平成 27 年4月 10 日 静岡県地方消費喚起・県外誘客緊急対策事業補助金に関する質問及び回答について 静岡県 観光振興課 国内観光班 平成27年4月6日までの質問期間中に受け付けた質問対し、以下のとおり回答しました。 1 交付要綱関係 ○第2 定義 【追加説明】 なお、今回の補助金の交付対象者は、交付要綱の第2(2)で定義した「旅行商品販売団体」 (以下、 「団体」 )となります。この「団体」とは、個々の旅行 業者又は旅行業者代理業者ではなく、交付要綱及び実施要領に基づく事業を実施するために、代表者(事務局)を中心に、複数の旅行業者や旅行業者代理業 者の参加により、規約に基づき組織されたコンソーシアムをいいます。 ○第3 補助の対象及び補助率(額) 質問 回答 片道のみの利用も対象となります。 1 補助対象について 富士山静岡空港を利用する対象旅行商品とあるが、往復共に富士山静岡 空港を利用しなければならないのか、それとも片道のみ富士山静岡空港を 利用するものでも対象となるのか。対象の範囲を教えて下さい。 2 補助率について 対象旅行商品を利用した一回の行程において、静岡県内宿泊に対し、最大 1泊につき 5,000 円または 3,000 円(3泊まで)とあるが、連泊最大3 3泊まで補助するものです。 泊までの補助が認められているということなのか、それとも一個人1泊× 例えば、行程の一部に県外宿泊が含まれる場合でも、県内泊数に対し、補 3回使用が可能という意味なのか。 助の対象となります。よって、連泊でなくとも対象となります。 なお、対象商品に対し、補助上限はありますが、一個人の利用に対して、 再度、対象商品を利用する場合に補助上限を設けるものではありません。 3 経費(旅行商品の造成や販売、広報など)が負担金合計の 2 分の 1 以下に関して 補助金は交付要綱に基づき交付します。 起案時はもちろん 2 分の 1 以下になるように設計させていただきますし、想定宿泊 事業完了報告に基づく交付額の確定により、補助金額が最終確定します。 数を目指して各種運営を行いますが、実施にあたり万が一年度末の段階で想定旅行 もし事業完了時、運営経費が補助率を超えていた場合には、その補助率を 超えない額が補助の上限額となります。 例) 例でいえば、割引経費1億円の実績に対し、運営経費の補助額は上限 5,000 起案時:合計 3 億円(想定負担金:2 億円+広報関連:1 億円) 万円となります。 年度末:合計 3 億円(実績負担金:1 億円⇒広報関連 1 億円?5000 万円?+ご返金) 事業実施に当たっては、概算払いを受けると思いますが、最後の精算払い 基本的に広報・広告というものは、商品販売の前に大々的に実施することが多い において、概算払いで補助率を超える支払いがなされていた場合には、返金 です。その為、先行的な商品告知の為に予定広報費用は使用済み、しかし結果は想 を要することになりますので、資金計画の適正な執行に努めてください。 泊数よりも実数が少なかった場合の考え方のご質問です。 定宿泊数に達していない。という場合も想定出来るかと思います。その場合は、 ・起案時の考え方なので、結果的に 2 分の 1 を越える結果となっても致し方ない、残 額を返金。 ・2 分の 1 を越えている予算 5000 万は、ルール違反、事業者が 5000 万追加して返金。 ・広報費を追加し、負担金利用を促進すべき(負担金 1.5 億+広報費 1.5 億に変更) ・そもそも販売状況を見ながら広報を実施すべき(売れた分だけ、翌月に広報宣伝) ・その他 など色々な考え方があると思いますが、どのように対応したらよいか、ご教示いた だけると幸いです。 ○第5 交付の申請、第6 交付の条件 質問 1 申請から実施、補助金交付までのわかりやすいフローチャートがあれば 教えてほしいです。 (特に交付決定のタイミング) 【補助金交付の流れ】 回答 静岡県 旅行商品販売団体 ①交付申請(4/15 締切) ②交付決定(4/末予定) ③概算払請求(6回まで) ④支払い ⑤実績報告(終了10日以内かH28/4/10 の早い方) ⑥交付額確定 ⑦精算払請求 ⑧支払い 交付申請は随時でなく、上記の1回を予定しています。交付決定後の予算 残額が一定額以上あった場合には、時期を改めて、追加募集する場合があり ます。 2 4 月 20 日発行の広告に掲載したいと考えています。申請は間に合います 当初交付申請を締切後(平成 27 年4月 15 日午後4時) 、申請内容の審査を か。 経て、4月末までの交付決定を予定しています。よって、間に合いません。 3 助成の対象期間について 補助金の交付申請に対し、交付決定以降が対象となり、かつ平成 28 年3月 予約分の適用期間がございますでしょうか。 (例:平成 27 年4月1日以 末日までには「旅行商品販売団体」内での精算業務が終了している必要があり 降の予約分から適用など) ますので、その範囲内で旅行期間を設定してください。 また、対象の宿泊日の期間がありますでしょうか。 (例:平成 27 年6月 1日~10 月 31 日の宿泊分が対象など) 4 上記を申請した場合、ご回答はいつ頃いただけますでしょうか。 当初交付申請を締切後(平成 27 年4月 15 日午後4時) 、申請内容の審査を 商品を発表するにあたり参考にさせていただきたいと思います。 経て、4月末までの交付決定を予定しています。 5 対象になるのは何月実施分までになりますか。 補助金の交付決定以降、平成 28 年3月末日までに「旅行商品販売団体」内の 支払業務が終了している必要があります。よって、それに間に合うようご検 討ください。 6 予算がなくなるまでの受付にあるかと思いますが、予算がなくなる前に 当補助金の交付申請は、年間を通じて随時受け付けるものでなく、応募期 書面での通知、あるいはご連絡はございますでしょうか。 間中の交付申請に対し、内容審査した上で、交付決定していきます。 よって、当初交付申請に対し、交付決定後の予算残額が一定額以上あった 場合には、時期を改めて、追加募集することがあります。 なお、予算残額がない場合には、当初交付決定後、そのことについて、静 岡県観光ホームページ「ハローナビしずおか」でお知らせする予定です。 7 計画通りに実施された後、予算がなくなったなどの理由により、補助金 交付申請に対し、県の予算の範囲内で交付決定します。交付決定とは、交 の支払いがなされなくなることはないですか。 付要綱に基づき適正に事業が実施された場合には、最終的にこの金額までの 支払いを約束するものです。よって、予算がなくなったことを理由に支払い がなされないことはありません。 ○様式 質問 1 様式第 1 号申請書について 回答 補助金として、県に交付申請する金額になりますので、Bとなります。 (1)の最上段、交付申請の金額を記載する欄には、以下どちらを記載すれば良いので しょうか。 A:補助金所要額(いわゆる事業費の総額) B:補助金額(補助金に係る消費税仕入控除税額等を差し引いたもの) 2 様式第 3 号、4 号について 補助金も含め、全体事業費に対する収支予算(様式第3号) 、事業実施に当 上の1のとも関連しますが、記載する予算額はAもしくはBどちらになりますでし たっての資金状況(様式第4号)を見るものですので、Aとなります。 ょうか。 2 実施要領関係 ○第2 地方消費喚起・県外誘客緊急対策事業 質問 回答 1 実施要領の第2(1)について、補助金申請が出来るのは①、②,③の 実施要領の第2(1)の①~③のテーマと、第3(1)の①~④に即した テーマに即した旅行商品のみの適用となりますか。 プランを造成した場合のみ、対象となります。 3 実施要領第 2 の(1)①にある①~③に即した旅行商品とあります。 ①~③のテーマに即した関連スポットは県内に複数存在しており、こちら それぞれ、具体的な訪問必要箇所は、どこになりますか。 から特定箇所を指定はしていません。例えば、家康公なら久能山東照宮や駿 具体的に設定されていない場合は、参考になる観光施設を教えてください。 府城跡、浜松城等。伊豆半島ジオパークなら城ヶ崎海岸、大室山、河津七滝 等がありますが、これら複数のスポットを始め、お勧めの観光名所も組合せ る等、魅力的な旅行商品を造成いただけると幸いです。 なお、各スポットの情報については、ホームページ等を参照ください。 【参考】 静岡県観光情報ホームページ「ハローナビしずおか」内で、家康公ゆかり の地を紹介した「ふじのくに家康公観光事典」 (PDF版)を公開しています。 本県補助事業は、国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地 2 実施要領の第2(2)の旅行商品販売価格より定額の割引を行うととも 」を活用しています。国の方針として、消費喚起の に、本来の旅行商品販売価格と、割引後の旅行商品販売価格を明示するこ 域消費喚起・生活支援型) とにより、その差額を消費者が認識できる方法による販売とは、 ため、商品には、値引き額とその差額が国の交付金事業から支出されている ことを明記し、消費者がそのことを認識できる方法が求められています。 Ex)静岡 1 泊コース販売価格 28,900 円⇒割引後 25,900 円 と広告表示するのような形でよろしいのでしょうか。 よって、実施要領の第3(2)の②に記載したとおり、質問で例示いただ 広告に載せる際、その差額が補助金ということを明示しないといけない いた形もその一つ(アに該当)であり、国の交付金事業であることも明示し のでしょうか。 てください。 【上記質問2の下線部に対する修正説明】 本課が平成 27 年4月9日に入手した「消費喚起・生活支援型交付金事業の執行に関する Q&A(第1版) 」において、国の方針に変更がありましたので、近々 に実施要領を改正するとともに、上記2の質問に対する回答を取り消し、改正後の実施要領により回答に代えます。 3-3-2.価格及び割引分の表記方法について(抜粋) ・ふるさと名物・旅行券事業の施行にあたっては、従来、本来の販売価格と助成後の販売価格の併記をお願いしてきたが、消費者庁と協議の結果、新たに 販売される新商品の場合、オリジナル価格と割引後価格を適正な形で併記しない限り、景品表示法が禁止する有利誤認表示(不当な二重表示価格)に該 当するおそれがあることが明らかになった。 ・このため、ふるさと名物・旅行券事業の実施に当たっては、オリジナル価格と割引後の販売価格の併記は求めないこととし、代わりに、消費者が政府に よる助成分を認識できるよう、①政府による助成があること、及び②助成相当金額を示すことを必須とする。 ・この場合、上記2点の要素が含まれていれば、情報を追加することなど、標記の仕方は自由とするが、例えば、以下のように表記することが考えられる。 「○○円の助成※により実施中 ※地域住民生活等緊急支援のための交付金による助成」 ○第3 事業実施の留意事項 質問 1 実施要領第3の(1)①にある「その他」ですが、首都圏など明記された エリア以外発の商品は、対象となりますか。 2 商品形態について 往復JR利用、駅からホテルまではホテル送迎バスを利用する連泊プラ ンの募集商品を考えております。今回の補助金申請には、この場合対象に なりますでしょうか。 また、添乗員・観光の有無で必須事項はございましたらご教示をお願い いたします。 3 旅行の対象ですが、修学旅行や学校関係の研修旅行などは除外となりま すか。 回答 対象となります。 実施要領の第2(1)の①~③のテーマと、第3(1)の①~④に即した プラン造成を対象としていますので、お問合せのプランは対象外となります。 なお、プランの行程に、テーマに即した複数の立ち寄り先を盛り込んでい ただくか、お問合せのプランを活用したモデルコースを併せて紹介する等、 テーマとの関連性が明らかなプランとなれば、対象となります。 今回の事業趣旨である、旅行商品販売価格の割引を行うことで、静岡県内 への誘客、周遊、滞在を促し、新たな消費喚起を図るものであれば、対象と なりますので、交付要綱及び実施要領の要件に即した旅行商品を造成してく ださい。 ○第4 補助対象経費 1 実施要領第4「補助対象経費」について 旅行商品販売価格の割引に伴う減収額及び対象旅行商品の販売若しくは 旅行商品販売団体の運営に要する経費と記載されていますが、事業の実施 に必要と認められた場合は、旅行会社へ補助金がいただけるということで しょうか。 報酬費、報償費、旅費、需用費、役務費、委託料、使用料および賃借料、 その他事業の実施に必要と認められる経費という文言が、旅行会社へ補助 される費用なのかどうかが理解できません。 県からの補助金交付先は、交付要綱の第2(1)で定義した「旅行商品販 売団体」となり、個々の旅行業者又は旅行業者代理業者へ直接支払うことは ありません。 なお、運営に要する経費として、県から「旅行商品販売団体」へ支払われ た補助金について、各構成員への配分や支払い方法については、団体内で御 検討ください。
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