学縁都市をめざして そうか市民大学 【平成２７年度前期講座のご案内】 【申込み受付】 ◆ ４月６日（月）から先着順 そうか市民大学は今年度で 10 周年を迎えます そうか市民大学推進委員会 ◆ 草加市教育委員会 平成２７年度そうか市民大学前期講座開催にあたって そうか市民大学 学長 梅津 正樹 「そうか市民大学」は平成 17 年に「学びを通してのきずなの形成」を建学の精神 に、開校しました。 「自分をつくる」 「人と出会う」 「まちをつくる」ことを目指して います。推進委員会による運営のもと、市民の皆さんに楽しく学んでいただいてい ます。 そうして、10 年が経ちました。この間に、20 単位以上を習得して修了証をお受け になった市民が何人もいらっしゃいます。今もこつこつと単位を積み重ねている方 が大勢いらっしゃいます。皆さんは、日々の暮らしの中から、貴重な時間をやり繰 りして、受講しています。その表情は、学ぶことの楽しさと喜び、充実感で生き生 きとして見えます。皆さんには心から敬意を表し、感謝いたします。そして「そう か市民大学」は更なる充実した 10 年を目指して、27 年度の講座が始まります。 ところで皆さんは、10 年前には、どんなことを想い、何をなさっていたでしょう か。そして、この 10 年間は、どんな歳月だったでしょうか。 日本国内では、総理大臣は延べ 8 人が就任しています。東日本大震災をはじめ、 広島市では土砂災害がありました。理不尽な犯罪が後を絶ちません。消費税率も変 わりました。ノーベル賞受賞者が複数誕生し、スポーツの世界でも多数の話題を提 供してくれました。 私事ですが、平成 17 年から母校の獨協大学で教壇に立っています。皆さんを取り 巻く環境も、目まぐるしく変化していたかも知れませんね。 ところで、草加市はかつて、越谷市、八潮市と並んで「浴衣」の生産地でした。 それは 200 年ほど前には、今の草加市に染色業が起こったこともあり、消費地の江 戸と木綿の集積地である岩槻との中間に位置していること、更に水が豊富なことな どから、農閑期を利用した染色業が盛んになったと言われています。それは近年ま で続いていました。しかし安価な外国産が入るようになって、衰退してしまいまし た。残念なことは、外国産にはない、高度な染色技術や、高い品質までもが失われ てしまいそうだということです。 環境の変化に追われ、目先の経済性に気を奪われている間に、私たちは大切なもの を失っているのかも知れません。これからの 10 年はどうあれば良いのでしょうか。 私たちを取り巻く環境が変わり、暮らし振りが変わったとしても、自分自身の考 えをしっかりと持って、地域の人々と一緒に、心豊かな生活をしていきたいもので す。 そのためには、年齢に関係なく、いつまでも学 ぶ姿勢が必要なのではないでしょうか。 「人格を磨 く」という表現があります。それは、外からの影 響力によってではなく、自分の意思で努力しなけ れば、実現しないのですね。積極的な「自分磨き」 ですね。 「そうか市民大学」は、そのお役に立つ場にな ることを願っています。各分野の専門家が、貴重 な資料や知識、理論を公開しながら、講義をしま す。講師陣は、できるだけ分かりやすく、楽しく 学んでいただけるように工夫をしています。１コマ９０分の講義は、あっという間 に過ぎて行きます。 ２７年度前期は新しい講座も含めて、６つの講座があります。継続の方は勿論、 初めての方も大歓迎です。ご一緒に楽しく学びましょう。 毎回ご好評をいただいている『郷土学』や『皮革』、『音楽リレー講座』 のほか、新規講座を含め、楽しみながら学べる講座を企画中です！ ※変更となる場合がございます。 詳細は、広報そうか９月５日号に 掲載予定!! 開催期間 ： 平成２７年１０月から 申込受付 ： 平成２７年９月７日（月）から ＜申込み・問合せ先＞ 草加市教育委員会生涯学習課 場所：〒340-8550 草加市高砂 1-1-1 (草加市役所本庁舎西棟４階） 電話：０４８－９２２－２８１９(直通) FAX：０４８－９２２－３４９８ （土日祝日を除く午前８時３０分～午後５時 00 分）
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