みどり分野2(PDF:2227KB)

守ろう!ぼくらの宝、大井川
広瀬郁子(島田市立島田第一小学校)
○テーマ
水
○学習内容
水辺のみどり
○教科等との関連
飲料水の確保(社会)
○学習対象
小学校中学年
○場 所
川
○学習時数
全70時間(単元)
○準備物
たも網、虫かご、バケツ、濡れて
もよい靴
学習の目標
◎川遊びや水生生物を調べる活動を通して、川に興味・関心をもつ。(関心)
◎川が周辺地域の生態系や地域の人々の生活を支えていることに気づく。
(思考・理解)
◎生き物に優しい公園作りを提案できる。(参加・行動)
プログラム
の概要
①川の今・昔・・・地域の川にどんな生き物がすんでいたのかを祖父母や父母に聞き取
り調査をします。
②伊久美移動教室・大井川探検・・・伊久美川と大井川の違いを観察したり、生き物探
しをしたりして、どんな環境が生き物にとってす
みやすいのかを考えます。
③もりみずまもり隊の発表・・・もりみずまもり隊(常葉大学山田辰美教授座長)で学
習したことを発表します。
④瀬戸川・朝比奈川・大津谷川の探検・・・生き物がすみやすい川をどのように作って
いるのかを見学します。
⑤生き物に優しい親水公園の提案・・・今までの学習を生かして、生き物に優しい公園
作りについての具体的な提案をします。
学校の活動PR(平成18年度)
本校は大井川の東側に位置し、昔から大井川とかかわりの深い地域です。
数年前から総合的な学習の時間で環境学習に取り組み、本年度は、大豆の栽培(3年生)、河川
(4年生)、森林(5年生)、ビオトープ(6年生)のテーマで学習をしています。
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おすすめ! プログラム
「伊久美川探検」
①川の危険回避トレーニングなど、安全教室を行います。
②伝統的な魚捕りの技を学びます。
③川探検をして、伊久美川の宝物を探します。
④ウナギやカジカガエルになって川で遊びます。
「大井川探検」
①大井川土地改良区の方々から大井川についての説明を聞きます。
②赤石についての伝説を聞き、赤石や緑石を探します。
③河原でダムや露天風呂作りをします。
④水切り遊びや生き物探しをします。
「生き物に優しい川づくりの見学」
①湯日養勝寺川の見学…カジカガエルの生態とそれに配慮した川づく
りについて学びます。
②大津谷川かわせみ公園の見学…魚道や隠し護岸の見学をします。
③瀬戸川、朝比奈川の見学…捨て石、隠し護岸による生き物の保護活
動、アユの生態、エコボランティアの人々によるごみ拾いなどにつ
いて学びます。
このプログラムを学校で実践したいときは、下記までどうぞ。
〒427-0038 住所 島田市稲荷2丁目19-1 担当 広瀬 郁子
TEL 0547-35-5211 FAX 0547-35-5216
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www.plaza.across.or.jp/~waka-ayu/
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大自然でのアドベンチャープログラムいかだ作り体験
ナチュラルアクション
○テーマ
水
○学習内容
感受性・情操
○教科等との関連
自然体験活動(特別活動)
○学習対象
小学校高学年
○場 所
湖
○学習時数
3時間
○準備物
体操着、タオル、着替え、軍手、
雨合羽、濡れてもよい靴
学習の目標
プログラム
の概要
◎大自然を肌で感じながら活動することにより、自然の尊さを感じる。
(関心)
◎自然や水への理解を深める。(思考・理解)
◎自然の中で自分自身と向き合い、互いに協力し合いながら活動する。
(参加・行動)
地元芝川で育った竹を利用し、仲間で相談し、協力し合いながら「トムソーヤ
の冒険」のお話に出てくるような『手作りいかだ』を作ります。そして、いかだ
を完成後は、いかだレースを行います。
子どもたちの冒険心をくすぐる大自然の中でのアドベンチャープログラムで
す。
団体活動PR
ナチュラルアクションは、「自然と人間が平和的に調和した社会実現のためのお手伝いをする」
というテーマを基本理念にしています。一人一人が自然に親しみ、自然に対する理解を深め、自然
環境に配慮する「こころ」をもって生活していくことが大切だと思っています。
ダイナミックでインパクトのある冒険的自然体験を通して、楽しく、肌で自然を感じるプログラ
ムを提供しています。
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おすすめ! プログラム
グループに分かれ、いかだ作りに必要な竹を用意します。そして、
竹を用意した後、麻ひもの結び方を学びます。
いかだ作りの過程では、いかだが水に浮く理由やほどけにくいロー
プの結び方を学びます。
*実施時はライフジャケットを着用します。
グループごとにリーダーと伝令係を決めます。伝令係は、スタッフ
の号令(ホイッスル)で集合し、出された指令(指示)をグループ全
員に伝えます。
*実施時はライフジャケットを着用します。
竹と麻ひもだけで出来上がったいかだを湖に浮かべ、実際に乗船
します。
練習後に、グループ対抗いかだレースを行います。
*経費等:100名まで対応可能 1人3,150円∼
ライフジャケットなどは貸与します。 このプログラムを学校で実践したいときは、下記までどうぞ。
〒419-0317 住所 富士郡芝川町内房2193-8 担当 佐野 文洋
TEL 0544-65-1123 FAX 0544-65-1343
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www.naturalaction.co.jp/
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ごみ減量のキーワードは3つのR!
NPO法人 富士市のごみを考える会
○テーマ
廃棄物
○学習内容
家庭からの廃棄物
○教科等との関連
廃棄物の処理(社会)
○学習対象
小学校中学年
○場 所
体育館、教室など
○学習時数
3時間
○準備物
プロジェクター
◎環境をよくするために行われている様々な取組に関心をもつ。(関心)
学習の目標
◎ごみを減量することの大切さや3R(リデュース・リユース・リサイクル)に
ついて理解する。(思考・理解)
◎地球を守るために自分ができることを生活の中で実践する。(参加・行動)
プログラム
の概要
①全 体 ・・・・ 紙芝居「富士山とごみと私」など。ごみゼロ博士おもしろクイズ(25分)
②グループ・・・ ペットボトルリサイクル(20分)
生ごみリサイクル(20分)
ごみ分別ゲーム(22個のアイテムカードを4セット用意)(20分)
ごみ減量大作戦(20分)
③全 体 ・・・・ クールダウンタイム(気づいたことをノートに整理)、気づいたこと
の発表・質問・まとめ(30分)
団体活動PR
当会員は、現在65名。静岡県環境学習指導員をはじめ、クリーンジャパンセンター環境学習指
導員、富士市ごみマイスター、静岡県地球温暖化防止活動推進委員、有機農法研究員、イラストレ
ーター他、様々な分野の専門家がそろっています。
日常生活の中での“ 気づき” を大切にし、楽しいプログラムを実践しています。
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おすすめ! プログラム
「紙芝居」(プロジェクターで、スクリーンに投影します。)
「富士山とごみと私」「沈黙の富士山」「リデュース・リユース・
リサイクル」の3作品があります。ごみ減量の必要性、地球温暖化、
「リデュース・リユース・リサイクル」を具体的に学習します。
「ごみゼロ博士おもしろクイズ」
クイズを通して、ごみ問題について学習します。
「ペットボトルリサイクル」
クリーンジャパンセンターの教材を使いながら、ペットボトルのリ
サイクル方法について学習します。
「生ごみリサイクル」
生ごみは微生物の働きによって植物を育てる栄養になること(食物
連鎖)を学習します。
「ごみ分別ゲーム」
学校のある市(町)の分別方法に沿って、ごみのアイテムカードを
分別ボックスに入れるゲームです。
「ごみ減量大作戦」
家庭生活の様々な場面を描いた絵を見ながら、地球環境を守るため
にどのような生活をすればよいかを考えます。
このプログラムを学校で実践したいときは、下記までどうぞ。
〒417-0801 住所 富士市大淵27-6 担当 小野 由美子
TEL 0545-35-2439 FAX 0545-35-2439
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www006.upp.so-net.ne.jp/fujigomizero/
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野菜を育てて、遊ぼう!モリモリ食べちゃおう!
土屋みのり(NPO法人ラブネイチャーズ)
○テーマ
食
○学習内容
環境保全型農業
○教科等との関連
地域の人々の生産や販売(社会)
○学習対象
小学校中学年
○場 所
学校、調理室
○学習時数
2時間(各プログラム)
○準備物
植木鉢、培養土、スコップ、エプロン
◎身近な食べ物に関心をもち、サラダやケーキ作りに意欲的に取り組む。(関心)
学習の目標
◎安全な食べ物を作るために行う野菜の無農薬・有機栽培について理解する。 (思考・理解)
◎食の安全に配慮して野菜を栽培したり、生活をしたりする。(参加・行動)
プログラム
の概要
それぞれの地方に適した方法で育てた野菜を食べることにより、「食」につい
て考えます。
野菜を学校で育てる場合には培養土に堆肥だけを混ぜ、無農薬・有機栽培の昔
ながらの栽培方法(化学肥料を使わず、なるべく消毒もしません。)を教えます。
そして、栽培活動を通して、自然界の循環や現在の農法について考えます。
また、自分たちで育てた野菜(予め無農薬・有機肥料で育てた野菜)を使って
遊んだり、食べたりして楽しみます。
個人活動PR
静岡県西部地方において、様々な自然体験学習を提供したり、お手伝いしたりしています。
得意分野はネイチャークラフト、家庭菜園での野菜や花作り、また、それらを活用した楽しい活
動や食の学習です。
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おすすめ! プログラム
「ハロウィンのくりぬき実演」
カボチャの一品種であるアトランティックジャイアントなどの重さ、
中身の様子、種の数などを予想させたり、匂いをかがせたりします。
その後、実際にカボチャをくりぬき、ランプをともして飾ります。
同時におもちゃカボチャのいろいろな品種の展示や説明も行います。
「坊ちゃんカボチャで、ホットサラダを作ろう!!」
手のひらサイズの坊ちゃんカボチャをくりぬき、中にベーコン、た
まねぎ、チーズなどをつめ、レンジで8分チンします!!
塩、こしょうを適宜加え、マヨネーズをかけて出来上がり。簡単で
おいしいサラダの完成です。
同時にいろいろな食用カボチャの説明や展示も行います。
「超簡単パウンドケーキを作っちゃおう!!」
卵、バター、砂糖、小麦粉と季節の野菜や果物をトッピングして、
簡単で美味しいおやつ作りに挑戦!!
飼育している鶏の話や鶏にかかわる食物連鎖の話もします。
このプログラムを学校で実践したいときは、下記までどうぞ。
〒431-1304 住所 浜松市細江町中川6968-1 担当 NPO法人ラブネイチャーズ
TEL 053-522-1792 FAX 053-522-1792
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www3.tokai.or.jp/natures/index.htm
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魚を食べちゃおう
NPO法人 静岡県フィッシングインストラクター協会
○テーマ
食
○学習内容
人間と食べ物
○教科等との関連
我が国の水産業(社会)
○学習対象
小学校高学年
○場 所
運動場又は体育館
○学習時数
2時間
○準備物
魚の模型、釣具
◎魚の模型を使った遊びを通して、捕獲量が年々減少している魚に関心をもつ。
学習の目標
(関心)
◎魚の捕獲量が減少している原因について理解する。(思考・理解)
◎自然環境を大切にし、遊漁者として責任ある行動をする。(参加・行動)
プログラム
の概要
水産資源は過剰捕獲等により減少の一途をたどっています。世界的にはこの現
象に歯止めをかけるために、海産魚類のTAC(漁獲可能量)制度が運用されています。
水産資源の減少は、単に魚の捕獲量が増大したことだけが原因ではなく生活環
境の向上により、自然のサイクルが崩れたことも影響しています。
そこで、このプログラムにより、育てる漁業・生産する漁業の実現に向けて努
力することや内水面における貴重種や在来種を保護する意識を高めます。
団体活動PR
NPO法人静岡県フィッシングインストラクター協会(略称 NPO法人JOFI静岡)は、(社)全日本
釣り団体協議会が公認する釣りインストラクターの団体です。
釣り技術指導をはじめ、全般的な水辺環境教育を通して、自然の大切さを伝える気づきのプログ
ラムを行っています。
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おすすめ! プログラム
振り出し竿の取扱練習を行います。取扱のコツを助言しながら、何
度も練習を繰り返すことにより、釣具を正確に扱えるようにします。
大小様々な魚の模型を用意し、釣り遊びを通して魚の名前や生息地
などを学びます。
限られたエリア内の魚の減少を視覚でとらえながら、水産資源の将
来や魚の資源管理について話し合いをします。
大小様々な魚の模型を使って、家族で1日に食べる魚の量を考えます。
次に、黒板に子どもの実物大の絵(胃袋)を描き、そこに食べられる
魚を貼り付けます。
大小様々な魚の模型を貼り付けることにより、幼児期の魚を捕獲す
ると、食べる人たちにとって大量の魚が必要になる事を理解させます。
同時に、幼児期の魚を捕獲しない工夫をしたり、キャッチ&リリース
をしたりすることの大切さを考えます。
このプログラムを学校で実践したいときは、下記までどうぞ。
〒421-0421 住所 牧之原市細江2709-4 担当 鈴木 康之
TEL 090-8471-7742 FAX 0548-22-6739
メールアドレス [email protected]
ホームページ http://www7.ocn.ne.jp/~zen02/
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