5.その他の課題

雲出川下流における避難のあり方検討会(第2回)
資料-6
5.その他の課題
①地域における自発的な防災力の向上
~避難行動につなげるために~
避難行動をとる場合、各地域において浸水状況も異なるため、地域ごとの想定を考えて訓練
を行う必要があります。
タウンウォッチング
・過去に起こった浸水現場の確認
・浸水想定区域、河川の土砂堆積状況の確認
・避難経路における危険箇所の確認
防災力の向上
・水防訓練や浸水を想定した避難訓練の実施
・浸水区域における要援護者の避難訓練
・地域の声を取り入れた独自のハザードマップの作成
災害対応において、「自助」、「共助」、「公助」の底
上げをバランスよく行うことが大切で、「自助」や「共
助」の底上げには、住民の自発的な防災力の向上や住民同
士の密接な連携が不可欠です。
行政や自主防災組織、消防団、住民等が一体となって取
り組める防災訓練や学習会を通し防災意識を高めるととも
に、いざと言う時に行動できる体制づくりが重要です。
自分の身を自分の
努力によって守る
地域や近隣の人が
互いに協力し合う
自助
共助
災害時の
被害を抑える
公助
国や県・市等の行政機関等に
よる救助・援助
②浸水時における避難の課題
市道高茶屋小森上野町久居線
市道高茶屋小森町第28号線
平成26年8月台風11号の実績
市道茶屋小森町第46号線
市道高茶屋小森町里ノ上第1号線
市道藤水雲出線
市道雲出本郷町第3号線
市道木造40号線
市道木造26号線
凡
例
:通行止め箇所
市道高茶屋小森木造町第2号線
:避難所
市道高茶屋小森町木造町第1号線
・雲出川沿川での道路浸水により避難が困難となる事例が見られた。
・避難経路については、冠水による通行止めを考慮して検討する必要
がある。