西東京市街路灯 LED 化事業 募集要項 平成 27 年4月 西東京市 西東京市街路灯 LED 化事業募集要項 目次 1 募集の趣旨 ..................................................................................................................... 1 2 事業概要......................................................................................................................... 1 3 事業者の行う業務範囲 ................................................................................................... 2 4 事業場所......................................................................................................................... 4 5 契約者 ............................................................................................................................ 5 6 優先交渉者決定からサービス開始までのスケジュール(予定) .................................... 5 7 応募条件......................................................................................................................... 5 8 応募に関する留意事項 ................................................................................................... 7 9 ESCO 事業選定の流れ ...................................................................................................... 7 10 ESCO 事業全体スケジュール(予定) .......................................................................... 8 11 プレゼンテーション、審査および審査結果の通知 ..................................................... 11 12 ESCO 提案書における提示条件 ...................................................................................13 13 事業実施に関する事項 ...............................................................................................14 14 契約に関する事項 ......................................................................................................17 15 ESCO 提案提出書類・作成要領 ...................................................................................17 16 配布資料 ....................................................................................................................19 17 街路灯のうち防犯灯(消費電力 100W 未満)に係わる灯具仕様 ...............................20 18.街路灯のうち道路照明(消費電力 100W 以上)に係わる灯具仕様 ...........................22 19 街路灯設置仕様..........................................................................................................26 20 工事仕様 ....................................................................................................................26 21 工事計画 ....................................................................................................................26 1 募集の趣旨 本市は、平成 26 年 3 月に西東京市第2次総合計画を策定しこれからのまちづくりを進 めるための基本的な方向性を示している。この計画での大きな施策目標である地球温暖 化対策の推進に力を入れている。街路灯のLED化は、市内から排出される温室効果ガ スの削減に有効な施策であると考えている。 現在、西東京市には街路灯が約 11,400 灯あるが、単年度で交換工事を実施することは、 多大な財政負担が必要なことから困難である。 そこで、民間企業のノウハウ、資金、技術力を活用した街路灯LED化事業(ESCO 事 業)を導入して、既存の街路灯を一斉にLED化したいと考えている。 本事業は、以上の目的に合致する民間事業者の一括提案を受け、本市にとって最も優 れていると考えられる提案を選定するため、提案の募集を行うものである。 審査の結果、最も優れている提案を行った応募者(以下「優先交渉権者」という。 )は、 本市と事業契約の締結に向け協議を行い、合意に至った場合、本事業に係る事業契約を 締結し、本事業を実施するものとする。 2 事業概要 (1)事業名称 西東京市街路灯LED化事業 (2)契約方式および契約年数 シェアード・セイビングス契約 (民間資金活用型) 契約年数 10 年間 (3)事業内容 事業者は、街路灯の実際の設置状況を踏まえ、本市と合意した内容で、国等における 温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法律(平成十九年法律第五 十六号)第5条第2項第3号に規定される省エネルギー改修事業(以下、ESCO事業とい う。)として自ら行った提案(以下、ESCO提案という。)を基に契約を締結する。ESCO事 業の契約期間内においては、募集の趣旨の目的達成のため整備するLED街路灯設備等(以 下「ESCO設備」という)を善良なる注意義務をもって、自らの費用負担により、以下の 各種サービスを提供するものとする。 本市では、一般に防犯灯と称する小型のものから道路灯と称する大型のものまで総称 して街路灯と呼称しているので留意すること。 平成26年11月時点での東京電力との契約口数の内訳は下表のとおりである。 契約口数 20W以下 20 21W~40W 7,605 41W~60W 625 1 61W~100W 779 101W~200W 1,936 201W~300W 311 301W~400W 3 401W~500W 97 51VA~100VA 2 計11,378灯であるが、数値に増減があることを加味し約11,400灯としているので留意 すること。 本市には、鉄道駅が5駅あり、それぞれ駅前ロータリー等にはデザイン灯が設置され ている。これらのデザイン灯についても提案があること。 1)現地調査 2)電力契約照合・電力契約申込み 3)街路灯管理システムの構築・データ更新 4)ESCO 設備の計画・施工・施工管理 5)既設街路灯設備の撤去・リサイクル・廃棄処分 6)ESCO 設備の維持管理・保証(無償修繕等) 7)省エネルギー量の計測・検証 8)ESCO サービス終了後の ESCO 設備の所有権の帰属に関する契約の履行 3 事業者の行う業務範囲 事業者が行う業務の範囲は、次の通りとする。 1)現地調査 ①既設街路灯の位置の調査(所在地、引込柱、街路灯の管理番号など設備管理上 必要となる各種情報の調査) ②既設街路灯の設備の調査(灯具の種類など具体的な設備内容の調査) 2)電力契約の照合・申込み ①電力会社と緊密な連携のもと、既設街路灯に係わる電力契約の調査照合 ②既設街路灯に係わる電力契約の調査および現地調査結果の突合 ③電力契約と既設街路灯との数量相違の把握・整合(街路灯設備があって電力契 約のないもの、電力契約があって街路灯設備がないものを選別し、それらにつ いて電力会社・および西東京市と緊密な協議を行い、両者の整合を図る) ④LED 化に伴う契約変更の申込みおよび前項で把握した契約相違に係わる新設又 は減設申込みの実施 3)統合型 GIS へのデータ反映 ①本市が保有する統合型 GIS に反映させるため、前項の調査・整合の結果を報告 および納入(GIS 上で管理する必要項目は以下のとおり) ア 位置情報(管理番号、東電引込柱番号、NTT 柱番号) イ 設置年月、設置場所、移設年月、現行設置場所、目標 ウ 設備概要(灯具仕様、柱形状、施工者名、設置開始年月日、事業名等) 2 エ 電力契約情報(店所番号、契約名義、お客さま番号、請求番号、契約 W 数、 契約灯数、引込状況等) オ 修繕および移設等記録(記録の管理区分、作業年月、修繕内容および移設 情報等、施工者名等) カ その他(見取図、街路灯写真等) キ 図形の形式:SHAPEファイル形式、世界測地系(JGD2000)/平面 直角座標系第9系 ②ESCO 事業開始後に本市が行う設備の修理依頼や新設・移設・撤去などの異動 連絡に係わるデータの定期的作成 ③前項により作成された最新の街路灯データの報告および納入を ESCO 事業期間 中は毎年度行うものとする。なお、報告は電子的媒体(CD-ROM 等)でも可と する 4)ESCO 設備の設置に係わる計画・施工および施工管理 ①関係行政機関の指導および関係諸法規を遵守しつつ、LED 化のメリットを最大 限に享受できる施工計画の策定および施工・施工管理の実施 ②関係行政機関の指導および関係諸法規を遵守しつつ、近隣住民や交通に配慮し た施工計画の策定および施工・施工管理の実施 ③関係行政機関の指導および関係諸法規を遵守しつつ、作業者の安全に十分配慮 した施工・施工管理の実施 5)既設街路灯設備の撤去・リサイクルならびに廃棄処分 ①関係行政期間の指導および関係諸法規を遵守しつつ、撤去工事の施工・施工管 理を行う ②撤去した設備(灯具本体、グローブ、街路灯専用柱、根巻コンクリート等)に ついては、環境保護の観点から再利用を原則とし、撤去品を項目ごとにそれぞ れリサイクルの具体的な方法についても報告を行う 6)街路灯の維持管理・保証(無償修繕等) ①事業者は、本市からの修繕依頼に基づき、ESCO 設備の調査・修繕を行う ②事業者は、ESCO 設備に関する本市からの異動連絡(新設・撤去・移設)など を受け付け、これに基づき街路灯データを更新する。また前項の修繕結果につ いても同様とする ③事業者は、本市からの連絡受付のための専用電話回線を備えたコールセンター を設置するとともに、本市からの依頼に基づき ESCO 設備の修理ないし灯具交 換を行うものとする。なお、当該作業は本市が依頼をした日から起算して3日 以内に実施するものとする。 ただし、緊急的な初期応動が必要な場合(倒壊した自立柱が道を塞いでいると きなど)は、すみやかに応急的な対応作業を実施するものとする。 その際生じる費用は、その損害の原因により事業者ないしは本市が負担するこ ととする ア 事業者が費用負担する場合 ・ESCO 設備の製品としての不具合による故障 3 ・火災、落雷、破損、盗難、雪害・風害、いたずら・破壊行為、台風等に よる洪水・高潮・土砂崩れ等の水災、車両の接触・衝突、電気的・機械 的事故など、偶然、外来、且つ急激な事故によって生じた損害 イ 本市が費用負担する場合 ・本市ないし清掃・近接樹木の伐採・除雪など本市の依頼による作業者の 責による損害 ・地震・噴火およびこれらに起因する津波による損害 ・戦争・暴動・変乱による損害 ・その他ア以外で、事業者の責に因らない損害 なお、事業者は ESCO 設備の修繕の実施結果および ESCO 設備の維持管理状況を 定期的に本市に報告する。本市は維持管理が計画通りでなく若しくは不十分で あると認められるときは事業者に対して必要な措置を命ずる場合がある ④事業者は、ESCO 設備について、自己の負担で保険に加入することとする。但 し、加入する種類、内容は本市と協議のうえ定めるものとする 7)省エネルギー量の計測・検証 ①事業者は、提案により示した光熱費削減額および削減保証額が確実に守られて いることを証明するための適切な検証手法を本市に提示し、ESCO 契約期間中 において、ESCO サービス導入によるコスト削減効果の検証を行うものとする ②事業者の報告および本市の確認 事業者は、前項の検証の結果ならびに修理・交換等の記録を毎年本市に報告し、 本市は当該報告の内容を確認する 8)契約終了後の ESCO 設備の所有権の帰属 ESCO サービス終了後の、 事業者の設置した ESCO 設備の所有権の帰属については、 契約に基づき履行すること。 9)補助金等の公募申請 取得可能性があると判断される補助金等に係わる公募申請及び交付申請並びに 実績報告義務 10)その他 ①事業者は、既設設備の撤去工事・ESCO 設備の設置工事ならびに維持管理にお いて、可能な限り本市市内の電気工事店(以下、地元業者と言う。)の活用を 優先的に行い、地域への経済波及効果に資するよう配慮することとする ②ESCO サービス開始後に、開発行為による土地利用行為等にて原因者が新設し 本市に移管される LED 街路灯についても、維持管理および街路灯データ更新の 対象とする提案を行うこと ③既設の LED 街路灯についても維持管理および街路灯データ登録の対象とする 提案を行うこと 4 事業場所 西東京市内において本市が管理する街路灯とする。 4 5 契約者 西東京市 6 優先交渉権者決定からサービス開始までのスケジュール(予定) (1) 優先交渉権者の決定 平成 27 年 6 月 1 日(月) (2) ESCO 契約の締結 平成 27 年 8 月下旬 (3) 工事期間 平成 27 年 9 月上旬~平成 27 年 12 月中旬 (4) ESCO サービス開始期日 平成 28 年 1 月 1 日 7 応募条件 (1)応募者の資格要件 1)ESCO 事業を行う能力を有する単独企業あるいはグループ(複数の企業の共同体) とする 2)グループで応募する場合は、事業役割を担う代表者を 1 社選定し、その代表者が 本市との連絡窓口となり、事業の遂行の責を負うものとする 3)参加表明時は、応募者の構成員全てを明らかにし各々の役割分担を明確にする 4)応募者は、応募を含むそれ以降の提案に係る諸手続および契約等にかかわる諸手 続を行う 5)ESCO 提案提出後において、事業運営を目的とした特定子会社等を設立すること も可能とする。ただし、設立条件などに関しては、本市と協議したうえで合意を 得る必要がある (2)応募者の役割 1)応募者は、次の役割を全て担い、グループの場合は各構成員が以下の役割を分担 するものとする ①事業役割…本市の対応窓口となり、契約等諸手続を行い、事業遂行の責を負 う ②設計役割…設計・計画・監理に関する業務をすべて実施する ③施工役割…施工に関する業務をすべて実施する ④その他役割…上記①~③以外の維持管理、金融、ESCO 設備供給、街路灯の設 置状況の把握などに関する業務を各々実施する 2)事業役割を担う応募者が複数の企業で構成される場合は、企業間の事業役割に関 する合意書を別途本市に提出すること。なお、その合意書には、事業役割の構成 企業全体が、本市に対し連帯責任を負う旨を示す条項を含むこと 3)下請負業者又は協力事業者の選定にあたっては、地元業者を優先して選定するこ と (3)応募者の資格 応募者の資格要件は、次のとおりする。なお、グループの場合、グループとして これらの要件を満たすこと 1)応募者は、参加表明書および資格確認書類により、本実施要領の内容を充分に 遂行できると認められる者であること 5 2)応募者は、各種対策により対象設備のエネルギー削減量を提案できる者であり、 削減量が達成できない場合は、保証措置を講じることができる者であること 3)応募者は、ESCO 設備導入後のエネルギー削減量および削減金額を計測・検証す ることができる者であること 4)応募者は、事業運営、維持管理、システムサポートを円滑に行うため迅速に対 応ができる者であること (4)応募者の制限 次に掲げる者は、応募者の構成員となることはできない。 1)地方自治体施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する 者 2)本募集要項の配布の日から、ESCO 提案書提出日までの期間に「工事請負業者 指名停止規則」に基づく指名停止の措置を受けている者 3)本募集要項の配布の日から ESCO 提案書提出日までの期間に建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)第 28 条第 3 項若しくは第 5 項の規定による営業停止処 分を受けている者 4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律 77 号)第 3 条又は第 4 条の規定に基づき都道府県公安委員会が指定した暴力団等の構成 員を、役員、代理人、支配人その他の使用人又は代理人として使用している 者 5)民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定による民事再生手続開 始の申し立てをしている者 6)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条第 1 項又は第 2 項の規定によ る更正手続開始の申し立て(同法附則第 2 条の規定によりなお従前の例によ ることとされている更正事件(以下「更正事件」という。 )に係わる同法によ る改正前の会社更生法(昭和 27 年法律第 172 号。以下「旧法」という。 )第 30 条第 1 項および第 2 項の規定による更正手続開始の申し立てを含む。以下 「更正手続開始の申し立て」という。)をしている者又は申し立てをなされてい る者。ただし、同法第 41 条第 1 項の更正手続開始の決定(旧更正事件に係わ る旧法に基づく更正手続開始の決定を含む。)を受けた者がその者に係る同法 第 199 条第 1 項の更正計画の認可の決定(旧更正事件に係わる旧法に基づく更 正計画認可の決定を含む。)があった場合にあたっては、更正手続開始の申し 立てをしなかった者又は更正手続の申し立てをなされなかった者とみなす 7)応募資格申請書に虚偽の記載をし、又は重要な事実について記載をしなかっ た者 8)不正な手段を用いて本事業を誹謗し、又は事業の公正な進行を妨げる者若 しくは妨げた者 9)最近1年間の法人税、事業税、地方税を滞納している者 (5)地元業者の活用 応募者は、街路灯の設置工事等において、可能な限り地元業者を優先的に活用し、 地域への経済波及効果を図ること 6 8 応募に関する留意事項 (1)費用負担 応募に関する全ての書類の作成および提出に係る費用は、応募者の負担とする (2)提出書類の取り扱い・著作権 提出書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するが、提出書類は返却しないものと する。また、本市は、応募者に無断で本募集以外の目的で提出書類を使用したり、情 報を漏らしたりすることはない (3)特許権 提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国および日本国以 外の国の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっている意匠、デザイン、 設計、施工方法、工事材料、維持管理方法等を使用した結果生じた責任は、応募者が 負うものとする (4)本市からの提出書類の取扱い 本市が提供する資料は、応募者に係る検討以外の目的で使用してはならない (5)応募者の複数提案の禁止 応募者は、1つの提案しか行うことができない (6)複数の応募者の構成員等となることの禁止 応募者の構成員は、他の応募者の構成員となることはできない (7)構成員の変更の禁止 応募者の構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、本市 と協議を行い、本市がこれを認めたときはこの限りでない (8)提出書類の変更禁止 提出した書類の変更はできない。なお、本提出書類について後日参考資料を求めるこ とがある (9)虚偽の記載の禁止 参加表明書又はESCO提案書に虚偽の記載をした場合は、参加表明書又はESCO提案書 を無効とする 9 ESCO 事業選定の流れ (1)応募者の要件 本ESCO提案募集への応募者は、「7 応募条件」で定める資格要件を満たす者とする (2)応募資格要件の確認および提案要請 参加表明した者の応募資格要件を確認し、条件を満たした応募者に対し、提案書の提 出を電子メールおよび文書で要請する (3)最優秀提案の選定 審査会により提案内容を審査し、最優秀提案者及び優秀提案者を選定する (4) 基本協定書締結 最優秀提案者に選定された事業者と本市との間で、本要項に定める現場調査及び詳細 協議等に関連する事項について、基本協定書を締結する。 7 (5)詳細協議 最優秀提案をした者は優先交渉権者となり、電気料削減等の詳細判断、事業計画書作 成および契約を締結するまでの諸条件についての本市との詳細協議を進めるものと する (6)事業者の選定 優先交渉権者は本市と協議を行い、協議が整えばESCO契約を締結し、契約事業者とな る。なお、優先交渉権者との協議が整わない場合は、優秀提案者(次選交渉権者)と の詳細協議を行うことがある。 契約までの費用については優先交渉権者の負担とする (7)事務局 本ESCO提案募集に係る事務局は、次のとおりとする 担当窓口: 西東京市 都市整備部道路管理課 道路管理係 所在地: 西東京市中町一丁目5番1号 電話: 042-438-4055 FAX: 042-438-2022 西東京市役所保谷庁舎 5階 電子メール: [email protected] ホームページ:http://www.city.nishitokyo.lg.jp 10 ESCO 事業全体スケジュール(予定) (1)ESCO 事業は、次の日程(予定)で行う 項 目 日 程 ① ホームページ公開開始 平成 27 年 4 月 6 日(月) ② 募集要項の配付期間 平成 27 年 4 月 6 日(月)~4 月 15 日(水) ③ 募集要項に関する質問受付 平成 27 年 4 月 10 日(金)~4 月 15 日(水) ④ 質問の回答 平成 27 年 4 月 23 日(木) ⑤ 参加表明書および資格確認書類の受付 平成 27 年 4 月 24 日(金)~4 月 30 日(木) ⑥ 応募者資格確認結果、提案要請書の通知 平成 27 年 5 月 12 日(火) ⑦ 提案書の受付 平成 27 年 5 月 18 日(月)~5 月 21 日(木) ⑧ プレゼンテーション、選考 平成 27 年 5 月 27 日(水) ⑨ 最優秀および優秀提案の選出、結果通知 平成 27 年 6 月 1 日(月) ⑩ 基本協定書締結 平成 27 年 6 月 ⑪ 詳細協議、事業計画書作成 平成 27 年 6 月 ⑫ 現場調査 平成 27 年 6 月上旬~8 月下旬 ⑬ ESCO 契約の締結 平成 27 年 8 月下旬 ⑭ 街路灯 LED 化工事 平成 27 年 9 月上旬~平成 27 年 12 月中旬 ⑮ ESCO サービス開始 平成 28 年 1 月 1 日 ⑯ ESCO 設備の維持管理等 平成 28 年 1 月 1 日~平成 37 年 12 月 31 日 ※応募多数の際は、書類選考を実施することも有り。 8 (2)ESCO 提案募集の手続き 1)募集要項の配布 募集要項は、本市のホームページにて公表する 2)募集要項に対する質問受付・質問回答 本要項および資料に関する質問の受付および回答は、次により行う ①質問の方法 質問は、質問書(様式第1号)を使用すること。なお、受付は電子メール のみとし、電話、FAX、持参等は不可とする。質問 1 件につき 1 枚提出(送信) する。なお、電子メール送信の際は、件名を「西東京市街路灯 LED 化事業 質問書」と記載することとし、メール送信後、電話でメールの到着を確認 すること ②受付期間 平成 27 年 4 月 10 日(金)~4 月 15 日(水)午後 3 時まで(必着) ※土日・祝日は除く 3)質問への回答 回答は、提出された質問を取りまとめて、平成 27 年 4 月 23 日(木)にホー ムページで公表することとし、口頭による個別対応は行わない なお、回答は本募集要項と一体のものとして同等の効力を持つものとする (3)参加表明書および資格確認書類の提出 応募者は、次により参加表明書および資格確認に必要な書類を持参する。 1)受付期間 平成 27 年 4 月 24 日(金)~4 月 30 日(木)午後 5 時まで(必着) 受付時間は、開庁日の午前 9 時から正午および午後 1 時から午後 5 時まで ※土日・祝日は除く 2)受付場所 都市整備部道路管理課 道路管理係(市役所保谷庁舎 5 階) 3)参加表明時の提出書類 次の提出書類に各々書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4 縦長フ ァイルに綴じたものを 2 部(正 1 部、副 1 部)提出すること 《参加表明作成要領》 ①参加表明書(様式第2号) グループで参加の場合は、代表企業名で作成し提出すること ②グループ構成表(様式第3号) 応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担(事業役割、設計 役割、施工役割、その他役割(分担名を記載のこと))を明確にするこ と。グループとして応募する場合は、構成員の間で交わされた契約書 または覚書等の内容を添付すること 9 ③履行保証書(様式第4号) 事業役割を担う応募者に、経営等の状況が良好である関係会社(親 会社等)がある場合、その関係会社による履行保証を明らかにする 書類を提出することができる ④印鑑証明書 所管法務局発行の証明書の正本で、受付日前 3 カ月以内に発行された もの ⑤商業登記簿謄本 現に効力を有する部分の謄本で受付日前 3 カ月以内に発行されたもの を綴じたもの ⑥納税証明書 最新決算年度の確定申告分の法人税、法人事業税の納税証明書を各 1 通ずつ綴じたものとし、事務所が複数箇所ある場合には、本社所在地 の官公庁で発行する納税証明書を提出すること ⑦財務諸表 最新決算年度の賃借対照表、損益計算書、利益処分(損失処理)計算 書等の財務諸表を綴じたもの。なお、写しでも可とする。 また、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行う場合 は、その関係会社の財務諸表も添付すること ⑧会社概要 A4 判の大きさの用紙を使用し、企業設立年から現在までの営業の沿 革および主要な営業経歴等、以下の項目を網羅したものを 1 部綴じた もの ア 設立年、代表者役職および氏名、資本金、年間売上金額、営業所一 覧、従業員数(様式第5号の1) イ 企業状況表(様式第5号の2) ウ 有資格技術職員内訳表(様式第5号の3) エ 各役割の責任者業務実績表(様式第5号の4) オ その他、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行 う場合は、その関係会社の会社概要も添付すること。なお、様式 を指定しているものであっても、上記の内容を含む応募者のパン フレット等による代用も認める ⑨特定建設業の許可証明書 建設業法第 3 条第 1 項に規定する「特定建設業」 、またはこれに類する 許可証明書を提出すること。なお、写しでも可とする。 ただし、担当業務内容により、審査を受ける必要のない場合はその旨 を明示すること ⑩ESCO 関連事業実績一覧表(様式第6号) 様式に従い、以下の項目を網羅した事業実績表を提出すること。 ・発注者:発注者名を記入すること 10 ・契約金額:消費税相当額を含む金額の総額を記入すること(千円単 位) ・契約件名:契約書上の正確な名称を記載すること ・契約期間:契約始期および終期を記入すること ・契約業務の概要:契約業務の概要等を記入すること ⑪各資格者免許証の写し 有資格技術職員のうち、各代表1名分の資格者免許証(表・裏)の写 しを提出すること ⑫監理技術者免許証の写し 施工役割会社における監理技術者免許証(表・裏)の写しを提出する こと (4)参加資格確認結果および提案要請書の通知 参加資格の結果は、文書(電子メール)で本市から応募者(代表者)に通知する。な お、提案書の提出者として資格が確認された者については、次のとおり提案要請書お よび資料を郵送する。 1)通知日 平成 27 年 5 月 12 日(火) 2)郵送日 平成 27 年 5 月 12 日(火)発送 (5)提案書の提出 提案要請書を通知された応募者は、本市が提供する配布資料に示す資料を基に「15 ESCO事業提案提出書類・作成要領」に従い、ESCO事業提案書を作成し、事務局へ持参 する。 1)受付期間 平成 27 年 5 月 18 日(月)~5 月 21 日(木)午後 5 時(必着) 受付時間 午前 9 時~午後 5 時まで(ただし正午から午後 1 時を除く) ※土日・祝日は除く 2)提出書類 「15 ESCO 事業提案提出書類・作成要領」によるものとする。 (6)参加を辞退する場合 提案要請書を交付された応募者が以降の参加を辞退する場合は、ESCO事業提案書受付 の締切日の前日までに提案辞退届(様式第7号)を1部、事務局に持参または郵送で提 出すること。 11 プレゼンテーション、審査および審査結果の通知 (1) プレゼンテーション プレゼンテーション、プレゼンテーション時に使用する説明資料について、必ず次の 項目順序にて資料を作成し説明を行うこと。 ① 企業概要 ② 事業資金計画 ③ 施工計画、施工内容 11 ④ 使用機器及び街路灯管理システムの性能 ⑤ 維持管理 ⑥ 環境への配慮 ⑦ 効果検証及び保証 ⑧ その他 ※プレゼンテーション時に提出書類以外の資料、書類の配布は禁止とする ※順序を守らない場合は減点対象とする (2)審査 別で定める審査委員会が、事業資金計画、使用機器および管理システム、維持管理、 環境・安全性への配慮、本市経済への寄与、機器や省エネ保証などの観点から総合的 な審査を行い、最優秀提案1者を選定する。なお、審査においては次の事項を重視す る。 1)本市の計画どおり事業実行が可能か、具体的に確認できること 2)街路における適切な夜間照度を確保することを目指し、車両の安全な道路通 行、犯罪抑止が期待できること 3)地元業者の積極的な活用など、本市内の経済への活性化に貢献できる提案で あること 4)ESCO サービス料の内訳が明瞭かつ妥当であること 5)提案者の経営状況や資金調達計画が信頼できること 6)ESCO 事業以前に設置した LED 街路灯の管理・保証について提案があることお よびその提案内容 7)ESCO 契約期間中において、市独自で新たに設置する街路灯、開発事業等で市 へ移管する街路灯の取り扱いについて提案があることおよびその提案内容 8)ESCO 契約期間終了後の ESCO 設備の所有権の帰属等を含め、契約期間終了後 の対応について提案があることおよびその提案内容 9)募集の趣旨を十分理解し、提案に独自性があり、維持管理やデータ管理等に おいても事業開始前および終了後を見据えた工夫がなされていること 10)狭隘道路の対応など、本市特有の地域特性を考慮していること 11)既設街路灯の現場調査の精度を高めることについて工夫又は独自の提案が あること 12)本市で管理している既設 LED 街路灯を含むすべての街路灯に対し、本市の 管理情報、電力会社の契約情報、事業者による現地調査にて十分に確認を行 い、三者灯数の整合性がとれる提案であることおよびその提案内容 13)廃棄物の処理・再利用計画が具体的且つ充分であること 14)LED 街路灯は、設置実績のある国内メーカーの製品であること 15)ESCO サービス料総額(本市の支出)が少ないこと 16)計画どおりに実行できない場合の光熱費削減保証が確実なこと 17)ESCO サービス開始前の工事期間中に寿命を迎えた蛍光灯等の対応について 提案があることおよびその提案内容 18)提案が全体としてバランスが良く優れていること 12 ※ESCO 締結のための詳細協議時には、平成 26 年度の修繕費用と直近の光 熱費単価を参考にベースラインを設定する (3)審査の流れ ESCO 提案の審査にあたっては、以下の要領で行う。 1)応募者からの提案書類およびプレゼンテーションをもとに、提案内容の実行 能力を審査する 2)審査結果、総合得点の最も大きい提案をした応募者を最優秀提案者とし、ESCO 事業契約に向けての優先交渉権者とする。また次点を優秀提案者とし、次選 交渉権者とする (4)審査結果の通知 1)審査結果は、平成 27 年6月1日(月)提案者に文書で通知する。電話等によ る問い合わせには応じない 2)審査結果に対する異議を申し立てることはできず、質問、開示等は一切受け 付けない 3)最優秀提案者および優秀提案者を本市のホームページで公表する (5)失格 次のいずれかに該当する場合は、失格とする。 1)提案期限を過ぎて提案書類が提出された場合 2)提案書類に虚偽の記載があった場合 3)審査の公平性に影響を与える行為があった場合 4)本募集要項に違反すると認められる場合 12 ESCO 提案書における提示条件 応募者は、以下の条件に基づき、ESCO 提案書を作成する。 (1)ESCO シェアード・セイビングス契約を実施できること。なお、ここでいうシェアード・ セイビングス契約とは、事業者の資金により省エネルギー改修を行い、本 ESCO 事業に よって得られた利益を契約で定めた方法によって、事業者と本市で分かち合う契約の ことを指す (2)事業者の資金により省エネルギー改修を行い、毎年の ESCO サービス料が本市の希望す る金額以下であること (3)ESCO 契約どおり光熱費削減が出来ない場合はその分を保証できること (4)本市が定めた街路灯灯具仕様および同設置仕様に応じた製品を使用すること (5)LED 灯具以外に ESCO サービスを実施する上で必要な ESCO 設備についても対応するこ と (6)本市の計画に基づき工事を遂行できること (7)本市内経済への貢献度については、具体的な数値を示すこと (8)「10 ESCO 事業の全体のスケジュール」に示した工事期間内に工事が未完となった 場合、街路灯完工するまで、電気料金の差額を事業者が負担すること (9) 維持管理にかかる経費は原則として事業者の負担とする 13 (10)市名および管理番号等を表記のプレート設置の提案をすること (11)毎年新設予定の街路灯についても、ESCO 対象機器同様契約終了後まで維持管理し、 街路灯管理システムへ登録すること (12)ESCO 事業の対象となった ESCO 設備の、ESCO 契約終了後の所有権の帰属について言 及すること (13)その他、この要項に定めることのほか、ESCO 提案の募集等の実施に当たって必要な 事項が生じた場合には、応募者に通知する 13 事業実施に関する事項 (1)誠実な業務遂行 1)事業者は、募集要項、配付資料および契約書に基づく諸条件に沿って、誠実 に業務を遂行すること 2)業務遂行に当たって疑義が生じた場合には、本市と ESCO 事業者の両者で誠意 をもって協議することとする (2)ESCO 契約期間中の事業者と本市の関わり ESCO 事業者は、事業者の責により遂行され、本市は ESCO 契約に定められた方法によ り、事業実施状況について確認を行う。 (3)本市と事業者との責任分担 1)基本的な考え ESCO 提案が達成できないことによる損失は、原則として、 事業者が負担する。 ただし、天災や経済状況・運営状況の大幅な変動など、事業者の責に帰さな い合理的な理由がある場合は別途協議を行うものとする 2)予想されるリスクと責任分担 本市と事業者の責任分担は、原則として次項の「表:ESCO 事業の予想される リスクと責任分担」 (以下「分担表」という)によることとし、応募者は負担 すべきリスクを想定したうえで ESCO 提案を行うものとする。なお、分担表に 該当しない事項が発生した場合には、別途協議を行うものとする 3)事業の継続が困難となった場合における措置 優先交渉権者が詳細診断実施後、ESCO 契約が締結される前に、以下の措置を 講ずものとする ①ESCO 提案書と事業計画書の内容が大きく乖離した場合など、優先交渉権者 の責により契約できない場合は、本市に対してそれまでに 要した費用を請 求できないものとする ②本市の指示により事業が中止された場合は、事業者は提案書で提示した金 額を上限に、本市と協議のうえ合意した金額を請求できるものとする。な お、ESCO 契約後に事業の継続が困難となった場合の措置については、ESCO サービスに係わる契約書において定めるものとする 14 表:予想されるリスクと責任分担 リスクの種類 リスク内容 負担者 本市 事業者 募集要項の誤り 募集要項の記載事項に重大な誤りのあるもの ESCO 提案の誤り ESCO 事業の提案が達成できない場合 第三者賠償 調査・工事による騒音・振動等による場合 安全性の確保 工事・維持管理における安全性の確保 ○ 工事・維持管理における安全性の確保 ○ 環境の保全 共 通 制度の変更 事 保険 項 事業の中止・延期 法令・許認可・税制の変更 ○ ○ ○ ○ 維持管理期間のリスク保証をする保険 本市の指示 ○ 周辺住民等の反対による事業の中止・延期 ○ ○ 施設建設に必要な許可等の遅延によるもの ○ ○ 本市の事業放棄、破綻によるもの 計 画 ・ 物価 設 計 段 階 設計変更 ○ ○ 事業者の事業放棄、破綻によるもの 不可抗力 ○ 天災などによる設計変更・中止・延期(詳細は 契約書による) ○ ○ ○ ○ ○ ○ 急激なインフレ・デフレ (設計費に対して影響のあるもののみを対象と する) 本市の提示条件、指示の不備によるもの ○ 事業者の指示・判断によるもの ○ 資金調達 必要な資金の確保に関すること ○ 第三者賠償 工事における第三者への損害賠償義務 ○ 不可抗力 天災などによる設計変更詳細は契約書による ○ 物価 急激なインフレ・デフレ ○ 用地の確保 資材置き場の確保 設計変更 工 事 段 工事遅延・未完工 階 工事費増大 性能 ○ 本市の指示条件、指示不備によるもの ○ 事業者の指示、判断の不備によるもの 本市の責による工事遅延・未完工による引き渡 しの遅延 ○ ○ 事業者の責による工事遅延・未完工による引き ○ 渡しの遅延 本市の指示、承諾による工事費の増大 ○ 事業者の指示、判断によるもの ○ 要求仕様不適合 ○ 引き渡し前に工事目的物などに関して生じた損 一般的改善 ○ 害 引き渡し前に工事に起因し施設に生じた損害 15 ○ ○ リスクの種類 支払遅延・不能 支 払 関 金利 連 瑕疵担保 計画変更 立ち入りの許可 リスク内容 支払いの遅延・不能によるもの(下記以外) 本市 事業者 ○ 省エネ保証に係る省エネ保証行為の不履行 ○ 市中金利の変動 ○ 隠れた瑕疵等の担保責任 ※ ○ 用途の変更等、本市の責による事業内容の変更 ○ 事業者が必要と考える計画変更 必要な施設への立ち入りの許可が下りない場合 の事業未遂行 維 維持管理費の上昇 持 計画変更以外の要因による維持管理費用の増大 管 ESCO 設備の損傷 理 備の損傷 関 負担者 本市の故意・過失または施設に起因する ESCO 設 ○ ○ ○ ○ 事業者の故意・過失に起因する ESCO 設備の損傷 ○ 事業者の故意・過失または ESCO 設備に起因する 連 施設損傷 の損傷 瑕疵担保 不可抗力 火災・天災・戦争などの不可抗力による設備・ ESCO 設備等の損傷 ESCO 機器が所定の性能を達成しない場合 光熱費単価 光熱費単価の変動 ○ ○ ○ ○ ○ 機器の使用状況・稼働率等の変動や運転管理方 法の顕著な変更 上記以外の変動要因の場合 設備の不良 ESCO 設備が所定の性能を達成しない場合 光熱費単価 光熱費単価の変動 計 測 ・ 検 ベースラインの調 証 整 ○ ESCO 設備に関する隠れた瑕疵の担保責任 機器の不良 エネルギー消費量 ○ 施設・設備の損傷 不可抗力以外のその他の原因による施設・設備 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 機器の使用状況、稼働率の変動や運転管理方法 の変更 ○ 天候が大きく変動し、当初の機器仕様の動作温 度を超え ESCO 設備が所定の性能を達成しない場 ○ 合 上記以外の変動要因の場合 保 証 性能 関 連 要求仕様不適合(施工不良を含む) ○ ○ ○ 仕様不適合による施設・設備への損害、施設運 営・業務への障害 ○ 16 ※ESCO 事業遂行に当たって障害となる、ESCO 事業範囲外の不具合 14 ESCO 契約に関する事項 (1)契約の手順 本市と優先交渉権者は、詳細協議の結果、双方が合意した場合に ESCO 契約締結のため の手続きを行う。 (2)契約の時期 平成 27 年 8 月下旬(予定) (3)契約の概要 本市と事業者の間で、本要項に定める詳細協議が成立したことをもって締結するもの であり、事業者が遂行すべき工事、維持管理に関する業務内容や省エネルギー保証、 支払方法などを定めるものとする。 また、本市と事業者の役割と責任および遵守事項を明確化し、相互の確認事項や方法 および時期等について明記するものとする。 15 ESCO 提案提出書類・作成要領 (1)ESCO 事業提案時の提出書類 次の提出書類に各々の書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4 縦長ファイル にとじたものを 12 部(正 1 部、副 11 部)提出すること。 1)提案書提出届(様式第8号) 2)提案書類表紙の記載方法(様式第9号) 3)提案書類の体裁(様式第10号) 4)提案総括表(様式第11号の1、第11の2) 5)使用機器提案書(様式第12号) 6)事業資金計画書(様式第13号の1~第13号の4) 7)維持管理等提案書(様式第14号の1~第14号の2) 8)工事の対応・廃棄計画書(様式第15号) 9)省エネ効果計測・検証計画書(様式第16号) 10)契約終了後の対応(様式第17号) 11)本市経済波及効果(様式第18号) 12)プレゼンテーション実施時に使用する説明資料(様式なし) (2)作成要領 1)一般的事項 ①使用言語は日本語、通貨は日本国通貨、単位は測量法に定めるものとし、全 てを横書きとする。なお、原則としてフォントは MS 明朝体 10.5 ポイントで 統一すること。 ②各提案書類には、会社名、住所、氏名、ロゴマーク等、応募者を特定でき る表示は一切付してはならない。 ③提案書提出届(様式第8号)により提出書類の構成を示した上で、各提出書 類に提出書類表紙(様式第9号)をそれぞれ付し、A4 縦長ファイルにとじた 17 もので提出すること。なお、A4 版以外の様式については、A4 版サイズに折り 込むこと。 ④エネルギーに関する換算値 エネルギーに関する計算においては、次の換算値で行うこと エネルギー種別 1 次エネルギー換算 CO2 排出係数 電気 9.76(MJ/kWh) 0.530(kg-CO2/単位) 2)提案書提出届(様式第8号) 3)提案書類表紙の記載方法(様式第9号) 4)提案書類の体裁(様式第10号) 5)提案総括表(様式第11号の1、第11号の2) ①実施提案項目一覧表(様式第11号の1) 省エネルギー実施の項目ごとに光熱費削減額、維持管理費削減額、年間削減 額、工事他投資額、単純回収年について記載すること ②ESCO 事業契約内容提案書(様式第11号の2) 削減予定額、削減保証額、ESCO サービス料、ESCO 事業契約期間について記載 すること 6)使用機器提案書(様式第12号) 使用機器の詳細について、詳細検討に基づき使用する機器の図、当該機器に 関するエネルギー消費状況の評価内容、その他、灯具仕様に基づいた内容説 明、数値的根拠について記載すること。 7) 事業資金計画書(様式第13号の1~第13号の4) ①事業収支計画書(様式第13号の1) 契約期間中における、本市の事業全体に関する収支計画を作成すること(用 紙は A3 版横書き) ②事業者収支計画書(様式第13号の2) ESCO 事業契約期間中の事業収支(事業者分)について記載すること(用紙 は A3 版横書き) ③資金計画書(様式第13号の3) 資金調達に関する考え方、外部借入の内訳、金利設定、その他資金調達手法 として検討している事項を記入すること ④工事予算等経費計画書(様式第13号の4) 初期投資に係る費用を記入の上、内訳を添付すること。なお、詳細協議(街 路灯設置調査費)には、ESCO 事業計画書作成の費用も含める 8)維持管理等提案書(様式第14号の1~第14号の2) ①維持管理計画書(様式第14号の1) ⅰ 維持管理計画 ESCO 設備の維持管理業務に関する計画内容を記載すること。また、コス ト削減およびサービス水準の向上等の視点で工夫している点があれば、 併せて A4 版 1 枚以内、かつ 1,000 字以内で記載すること ⅱ 維持管理見積書 18 毎年要する費用と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳 がある場合は添付すること ②緊急時対応提案書(様式第14号の2) 提案の安全性・信頼性・災害時を含む緊急時対応方法の考え方について記載 すること(A4 版 1 枚以内、1,000 字以内で記載) 9)工事中の対応・廃棄計画書(様式第15号) 工事施工にあたり、安全管理・工程管理などにおいて特に重要と判断する事 項および品質管理、工事完了期限、ESCO 設備の引き渡し、地元業者の活用方 法に関する内容を記載すること。また、既設設備撤去後の処理方法について 記載すること(A4 版 3 枚以内、3,000 字以内で記載) 10)計測・検証計画書(様式第16号) ⅰ 省エネルギー削減効果の測定・検証方法 ⅱ エネルギー削減保証量が確実に達成されていることを証明するための 適切な計測・検証方法を示すこと ⅲ 計測・検証見積書 毎年要する経費と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳 がある場合は添付すること ⅳ その他 計測・検証業務を行う上で、コスト削減およびサービス水準の向上等の 視点で工夫している点があれば記載すること(A4 版 1 枚以内、1,000 文 字以内で記載) 11)契約終了後の対応(様式第17号) ESCO 事業契約期間終了後の対応、ESCO 設備の取り扱いについて記載すること (A4 版 1 枚以内、1,000 文字以内で記載)ESCO 提案時の提出書類 12)本市経済波及効果(様式第18号) 本事業の調査、物品調達、工事、維持管理における商流等を記載すること 13)プレゼンテーション実施時に使用する説明資料(様式なし) 「11 プレゼンテーション、審査および審査結果の通知」で示す項目順序 で作成し、項目ごとにインデックスを付けること。 (A4 版 枚数制限なし) 16 配布資料 (1)配布資料の内容 ESCO 事業提案要請書と併せて応募者に配布、供覧する資料は次のとおりとする。 1) 既設街路灯の概要 2) 街路灯電気料金の年度額(平成 26 年度分) 3) 街路灯修繕料金の年度額(平成 26 年度分) 4) 街路灯新設料金の年度額(平成 26 年度分) 5) 本市管理外街路灯位置図、西東京市街路灯管理図 19 (2)配布、供覧要領 上記1)~4)の資料は、下記の要領で配布し、5)の資料は供覧する。 1)配布方法 提案要請を受けた応募者に無償で配布、郵送する 2)配布、供覧期間 平成 27 年5月 12 日(火)~5月 21 日(木) 受付時間は、開庁日の午前 9 時から正午および午後 1 時から午後 5 時まで ※土日、祝日を除く ※郵送については提案要請書とともに同封する 3)配布、供覧場所 都市整備部道路管理課 道路管理係(市役所保谷庁舎 5 階) 17 街路灯のうち防犯灯(消費電力 100W 未満)に係わる灯具仕様 (1) 防犯灯(消費電力 100W 未満)の基本事項 1)本事業における防犯灯具とは、白色系 LED モジュールを光源とした LED 防犯照明 灯具(以下、「灯具」)とし、灯具は専用に設計された LED モジュールを使用したも ので、従来の蛍光灯等の灯具に管型 LED を取り付けたものは対象としない 2)本仕様においては、LED 光源、電源、自動点滅器の構成ユニットが灯具内に収納さ れていること、及び公益社団法人日本防犯設備協会が実施する RBSS(優良防犯機 器認定制度)の認定品であること、またはそれと同等以上の性能であることが証明 できるものとする (2)適用規格 特に規定がないものは、次の規格を適用又は参考にすること 1)JIS C 8105-1:2013 照明灯具-第 1 部 2)JIS C 8105-3:2011 照明灯具-第 3 部 安全性要求事項通則及び追補 1 性能要求事項通則 3)JIS C 8153 :2009 LED モジュール用制御装置-性能要求事項通則 4)JIS C 8154 :2009 一般照明用 LED モジュール-安全仕様 5)JIS C 8155 :2010 一般照明要 LED モジュール-性能要求事項 6)JIEG-001(2005)照明学会・技術指針 照明設計の保守率と保守計画 第 3 版 7)JIS C 8152-1:2012 照明用白色発光ダイオード(LED)の測定方法-第 1 部:LED パッケージ 8)JIS C 8152-2:2012 照明用白色発光ダイオード(LED)の測定方法-第 2 部:LED モジュール及び LED ライトエンジン 9)SES E1901-3:2012 10)SES C61000-3-2 防犯灯の照度基準(日本防犯設備協会基準) :2011 電磁両立性-第 3-2 部:限度値-高調波電流発生限度値(1 相 当たりの入力電流が 20VA 以下の機器) 11)JIS C61000-4-5:2011 電磁両立性-第 4-5 部:試験及び測定技術-サージイミュニテ ィ試験 12)JIL 5004:2013 日本照明灯具工業会規格 公共施設用照明灯具 20 13)光害対策ガイドライン 平成 18 年 12 月改訂版 環境庁 14)電気用品安全法 (3)灯具構造 灯具の設計寿命は 60,000 時間あり、次の構造を有し屋外環境での使用に耐える構造で あること 1)灯具本体はアルミダイカスト製、或は同等の耐候性をもつものとする 2)透過性カバーは、アクリル樹脂と同等以上の耐候性をもち、破損時交換可能な こと 3)灯具には電子式自動点滅器と同等以上の機能を有すること 4)灯具には LED 制御装置を内蔵していること 5)灯具は、取付バンドを用いて東京電力柱若しくはNTT東日本が所有する電信柱 又は自立柱に取り付けることができること 6)灯具は、東京電力柱などの取り付け部から 10cm 離れた位置で 105kg の静荷重に耐 えることができること 7)灯具は、防塵防水性能 IP23 以上を満たしていること 8)灯具はグレア(眩しさ)等に関する市民からの指摘にも対応できる部品(遮光ルー バー等)を有すること (4)灯具性能 1)消費電力は、各灯具 10W 未満、20W 未満、40W 未満の 3 種類とする 2)入力電圧は、AC100V±6%(50Hz)とする 3)入力容量は、10VA、20VA とする 4)周囲温度は、-10~35℃とする 5)LED 光源及び電源装置の耐用年数は、灯具周辺温度 25℃の条件で 60,000 時間以上 とする(この場合、光束維持率 70%を下回る点灯時間を寿命とする) 6)光学性能 (ア)代替 LED 灯具の光学性能の基準は、既存灯具の光学性能と同等以上であるこ ととし、以下に規定する防犯灯蛍光灯 20W の代替 LED 灯具光学性能は、公 益社団法人日本防犯設備協会が定める「防犯灯の照度基準 (SES E1901-3)」 におけるランクSS以上(10VA 以下の場合)とする (イ)防犯灯蛍光灯 20W×2、 FHP32W、FHT32W、HFT42W の代替 LED 灯具光 学性能は、公益社団法人日本防犯設備協会が定める「防犯灯の照度基準(SES E1901-3)」におけるランクM以上(20VA 以下の場合)とする。 (ウ)防犯灯 FHT57W、水銀灯 HF80W、HF100W の代替 LED 灯具の光学性能は、 公益社団法人日本防犯設備協会が定める「防犯灯の照度基準(SES E1901-3)」 におけるランクL以上(40VA 以下の場合)とする 7)色温度は、4,600K~6,000K とする 8)周辺住宅への不用意な漏れ光を避ける為、上方光束比 5%以下であること。 9)灯具は、落雷による故障を低減するために、耐雷サージ機能を搭載すること (ア)コモンモード 15kV 以上 (イ)ノーマルモード 2KV 以上 21 の電圧に対応でき、再使用が可能であること 10)電波障害の発生が抑制されている灯具であること 項 目 基準値 周波数範囲 雑音端子電圧 雑音電力 限度値 526.5kHz~5MHz 56dB 以下 5MHz~30MHz 60dB 以下 30MHz~300MHz 55dB 以下 (5)試験成績書の提出 本仕様書規定事項(構造、性能等)の確認は、計算書や試験成績書等の書類にて 行えるようにすること (6)表示 防犯灯の見やすい箇所に、次の事項を表示するものとする 1)「品名及び品番」 2)「入力電圧及び電流」 3)「消費電力」 4)「製造社名」 5)「電力会社申請入力容量」 6)「PSE マーク」 7)「RBSS マーク」 (7)その他 1)灯具は、品質を保証する為、ISO9001 と ISO14001 を取得している日本国内メーカ ー相当品とする 2)灯具は、電気用品安全法に基づく基準に適合していること 3)灯具のメーカー保証期間は 10 年間であること 4)灯具の製造業者又は販売業者は、防犯灯の製造もしくは販売実績が充分であること 18.街路灯のうち道路照明(消費電力 100W 以上)に係わる灯具仕様 (1)道路照明(消費電力 100W 以上)灯具の基本事項 1)国土交通省 LED 道路トンネル照明導入ガイドライン(案) (平成 23 年 9 月) (以下 「ガイドライン」という)に適合する製品とする 2)ガイドラインに適合していることを証明する製品仕様書(様式○○)及び根拠 書類を提出し、本市と承諾を得ること 3)連続照明は平均路面輝度 0.7cd/㎡以上、交差点照明は平均路面照度 15lx 以上、 照度均斉度は 0.4 以上(設計条件タイプ 連続照明:f、局部照明:q)を基本とし て、既存の灯具を LED 灯に交換するものとする (2)適用基準及び規格 特に規定がないものは、次の規格を適用又は参考にすること。 1)JIS C 8105-1:2013 2)JIS C 8105-2-3:2011 照明灯具-第 1 部:安全性要求事項通則 照明灯具-第 2-3 部:道路及び街路照明灯具に関する 安全性要求事項」 22 3)JIS C 8105-3:2011 4)JIS C 照明灯具-第3部:性能要求事項通則 8105-5:2011 照明灯具-第5部:配光測定方法 5)JIS C 8131:2013 道路照明灯具」 6)JIS C 8147-1:2011 ランプ制御装置-第1部:通則及び安全性要求事項 7)JIS C 8147-2-13:2008 ランプ制御装置-第2-13部:直流又は交流電源用 LED モジュール用制御装置の個別要求事項 8)JIS C 8153:2009 LED モジュール用制御装置-性能要求事項」 9)JIS C 8154:2009 一般照明用LEDモジュール安全仕様」 10)JIS C 8155:2010 一般照明用 LED モジュール-性能要求事項」 11)JIS C 61000-3-2:2011 電磁両立性-第3-2部:限界値-高調波電流発生限値(ク ラスC) 12)社団法人建設電気技術協会:平成 20 年改訂 13)社団法人日本道路協会:平成 19 年 10 月 道路・トンネル照明器材仕様書 道路照明施設設置基準・同解説 14)電気用品安全法 15)電気設備に関する技術基準を定める省令 (3)灯具性能・構造 (ア)既存灯具と同等程度の照度を確保することを原則に、現場の状況及び既存灯具 の灯種・消費電力に応じ、以下、表1・2の LED 灯具に更新するものとする 【灯具の種類 表 1】 用途 種別 皮相電力値 水銀灯 400W 相当 幹線道路用 高圧ナトリウム灯 220W 相当 100VA以下 水銀灯 300W 相当 高圧ナトリウム灯 180W 相当 水銀灯 250W・200W 相当 補助幹線道路用 60VA以下 高圧ナトリウム灯 110W 相当 水銀灯 100W 相当 20VA以下 【灯具の種類 表 2】 用途 種別 制御装置 取付方法 主な適合径 直線・長円ポール Φ60.5 アダプタ等使用 水銀灯 400W 相当 高圧ナトリウム灯 220W 相当 幹線道路用 水銀灯 300W 相当 高圧ナトリウム灯 180W 相当 電源内蔵形 電源別置形 デザインポール 直線・長円ポール 水銀灯 250W・200W 相当 補助幹線道路用 高圧ナトリウム灯 110W 相当 アダプタ等使用 電柱共架 水銀灯 100W 相当 (イ)現場環境による住民等の要望に対し、速やかに遮光板を灯具に取付けが可能な 23 構造とする (ウ)デザイン灯など通常の設置が困難な場合は、アーム先端にアダプタを設置し灯 具交換を行うものとする (エ)灯具本体色はシルバー系又はダークブラウン系とし、既存施設の状況に応じ選 定することを基本とする。但し、既存施設に準じた着色を要する場合もある (オ)灯具の受圧面積及び質量は表1の値以下とする 【表1 灯具の形状寸法及び質量】 灯 具 道路用 LED 灯具 種 別 受圧面積(正面) タイプf,q 0.14 ㎡以下 受圧面積(側方) 0.15 ㎡以下 質 量 16kg 以下 (カ)灯具の塵埃、固形物及び水気の侵入に対する保護は IP23(従来の防雨型に相当) 以上とする。なお、LED モジュール及び反射板、レンズなどが収容される箇所 は IP44 以上の保護等級とする。また LED モジュール制御装置を内蔵する場合 も IP44 以上の保護等級とする。 (キ)器具を構成する主な材料及び部品は次の通りとする。 ① 本体 器具本体は、ADC12 と同等の強度、防錆、耐食性のある材料(必要に応じ 塗装を含む)を使用し、塗装はさび止め処理後上塗りとして合成樹脂系塗料 を内外面 1 回塗り以上とし、焼付塗装と同等の強度、防錆、耐食性を有する ものとする。有害な「す」、 「割れ」、 「錆」、 「塗装むら」等がないものとする ② ガラスカバー ガラスカバーは JIS R 3206:2003「強化ガラス」に規定するものと同等の強度 及び光透過性を有し、器具の光学的性能を継続的に十分満足させるもので、 これらに支障となる「亀裂」、 「きず」、 「泡」、 「くもり」等が生じないものと する ③ 反射板及びレンズ LED モジュールの配光制御は、反射板またはレンズ方式とし、反射板を用 いる場合は、JIS H 4000:1999「アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び 条」に規定するもの又は樹脂を成形、表面処理したものと同等以上の耐久性 を持つものとし、レンズを用いる場合には、耐熱性、耐久性に優れた樹脂な どを成形したものとする。LED モジュールと反射板又はレンズ及びガラス カバーと組み合わせて器具の光学性能を継続的に十分満足するものとする (ク)器具の光学性能は、JIS C 8131:2013「道路照明器具」附属書(規定)「道路照明 器具の配光測定方法」及び JIS C 8105-3:2011「照明器具-第 3 部:性能要求事項 通則」附属書(参考) 「照明器具の配光測定方法」に規定する方法により測定す るものとし、 「設置基準・同解説」第 3 章、第 4 章、第 7 章に示す性能的指標及 び推奨値を満足するものとする。なお、上方光束比(上半球光束比)において 器具を水平に取り付けた状態で 5%以下とする。 (ケ)LED モジュール制御装置と組み合わせた場合の初特性は表 2 を満足すると共に 照明灯具に応じた LED モジュールの規定光束を満足するものとする 24 【表2 相関色温度及び平均演色評価数】 形 初特性(定格) 式 相関色温度(K) 平均演色評価数 Ra 5000~7000 60 以上 道路照明用白色 LED (コ)LED モジュールの定格寿命は、灯具内に組み込んだ状態で、灯具の周囲温度 30℃ において 60,000 時間以上とすること。なお、ここで規定する定格寿命とは、LED モジュールが点灯しなくなるまでの時間又は光束が点灯初期に測定した値 (LED モジュールの規定光束)の 70%未満になった時点(不点灯と見做す) までの総点灯時間のいずれか短い時間とし、一定の期間に製造された、同一形 式の点灯の残存率が 50%となる時間の平均値とする (サ)LED モジュール制御装置の構造及び材料は、JIS C 8147-2-13:2008 ランプ制 御装置-第 2-13 部(直流又は交流電源用 LED モジュール用制御装置の個 別要求事項)による。また LED モジュール制御装置は、当該灯具の LED モジュールに対して十分な電源供給能力を持つものとする。器具に内蔵する場 合は、灯具内の温度、湿度条件の環境下において電源の ON/OFF が 1 回/日行 われても長期間の使用に十分耐えられるものとする (シ)LED モジュール制御装置の定格入力電圧は、AC100~AC264V の範囲内と し、定格周波数は 50/60Hz 共通仕様とする (ス)LED モジュール制御装置の回路力率は 85%以上(全光時)とし、入力電力がで きる限り小さい設計を考慮するものとする (セ)灯具から発生する雑音端子電圧及び灯具から発生する雑音電力は、電気用品安 全法に規定された方法により測定したとき下記の性能を満足すること ① 端子電圧 526.5kHz~5MHz:56dB 以下 5MHz~30MHz:60dB 以下 ② 雑音電力 30MHz~300MHz:55dB 以下 (ソ)有効入力電力が 25W を超える灯具(クラス C:照明機器)に対しては、JIS C 61000-3-2:2011 に規定する相対的限度値以下とする。なお、器具外部に設置す る独立型 LED モジュール制御装置を使用する場合は、器具と制御装置を組み合 わせた状態にて測定を行うものとする 高調波次数 n 照明灯具の基本波入力電流の百分率とし て表される最大許容高調波電流(%) 2 2 3 30×λ 注) 5 10 7 7 9 5 11≦n ≦39 3 偶数高調波 奇数高調波 注)λ は回路力率 25 (タ)落雷による故障を低減するために、耐雷サージ機能を搭載すること ① コモンモード 15kV 以上 ② ノーマルモード 2KV 以上 以上の電圧に対応でき、再使用が可能であること (チ)灯具に初期光束補正機能を有すること。初期光束補正機能とは、照明灯具設置 当初の過剰な明るさを、ある一定の明るさ(設計値又は規定値)に自動的に調 光する機能のことで、器具内に照度センサーを内蔵させ点灯時の器具内部の明 るさを計測、またはプログラム制御によって自動的に光束補正を行うものとす る (ツ)LED モジュール制御装置の定格寿命は、灯具内に組み込んだ状態で灯具の周囲 温度 30℃、照明ポールないに設置した状態で周囲温度 40℃において 60,000 時 間以上とすること なお、ここで規定する定格寿命とは、LED モジュール制御装置が故障するか、 出力が定格出力未満となり、使用不能となるまでの総点灯時間を LED モジュー ル制御装置の寿命とし、一定の期間に製造された、同一形式の寿命の残存率が 50%となる時間の平均値とする 19 街路灯設置仕様 (1)契約後、工事計画を速やかに作成し、本市と事前に調整を図ること (2)工事を行うに当たっては、地元業者を優先的に使用すること (3)取り外した灯具の取扱いについては、本市が方法を指定した場合は、それに従うこと (4)工事に係る瑕疵については契約に基づき、ESCO 事業者の責任とすること 20 工事仕様 (1)契約後、工事計画を速やかに作成し、本市と事前に調整を図ること (2)工事を行うに当たっては、本市の業者を優先的に使用すること (3)取り外した灯具の取扱いについては、本市が方法を指定した場合は、それに従うこと (4)工事に係る瑕疵については契約に基づき、ESCO 事業者の責任とすること 21 工事計画 工事に当たっては、次の事項の基準で実施すること。なお、具体的な工事計画につい ては工事着手前に本市と協議すること。 (1)工事の優先順位 1)既設の街路灯で故障が発生した箇所 2)通学路および通園路の箇所 3)その他、本市が優先と判断した箇所 (2)工事方法 設置する ESCO 設備については、本市の指定する方法・仕様等および工事計画を遵守す ること。 26 以 27 上
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