~病医院経営の視点から 見た介護報酬改定~

2015.3 吉日
No.150
税理士法人 長谷川会計
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~病医院経営の視点から
見た介護報酬改定~
平成 27 年度介護報酬の改定が行われました。介護報酬施行から 5 回目の改定となりました。
今回は、すべてのサービスの基本単価はマイナス改定で、△4.48%という大きな下げ幅とな
りました。一方で、中重度の要介護者への介護サービスや、医療や看護との連携強化につい
ては評価され、加算となっているものもあります。また、今改定は、
「施設は減額、居宅への
支援」が基本であり、特に医療機関からの退院促進、退院後の居宅における生活維持が重視
されています。このような、医療・看護・介護の連携にかかわる改定をみていきましょう。
□ 医療・介護の連携についての加算
①総合マネジメント体制強化加算(新設)
定期巡回のサービス内容に関し、地域の病院・診療所、老人保健施設への情報提供を
要件に、「総合マネジメントン体制加算(月 1,000 単位)」が新設されました。
また、利用者の状態変化に則して、看護職、介護職、計画策定担当者が看護介護計画
を見直すことで、医療との連携、看護・介護の連携は強化されました。
②看取り連携体制加算(新設)
小規模多機能型居宅介護に「看取り連携体制加算」が新設され、看護師の 24 時間体制
と看取り方針の確認など看取りを支援することが強化されました。
今回の改定では登録していない利用者の緊急時のショートステイ利用など、在宅の緊急
時への受け入れに報酬を新設し、緊急対応について入院以外の方法も拡大されました。今
後、在宅療養の必要性が高まる中で、医療に、看護・ショートステイ、介護など多様な支
援を組み合わせて、医療ニーズや緊急対応を具体化することが求められ始めたといえます。
時代の流れをこの改定から読み取り、今後の病医院経営に活かしていかなければなりませ
ん。
メディカルプラクティスニュース 3 月号より抜粋