感 謝

ねがいを未来につなげよう
学校だより№344
山鼻南
第 4 節のめあて
開校 22 年テーマ
http://www.yamahanaminami-e.sapporo-c.ed.jp
感
新たなねがいをもとう
平成 27 年(2015 年)3 月 25 日
札幌市立山鼻南小学校
TEL532-8340 FAX532-8341
Mail:[email protected]
謝
校
長
鈴 木 英 昭
例年になく雪解けが早く、道端の雪山もすっか
を配っていると伸び伸びとし、自然にやさしさが
り低くなり、晴れた日の光のまぶしさと、頬をな
にじみ出るようになり、外からこうするのだ、こ
でる風の穏やかさに、迫り来る春の足音を感じる
ういうふうにしろと押さえつけられて育ったも
季節となりました。
のには、なぜかしら冷たさや不安定さが感じられ
本日、平成26年度の修了式を行いました。昨
るようになるということだと思います。
年の4月、胸をふくらませ、瞳を輝かせて入学・
進級をした子どもたちも、この一年間の自分を振
人間の心性は、どのような環境で成育したかに
り返り、さらに、次の学年への希望や自分なりの
大きくかかわっていると言われています。
めあてをもって式に臨んでおりました。
これから厳しい大海原に船出していく子どもた
また、先週の3月20日に第22回卒業証書授
ちにとって、周りにいる大人が、同じ岸辺に立ち、
与式が行われ、51名の卒業生が巣立っていきま
同じような目線で子どもたちに声をかけ、かかわ
した。凛とした立ち振る舞いの中に温かな心の通
ることができるよう連携を確かにしていくこと
い合いのあった卒業式は、卒業生ばかりでなく、
が必要だと思っています。
在校生、保護者の皆様、私共教職員にとりまして
そんな意味から、子どもたちの安全に配慮して
も感激いっぱいの卒業式でした。そして、卒業生
くださった交通指導員の田中さんや外崎さんを
のどの顔にも、明日への希望と決意が満ち溢れて
はじめとする地域の方々、さまざまな機会をとら
いました。
えて、学校の教育活動にご理解とご協力いただい
小学校生活で培った力を土台に、今後も一層努
力し、精進してほしいと思います。
た保護者の方々、そして本校の教職員が、未来か
らの送りものといわれる子どもの、将来に向けた
今を大切に考えて教育活動をともに営むことが
作陶されている方が、「つぼを作っていて、つ
でき、子どもの健やかな成長に欠かすことのでき
ぼにふわっとした膨らみを持たせたい時、つぼの
ない環境としての作用を、発揮した一年だったと
内側から膨らみを作っていくと、できたつぼは自
確信しています。
然と温かさを感じさせてくれます。反対に、つぼ
の外側から、押さえつけて形を作ったものはどこ
保護者の皆様、そして地域の皆様には、この一
となく冷たさを感じさせるのです。」と話されて
年間、本校の教育活動に対しまして深いご理解と
いました。
温かいご支援を賜りましたことに、厚くお礼申し
この話を子育てに例えるならば、子どものもっ
ているものを阻害することなく伸ばすように気
上げます。
一年間、ありがとうございました。