34人 ■退職・採用状況 87人 68人 99人 92人 16人 +12人 +24人 +16人 2,332人 2,341人 +9人 退職者数 新規採用者数 フルタイム再任用者数 職員数 ― ※平成27年度の新規採用者数には任期付職員21人を含む 3 ① 「総合ボランティアセンター開設準備室」の新設 平成28年春の西口再開発ビル内での総合ボランティアセンター開設に先立ち、事業計 画の策定や職員の育成等の開設準備事務を行うため、「市民生活部」の「男女参画・ 市民協働推進室」内に「総合ボランティアセンター開設準備室」を新設します。 併せて、ボランティアの受付相談窓口を市役所庁舎内に開設します。 ■組織体制 市民生活部 男女参画・市民協働推進室 (10名) 相談コーナー(イメージ) 例:奈良市ボランティアイ ンフォメーションセンター 新設 総合ボランティアセンター開設準備室 (3名) 事業計画の策定、職員の育成等の開設 準備事務 ボランティア受付相談窓口 福井駅西口再開発ビル完成予想図 (平成28年春完成予定) 4 ② 「地域包括ケア推進課」の新設 地域包括ケアシステム※の構築に向けた取組みを推進するため、「福祉保健部」内の 「長寿福祉課」と「介護保険課」の一部を統合し「地域包括ケア推進課」を新設します。 ※重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・ 介護・予防・生活支援を一体的に提供するためのシステム 介護保険課は、引き続き介護保険事業の認定・給付、介護保険料の賦課・徴収業務 等を行います。 平成26年度 平成27年度 福祉保健部 福祉保健部 新設 長寿福祉課 (12名) 地域包括ケア推進課 高齢者福祉の企画、推進等 高齢者の生活支援・介護予防 老人福祉に係る社会福祉法人の認可、指 導、監査 等 介護保険課 (25名) 介護保険事業の認定、給付 介護保険料の賦課、徴収 地域包括支援センターの指導 地域密着型介護サービス事業所の指定、指導、 監査 等 計37名 (23名) 高齢者福祉の企画、推進等 高齢者の生活支援・介護予防 老人福祉に係る社会福祉法人の認可等 地域包括支援センターの指導 地域密着型介護サービス事業所の指定、指 導、監査 等 介護保険課 (18名) 介護保険事業の認定、給付 介護保険料の賦課、徴収 等 ※長寿福祉課は廃止 計41名 5 ③ 「福井市技術研修センター」の新設 技術職員の技術伝承が喫緊の課題であることから、若手・中堅職員の基礎技術や現場 での指導力の更なる向上を図るため、「工事・会計管理部」の「技術管理課」内に「福井 市技術研修センター」を新設します。 ■組織体制 工事・会計管理部 技術管理課 新設 所長:技術管理課長が兼務 主任:技術管理課主任が兼務 課員:再任用職員2名の他、技術管理課 職員が兼務 福井市技術研修センター ■研修施設・・・企業局技術研修センター※の一部を共用 ※福井市飯塚町・ガス工場内 6 ④ 消防4署の消防体制の強化 消防体制をより一層強化するため、南消防署及び臨海消防署の「警備第1」、「警備第 2」、「警備第3」にそれぞれ課長を配置します。 ※中消防署及び東消防署は平成26年度に配置済 併せて、消防4署において、「警備第1課」、「警備第2課」、「警備第3課」に名称を変更 します。 平成26年度 消防局 平成27年度 消防局 各消防署※ 各消防署※ 予防指導 警備第1 警備第2 警備第3 予防指導 警備第1課 警備第2課 警備第3課 南署及び臨海署は、新たに課長を配置 ※中消防署、東消防署、南消防署、 臨海消防署 7 ⑤ 「清水保健センター」の職員を「保健センター」に集約 保健関係施策を総合的かつ一元的に推進するため、「清水保健センター」職員を「保健センター」 に配置換します。なお、清水保健センターの業務は、保健センター職員が継続して実施します。 ⑥ 「越前水仙の里温泉波の華」の廃止 「越前水仙の里温泉波の華」の指定管理者制度への移行に伴い、当施設を組織から廃止します。 ⑦ 「園芸センター分室」を「園芸センター」に統合 業務を一体的に推進することで、越前水仙の栽培技術の伝承など職員の人材育成を強化するた め、「園芸センター分室」を「園芸センター」に統合します。 ⑧ 「道路事務所」の廃止 意思決定の迅速化と効率的な行政運営を行うため、「建設部」内の「道路事務所」を廃止します。 ⑨ その他 「障害福祉課」の名称を「障がい福祉課」に改めます。 8 ① 北陸新幹線の活用・整備促進体制の強化 北陸新幹線の金沢開業に伴い、首都圏・信越方面等からの観光誘客や産業誘致を強 化するため、「商工労働部」内の「商工振興課」や「おもてなし観光推進室」の職員を増 員し、体制を強化します。 北陸新幹線金沢・敦賀間の開業前倒しに向けた用地取得等の推進体制強化に伴い、 「福井県福井新幹線用地事務所」へ職員6名(事務4名、土木2名)を派遣します。 併せて、用地測量業務等の円滑化を図るため、「建設部」内の「監理課」に土木職員を 新たに配置し、体制を強化します。 ② 福井国体準備事務の推進体制強化 福井国体の準備事務を円滑に推進するため、「国体・障害者スポーツ大会推進室」の 職員を15名増員し、大幅に体制を強化します。なお、増員分については、既存の職員 のほか、任期付職員を採用して対応します。 9 ③ 政策推進体制の強化 第7次総合計画及び福井市版総合戦略の策定や地方分権等の諸課題に迅速かつ的確に対応 するため、「総務部」内の「総合政策室」の職員を増員し、体制を強化します。 ④ 総合窓口のサービス向上 転出入に伴う各種手続の案内や行政相談等について更なるサービスの向上を図るため、「総務 部」内の「市民サービス推進室」に行政経験豊富な再任用職員を2名増員します。 ⑤ 福祉保健行政の推進体制強化 少子高齢化が進展する中で、高齢者、障がい者、子育て等に係る各種施策を着実に推進すると ともに、当面する課題に迅速かつ的確に対応するため、新たに理事を配置します。 制度改正等に伴う業務量の増大に対応するため、「福祉保健部」内の「地域福祉課」や「障がい福 祉課」等の職員を増員し、体制を強化します。また、地域包括ケア推進課の新設にあたっても、担 当職員を従来より4名増員し、取組みを着実に推進します。 ⑥ 教諭指導員の新設 認定子ども園化の推進にあたり、幼保連携の保育に対応できる職員の育成・指導等を行うため、 教諭指導員を新設し、「教育委員会事務局」内の「学校教育課」に1名、幼稚園に2名を配置しま す。 10 ① 管理職ポストの整理・重点化 意思決定の効率化と業務執行機能の強化を図り、重要施策を迅速かつ着実に推進 するため、管理職ポストを整理し、重点化を図ります。 新設又は増員 部長級 福祉保健部理事 次長級 保健センター所長 美術館長 廃止又は削減 増減 ― +1 道路事務所長 消防局次長 企業局次長 ▲2 他1 課長級 地域包括ケア推進課長 国体・障害者スポーツ大会推進室次長 福井市社会福祉協議会 事務局長 長寿福祉課長 保健センター所長 美術館長 他1 副課長級 計 職員課副課長 秘書課副課長 財政課副課長 総合ボランティアセンター開設準備室長 地域包括ケア推進課副課長 おもてなし観光推進室副課長 営繕課副課長 南消防署警備第1課長~第3課長 臨海消防署警備第1課長~第3課長 他1 20 (14) ▲1 市民税課副課長 市民課副課長 男女参画・市民協働推進室副課長 保険年金課副課長 清水保健センター所長 道路課副課長 区画整理課副課長 工事検査課工事検査官 南消防署防災指導官 他6 ▲1 (▲5) 23 (21) ▲3 (▲7) ※表中( )内の数値は消防士を除いた数 11 ① 若手職員の管理職への積極的な登用 組織の活性化と職員の士気高揚を図るため、若手職員を管理職に積極的に登用し ます。 部長級職員の最短昇任年齢:55歳(1歳引下げ) 課長級職員の最短昇任年齢:50歳(1歳引下げ) ■最短で昇任する副課長職以上の者 ■昇任者の年齢構成(役職別) 部長級(2名) 福祉保健部 理事 下水道部長 ≪平成26年度≫ 55歳 次長級(4名) 都市整備室長 福祉事務所長 農政企画室長 区画整理事務所長 54歳 課長級(2名) 情報公開・法令審査課長 下水管理課長 50歳 総務部 調整参事 総合政策室 副課長 他6名 59歳 58歳 57歳 56歳 55歳 54歳 53歳 52歳 51歳 50歳 49歳 48歳 最短昇任年齢 の引下げ 59歳 58歳 57歳 56歳 55歳 54歳 53歳 52歳 51歳 50歳 49歳 48歳 0 副課長級(8名) ≪平成27年度≫ 2 副課長級 4 6 課長級 8 10 次長級 12 14 部長級 最短昇任者 の増 0 2 副課長級 4 6 課長級 8 10 次長級 12 14 部長級 48歳 12 異動総数は ② 女性職員の管理職への積極的な登用 女性職員の能力の一層の活用を図るため、管理職(副参事級以上)に6名を新規に 登用します。 ■女性の管理職の主な配属先 部長級(1人) 11.6% 12.0% 教育部長 30人 11.5% 次長級(3人) 11.0% 総務部 次長 新規配属 男女参画・市民協働推進室長 商工労働部 次長 新規配属 10.3% 10.5% 25人 10.0% 9.1% 9.5% 課長級(8人) 障がい福祉課長 新規配属 地域包括ケア推進課長 子ども福祉課長 監査事務局 局次長 新規配属 ■管理職に占める女性の割合 9.0% 8.5% 副課長級(15人) 職員課 副課長 ポスト新設・新規登用 市民生活部 調整参事 新規登用 子育て支援室 地域保育専門官 ポスト新設・新規登用 など 7.5% 24人 8.2% 15人 21人 8.0% など 20人 27人 19人 7.0% 10人 H24 H25 女性管理職数(人) H26 H27 女性管理職の割合(%) 13 ③ 北陸新幹線整備事業の推進に伴う職員の派遣(再掲) 北陸新幹線金沢・敦賀間の開業が3年前倒しされることに伴い、用地移転補償の交 渉業務を推進するため、「福井県福井新幹線用地事務所」へ職員6名(事務4名、土 木2名)を派遣します。 ④ 東日本大震災被災地への職員派遣の継続 被災地における一日も早い復興に積極的に協力するため、引き続き、宮城県塩竈市 に建築職員を、福島県福島市に土木職員を、岩手県釜石市に事務職員を各1名派 遣します。 ⑤ 民間企業への職員研修派遣 中心市街地の賑わいづくりに向けて、民間の都市開発の手法を習得するため、「森 ビル株式会社」への派遣を継続します。 観光を通じた地域振興に関する企画・立案能力や官民連携手法、効果的な情報発 信手法等の習得のため、新たに「株式会社JTB国内旅行企画」へ職員を派遣しま ※三井物産株式会社への派遣は、平成26年度末をもって終了します。 す。 14
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