災害対策本部設置運営研修―運営の手法を学ぶ―

災害対策本部設置運営研修―運営の手法を学ぶ―
事故防止調査研修センター
当協会では、防災・副防災管理者研修を受講された方を対象に「再研修会」として「対応型図上
訓練」、「緊急記者会見訓練」を開催していますが、来年度は、再研修会のメニューを増やし、受講
者から要望が多い、
「災害対策本部設置運営研修」を新たに開催します。災害対策本部の初動対応を
模擬的な演習体験を通して、実践的な運営の手法を学び、事業所の対策本部の対応能力の向上に役
立てていただくものです。
災害発生時にはいかに早く正確な情報を把握し、必要な情報を発信し、対策が取れるか―その鍵
を握るのは、災害対策本部の適切な運営です。
●開催予定時期
●会場
平成27年
月
平成28年
月
危険物保安技術協会
12時30分∼17時(開催日は未定)
〃
東京都港区虎ノ門
大会議室
-
-13
ヒューリック神谷町ビル
階
●対象者
主に副防災管理者研修会を修了された方
●受講料
34,560円(税込み)
●目的
災害対策本部設置運営を体験することで、今まで見えなかった問題点に気づき、また、
効果的な運営方法を習得することにより、事業所での防災訓練等に活かしてもらうこ
とが目的です。
●内容
*演習の体験と、評価検証
災害対策本部が機能するかしないかで災害対応の結果は全く異なります。うまく機能すれば
社内外の情報共有が図られ、被害が軽減され、早期復旧につながります。逆に機能しなければ、
本当に必要な情報を見落としたり、対応の順序を間違えたりと被害を拡大させることにもなり
かねません。情報処理の仕方と意思決定の明確化が最大のポイントです。
*シナリオ、作成のノウハウ
効果的な訓練シナリオとは何か。今までのよ
うな型どおりの訓練シナリオではなく、陥りや
すい盲点や予想外の想定などを取り入れたシナ
リオの組立て方を学びます。そのシナリオを活
用した訓練は、より実践的な本部運営の要とな
るはずです。
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Safety & Tomorrow No.160 (2015.3)