パブリックコメントに基づく第4期旭川市障害福祉計画(素案)の修正箇所

パブリックコメントに基づく第4期旭川市障害福祉計画(素案)の修正箇所
セルフプランの表記について,
1 修正内容
「セルフプラン」について,障害者本人以外が作成するものを「仮プラン」と名付ける。
2 修正箇所
修正前(パブリックコメント時の計画素案)
パブリックコメントに基づく修正後
29ページ
「セルフプラン」と「仮プラン」について
(全部追加)
障害者総合支援法第22条第5項や児童福祉法第21条の5の7第5項では,市町村
からサービス等利用計画等の提出を求められた障害者又は障害児の保護者は,指定特定
相談支援事業者や指定障害児相談支援事業者(以下「指定特定相談支援事業者等」とい
う。
)以外の者が作成するサービス等利用計画等を提出することができるものとされてい
ます。
障害者本人が,希望して「セルフプラン」を作成することは,本人の意思決定を尊重
する観点からは望ましいものですが,本人以外の者が作成する場合もあります。
本市においては,指定特定相談支援事業者等以外の者が作成することになったサービ
ス等利用計画等について,障害者自らが作成するものを「セルフプラン」
,これ以外のも
のを「仮プラン」と区別して呼ぶこととします。
29ページ
そのため,平成27年度以降に支給決定を行う利用者に対して,指定特定相談支援事
そのため,平成27年度以降に支給決定を行う利用者に対して,指定特定相談支援事
業者等においてサービス等利用計画・障害児支援利用計画を作成する時間的余裕がない 業者等においてサービス等利用計画等を作成する時間的余裕がないと見られる場合に
と見られる場合には,市の責任においてサービス等利用計画案の代替となる計画案を作 は,市の責任においてサービス等利用計画案の代替となる計画案を作成することや,セ
成することや,利用者自らが作成する「セルフプラン」の支援を行うことにより,緊急 ルフプランあるいは支援者等が作成する仮プランの支援を行うことにより,緊急的な対
的な対応を行っていきます。
応を行います。
30ページ
本市においては,相談支援の趣旨から見て,利用者がセルフプランを真に希望する場
本市においては,相談支援の趣旨から見て,利用者がセルフプランを真に希望する場
合を除き,障害福祉サービスの利用者一人一人に相談支援専門員がケアマネージャー的 合を除き,障害福祉サービスの利用者一人一人に相談支援専門員がケアマネージャー的
な存在として支援に当たる計画相談支援(障害児相談支援)が普及することが望ましい な存在として支援に当たる計画相談支援(障害児相談支援)が普及することが望ましい
ものと考えてきましたが,第4期計画期間内において,必要な相談支援専門員が確保さ ものと考えてきましたが,第4期計画期間内において,必要な相談支援専門員が確保さ
れるのは極めて困難な状況であります。
このため,平成27年度は障害福祉サービス利用者の半数近い方についてセルフプラ
れるのは極めて困難な状況であります。
このため,平成27年度は障害福祉サービス利用者の半数近い方について仮プランに
ン等により対応するところであり,平成28・29年度においてもやむを得ずセルフプ より対応するところであり,平成28・29年度においてもやむを得ず仮プランによら
ランによらなければならない方が,障害者で約1,000人,障害児で約300人いる なければならない方が,障害者で約1,000人,障害児で約300人いるものと見込
ものと見込んでいます。
なお,セルフプランを作成する方は,単一サービスを単一事業所のみで利用している
方などを想定しています。
んでいます。
なお,仮プランを作成する方は,単一サービスを単一事業所のみで利用している方な
どを想定しています。
仮プランは緊急的な対応でありますので,以降の支給決定時には,可能な限り指定特
定相談支援事業者等がサービス等利用計画等を作成することとします。
「第5章 相談支援 第4期計画で目指すこと」について,
1 修正内容
サービス等利用計画(障害児支援利用計画)の作成が可能な体制を目指すため,市から事業者に対して要請活動を行うことを明記する。
2 修正箇所
修正前(パブリックコメント時の計画素案)
パブリックコメントに基づく修正後
30ページ
◇ 相談支援専門員の確保など,本市における相談支援事業の充実のために必要な各種 ◇ 相談支援専門員の確保など,本市における相談支援事業の充実のために必要な各種
取組について,旭川市自立支援協議会において相談支援事業者と常に連絡調整を行い,
取組について,旭川市自立支援協議会において相談支援事業者と常に連絡調整を行い,
基幹相談支援センター・委託相談支援事業所・指定特定相談支援事業者等の役割分担
基幹相談支援センター・委託相談支援事業所・指定特定相談支援事業者等の役割分担
を協議することにより,できるだけ早期に全てのサービス利用者に計画相談支援(障
を協議することにより,できるだけ早期に全てのサービス利用者に計画相談支援(障
害児相談支援)を提供できる体制の構築を目指します。
害児相談支援)を提供できる体制の構築を目指します。
◇ 指定特定相談支援事業者等の拡大に向け,市内の障害福祉サービス事業者に対する
要請活動を行います。特に障害者支援施設を運営する社会福祉法人に対して,相談支
援事業の実施について積極的な働きかけを行います。
◇ サービス等利用計画等の報酬単価が十分でない状況であることから,相談支援事業 ◇ サービス等利用計画等の報酬単価が十分でない状況であることから,相談支援事業
の委託の拡大により,相談支援事業所の活動を支援していきます。
の委託の拡大により,相談支援事業所の活動を支援します。