海外安全対策情報(平成 26 年度第 4 四半期:2015 年 1 月~3 月) 1

海外安全対策情報(平成 26 年度第 4 四半期:2015 年 1 月~3 月)
1.社会・治安情勢
当国では,特に治安面で問題はなく,一般犯罪は減少傾向にあるが,強盗は相変わらず発
生している。
2.一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)主な一般犯罪事例
ア
空港,ホテル,レストランでの置き引きが依然として多い。
イ
数人のグループで話しかけて注意を引きつけている隙に仲間が財布等をすったりひったくったりする
手口が多い。
ウ
オスロ市内で,銀行、スーパー、自宅等を狙った強盗が発生している。
エ
窃盗グループによるキャッシュカードのスリ,現金引き出しが依然として横行している。
オ
空き巣が発生している。
カ
訪問販売の詐欺が横行している。
キ
オスロ中央駅付近の治安は,特に夜間は良くない。また,この地区では強盗・ひったくりの被害報告
が多い。
(2)邦人被害事案
特に報告なし。
3.テロ・爆弾事件発生状況
特に情報はない。
ノルウェー国家公安警察及びノルウェー情報機関は,差し迫った脅威ではないが,今
後 12 か月以内にイスラム国(IS)関連分子によるテロ脅威の可能性があるとして警備
を強化している。
3 月 11 日、オストフォール県ヴォーレルにて、爆発物と記載のある箱が置かれていた
が、空箱と判明した。
3 月 26 日、オスロ市内シナゴーグにおいて、不審物が置かれているのが発見されたが、捜査
の結果、無害なものであると判明した。
4.誘拐・脅迫事件発生状況
特に情報はない。
5.日本企業の安全に関わる諸問題
特に情報はない。