EYE`S PLUS 洗面室シリーズ

2015
2
年4月9日
道関係各位
報道
三
三菱地所レジ
ジデンス株式
式会社
お
お客さまの声
声を活かし
した住まい に関するも
ものづくり活動「EYE
E’S PLUS」
」
「洗面室
「
室のモンダイ」を
を解決す
する新商
商品「洗
洗面室シ
シリーズ
ズ」を開発
発
「EYE’S PLUS ST
TORAGE LIN
NEN」(アイズプラス スト
トレージ リネ
ネン)
「EYE’S PLUS BA
ATHROOM 2
2015」(アイ
イズプラス バス
スルーム 20155)
「EYE’S PLUS LA
AVATORY 20
015」 (アイ
イズプラス ラバ
バトリー 201 5)
ス)」
三菱地所レジ
三
ジデンスは、お客さまの声
お
声を活かした住
住まいに関す
するものづく
くり活動「EY
YE’S PLUS(アイズプラ
(
を 2013
2
年より開
開始し、今般
般「洗面室の
のモンダイ」を解決する洗
洗面室シリー
ーズ(3 商品
品)を開発しました。
当社は、累計
当
計供給戸数 17
7 万 8 千戸を
を超える実績
績とノウハウ
ウ、そして製
製販管一体の
の体制を活かし、分譲マンシ
ョン
ン開発のリー
ーディングカンパニーとして「本当に
にお客さまに
にお喜びいた
ただける商品
品」を開発す
するため、『お
お客
さま
まの目線に、プロの視点を加えて「新
新たな価値を
をプラス」し
していくもの
のづくりの取
取り組み「EY
YE’S PLUS
S(ア
イズ
ズプラス)
」』を推進しています。ご入
入居者様・ご
ご契約者様を
を対象とした「三菱地所の
のレジデンス
スクラブ」
(約
約 21
万世
世帯)
、ご購入
入検討者様の
の会員組織「ザ・パークハ
ハウス クラブ」
万
お客さまとの
の相互交流が
が可能
(約 18 万件)や、お
な WEB
W
サイト「スマイラボ
ボ」などを通
通じて、お客
客さまの声を広く・直接的
的に伺い、こ
これまで様々
々な新商品を
を開発
して
てきました。
今回は洗面室
今
室をテーマに、双方向のコミュニケー
ーションとし
して、
「スマイ
イラボ」を通
通じた相互交
交流(WEB アン
ケー
ート約 4,000 件、コラムへ
へのコメント
ト等)や 3 回
回のグループ
プインタビューなどを実施
施。特に多か
かった 5 つの
の「洗
面室
室のモンダイ」を、試作
作品での検証を経て、新た
たに開発した
た 3 つの商品
品で解決しま
ます。
3 つの
の新商品
①「EYE’S
①
PL
LUS STORA
AGE LINEN
N」(アイズプ
プラス ストレ
レージ リネン
ン)
:リネン庫
洗濯カゴを置く
洗
くスペースと
と、入浴後の着替えや洗剤
剤などの収納
納に使えるオープン
スペースを設置
置。棚のサイ
イズをミニマムサイズに設
設定し、バス
スタオルを 3 つ折り
にした場合でも
に
もきちんと収
収納できるサイズを確保。
②「EYE’S
②
PL
LUS BATHR
ROOM 2015」
」(アイズプ
プラス バスル
ルーム 2015):浴室
ユニットバス扉
ユ
扉にバーを 2 本設置。
③「EYE’S
③
PL
LUS LAVATORY 2015」
(アイズプラ
ラス ラバトリ
リー 2015)
:洗面化粧台
洗面ボウルを片
洗
片寄せにし、ボウルの位置に合わせ三
三面鏡の割り付けにも工夫
夫。
▲①「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」▲②「EYE’S PLUS BATH
「EYE’S PLU
US LAVATOR
RY 2015」
HROOM 201
15」 ▲③「
当社では、今
当
今回新たに開発した 3 商品を、2015
5 年 4 月以降
降順次「ザ・パークハウ ス」物件に原
原則導入して
てい
きま
ます。今後と
ともお客さまの声に耳を傾け、より一
一層お客さま
まにご満足い
いただける住
住まいの提供
供を目指しま
ます。
<商品開発の流れ>
1.アンケートで問題点の発見
まず洗面室に関する問題点を見つけるため、WEB アンケートを行い、得られた多くのご意見を分析し
5 つの問題点を発見しました。
<洗面室に関する WEB アンケート(3 回)>
1 回目「洗面室についてのアンケート」
2014 年 6 月 4 日~ 6 月 23 日
回答数:1,367 件
2 回目「第二回洗面室についてのアンケート」 2014 年 8 月 13 日~ 8 月 25 日 回答数:1,542 件
3 回目「バスルームについてのアンケート」
2014 年 10 月 22 日~11 月 10 日 回答数:959 件
2.グループインタビューなどで検証
問題の解決策を模索するため、洗面室の試作品を 2 台作製し、グループインタビューやアンケート(回
答数:224 件)を行いました。試作品はものづくり研究所「EYE’S PLUS LAB(アイズプラス ラボ)」
に展示し、試作品に実際に触れていただきながら、使い勝手に関するご意見やご自身の生活に取り入れ
たい機能、その他現在お使いの洗面室に関する感想や今後洗面室に求めることなど、様々な角度からご
意見を伺いました。また、社内モニターも実施しました。
さらに、お客さまとの相互交流が可能な WEB サイト「スマイラボ」にてコラムを掲載し、お客さまか
らの声を集めました。
<洗面室に関するコラム (5 回)>
「洗面室を考える」
2014 年 5 月 15 日掲載 お客さまからのコメント 18 件
「洗面化粧台のデザインを考える」 2014 年 6 月 26 日掲載 お客さまからのコメント 6 件
「洗面室の洗濯動線を考える」
2014 年 7 月 31 日掲載 お客さまからのコメント 4 件
「雑巾をどこにしまいますか」
2014 年 9 月 4 日掲載 お客さまからのコメント 6 件
「バスタオルのゆくえ」
2014 年 10 月 9 日掲載 お客さまからのコメント 3 件
3.改善ポイントの決定・商品開発
発見や検証を踏まえ、洗面室シリーズ「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」
「EYE’S PLUS BATHROOM
2015」「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」が完成しました。
<商品の詳細>
① 「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」(アイズプラス ストレージ リネン):リネン庫
洗面室にはタオルや洗剤、洗濯カゴなど様々な物が置かれ、また入浴時には部屋着やパジャマなども
持ち込まれます。お客さまアンケートでは 60%以上の方から、入浴時に持ち込んだ着替えの置き場所に
困るという声がありました。そこで、一時的に仮置きなどができるスペースを確保し、一般的に販売さ
れているバスタオルのサイズ(縦 140cm×横 70cm)をきちんと収納できるよう、リネン庫のミニマムサ
イズを検討しました。すっきりときれいに片づけられ、来客の際にはちょっとしたおもてなしも出来る
「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」は、心地よい暮らしのためのリネン庫です。
■ドライエリアにも使えるオープンスペース
■幅 30cm×奥行 40cm をミニマムサイズに設定
リネン庫を一部オープンにすることで、入
浴後の着替えなどを置けるドライエリアと
して使用できるほか、洗剤などの収納スペ
ースや飾り棚としても使用可能です。
「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」ウェブサイト:
http://www.mecsumai.com/brand/detail/brand_category_id/54/id/492
縦 140cm×横 70cm のバスタオルを 3 つ
折りにした場合に、きちんと収納できるミ
ニマムサイズを確保しました。
② 「EYE’S PLUS BATHROOM 2015」(アイズプラス バスルーム 2015):浴室
お客さまから直接ご意見をいただくグループインタビューでは、新たな発見がありました。湿ったバ
スタオルをそのまま洗濯機や洗濯カゴへ入れることには抵抗があり、使用後のバスタオルは乾かしてか
ら洗濯機に入れるということです。洗面室に家族全員分のバスタオルを乾かす場所を確保するために、
浴室扉の外側に取り付けているバスタオルハンガーの設置本数を、1 本から 2 本に変更しました。
また、その他の機能も、使いやすさ・清掃性の良さなどを考え採用しています。
■2 本のバスタオルハンガー
バスタオルハンガーを 2 本、浴室扉の外側に取り付け
ました。浴室からバスタオルを取り、その場でふける
ので、足ふきマットや脱衣室の水濡れを減らせます。
また、使用後のバスタオルを干す際、従来のものより
多い枚数を掛けられます。
■縦長ミラー
■2 フック付スライドバー
立った状態でも
座った状態でも
顔が見えるよう
に、縦長ミラー
を採用しまし
た。小口(縁断
面)に耐食処理
を施した防湿型
を採用している
ので、ミラーが
長持ちします。
【その他の機能】
●保温浴槽 ●ミストサウナ ●節水型水栓・高機能シャワーヘッド ●水はけのよい床
●お手入れしやすい浴室ドア ●汚れがつきにくいフラットな壁
●取り外し可能なスリムカウンター ●洗濯物干しに便利なランドリーパイプ
「EYE’S PLUS BATHROOM 2015」ウェブサイト:
http://www.mecsumai.com/brand/detail/brand_category_id/54/id/490
メタル調の上下
可動式フックが
2 つ備えられた
スライドバーで
す。大人や子ど
もなど使う人の
身長の違いや、
立って使う、座
って使うといっ
た場合にも、フ
ックの高さを調
節する手間が省
けます。
③ 「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」(アイズプラス ラバトリー 2015):洗面化粧台
忙しい朝は 2 人同時に洗面化粧台を使用することがあると答えた方は 50.5%でした。また、
グループインタビューでも 2 人並んで使えるようにしてほしいというご意見をいただきました。
「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」では、洗面ボウルを片側に寄せ天板に作業スペースと天板
下部の収納スペースを確保しながら、ボウルの位置に合わせ鏡割りにも工夫をしています。2 人
並んだ場合でも三面鏡の区切りラインが顔の位置にこないので、ストレスなく鏡が使えます。
様々なライフスタイルに対応し、快適に使える洗面化粧台です。
■片寄せ洗面ボウル+ボウルに合わせた鏡割り
洗面ボウルを片側に寄せた配置にすることで、天板に
は広々とした作業スペースを、天板下部には幅を広げ
た 3 段引き出しの収納スペースを設けました。洗面ボ
ウル配置に合わせ、鏡割りのレイアウトも変更したの
で、忙しい朝でも 2 人並んで使用できます。また、天
板と洗面ボウルとのつなぎ目をなくして平らに仕上
げ、掃除をしやすくしました。
■10cm セットバックした巾木位置
洗面化粧台下部の巾木部分を、収納扉面より奥に
10cm ずらしました。洗面台に近づいてもつま先が
当たらず、快適に使用できます。
■ヘルスメータースペース
洗面化粧台下部の巾木部分に、幅 40cm の開口を
設け、ヘルスメーターの収納スペースを作りまし
た。足元がすっきりするとともに、使いたい時に
すぐ取り出せます。
【その他の機能】
●ヘッド引き出し式エコ水栓 ●ティッシュボックス用ガードパイプ
●耐震ラッチ付き三面鏡 ●ソフトクローズ機能
「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」ウェブサイト:
http://www.mecsumai.com/brand/detail/brand_category_id/54/id/491
<参考>
■EYE’S PLUS(アイズプラス)
お客さまの声をより一層集約した商品開発を行うため、2013 年 6 月に始動した、お客さまの声に三菱
地所レジデンスの実績やノウハウを活かしたプロの視点を加え、
「新たな価値をプラス」していくものづ
くりの取り組み。
レジデンスギャラリーご来場時からご入居後までの各種アンケート、ご入居者様・ご契約者様を対象
とした「三菱地所のレジデンスクラブ」、ご購入検討者様の会員組織「ザ・パークハウス クラブ」やW
EBサイト「スマイラボ」などを通じて伺ったお客さまのご意見から方向性を見出し、その方向性から
仮説をたてて試作品をつくり、仮説を検証して商品開発をしています。
本取り組みから生まれた商品は、
「EYE’S PLUS」
(アイズプラス)の名を冠した商品として順次「ザ・
パークハウス」に導入しており、現在 10 種類の商品の実績があります。
(2015 年 4 月現在、
「EYE’S PLUS
STORAGE LINEN」、「EYE’S PLUS BATHROOM 2015」「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」含む)
オリジナル新商品として、
「ザ・パークハウス」へ導入
「EYE’S PLUS(アイズプラス)」を通じて開発した商品
●「EYE’S PLUS KITCHEN」(キッチン)
●「EYE’S PLUS COLOR 2013」(カラースキム※毎年更新)
●「EYE’S PLUS BATHROOM」(浴室)
●「EYE’S PLUS LAVATORY」(洗面化粧台)
●「EYE’S PLUS STORAGE SHOES」(玄関収納)
●「EYE’S PLUS STORAGE FUTON」(ふとん収納)
●「EYE’S PLUS COLOR 2014」(カラースキム)
●「EYE’S PLUS STORAGE SOUJI」(掃除機収納)
●「EYE’S PLUS STORAGE LINEN」(リネン庫)
●「EYE’S PLUS BATHROOM 2015」(浴室)
●「EYE’S PLUS LAVATORY 2015」(洗面化粧台)
■スマイラボ(グッドデザイン賞受賞)
2011 年 11 月、三菱地所グループの住宅事業における環境への先進的な取り組みや新規事業提案等を
行っている株式会社メック eco ライフが開設・運用している WEB サイト。
「ニュース」
・「コラム」
・「アンケート」の 3 つのコーナーで構成され、
「ニュース」
・「コラム」でお客
さまに住まいや暮らしに関する新しい考え方や情報を発信するとともに、
「アンケート」でお客さまから
ご意見を伺い、双方向でのコミュニケーションを行っています。
「スマイラボ」ウェブサイト:http://www.sumai-lab.net/
▲「スマイラボ」ウェブサイト