香川駅前子育て支援センター事業及び利用者支援事業仕様書(案) (PDF

(仮称)香川駅前子育て支援センター事業及び利用者支援事業委託仕様書(案)
この事業は、国の定める「地域子育て支援拠点事業実施要綱」及び「利用者支援事業実施要綱」
に基づいて実施することとする。
(目
的)
子育て中の親の子育てへの負担感の緩和を図るため、子育て家庭等に対する支援活動の企画、
調整、実施を担当する職員を配置し、子育て家庭への相談指導、子育てサークル等への支援、子
育て支援に関する講習会の実施などを行い、安心して子育て・子育ちができる環境を整備し、子
育て支援機能の充実を図ることにより、地域の子育て家庭に対する支援を推進することを目的と
する。
(事業内容)
(仮称)香川駅前子育て支援センターに職員を配置し、具体的活動にあたる。また、併せて
利用者支援事業も行う。
(1) 活動内容
① 子育て家庭に対する相談指導、支援
② 子育てサークル、子育てボランティア等の育成相談、支援
③ 子育て関連情報の収集、提供
④ 子育てサロンの運営
⑤ 子育て及び子育て支援に関する講習等の実施(月1回以上)
⑥ 利用者支援事業の実施
⑦ 上記活動の周知
(2) 開設日時
月曜日から金曜日
午前9時から午後5時まで
第1・第3土曜日
午前9時から午後5時まで
・子育てサロン
午前10時から午後3時
・相談事業
午前9時から午後5時
・講習会等の開催
土曜日・日曜日を含む講習会等の開催に適した日時
ただし、祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
第1・第3土曜日が祝日と重なった場合には、開設日とする。
なお、講習会の開催等、特に必要がある場合には、臨時に開設する。
(3) 職員
配置する職員は、児童の育児、保育に関する相談指導等についての知識を有し、各種福祉施
策、地域の子育て事情についても知識を有するものであること。
(4) 勤務形態
月曜日から金曜日は原則子育て支援センターは2名以上、利用者支援事業は専任職員1名以
上と補助職員の体制で運営にあたる。うち、子育て支援センターについては必ず常勤職員を1
名以上配置するものとする。また、子育て支援センターの職員は利用者支援事業の補助も行う
ものとする。
土曜日は原則子育て支援センターは1名以上、利用者支援事業は1名以上の体制で運営にあ
たる。
月末までには、翌月の出勤予定表を市に提出する。また、出勤予定表と変更となる場合は市
に報告するものとする。
(5) 子育て支援センター事業の実施方法
① 子育てサロンの運営に当たっては、予約などを必要としない気軽に立ち寄ることができるか
たちをとること。
② 相談指導は子育て家庭の希望により行われるものであること。
③ 相談指導は、来所、電話及び家庭への訪問等により行うこと。
④ 長期に渡ると見込まれる相談では利用者支援事業との連携を図ること。
⑤ 地域の子育て情報に関するパンフレット等を作成するなどの方法で、情報の提供を行うこと。
⑥ 利用者支援事業と連携を図りながら、地域の子育て資源の育成、活動に関する相談指導、活
動状況の把握等に努めること。
⑦ 子育て及び子育て支援に関する講習等は、子育て親子や、子育て支援に関わるスタッフとし
て活動する者、将来活動することを希望する者等を対象として事業を計画すること。また、
その事業の計画書を作成し市に提出すること。
⑧ 職員は事業の対象者への対応には十分に配慮すると共に、業務を行うに当たり知り得た情報
については、業務以外に用いないこと。
⑨ 上記の他、事業の実施に当たっては、市の指示に従うこと。
(6)利用者支援事業の実施方法
① 子ども・子育て支援制度の動向を把握し、別表1を基本とした本市の子育て支援事業につ
いて精通した上で、利用者の個別ニーズを把握し、それに基づいて情報の集約・提供、相
談、利用支援等を行うことにより、教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利
用できるよう実施すること。
② 教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を提供している関係機関との連絡・調整、連携、
協働の体制づくりを行うとともに、子育てサークルや子育てボランティアを中心とした地
域の子育て資源の育成、地域の子育て支援関係者との地域課題の発見・共有、地域で必要
な社会資源の開発等に努めること。また、その情報を共有するため、地域の関係者と年間
12回以上の打合せの場を設け、その議事録を提出すること。また、打ち合わせ以外にも
積極的に地域に出向き、情報の把握に努めること。
③ 本事業の実施に当たり、リーフレットその他の広告媒体を活用し、積極的な広報・啓発活
動を実施し、広くサービス利用者に周知を図ること。
④ 国の定める「利用者支援事業ガイドライン」の内容に沿った事業の実施に努めること。
⑤ その他本事業を円滑に実施するための必要な諸業務を行うこと。
(報告書の作成)
子育て支援センター事業及び利用者支援事業それぞれの実施状況を記載した報告書を各月ごと
及び年度末に作成し、月報は翌月15日まで、年報は次年度4月30日までに提出すること。
(個人情報の保護)
この契約による業務を処理するため個人情報を取り扱う場合は、個人情報保護のため別添に掲
げる特記事項を遵守しなければならない。
(疑義等の決定)
この仕様書に定めのない事項及びこの契約に関し疑義が生じたときは、規則によるほか、両者
協議のうえ定めるものとする。
(留意事項)
(1) 職員の研修
職員を相談業務に係る各種研修に積極的に参加させ、指導技術の向上に努めること。また、
各事業の実施に当たって必要な研修がある場合は、これを受講させること。
(2) 関係機関との連携
事業の実施にあたっては、市の指示に従い、他の子育て支援センター、ファミリー・サポー
ト・センター、関係各課及び保育園、保健所、児童相談所、民生委員・児童委員、児童福祉施
設、幼稚園、療育機関、子育て支援団体、医療機関などと連携を密にし、事業が円滑かつ効果
的に推進されるよう努めること。
また、他の機関等で対応することが必要であると考えられる事例は、他の機関等へ紹介する
など適切に対応を行うこと。
(3) 相談担当者への助言、指導
相談業務、子育て支援事業もしくは児童福祉関連業務に5年以上の経験を有する者が相談担
当者の指導計画の作成や相談支援活動の実施の助言・指導に当たること。
(4) 引継ぎ
事業者が変更になる場合、円滑な事業の継続が可能になるよう、契約満了日までに引継ぎ書
を作成し、新たな事業者との間で、速やかに事業の引継ぎを行うこと。また、新旧事業者は業
務引継ぎ完了を示す書面を取り交わし、その写しを市へ提出すること。
(5) 再委託の禁止
各事業の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせることができないこととする。
(6) 環境配慮事項
① C-EMS活動方針の趣旨をふまえ、業務の履行においては「C-EMSエコオフィス活動マニュアル」
に掲げる取組項目に配慮し、省エネルギー、省資源、廃棄物等の削減に配慮するとともに、
環境関連法令、条例等を遵守すること。
② 業務の履行に伴い車両を使用する場合は、エコドライブの実施を徹底し、第三者に運搬等を
委託する場合においても、エコドライブの実施を周知するよう努めること。
③ 市への提出書類及び添付資料については、原則として再生紙を使用すること。
別表1 利用者支援事業に必要な情報
項目
主な内容
認可保育園
申請方法、所在地、定員、待機児童数、概要
認可外保育園
申請方法、所在地、定員、概要
認定こども園
申請方法、所在地、定員、概要
幼稚園及び幼稚園類似施設
申請方法、所在地、定員、概要
子育てサークル・サロン
活動場所、活動内容、連絡先
地域の施設
公民館、青少年会館、コミュニティセンター、子どもの家など
子どもの預かり
ファミリー・サポート・センター、一時預かり、子育て短期支援
事業、民間ベビーシッターなど
各種専門相談窓口
家庭児童相談室、生活自立相談室、包括支援センター、福祉相談
室、母子・父子自立支援員の相談、保健師相談、教育センター、
こどもセンターなど
各種手続き
出生時の手続き、ひとり親家庭に関する手続き、保育園等の入
園・入学手続きなど