農業委員会の適正な事務実施について [ 平成26年度の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価(案) ] Ⅰ 法令事務に関する点検 1 総会等の開催及び議事録の作製 (1)総会等の開催日・公開である旨の周知状況 ア 周知している イ 周知していない又は周知していなかった 周知の方法 市掲示板による公示・ホーム ページ (2)総会等の議事録の作製 ア 作製している 作製までに 要した期間 (3)議事録の内容 ア 詳細なものを作製している 改善措置 特になし イ 概要のみで作製している又は作製していた 特になし (4)議事録の公表 ア 公表している 公開の方法 特になし イ 作製していない又は作製していなかった 4週間程度 改善措置 改善措置 イ 公表していない又は公表していなかった 市のホームページにて公表 改善措置 特になし −7− 周知していない場 合、その理由 該当なし 2 事務に関する点検 (1) 農地法第3条に基づく許可事務 (2) 農地転用に関する事務(意見を付して知事への送付) (1年間の処理件数:46件、うち許可46件及び不許可0件) 点検項目 事 実 関 係 の 確 認 総会等での 審 議 処 理 期 間 具体的な内容 点検項目 実施状況 担当地区の農業委員と担当職員、申請者が現 地にて立会い確認を行う。 是正措置 特になし 実施状況 担当地区の農業委員が、総会において立会っ た内容を説明する。 是正措置 特になし 申請者への 実施状況 審議結果の 通 知 審議結果等 の 公 表 (1年間の処理件数:47件) 申請者へ総会等での指摘や 許可条件等を説明した件数 46件 不許可処分の理由の詳細を 説明した件数 0件 是正措置 特になし 実施状況 市のホームページにて議事録を公表しており、 常時閲覧可能 是正措置 特になし 処理期間 標準 実施状況 処理期間 申請書受理から30日 (平均) 是正措置 事 実 関 係 の 確 認 総会等での 審 議 審議結果等 の 公 表 処 理 期 間 実施状況 担当地区の農業委員と担当職員、申請者が現 地立会にて確認する。 是正措置 特になし 実施状況 担当地区の農業委員が、総会において立会っ た内容を説明する。 是正措置 特になし 実施状況 市のホームページにて議事録を公表しており、 常時閲覧可能 是正措置 特になし 処理期間 標準 実施状況 処理期間 申請書受理から30日 (平均) 是正措置 30日 特になし −8− 具体的な内容 特になし 30日 (3) 農業生産法人からの報告への対応 点検項目 (4) 情報の提供等 実施状況 管内の農業生産法人数 農業生産法人 からの報告に つ い て 点検項目 具体的な内容 うち報告書提出農業生産法人数 19法人 うち報告書の督促を行った農業生産法人数 3法人 うち督促後に報告書を提出した農業生産法 人数 0法人 うち報告書を提出しなかった農業生産法人 3法人 賃借 料情 報の 調 査 ・ 提 供 実施状況 129件 情報の提供方法 是正措置 特になし 農地の権利移動 等の状況把握 実施状況 調査対象権利移動等件数 取りまとめ時期 (129件) 平成27年4月 情報の活用方法: 特になし(県へ提出) 提出忘れのため 是正措置 対応方針 提出のない法人には再度督促を行 う。 整備対象農地面積 3660ha 実施状況 データ更新 0法人 平成27年4月 市ホームページにて公開 提出しなかった理由 農業生産法人の要件を欠くおそれがあるため農業 委員会が必要な措置をとるべきことを勧告した農 農業生産法人の 業生産法人数 状況について 公表時期 調査対象賃貸借件数 29法人 農地基本台帳 の 整 備 本人に通知 随時 是正措置 対応状況 特になし (5) 地域の農業者等からの意見等 農地法第3条に基づく 許 可 事 務 特になし 情 等 特になし 農地転用に関する事務 特になし そ の 他 法 令 事 務 に 関 す る も の 特になし 農業生産法人からの 報 告 へ の 対 応 特になし −9− 報 の 提 供 整備方法 農家台帳システム Ⅱ 法令事務(遊休農地に関する措置)に関する評価 1 現状及び課題 4 評価の案 現 状 管内の農地面積(A) 遊休農地面積(B) 割合(B/A×100) (平成27年3月現在) 3,660ha 1,548ha 42.30% 課 題 農業者の高齢化及び後継者不足、鳥獣害による生産意欲の低下等による耕作放棄地の増加 2 平成26年度の目標及び実績 目 標① 実 績② 10ha 達成状況(②/①×100) 20.2ha 202% 3 2の目標の達成に向けた活動 調査結果取りまとめ時期 調査実施時期 調査員数(実数) 2月 11月∼12月 85人 活 農地の利用 動 状 況 調 査 市内3地域(杵築・山香・大田)を調査する 調査方法 必要に応じ協力員や地域農業精通者等の協力を得る 計 画 遊休農地への指導 実施時期:翌年6月∼7月 調査結果取りまとめ時期 調査実施時期 調査員数(実数) 3月 8月∼10月 62人 農地の利用 状 況 調 査 市内3地域を大字ごとに地元農業委員及び調査補助員を配置し、 調査方法 調査用の字図を活用して実施 活 動 遊休農地への指導 指導件数: 419 件 実 績 遊休農地である旨の通知 農業者の高齢化・後継者不足等 を勘案すれば12.4haは評価でき 目標に対する る。適当である。昨年の実勢に比べ 評 価 の 案 よいと思うが、達成率が95%で目標 がやや大きすぎたのでは。 実施時期:3月 指導面積: 37.6 ha 若干目標を下回っているが、ほぼ 目標に達している事は評価できる 活 動 に 対 す る のでは。遊休農地への指導回数を 評 価 の 案 増やした方が良い。農地パト・利用 状況調査に基づく個別指導の実施 で前年度を上回る成果を上げた。 5 地域の農業者等からの意見等 目標の評価案に 対する意見等 活動の評価案に 対する意見等 指導対象者: 252人 面積: ― ha 対象者: ― 人 6 地域の農業者等からの意見等を踏まえた評価の決定 農業上の利用の増進を図るために必要な 件数: ― 件 面積: ― ha 措置を講ずべきことの勧告 対象者: ― 人 目 標 に 対 す る 昨年の実勢に比べよいが、目標 評 価 が大きすぎたのでは。 その他の取組状況 件数: ― 件 農地転用等の許可後の物件に対する農地パトロールの実施 −10− 活 動 に 対 す る ほぼ目標に達していることは評価で 評 価 きる。遊休農地への指導回数を増 やした方がよい。 Ⅲ 促進等事務に関する評価 1 認定農業者等担い手の育成及び確保 (1) 現状及び課題 (4) 評価の案 農家数 現 状 うち主業農家 (平成27年3月現在) 農業生産法人数 課 題 2,598戸 認定農業者 245戸 特定農業法人 29法人 特定農業団体 344経営 3法人 7団体 ・農業後継者並びに農業経営団体の法人化への指導と育成 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 目標に対する 評 価 の 案 目標が低かったのでは。もう少し上げてもいいのでは。積極 的な推進目標を設定するべきでは。認定農業者・特定農業法 人の増加は大いに評価できる。 活動に対する 評 価 の 案 目標は少ないが、目標に対して大幅に実績を上げており評 価できる。 (2) 平成26年度の目標及び実績 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 目 標 ① 10経営 1法人 1団体 実 績 ② 17経営 1法人 0団体 170% 100% 0% 達成状況 (②/①×100) (3) (2)の目標の達成に向けた活動 認定農業者 特定農業法人 目標の評価案に 対 す る 意 見 等 活動の評価案に 対 す る 意 見 等 (6) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた評価の決定 特定農業団体 任意組織の特定農 業団体への推進 活動計画 情報の提供 活動実績 16経営認定すること 2団体を法人化する 団体の育成ができ が出来た ことが出来た なかった 法人化への推進 (5) 地域の農業者等からの意見等 認定農業者 目標に対する評価 活動に対する評価 −11− 特定農業法人 特定農業団体 2 担い手への農地の利用集積 (1) 現状及び課題 現 状 (平成27年3月現在) 課 題 (5) 地域の農業者等からの意見等 管内の農地面積 これまでの集積面積 集積率 3,660ha 1,037.9ha 28.36% ・不存在地主対策 ・相続により農家でない方が農地を取得するために、 農地に対する理解を得にくい (2) 平成26年度の目標及び実績 目標の評価案に 対する意見等 活動の評価案に 対する意見等 (6) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた評価の決定 目 標① 実 績② 達成状況(②/①×100) 20.0ha 73.7ha 368.50% 目標に対する評価 活動に対する評価 (3) (2)の目標の達成に向けた活動 活 動 計 画 ・企業参入による遊休農地の解消を図る。 企業参入による遊休農地の解消を図る。 ・農業生産法人による農地の集積を図る。 農業生産法人による農地 集積を図る 活 動 実 績 ・企業参入による遊休農地の解消が図れた。 ・農業生産法人による農地の集積が図れた。 (4) 評価の案 目標の達成はすばらしい。農業委員会等担い手の確保が計画を大 きく上回ったことが利用集積計画を上回ることが出来た。評価出来 目標に対する評価の案 る。土地持ち非農家対策や担い手不足の状況の中、目標20haは妥 当と思われる。目標を達成できた事は評価できるが、農地の荒廃化 を防ぐためにも目標値をもう少し上げても良いのではないか。 活動に対する評価の案 目標以上に実績を上げており評価できる。企業参入による遊休農 地の解消、農業生産法人による集積が図れたことはよい。 −12− 3 違反転用への適正な対応 (1) 現状及び課題 現 状 (平成27年3月現在) 課 題 (5) 地域の農業者等からの意見等 管内の農地面積(A) 違反転用面積(B) 割合(B/A×100) 3,660ha 6.31ha 0.05% ・経済状況により転用要件どおりの使用に至らず、荒廃地化 してしまう。 目標の評価案に 対する意見等 特になし 活動の評価案に 対する意見等 特になし ※ 違反転用面積は、把握時点において管内で農地法第4条第1項又は第5条第1 項の規定等に違反して転用されている農地の総面積を記入 (2) 平成26年度の目標及び実績 (6) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた評価の決定 目 標① 実 績② 達成状況(②/①×100) 1.62ha 0.58ha 36.00% 目標に対する評価 活動に対する評価 (3) (2)の目標の達成に向けた活動 活 動 計 画 ・文書指導及び農業委員、事務局職員による当事者への適正指導を行 ・文書指導及び農業委員 事務局職員による当事者への適正指導を行 う。 活 動 実 績 ・文書指導及び農業委員、事務局職員による当事者への指導を行ってい るが、今後も 指導を行っていく。 (4) 評価の案 目標に対する評価の案 適正である。目標値を大きく下回ったことは、取り組みが不十分で あった。 活動に対する評価の案 農業委員・事務局職員による啓発活動・指導の強化が必要と思わ れる。厳正に対応を。地域の人との連携、委員個々が受け持ち範 囲を常に監視し指導する。 −13− [ 平成27年度の目標及びその達成に向けた活動計画(案) ] Ⅰ 法令事務(遊休農地に関する措置) 1 現状及び課題 現 状 (平成27年3月現在) 3 地域の農業者等からの意見等 管内の農地面積(A) 遊休農地面積(B) 割合(B/A×100) 3,660ha 1,548ha 42.29% 農業者の高齢化と後継者不足により、耕作放棄地が発生して いる。 課 題 耕作放棄地発生防止の呼びかけと、所有者等への指導を合わ せて行う必要がある。 2 平成27年度の目標案及び活動計画案 遊休農地の解消面積 10.0ha 活動 計画 案に 特になし 対する意見等 4 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成26年度の目標及び活動 計画 目 標 案 目標案設定の考え方:企業による耕作放棄地の解消 調査実施時期 調査員数(実数) 調査結果取りまとめ時期 8月∼10月 85人 2月 農 地 の 活 利用状況 動 調 査 計 調査 画 方法 目標 案に 対す 特になし る 意 見 等 ・市内3地域(杵築、山香、大田)を調査する。 ・必要に応じ、協力員や地域農業精通者等の協力を得 る 目 標 案 遊休農地の解消面積 10.0ha 調査実施時期 調査員数(実数) 調査結果取りまとめ時期 11月∼12月 85人 2月 農 地 の 活 利用状況 動 調 査 計 調査 画 方法 遊休農地 実施時期: 3月 への指導 ・市内3地域(杵築、山香、大田)を調査する。 ・必要に応じ、協力員や地域農業精通者等の協力を得 る 遊休農地 実施時期: 3月 への指導 −14− Ⅱ 促進等事務 1 認定農業者等担い手の育成及び確保 (1) 現状及び課題 (3) 地域の農業者等からの意見等 農家数 現 状 うち主業農家 (平成27年3月現在) 農業生産法人数 2,598戸 認定農業者 344経営 目標案に対する意見等 245戸 特定農業法人 3法人 29法人 特定農業団体 7団体 ・施設栽培や畜産を主とした農業が中心となっているが、農業 活動計画案に対する 意 見 等 課 題 者の高齢化や経費の増加による意欲の低下がみられる。 ・新規就農者に対しての指導体制が脆弱である。 (4) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成26年度の目標及び活 動計画 (2) 平成27年度の目標案及び活動計画案 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 10経営 1法人 1団体 認定農業者 特定農業法人 特定農業団体 目 標 10経営 1法人 1団体 活動計画 ・情報の提供 ・法人化の推進 ・特定団体への指 導強化 目 標 案 目標案設定の考え方:例年の状況を踏まえて設定した。 活動計画案 ・情報の提供 ・特定団体への指 ・法人化の推進 導強化 −15− 2 担い手への農地の利用集積 (1) 現状及び課題 (3) 地域の農業者等からの意見等 管内の農地面積 これまでの集積面積 集積率 3,660ha 1,037.9ha 28.36% 現 状 (平成27年3月現在) 課 題 ・不在地主対策 ・相続により農家でない方が、農地を取得するために農地に対す る理解を得にくく、資産ととらえるために集積がはかどらない。 目標案に対する 意 見 等 活動計画案に 対する意見等 (4) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成27年度の 目標及び活動計画 (2) 平成27年度の目標案及び活動計画案 集積面積 20 ha (26年単年度による純増目標) 目 標 目 標 案 活 動 計 画 目標案設定の考え方 例年の状況を踏まえて設定した。 活動計画案 ・農業生産法人による農地の集積 ・企業参入による農地の集積 −16− 集積面積 ha 3 違反転用への適正な対応 (1) 現状及び課題 現 状 (平成27年1月現在) (3) 地域の農業者等からの意見等 管内の農地面積(A) 違反転用面積(B) 割合(B/A×100) 3,660ha 1.62ha 0.04% ・農地の管理ができないために、無許可で植林をしてし まう 目標 案に 対す る 意 見 等 活動 計画 案に 対する意見等 課 題 ・農地法を知らずに違反を犯す方が相変わらず多く、農 地法の啓発活動を進める。 (4) 地域の農業者等からの意見等を踏まえた平成27年度の目標及び活 動計画 (2) 平成27年度の目標案及び活動計画案 目 標 違反転用の解消面積:1.62ha(27年単年度による純減目標) 目 標 案 目標案設定の考え方:違反転用農地は失くすべきである。 活動計画案 ・12月に農業委員27名と職員4名で担当地区を割り当て パトロールを実施する。 ・違反転用者への指導を行い、農地への原状回復を促す。 ・広報誌、CATVによる無断転用防止への周知を図る。 ・農業委員の担当地区を定め、監視活動を実施する。 活 動 計 画 −17− 違反転用の解消面積 1.62 ha
© Copyright 2024 ExpyDoc